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【リゼロ】エキドナがかわいい!スバルとの契約や恋愛・関係は?正体は腹黒でクズ?目的や名言・長ゼリフ解説!(ネタバレ注意)

time 2020/07/13

【リゼロ】エキドナがかわいい!スバルとの契約や恋愛・関係は?正体は腹黒でクズ?目的や名言・長ゼリフ解説!(ネタバレ注意)

今回は、リゼロの2期に登場する、強欲の魔女・エキドナについて!

言わずもがな、聖域編の超重要キャラクターです。


ミステリアスな雰囲気ですが、何故かスバルに対しては好感を抱いているような態度。

そんなエキドナのかわいいところや、スバルとの関係についてまとめていきます。


そして、いかにかわいいとは言え、エキドナは強欲の魔女。

その態度にも何か裏があるんじゃないか、と疑う方も多いかなと。

なので、エキドナの目的や過去、スバルに向ける想いの正体についても解説していきます。






【リゼロ】エキドナがかわいい!強欲の魔女とはどんな存在か?




(C)長月達平・大塚真一郎



年齢:享年19歳
誕生日:1月24日
能力・権能:強欲の魔女因子
好きな色:銀色
好きな食べ物:ミートパイ
好きな言葉:愛、夢、希望
イメージカラー:白、黒
CV(声優):坂本真綾



エキドナは400年前、強欲の魔女として名を世界に広めた少女。原作では10巻から登場します。

果てのない「未知」への探究心を持った、知識欲の権化。

かつては各国の王族などが、彼女の知恵を求めて世界中から訪れるほどの知識人でした。


しかし、400年前に暴走した嫉妬の魔女・サテラによって、他の七大魔女同様に死亡。

サテラへの抑止力として、聖域の墓所へと封じられていました。

その後は亡霊のように彼女の魂が墓所を漂っています。

彼女が認めた者だけが「茶会」へと招待され、彼女と会話することができる――。



……と、仰々しく書いてきましたが、実のところけっこう気さく




一人称は「ボク」で、見た目は美しい少女。

怯えるスバルに「ボクはこれでも、幼気な一人の乙女なんだよ?」とかわいこぶってみたり、

彼に出したお茶を「ボクの体液だ」と冗談めかして(でも多分本当)
言ってみたりと、害意を見せることは全くなく、むしろとてもフレンドリー。

質問されれば嘘をつかず答え、むしろ興が乗ればテンション上がって話しすぎてしまったり、ぞんざいに扱うと拗ねたり落ち込んだり。

一見すると、とても人間くさくて、かわいい魔女です。



そんなエキドナと、スバルの関係についてご紹介していきます。

かなり好意的で、恋愛感情のようなものさえ見せていて、めっちゃかわいいです。






【リゼロ】エキドナがかわいい!スバルとの恋愛・関係や契約とは?


それでは早速、エキドナとスバルの関係についてご紹介します。

エキドナの方からスバルを茶会へ招いて、かなり好意的に接触。

人間に対して何度も接触することがほとんどないはずのエキドナですが、何故かスバルとは試練や茶会などで、何度も顔を合わせるようになっていき、段々と距離が近づいていく……。

そんな二人の関係や、エキドナのかわいいシーンをまとめていきます。


エキドナのかわいいシーン・スバルとの関係:最初のお茶会



10巻より。


墓所へ迷い込んだスバルを興味深く思ったエキドナが、お茶会へと招待したのが初対面。

「――なるほど、それが君の根幹。なかなか興味深いことだね」

と、見透かされたような言葉と、圧倒的な魔女のプレッシャーをかけられ、最初は警戒するスバル。




しかし、エキドナはドナ茶(体液から生成されたお茶)を知らずに飲まされ、えずく彼を

「ボクは自分の見てくれはそんなに悪くないと思っているんだけど」(=美少女の体液なんだからご褒美だろう?)

とからかってみたり……。


「ボクは君の存在を好ましく思っている」と笑ったり。


「やはり君は不思議な人物だ。こうして、普通にボクの前にいられるのがその証拠だよ。

普通の人ならボクの前に立つと吐くんだよ。面白いだろう?」とおどけてみたり。



そんな気安いやり取りで親しくなっていきます。




聖域についてのやり取りを少ししたのち、彼女は問う。

「ボクに聞きたいことはないのかい?」

強欲の魔女。あらゆる知識を持つ彼女に、スバルは――

「俺がお前に聞きたいことって正直そんなねぇなって……」

とあっさり返答。スバルの知りたい、現代、そして外の情報は彼女は知らないのだから。



その言葉に困惑するエキドナがマジかわいい。



「……え?嘘でしょ? そんなはずがないよ。ボクに自由に質問を許してるのにそれ?

落ち着いて、話し合おう。過去の時代に知らないことがないくらいの知識量が……!」


「でも俺、あんまり魔女興味ないしな」



「ええええ……!!」


そんなコントみたいなやり取りをした後、彼女はスバルに聖域の試練を受ける資格を与えて、彼を解放するのでした。




得意げに知識をふりかざそうとするものの、袖にされて困惑するエキドナが可愛い。

魔女とは思えない困惑っぷりがね、最初の澄まし顔からは想像できないレベルです。

でも、聖域の試練を受ける資格を与えたときには、妖艶な魔女らしい表情も浮かべていて……。









エキドナのかわいいシーン・スバルとの関係:第一の試練の後、制服姿で現れる……!


10巻より。

スバルが第一の試練で、日本にいた頃の後悔に決着を付けた後――。

彼の記憶で再現された学校に、彼女は制服姿で現れます。



(C)長月達平・大塚真一郎



あらかわいい。

「お前、その制服似合ってるな」というスバルの言葉に、ちょっと機嫌よさそうに、くるくる回ってみせるのがお茶目。




その後、「過去に向き合って、答えを出す」という試練の意義について、

めっちゃスバルに顔を近づけて興奮気味に話すなど、研究者気質が暴走。

スバルいわく、彼女の息は柑橘系だったそうな。






エキドナのかわいいシーン・スバルとの関係:発狂するスバルを助け出し――理解者となる


11巻より。

ガーフィールに襲われた後、大兎に肉を食われ――何もわからないまま、墓所へ死に戻りしたスバル。

苦しみと絶望で発狂していた彼を救い出したのが、エキドナでした。


彼女はスバルの苦しみ、叫びに応えて茶会へと招待した。

平静を失っていたはずの彼の精神を、ドナ茶によって冷静さを取り戻させ、彼を救いました。

発狂していた恥ずかしさ、惨めさから素直に感謝が言えないスバルに、何度も感謝を要求するエキドナかわいい。

「――さあ、どんときたまえ」とか「……ところで、感謝の言葉は?」とか、「ねえ、感謝は?」と事あるごとに、からかうように言ってきます。


そして、スバルは現実に戻った後のことを考える。

「茶会が終わるとエキドナと会った記憶を忘れる」という誓約のせいで、戻ればまた、発狂するだけ。

だから彼は、誓約を書き換えることをエキドナに要求します。

「お前は、俺の記憶に隠れるな」

口説き文句のような言葉を間近で言われたエキドナは――


(C)長月達平・大塚真一郎


「――。は、はい……」

と年頃の乙女のような反応を見せます。かわいすぎか。


……そこで、スバルは状況のおかしさに気付く。

彼が死に戻ってきた時間は第一の試練の終わった直後。

――つまり、エキドナから見れば、彼が試練を終えて去ってすぐ、発狂し助けを求めていた。彼女は、違和感を覚えるべきなのだ。

でも、試練で分かるように、彼女は記憶を読み取れる。――彼女になら、『死に戻り』のことを打ち明けられる……?



言うべきか。言えば普通の人間は命を奪われるか、スバルが永劫の苦しみを味わうか。思い悩む彼に。

「試してみるといい」と。

「エキドナ。俺は、『死に戻り』をして――いる」


言えた。今まで誰にも言えず、理解されず、独りで抱え、悩み続けていた、死に戻りという事実を、スバルはこの世界で初めて共有することができたのです。

それは、彼にとって何よりも救いだった。何度も何度も、死んだということを叫び、喚く彼を――エキドナは受け止めてくれた。



「――わかってる。君の、これまでの足跡を知っている。視たからね。

だけど、視てきただけだ。だからできるなら、君の口から教えて欲しい。君がこれまで何を思い、どう感じて、どれほど抱えてきたのか、それを知りたい。

――ボクは、この世の全てを知りたいと欲する『強欲の魔女』、エキドナだからね

スバルの頭を撫で、優しい口調で彼の言葉を待つのでした。



死に戻りのことを話し、相談し……スバルは独りじゃない、理解者を得られた喜びを感じるスバル。

「必要な対価ならなんだって払ってやる。だから、力を貸してくれ」

そうして、彼女は聖域での周回攻略を助けるため、蒐集した別の魔女の魂と彼を対面させたり、嫉妬の魔女についての情報を話すなど、彼に協力します。

「……君は、魔女を口説く才能があるのかもしれないな」とこぼしながら。


そして、最後に彼女は微笑みながら。

「――ナツキ・スバル、もし君が、三度目の茶会にくることがあれば――そのとき、今度はボクの方から、君に話したいことがあるんだ」と、言うのでした。


エキドナは、スバルがどんなに大切な人にも伝えられなかった、死に戻りのことを知る唯一の理解者となります。

スバルにとって、これ以上ない救い。孤独から解放してくれた存在です。

そして、エキドナの方も。そんな彼に何かを頼もうとするなど、二人の信頼関係が築かれていきます。






エキドナのかわいいシーン・スバルとの関係:第二の試練の後、契約を交わす――?


12巻より。

そして、その後。第二の試練によって「自分が死んだ後の世界」を何度も見せられたスバル。

精神は擦り切れ、もう駄目になってしまいそうな彼のもとに、エキドナは助けを出します。

……結果として、それは裏目に出てスバルを怒らせてしまいますが――。でも、彼と話をすることになります。


これまで死によってみんなを悲しませていたという罪。

それを後悔する彼に、彼の歩みを唯一知るエキドナは言うのです。

「君がこれまで歩いてきた道のりに、無駄なことなんて一つもなかった。君の全霊を足りなかっただなんて、誰に口出しする権利もない。君は君のできる全てで、命懸けで、この瞬間まで歩いてきた。――それは、誇るべきことなんだ」

真摯に、彼の目を見た言葉。胸を打たれるが――それでも、立ち上がれない。


「誰にも俺は許せない」

「ボクが許そう。それを知っている、ボクが」

「誰にも俺は裁けない」

「ボクが裁こう。君の罪を知る、このボクが」

「――誰にも、俺は肯定できない」

「君が君を肯定できないのなら、ボクが君の許せない君自身を否定しよう」

「――――」

「君が君の罪を肯定するなら、ボクが君の罪を否定する」



自らの罪を抱え込むしかなかった彼の心を支え、ともに歩もうとする。

そんな言葉を紡ぐ彼女に、スバルは疑問を抱く。

「お前は、どうして……そんなに俺を、どうにかしようとしてくれるんだ?」

「……それを、女の子の口から言わせるのは、少し意地悪がすぎるんじゃないかな」

そう、赤面しながら、咳払いをしてエキドナは改まって言う。


「――契約を、ボクと交わしてはくれないだろうか、ナツキ・スバル」



(C)長月達平・大塚真一郎



それは、彼とともに歩みたいというエキドナの望みだった。

スバルが壁にぶつかれば、ともに考え、悩む。

言葉がほしければ、望む言葉をかけられるように考える。

心が折れそうになったなら、一緒に支えたい。


……そんな契約を結ぼうと、エキドナは、はにかみながら言うのです。


死に戻りを共有できる理解者。そんな魔女が、一緒に歩んでくれる。

辛いことを助け、最善の道へたどり着くために知恵を絞る。

……そんなスバルにとって夢のような契約だ。

「それも、いいかもしれないな……」と契約を結ぼうとしたそのときだった。



しかし、そのとき。

他の魔女たちが、その契約に待ったをかけた。

――エキドナは嘘は言っていないが、対価を全て正確に言ったわけではない、と。

つまり。エキドナの目的は他にある。隠していることが、あるのだ……。



はい。やっぱりね、リゼロですし。魔女ですし。裏はあります。それも特大の。

というわけで、今度はエキドナの正体、本性について解説していきます。







【リゼロ】エキドナの正体・本性は腹黒くてクズい……?目的や名言・長ゼリフをネタバレ




さて、エキドナの正体・本性、そして目的について。

何故スバルに近づき、彼と契約を結ぼうとしたのか?


――それは、全て彼女の知識欲を満たすためです。

未知を探求するためであれば、どんな手段もいとわない。

「スバルが最善の未来を手に入れるために尽力する」とは言ったが――最短で、とは言っていないし、犠牲が出ないとも、一切言っていない。

つまり。スバルの「死に戻り」という現象を利用し、あらゆる事象のあらゆるパターンを検証する。それがエキドナの目的でした。


当然、スバルの死、苦しみ、失敗したときに出る犠牲……。そういったものは一切彼女は考慮しない。

要するに性格最悪のサイコパスである。

スバルがそれを知り、拒絶しようとしたとき。



(C)長月達平・大塚真一郎



エキドナは怒涛の長文でプレゼンをします。でもやはり、スバルの気持ちに寄り添うつもりは一切ない。ズレた言葉を、土石流のように放ちます。

彼女の異常性が如実に出ているところなので、この長ゼリフは全文引用します。

「君が持つ特性、『死に戻り』はすさまじい権能だ。その有用さが、君は本当の意味で理解できていない。自分の望まない終わりを許容しない、何度でもやり直す、未来へ何度でも手を伸ばせる――それは、探究者にとって究極に近い理想だ。だって、そうだろう? 本来、ある物事への結果というものは、一つの結果が出てしまったらそこから動かせないんだ。結果が出るまでの過程でならば、その結果がどうなるかについての仮説は様々なものが立てられる。こういったアプローチをすれば、あるいはこういう条件にしてみれば、様々な仮説や検証は可能だ。けれど、実際にその結果を出そうと実験に臨むとなれば、結果も試せる仮説も検証も、一つに集約されざるを得ない。まったく、本当の意味でまったく同じ条件を作り出すことは不可能なんだ。どんなに条件を整えたとしても、その時点とまったく同じ条件は絶対に作り出せない。あのとき、別のやり方をしていたらどんな結果が出ていたのか――それは、ボクたち探究者にとっては決して手を届かせることのできない、理想のその先にある夢想でしかない。『世界の記憶』を持つボクには、その答えを『知る』手段は確かにあるさ、あるとも。あるけれど、それを使うことを、用いることをボクはよしとしない。ボクは『知りたい』んであって、『知っていたい』わけじゃない。ひどく矛盾を生む、ボクにとっては忌むべき物体であるといえるね。話がそれそうだから本題に戻すけれど……そう、そんなボクたち、あるべき結果を一つのものとしか受け入れられない、観測手段を一つしか持たないボクたちからすれば、君という存在は、その権能は喉から手が出るほど欲しいものなんだ。『同じ条件』で、『違う検証』ができ、『本来の結果』とは『別の結果』を見ることができる、究極的な権能――これを、欲さずにいられるだろうか。これを目の前にして、あらゆることを試さずにいられるだろうか。もちろん、ボクとしても決して君にそれを強要するつもりなんてない。あくまで、君は君の目的のために、その『死に戻り』を大いに利用するべきだ。ボクもまた、君が求める未来へ辿り着くために最善を尽くそう。そして、その過程でできるならボク自身の好奇心を満たすことにも大いに貢献してもらいたい。これぐらいは望んでも罰は当たらないはずだ。君は答えを見られる。ボクは好奇心を満たせる。互いの利害は一致している。ボクだって答えを知っているわけではないから、わざと間違った選択肢に君を誘導して、その上で惨たらしい結末を迎えるような真似はできるはずもない。直面する問題に対して、最初から正しい答えを持たないという意味ではボクと君はあくまで対等だ。共に同じ問題に悩み、足掻き、答えを出そうともがくという意味では正しく同志であるというべきだろう。そのことについてはボクは恥じることなくはっきりと断言できる。検証する手段が増える、という意味でボクは君をとても好意的に思っているから、君を無碍にするような真似は絶対にしないと誓おう。もちろん、答えが出ない問題に直面して、ボクの協力があったとしても簡単には乗り越えられない事態も当然あり得るだろう。知識の面で力を貸すことができても、ボクは決して現実に干渉できるわけではない。立ちはだかる障害が肉体的な、物理的な力を必要とする問題だった場合、ボクは君の助けになることはできない。幾度も幾度も、あるいは数百、数千と君は心と体を砕かれるかもしれない。もしもそうなったとしても、ボクは君の心のケアを行っていきたいと本心から思っている。そこには君という有用な存在を失いたくないという探究心からなる感情が一片も混じらないとは断言できない。けれど、君という存在を好ましく思って、君の力になりたいとそう思う気持ちがあるのも本当なんだ。だから悪いようには思ってもらいたくない。繰り返しになってしまうが、ボクは君の目的に対して有用な存在だと胸を張れる。そう、ボクがボクの好奇心といった強欲を満たすために、君の存在をある意味では利用しようと考えるのと同じように、君もまたボクという存在を君の『最善の未来へ至る』という目的のために利用したらいい。そうやって都合のいい女として、君に扱われるのもボクとしては本望だ。それで君がやる気になってくれるというのなら、ボクは喜んでボクという存在を捧げよう。貧相な体ですでに死者であるこの身を、君が望んでくれるかは別としてだけどね。おっと、こんなことを言っては君の思い人に悪いかな。君の思い人――銀色のハーフエルフ、そして青い髪の鬼の少女。そう君が必ず助け出すと、守ってみせると、心で誓い行動で示している少女たちだ。二人に対して、そんな強い感情を抱く君の心のありように対するボクの考えはこの場では述べないこととして、しかし純粋に君の前に立ちはだかる壁の高さは想像を絶するものであると断言しよう。現状、すでにわかっている障害だけでどれだけ君の手に負えないものが乱立していることか。それらを一人で乗り越えようとする君の覚悟は貴く、そしてあまりにも悲愴なものだ。ボクがそんな君の道筋の力になりたい、なれればと思う気持ちにも決して偽りはない。そして、君はボクのそんな気持ちを利用するべきなんだ。君は、君が持ちえる全てを、君が利用できる全てを利用して、それだけのことをして絆を結んだ人々を助けなくてはならない。それが君が君自身に誓った誓いで、必要なことであると苦痛の道のりの上で割り切った信念じゃないか。だからボクは君に問う、君に重ねる、君を想おう。君が自分の命を使い捨てて、それで歩いてきた道のりのことは皮肉にもつい今、第二の『試練』という形で証明された。あるいはあの『試練』は、君にこれまで歩いてきた道のりを理解させるためにあったんじゃないかとすら錯覚させるほど、必要なものにすら思える。確かに必要のない、自覚することで心がすり減る類の光景であったことは事実だ。でも、知らなかった状態と知っている状態ならば、ボクはどんな悲劇的な事実であったとしても後者の方を尊く思いたい。君はこれまで、そしてこれからも、自分の命を『死に戻り』の対価として差し出し、そして未来を引き寄せる必要があるんだ。そのために犠牲になるものが、世界が、こういった形で『あるのかもしれない』と心に留め置くことは必要なことだったんだ。いずれ、自分の命を支払うことに何ら感傷を抱かなくなり、人間的な感情が希薄になって、大切な人たちの『死』にすら心を動かさなくなり、無感動で無感情で無気力な日々に沈み、最善の未来へ辿り着いたとしても、そこに君という存在が欠けた状態で辿り着く――そんな、徒労感だけが残る未来へ辿り着かないためにも、必要なことだったんだ。そう、世界の全てに無駄なことなんてものはなく、全ては必要な道行、必要なパズルのピースなんだ。それを理解するために『試練』はあった。君が今、こうして足を止めてしまっている理由に、原因にもっともらしい意味をつけて割り切ることが必要なら、こう考えるといい。そして、ボクは君のその考えを肯定する。君が前へ進むために必要な力を、ボクが言葉で与えられるのならどんな言葉でもかけよう。それが慰めでも、発破をかけるのでも、愛を囁くのでも、憎悪を掻き立てるものであっても、それが君の力になるのであればボクは躊躇うことなくそれを行使できる。君はそれを厭うかもしれないが、君のこれからの歩みには必ずボクのような存在の力が必要なんだ。君がこれから、傷付くことを避けられない孤独の道を歩んでゆくというのなら、その道のりを目を背けることなく一緒に歩ける存在が必ず必要なんだ。そしてその役割をボクならば、他の誰でもなく、このボクならば何の問題もなく一緒に歩いていくことができる。繰り返そう、重ねよう、何度だって君に届くように伝えよう。――君には、ボクが必要なはずだ。そして、ボクには君が必要なんだ。君の存在が、必要なんだ。ボクの好奇心はもはや、君という存在をなくしては決して満たされない。君という存在だけが、ボクを満たしてくれる。ボクに、ボクの決して満たされることのない『強欲』に、きっと満足を与えてくれる。君の存在はもはやボクの、この閉ざされた世界に住まうボクにとっては欠かせない。君が誰かの希望でありたいと、世界を切り開くために力を行使するのであれば、ボクという哀れな存在にそのおこぼれをいただくことはできないだろうか。ボクは君がその温情をボクに傾けてくれるというのなら、この身を、知識を、魂を、捧げることを何ら躊躇いはしない。だからお願いだ。ボクを信じてほしい。こうしてこれまで本心を伝えようとしなかったのは、決して君を騙そうとしたりだとか、隠し立てをしようとしていたわけじゃない。時期を見計らっていただけだ。今、この瞬間に本心の欠片を訴えかけていたとしたら、きっと君はボクから離れてしまったことだろう。ボクにとってそれは耐え難い損失なんだ。もちろん、それは君にとっても、求める未来を遠ざけるという意味で正しく損失というべきだろう。いずれ、君は『死に戻り』という特性上、きっと求める未来へ辿り着くことだろう。けれど、その辿り着ける未来に対し、君が支払う代償は少ない方がいいに決まっている。ボクは、ボクならばそれを軽減することが可能だ。最終的に求める結果に辿り着ければいい、などと大目的を理由に小目的を蔑ろにするような、人でなしな考えをするとは誤解しないでほしいんだ。確かに誘惑に駆られて、こうした場合の結果を見たいがために、最善の道行きに必要な要素に気付いていながら言葉にしない――というような行いを絶対にしないと断言できるほど、ボクはボクの欲望を抑制できていない。そのことは認めよう。けれど、誤魔化しはしない。もし仮にそんな信頼に背くような行いに手を染めるようなことがあれば、それを隠すようなことだけは絶対にしない。必ず打ち明ける。そして、失った信頼に応えられるよう、何度でも君のために力を尽くそう。どんなことがあっても、必ずボクは君を君が望む最善の未来へ送り出す。絶対に、絶対にだ。だからそのために必要な手段であると割り切って、ボクを選んではくれないだろうか。ボクが君に望み、君に求める要求は契約の際に述べたこと通りだ。あとは君が、君自身が、欲しいと欲する願いに対してどこまで身を切れるか、という話になってくる。ボクの覚悟は今述べた通りだ。あとは、君の覚悟を聞きたい。君の方こそ、ボクとの契約を交わし、ボクの協力を得て、その上で必ず未来へ辿り着くのだと、その気概があるのだとボクに証明してみせてほしい。それができてこそ初めて、君は第二の『試練』に打ち勝ったと胸を張って言えるんだ。第三の『試練』に進み、そしてそれを乗り越えて『聖域』の解放を果たす。今後、『聖域』と君の思い人、そして大切な人々に降りかかる災厄を思えば、これは越えなくてはならない正しく『試練』なんだ。それを乗り越える力が、覚悟が君にあるのだと、ボクに教えてほしい。そしてその上で、ボクを奪って、ボクの知識を利用して、その先にあるものを得ていこう。ボクが君に望み、君に求め、そして代わりに君に差し出せるものは以上だ。ボクは真摯に、正直に、全てを打ち明けたつもりだ。その上で、君がどういった判断をするのか――それを、ボクに教えてほしい。ボクという存在の、好奇心の一端を満たすためにも、ね」

Web版第四章75『その人』より引用

(C)長月達平



要約すると、

・死に戻りは「全く同じ条件で、違う選択肢を取る」というシチュエーションができる、唯一無二の権能。こんなの知的好奇心を刺激されるに決まっている。君を逃すなんて、できっこない。

・でも、知的好奇心を満たすためだけに死ねなんて言わない。君の目的のために死に戻りを使うべきだし、ボクは君の目的のために尽力することを誓おう。動けないならなんでもしてあげる。

君にはボクが必要だろう?一緒に歩んでくれる理解者がいないと、心が折れちゃうだろう?

・ちゃんと最善の道に連れてくって。いや、好奇心に負けて最善を選ばないかもしれない……そんなことが、万に一つもないなんて言わないよ?絶対にないわけじゃない。それは保証できない(めちゃめちゃ可能性が低いように聞こえるように装飾)けど、もしそうしちゃったら打ち明けるし反省するからさ。


って感じでしょうか。もう、言えば言うほど誤魔化してる感がやばい。



ちなみに、書籍版だと12巻収録ですが、けっこう台詞回しが変わっています。

より情熱的に愛を囁いて、「体を捧げてもいい」だの、「これは愛の誓いだ」だのと、4ページびっしりかけて宣います。

歪んだ愛を感じたい方はぜひ、原作をご覧になってみてください。

Re:ゼロから始める異世界生活 12巻




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まとめ


リゼロのエキドナのかわいいシーンや、正体についてでした。

スバルの死に戻りを知る、唯一の理解者として振る舞い、彼と契約を結ぼうとします。

無害で親しみやすく、乙女な仕草をするのは全て、彼の死に戻りを堪能できるポジションを手に入れるためのもの。


何度も死んで、何が起きるのかを試すことができる死に戻りを使い、スバルの犠牲を完全に無視して知的好奇心を満たそうとする、腹黒サイコパスというのが、エキドナの正体です。


ちなみに、彼女と契約を結んだIfルート「ゼロカラカサネルイセカイセイカツ」がなろうに掲載されています。

契約を結んだエキドナが最善を言うはずもなく、望む選択に誘導するため大ボラ吹きまくり。

天気を知るために死に戻りするくらいスバルが狂っちゃいます。こっわ……。


他の魔女についてはこちら。

【リゼロ】魔女と魔人の一覧を紹介!敵なのか味方なのか、死亡か生きてるかを解説!権能や強さと、かわいいシーンやスバルとの関係をネタバレ!



負けず劣らず濃いキャラばっかなのでぜひ。


2期のストーリーについてはこちら。

リゼロの2期のストーリーをネタバレ!原作の何巻からどこまで?聖域編と水門都市編の最終回・結末も!




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