今回は、この音とまれ!の恋愛要素についてご紹介します!

筝曲部の部員たちが、ちょっとずつ距離を縮めていく青春模様が面白いですよね。

魅力的なキャラが多いですから、特にラブコメの進展が気になるという方が多いかと思います!


というわけで今回は、この音とまれ!の恋愛についてまとめてみました。

誰と誰が付き合ってカップルになるのか?キスや告白シーン、進展があったエピソードを紹介していきます!







この音とまれ!の恋愛・カップルその1:鳳月さとわ&久遠愛




(C)アミュー




まず1組目のカップルは、さとわと愛ですね。

最初はいがみあっていた2人ですが、筝曲部として一緒に演奏を重ねたり、お互いの事情を知ってから歩み寄ろうとしたりと、段々と距離が縮まっていきます。

最新刊の19巻時点でも付き合ってはいませんが、お互いにかなり意識していて、ほぼ付き合っているといっても過言じゃない状態です。

そんな彼らがどうやって仲良くなっていったのか、ということを時系列でまとめていきますね!


不良から守る




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1巻4話より。

まだお互いの事情も知らず、ただただいがみ合っていた頃の話です。

邦楽祭へ行くことになった筝曲部の面々。

さとわが不良に絡まれたところを、自然に助けます。


しかしこのあとに、「この女を殴りたくなる気持ちは よーっっく分かる」と、全然男女の意識って感じではなく、「身内を守る」という愛の不器用な優しさって感じですね。



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愛の笑顔にときめくさとわ



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4巻15話より


さとわは無名の時瀬高校筝曲部を全国一位にすることで、プロデビューの話題作りにすると2話で言っていました。

それが本気だったんだな、と愛は言いますが、さとわは「私がそんな理由で部活やっててもいいわけ!?」と逆ギレ。

それに対して、愛は真剣に答えを返します。



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しかし、さとわは今はそれだけじゃなくて、「みんなと弾くのが好きだから……だけど」と照れながら言います。

言いながら照れるさとわをからかう愛は、無邪気な笑顔を見せ、彼女はときめくのでした。



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愛、さとわに事故でキス



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8巻より


大会が終わり、学祭の準備中。

釘の上に足を乗せてしまいそうになった愛を、さとわがかばおうとすると……愛はさとわの目元へキスしてしまいます。

「どわっっ わ わ 悪い!! 違う!!今のはアレだ!ほらアレ! 事故!!悪気があったわけじゃ――」

焦る愛。涙を流して逃げるさとわでしたが、嫌だったわけではありませんでした。

ギクシャクしてしまう2人でしたが、愛が正面から「どうしたら仲直りしてもらえるでしょーか……」と謝りに。

そのあと、先生の「このメンバーで全国大会に行くにはこれが最後のチャンス」という言葉で、このままではいけないと、仲直りすることになりました。













この音とまれ!の恋愛・カップルその2:来栖妃呂&倉田武蔵






そして、先輩である武蔵と妃呂も、お互いに意識し合うようになっていきます。


過去のトラウマから、筝曲部が一生懸命に頑張る姿を”馴れ合い””青春ごっこ”と嫌っていた妃呂。

さとわのことを孤立させて、人間関係を壊そうとしますが失敗。

そのとき、一方的に嫌わず、妃呂の話を聞こうとしてくれた武蔵に好意を抱き始めます。


入部した後は、部長として気負っていた武蔵を妃呂が副部長として支えます。

武蔵の方も妃呂を意識し始め、両想いになっていきます!


武蔵と妃呂のドキドキするシーンを時系列でご紹介しますね。



妃呂が入部→和解




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3巻9話12話より


全校生徒の前で龍星群を弾ききり、存続を認められた筝曲部。



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そんなところに、「演奏を聴いて感動した」と、武蔵のクラスメート来栖妃呂が入部してきます。

彼女はすぐに部員たちとも馴染みますが、さとわに対し、「他の部員とレベルが違う、なんでここにいるの?」などと孤立させるような発言をします。

彼女は「暇つぶし」として、人間関係を壊すために筝曲部に入部したのです。


さとわが破門されていることを知らせれば、部員たちの人間関係は崩れる――。

そう思っていた妃呂ですが、さとわを受け入れた筝曲部を見て激昂。

「……あたしがホントにあんたらの演奏に感動して入部したと思った? んなわけあるかっつーの

あんたが演奏前のスピーチで”大事な仲間と居場所失いたくない”とか さっむいこと言ってたから からかってやったんだよ」

「ほんとあんたらみたいの見てるとムシズが走るっ……!!」




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「言いたいことはそれだけ? 来栖さんてよっぽど暇なんだね」

そう武蔵が言い返すと、妃呂は涙を流して走り去ります。


――妃呂は昔、人間関係で裏切られたトラウマがあったのです。

転校してきた女子生徒に嘘の噂を広められ、彼氏や友達を奪われます。


周りに何を言っても耳を貸してもらえない。

その女子よりも関係が深かったのはあたしのはずなのに。人間関係なんてそんなものなのか――。

妃呂の中でそんな感情が芽生えます。

それから彼女は、仲のいいグループを見つけては嘘を吹き込み、人間関係を壊すようになります。

どんなに仲のいいやつらでも、すぐに壊れていった。だから今回も――。

そう思っていたのに、筝曲部は壊れなかった。


そしてあろうことか、武蔵は妃呂に歩み寄ってきます。



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「――ちゃんと話してくれるなら ちゃんと聞くから」

そして妃呂はちゃんと部員たちに謝り、正式に筝曲部の部員となるのでした。


人間関係を壊してばかりだった妃呂ですが、そんな彼女を初めて受け入れてくれたのが筝曲部でした。

そして、そのきっかけとなったのが武蔵です。

事情を聞いてもらえず孤立していった彼女にとって、相手から近づいてきてくれるというのはすごく救いになったと思います。

この頃はまだ恋愛感情はないですが、彼女にとってすごく大きな出来事だったでしょう。


妃呂が副部長になり、自信をなくした武蔵を支える



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5巻17話より


明陵高校で行われた合同勉強会。そこで姫坂の演奏に圧倒される時瀬高校の筝曲部。

特に武蔵は、全国レベルとの力の差を思い知ります。

――そして、明陵高校は武蔵が受験に失敗した高校。そこで武蔵はかつての同級生たちとも会い、どんどん自信を失っていきます。



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部長として全国レベルにみんなを成長させなければいけない、という使命感。

でも、やり方もわからないし、自信も持つことができない。武蔵はどんどん追い詰められ、部活の雰囲気も悪くなっていきます。

――そんなとき、武蔵の家に妃呂がやってきます。



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副部長になって武蔵を支えようとします。

「――あんた あたしがなにか話したら ちゃんと聞いてくれるんでしょ」



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「あたしだってちゃんと聞くわよ!!」

そう言って妃呂は帰っていくのでした。


帰っていった妃呂を見て、武蔵の弟は「付き合う人間は選べよ」と、妃呂の見た目だけで判断し、武蔵にそう言います。



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「武流 何も知らないくせに勝手なこと言うな」

武蔵は、妃呂を見た目だけで判断した武流に、静かに怒るのでした。







クラスのクリスマスパーティで……


15巻・56話~57話より


クラスのクリスマスパーティに参加した武蔵と妃呂。

妃呂は友達に誘われ、クラス一のイケメンの隣に連れられます。

武蔵は「行ってきたら?」と言ってしまいますが、妃呂は寂しそうな表情を見せ、友達と一緒に行きます。


そのあと、外で涼んでくる、と抜け出した妃呂を、武蔵は追いかけます。

行ってきたら、と言ったことを謝る武蔵。それに対して妃呂は――



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「おかげで今 こうして倉田と一緒にいられるしっ」


武蔵はその言葉に、勘違いしそうになります。

「……ごめん!紛らわしい言い方して」と慌てて訂正する妃呂。



自惚れすぎだ、と落ち込む武蔵。


(C)アミュー




しかし翌日、部活で妃呂は武蔵にお礼を言います。



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「今ここに入れてすごい幸せだよ 絶対一緒に全国で一位とろうね!」

どうしようもなかった自分の話を聞いて、その上で受け入れてくれた。その感謝を伝えました。


その笑顔に、武蔵は自分の気持ちに気付きます。


(C)アミュー


これで2人は両想いに。せ、青春……!!




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(個人的におすすめは、武蔵と妃呂が両想いになる15巻や、さとわのお披露目会がある18巻あたり。
過程を見てニヤニヤしたいなら8巻とかも、さとわの事故キスや、妃呂が恋愛感情を自覚したりするのでオススメです)

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まとめ


この音とまれ!の恋愛事情についてでした。


さとわ&愛のカップルは無自覚にお互いを意識し始めて、おそるおそる、といった感じに距離が縮まっていきます。

お互い素直じゃないですが、だからこそデレたときのドキドキ感がすごいです。


対して、妃呂と武蔵は好きだということを自覚した上で、妃呂が積極的にアプローチしていきます。

恋する乙女って感じでかわいいですし、武蔵も落ち着いた見た目から、時々男らしい行動をするので、惚れるのも納得です。



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