2017年35号のジャンプ感想(移ろう時の中で読切&僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!出張掲載号)

表紙


前回の予想、殆ど当たってねぇwww

キン肉マンとアラレちゃんかー、帽子かぶってるから忍空とばっかり……


一番意外だったのは、右の日向ですね。
ルフィと肩を並べるレベルまで、ハイキューが伸びてきているとは。


四ツ谷先輩を読んだ時に、まさかここまで伸びるとは思わなかったぜ。






ハイキュー!!


やばい。田中が本当にカッコイイ。

空気は読めるけど、自分は曲げない男とか、マジで理想的じゃないですか?


あと微妙に恥ずかしがってる清水先輩が可愛かったです。

この漫画はバトル主体でありながら、キャラ一人一人が立ってるのが本当にいいですね。
バトルよりも、キャラの細かい所作が好きです。



ブラッククローバー


ラックがイキイキとしてますねー。
雷魔法は、スピード感もあるし、見てて気持ちいいです。


坊ちゃまとラックの対比も上手かった。
どっちも能天気キャラですが、微妙に違う2人がぶつかるのが早くも楽しみです。


でも、一番良かったのはブーリかなぁ。
この顔でハイテンション、この顔で天使の羽は反則でしょww
敵には攻撃、味方には追い風ってのも、地味に素敵だし、
また楽しみなキャラが増えてきました。


田畠先生は、本当に毎週毎週、漫画的成長を見せてくれますね。
見てて楽しいです。



僕のヒーローアカデミア



序盤は正直、あんまり面白くなかったです。

あんだけ大口叩いてたロックロックは大した活躍をしないし、
敵の入中(カベを動かすやつ)も、なんか勝手にへばってるし。


でもね、トガちゃんが出てきたんで、全部どうでもよくなりました。

ああ、カワイイよトガちゃん。
エロいよトガちゃん。

来週はサーが戦うみたいですけど、そんなことよりトガちゃんが見たいです。



僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!


え?これ一回こっきりじゃなかったの?
え?まだこんなつまんないもの見せられんの?


話がマジで身内ウケを狙ってるって感じで、見てて面白くないです。
敵連合のキャラも壊れてるし。


あ、でもトガちゃんのパンツと水着はよかったです。

それだけ。





鬼滅の刃


三者三様、全員の魅力を感じる良い回でした。
主人公たちが褒められるシーンってのはいいもんです。

まず、伊之助は当然のように容姿を褒められました。
ホンマこいつイケメンですよね。仮面やめればいいのに。

善逸の楽器力(=耳の良さ)が褒められるのもいい。
実は3人で一番強いには善逸じゃないかと思ってる私です。

それと炭治郎の顔www
正直者って感じで、憎めない感じがよく出ていました。


最後はまきをちゃんが登場。
おいおい、この漫画にしてはムチムチしすぎやろこの子。
これは薄い本が厚くなると見たで。


Dr.STONE


相変わらず面白すぎて、何から喋ったらいいのか……。

今回一番良かったのは、スイカのキャラですかね。
メッチャいい子で、好感が持てます。

顔が隠れてるのも、期待感を煽っていいですよね。
これ絶対美少女なタイプやで。


個人的に上手いなーと思ったのは、千空がルリに興味を持ったところでしょうか。
ルリが桃太郎を教えたことで、千空がルリを助ける意味が出てきました。

やっぱり、主人公は人のために動く姿が似合うので、
千空がルリを積極的に助けようとするのは、見てて気持ちがいいものです。

クロム達の言葉が現代風な理由もほんのり明かされたし、
今週も非常にいい回でした。



ハンターハンター


今回は各王子の掘り下げ回でした。
冨樫先生は、こういうキャラの掘り下げを丁寧にやってくれるのがすごくいいですね。

どの王子も魅力的でしたが、特に驚いたのは第七王子のルズールス(薬キメてる奴)でしょうか。
こいつ、思ったよりかなり真面目じゃん!
最初見た時は、継承戦に最もやる気なさそうに見えたんですけどねー。意外でした。

ラストには団長が登場。
これはもう、仲間の死を知っちゃってますね。
最悪すでに、足の半分ぐらい失ってる可能性すら有ります。

ヒソカもこの船に乗ってるのか?
乗ってるとして、クラピカとどう絡んでいくのか?
興味が尽きません。



移ろう時の中で


なんだか、青年誌というか、アフタヌーンの四季賞にでも持ち込まれてそうな作品でした。

作画は上手いし、話も丁寧なんですが、とにかく地味です。

これアンケ取れんのかなぁ?今の子にウケルとは思わないけど。

芸術性は高いと思うので、他の雑誌に行くか、話を読者レベルに合わせた方がいいですね。
今のジャンプじゃきついと思います。






火ノ丸相撲


地味といえば、この漫画も地味ですが、
よくもまー、ここまでやってこれたと関心します。

ふつー、これだけ男の裸を書ける作品なら、もっと女性に媚びると思うんですが、
一切そんなことなくここまでやってきました。

話もベタだし、昭和からやってきたとしか思えない作品です。


現代の流行から敢えて逆境し、自分の武器だけでジャンプという土俵に上がる……
考えてみれば、作者さんは火ノ丸そのものですね。

フィナーレまで、楽しませてもらいます。




ぼくたちは勉強ができない


すげぇ!ラブコメしてる!

イマイチ地味なうるかでしたが、ここに来て頭角を表してきました。
個人的には、メインヒロイン2人で話は十分回ると思ってますが、
これもまた良しです。

あとは、成幸がキムチみたいな聞き間違いをしないことを願うばかりです。

あんなのやられたら、もう読むのやめますよ。



食戟のソーマ


う、薄っぺらい……

斎藤先輩の薄っベラさが異常です。
なんだよ『武士っぽさ』って。

なんかねー、この漫画はキャラが生きてる感じがしないんですよねー。
女木島先輩は簡単にソーマにほだされるし、
叡山先輩はバカだし。
見ていて気持ちいいのは、竜胆先輩くらいでしょうか。
彼女は、自分の欲望、自分の考えがあって動いてる気がします。


ただ逆に、ビジュアルの見せ方はやっぱり上手いですね。
美作の百面相はずるいって。面白すぎ。

来週の美作に期待します。





約束のネバーランド


これはまた、難しいテーマを持ってきましたねー。

『生物は食べなくては行きていけない』
『人間も動物を殺して生きている』


『――じゃあ、私達人間と鬼の違いってナニ?』

エマが考えてるのはこんなところでしょうか?
すごく難しいテーマです。


こうなってくると、エマ達と鬼達は簡単な敵対関係では終わらないのかもしれませんね。
鬼には知性もあるし、力もあります。
ある意味、人間となんら変わりません。

鬼を一方的に敵と決めつけ、悪のように撃ち倒すのは、無理がありそうです。


というか、1000年前の人間もそう考えたのかも?
だから人間と鬼が『約束』を交わしたのかも?

だとすると、エマ達も最後は鬼と『約束』を交わして和解するのかも?

うーん、今はまだ分かりませんが、
後々になってみると、この話は大きなターニングポイントになっているかもしれませんね。



そう言えば、友達のサイトでは鬼のボスが人間では?
という考察もやってました。

→鬼のボスが人間である可能性について検討・考察

ボスが人間なら、和解の道もありえるかもしれませんね。


クロスアカウント


ナニがすごいって、表紙からすでに打ち切り臭がする所です。

なんで一般人の女子と国民的アイドルが肩並べて水着で立ってるの?

ただ水着を書きたいだけという浅はかさが見えて不快です。


本編も、相変わらずよくわかりません。
主人公が特に成長もしてないのに、どんどん待遇だけが良くなっています。

バトル漫画で例えれば、強い技も武器も増えてないのに、
どんどん敵を倒していく状態です。

やっぱねー、物語で一番みたいのは成長なんですよ。
成長っていうのは、考え方が変わったり、出来ないことができるようになることです。

この漫画でそれが描かれない限り、打ち切りの日は近そうです。



青春兵器ナンバーワン


冒頭。
こんだけ前フリを出したのに、ちゃんと驚かせるところはすごいな!
かなり秀逸な出だしでした。


ただ、そのあとはちょっとグダっちゃったかなー。
なんかよくわかんない感動話で誤魔化してるし。


多分、長谷川先生は最高の出だしを思いついて、
どうしてもそれが書きたくて、そのまま行っちゃったのかなぁ。


長谷川先生の体力は確実に週刊連載に殺されていると思いますが、
来週も頑張って欲しいです。



ゆらぎ荘の幽奈さん


これでもか!というくらい、食戟のソーマ回でした。

確か佐伯先生の師匠がミウラタダヒロ先生でしたっけ?

流石師匠!と言わんばかりのクオリティです。

一番ドキドキしたのは朧の所でしょうか。
一瞬、本を読んでイッちまうのかと思っちゃったぜ……。


あと、地味にコガラシの優しさがすごい。
これまで少年漫画の主人公で、ここまでホワイトデーに努力した主人公がいただろうか?(いや、いない)


ラブコメの主人公は男に惚れられるぐらいの方が好きですね。
真中?誰それ?



車田先生インタビュー


自己顕示欲強すぎワロタ。

スゲーなこのひと。いい年してここまでイキってられんのか。

こりゃまだまだ現役ですね。エネルギーが違うわ。



シューダン!


話がヤバイと思ったら、掲載順位もヤバイ。
読者は案外正直ですね。


何度もいいますが、名シーンをただツギハギされても困るんですよ。

主人公が急に暑苦しくなって、
それにヒロインがトキメイて……

逆でしょ!?

主人公はサッカーをなんとなくやるタイプで、
ヒロインがサッカー大好きなんでしょ!?


確かに2話の時点で、主人公はやる気を出すようになりましたが、
いくらなんでも早すぎるよ!スピードについていけないよ!


これ、ホントに作者さんの中で辻褄あってんのかなぁ?
それとも、毎週『面白いっぽいシーン』を出してるだけなのかなぁ?






ROBOT×LASERBEAM


展開が早いと言えば、こちらも早いですね。

『うわー!3パット!! 2オンから痛恨のパーどまり!!』
……これで読者はついていけるのでしょうか?


いや、別にルールを懇切丁寧に説明しろって言ってるんじゃないんですよ。
別にルールなんてわかんなくても、好きなキャラが動いてれば、それだけで漫画は楽しいですから。

でもね、現状だと、主人公のロボ以外とは、全員距離感が遠いですよね?
彼らがどんな人間かわからないまま話を進められても、興味がわきませんよ。


それこそ、ハンターハンターみたいに、キャラの掘り下げを丁寧に。
ゆっくりでいいから、面白く。

それが理想ではないでしょうか?


腹ペコのマリー


えー……ここでタイガ君もどっちゃうん……?

この物語って、『タイガの恋物語』と同時に『タイガが体を取り戻す物語』だと思ってたんですよね。
それこそ、タイガが体を取り戻して、そこで鷺宮に告白ってのがキレイじゃないです?

それをこんなあっさり戻していいものか……。


最後に手を繋いだシーンで、一回タイガの恋物語は終わりを告げるのでしょうか?
こっからはマリーの恋物語を掘り下げるとか?


……うーん、打ち切りの臭いがするぜ。


磯部磯兵衛物語


クッソwwwこんなんでwwwww

底なし沼の時点でやられました。
コラボってそういうことじゃねーだろ!

いやー、素晴らしいギャグでした。
満足。



次巻予告


転生記-HAKUSAI-のワンピース臭がすごいです。
そっかー、もうワンピースの影響受けまくりの世代が、プロになる時代なんですねー。
(鬼滅の刃も初期はナルト臭がしたし)

白菜っていう題材は新しいと思うので、ちょっと楽しみです。


もくじ


あ、冨樫先生、先週の遊び心残すんですね。
まだちゃんと探してないんで、コミックスになったら見るつもりです。


ベスト3と打ち切りレース



ベスト3


1位、約束のネバーランド(重いテーマを選んだことを尊敬します。どうぶつの国を思い出しました)

2位、ハンターハンター(これからどうなるのか?いつまで休まず読めるのか?2つの意味でドキドキしてます。)

3位、Dr.STONE(スイカが可愛かった!)



打ち切り候補



1位、腹ペコのマリー(話をたたみ始めているように見えます。手をつなぐシーンとか、もっと引っ張りたかったはず)

2位、シューダン!(個人的には一番キライ。キャラの可愛さやかっこよさだけで押し切らないで欲しい)

3位、ROBOT×LASERBEAM(話についていけないっす。ゆっくり行こうぜ)






これまでのジャンプ感想


→2017年31号のジャンプ感想

→2017年32号のジャンプ感想(僕のヒーローアカデミア出張&炭治郎の名言が光る号)

→2017年33号のジャンプ感想(ONE PIECE20周年記念のしまぶーの漫画&ワンピースパーティ出張号)

→2017年34号のジャンプ感想(ジャンプ展へ行こう!掲載号)