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無能なナナのアニメのネタバレ!ストーリーは原作の何巻まで?最終回の結末!

time 2020/09/29

無能なナナのアニメのネタバレ!ストーリーは原作の何巻まで?最終回の結末!

今回は、無能なナナのアニメのストーリーについてご紹介します。

無能な人間が、強大な”人類の敵”を倒す。

……それだけならよくある話なんですけど、めっちゃ細かい情報も逃さず考慮して、緻密な作戦を立てて戦うのが本当に最高。

ここまで完成度の高い能力頭脳戦アニメって最近なかったので、ドハマリしてしまいました。


なので、無能なナナのアニメでは原作の何巻までがアニメ化されるのか?

そして、ストーリーは一体どんな”敵”を、どうやって倒していくのか?ということをご紹介します。


一部ネタバレを含むのでご注意ください。

ネタバレが苦手な方は、公式アプリのマンガUP!で無能なナナが配信中。

無料で貰えるコインで最終回まで読めるので、こちらを読んでから記事を見ることをおすすめします。






無能なナナのアニメのストーリーは何クールで原作の1巻から何巻まで?


まず、無能なナナのアニメが何クールで、ストーリーは原作の何巻までなのか?ということについて。

クール数については未定ですが、1クールである可能性が高いです。

これは、アニメ化されるであろう範囲と、原作の進み具合から分かります。


おそらくアニメ化される範囲は、公式サイトの登場人物紹介を見る限り、

原作の1巻4巻まで。

3巻のラストから登場する新能力者、橘ジンや、4巻で初登場する犠牲者が既に紹介されています。

その上で、5巻から初登場の新キャラはキャラクター一覧に入っていません。

そして何より、4巻で最終回になりそうなエピソードがあるので、ほぼ間違いありません。

このことから、無能なナナのアニメは、原作の1巻~4巻までがアニメ化されるでしょう。


そして、1巻~4巻までのアニメ化ということから、2クール放送されることは考えづらいです。

なので、無能なナナの放送期間は恐らく1クールとなるでしょう。







無能なナナのアニメのストーリーを1巻からネタバレと感想!最終回の結末は?


それでは、無能なナナのアニメのストーリーについてご紹介していきます。

上でご紹介したとおり、アニメ化される範囲は原作の1巻4巻

以下で1巻~4巻のストーリーやみどころについてご紹介していきます。


ネタバレを含みますので、苦手な方はマンガUP!をどうぞ。

無能なナナが配信されてて、かなり最近の話まで読むことができます。


無能なナナのアニメのストーリー:1巻のネタバレと感想



無能なナナ 1巻


無能なナナのアニメのストーリー・1巻のネタバレと感想:最初の”敵”


絶海の孤島に建てられた学校。

――そこにはエリートたる、能力者の少年少女たちが集められていた。


(C)るーすぼーい・古谷庵


炎を操る少年や、空を飛ぶ少女。……彼らは世間から隔離された特別な訓練を受けている。

全ては――


(C)るーすぼーい・古谷庵


強大な力を持った、”人類の敵”と戦う使命のため。


しかし、そんな学園で一人、いじめられる少年がいた。


(C)るーすぼーい・古谷庵


彼は「無能」と呼ばれ、能力を持つ少年たちに力を振るわれ虐げられる日々を送っていた……。


しかしそんなとき、学校に二人の転校生がやってくる。


(C)るーすぼーい・古谷庵


無口で能力を隠す怪しい少年、小野寺キョウヤ


そして遅れてやってきた騒がしい少女――柊ナナ。


(C)るーすぼーい・古谷庵


彼女はクラスメイトたちに向かって言う。

「みなさん疑問に思ってらっしゃるようなのでまず答えますね。わたし、人の心が読めます。でも……」


(C)るーすぼーい・古谷庵


「ちょっと空気は読めません。よろしくお願いします!」

と、クラスに溶け込むのでした。


そんな彼女は、一人本を読むナナオを見て声をかける。

「中島さんはいじめられてるんですか?」

ナナは心の声を読んで、一気に距離を詰めてきます。



(C)るーすぼーい・古谷庵


学級委員を決めることになったときにも、ナナはナナオを推薦する。

話の流れで中島は、炎を操るモグオと、氷使いのセイヤとの戦いに巻き込まれてしまう。


無能な自分が、モグオやセイヤと戦うなんて。

落ち込みながら帰ろうとするナナオに、やはりナナはつきまとう。

海の見える崖で、彼女は――


(C)るーすぼーい・古谷庵


人類の敵に襲われた。

姿の見えない人類の敵は、一撃を与えて去っていったようだったが……島には人類の敵が、すでにやってきていることを証明していた。



そして始まった、モグオとセイヤの戦い。

暴走し、能力をクラスメイトたちに放ってしまったモグオ。炎がナナに迫る、そのとき。


(C)るーすぼーい・古谷庵


ナナオは勇気を出して、みんなを守る!


(C)るーすぼーい・古谷庵


ナナオの能力は、「人の能力を無効にする能力」。それを使って、みんなを守った。

彼はみんなから、クラスのリーダーとして認められるのでした。


海の見える崖で、ナナオはナナに感謝する。彼女がいたから、自分に自信が持てた。

そんな彼に、ナナは能力を確認するように聞く。

「確認ですけど、ナナオさんは自分に向けられる能力を無効にできるんですよね?」

ナナちゃんのように精神的なのは無理だけど、という彼に。

「身体に触れたものを無効にするとかでは?」と言い、ナナは試すように自分の手を触れさせる。


(C)るーすぼーい・古谷庵


「はじめて声がきこえなくなりました……」

「ねえナナちゃん、僕が今、何を考えてるかあててみてよ」と。これからもよろしくね、という声を思い浮かべながら言うナナオに。






(C)るーすぼーい・古谷庵


「なぜ、僕は今からこの子に殺されなければならないのか、だろ」

彼女は彼を叩き落とした。


「挨拶のときキミがいじめられているとレッテルをはりにいったのはキミ小説を読んでいたときだ。キミは読んでいるフリだけでページをめくっていなかった。クラスのなかで人目を気にしているということだ」

「優しいと持ち上げたのは、首元にある猫のひっかき傷から。」

「身の丈に合わない高級時計。誰かからの贈り物だ。ぴかぴかに磨いてあるが食堂に忘れたりもする。大事にしているのかしていないのか。送り主との確執が推測され、それが父親だとわかったから、さも心を読んだようにキミをたきつけた」


人が変わったように、淡々と、これまで収集し、分析した情報をナナは話す。


「まさか、キミが人類の――」

ナナオは絶望したようにつぶやく。


(C)るーすぼーい・古谷庵


「――いいや、お前たちこそが”人類の敵”だからだ」

「とくにキミは将来的に敵の統率者に成り得る可能性がある。つきまとってキミの絶望を深くさせたのは本意ではないが……能力の詳細がわからなかった。手から火の玉を出したり、瞬時に空間を移動したり、なんでもありの怪物どものなか、はたして崖から突き落とせば死ぬのか?」

「――わたしはずっと、それだけを考えていた」


人類の敵。それはすなわち、能力者であった。

幼い精神に強大すぎる能力。

身勝手に振る舞い世の中をめちゃくちゃにした能力者たちは、隔離され管理をされていたのである。

そして柊ナナは――能力者を殺すため送り込まれた刺客だったのです。


――――――――――――――――――――――――――


「心が読める」というのは100%嘘っぱち。

すべて丹念に情報をリサーチし、分析し、殺すための策を考えて、巧みな話術で誘導し、タイミングを伺う。

持てる武器を全て使って、普通に戦ったら無理ゲーな相手を如何に倒すか。

そんな面白さがめちゃくちゃ緻密にかかれていて最高……!

これはほんの序の口で、もっと無理すぎる能力や、ナナの殺意に気付いて立ち回る能力者なんかも現れ始めて、難易度がどんどん上がっていきます。

次の敵も、なかなかの無理ゲーで面白いのでご紹介します。





無能なナナのアニメのストーリー・1巻のネタバレと感想:VS時間遡行



(C)るーすぼーい・古谷庵


次のターゲットは、渋沢ヨウヘイ。

時間を止めることができると噂され、学園最強と名高い少年です。

そんな彼に接触し、ナナは情報を探る。


(C)るーすぼーい・古谷庵


水をこぼしてみると、次の瞬間には一滴残らずコップへ戻っている。

息を切らした渋沢を見て、彼女は言う。

「時を”止められる”というのは、少し違いますよね」


(C)るーすぼーい・古谷庵


「そうです。私は時を止めるんじゃなくて、過去に戻れるだけです。過去を変えた結果が、現在に反映されるだけです」

もしそうだとすると、見つかるような殺し方は不可能だ。何度だって、やり直されてしまう。


……その話を聞いていた一人の少年が、話に割り込んでくる。

「その能力で、中島の失踪を調べてくれないか」


(C)るーすぼーい・古谷庵


彼は、中島の失踪を不審に思い、一人調べていた。

……当然疑いは直前まで中島とともにいたナナへと向かう。


(C)るーすぼーい・古谷庵


探られている……?ナナは咄嗟に話題の矛先をそらす。

「も、もしかしたら、”人類の敵”とか……?」

そして。能力で敵の声を聞いたフリをして、その場をやりすごす。


キョウヤの言葉で正義感を刺激され、渋沢は中島の死亡を追う。

……このままでは、ナナの犯行は暴かれてしまう。

しかし、その中で彼の特性や弱点が判明する。それは……

・過去に戻ると疲弊する
・24時間前までにしか戻れない
・戻った過去で人に見られると、現在へと戻される
・能力を発動した場所へ戻る



これらを利用し、ナナは彼を殺す策を実行する。

場所は実習で使われた池。今朝、氷使いの能力によって凍りつき、上に立つことができるようになっていた。

そこへ彼をおびき出し、中島が襲われたのはここだと宣言する。


……氷の上には土をかぶせ、普通の地面だと彼に勘違いさせる。そして――


(C)るーすぼーい・古谷庵


彼は、「池が凍る前」へと時間遡行する。


(C)るーすぼーい・古谷庵


遡行した彼は、息を盛大に切らした状態で池の中へと落ちていった……。





無能なナナのアニメのストーリー・1巻のネタバレと感想:VSキョウヤ


次のターゲットは、中島の死を嗅ぎ回る小野寺キョウヤ。

彼の跡をつけ、接触を図ろうとしていると――


(C)るーすぼーい・古谷庵


「柊ナナ。……俺の友達になってくれ」

と、彼から接触してくるのだった。


……彼は、この学園の意義すら疑っていた。

この島になにかあると思ってきたが、いきなり中島が行方不明。学園側は彼の捜索を一切しようとしない。

……それはおかしくないか?

能力者は敵と戦う、貴重な戦力のはずなのに。

それに、訓練も普通の学校の延長線。こんなので、人類の敵を倒せるのか?

そう、彼は語るのだ。そして、別れ際。彼はナナに「あるもの」をつきつける。


(C)るーすぼーい・古谷庵


「見覚えないか?」

――中島のつけていた、腕時計。彼が崖に落とされたという証拠だ。


……時計を持ち、それをナナにつきつけてくる。学校の意義に疑いを持っている。

こいつは、中島以上に危険分子だと、彼女は判断した。



(C)るーすぼーい・古谷庵


しかし、能力は不明で、「身体能力系」としか、端末には表示されない。

つまり、自分で確かめ、殺さなければいけないのだ。


しかし、キョウヤは自分が殺されることを、アドバンテージとさえ考えていた。


(C)るーすぼーい・古谷庵


何故か。それは、すぐにわかった。



彼の部屋を観察し、嗅覚が働いていないことを確かめた彼女は、

キョウヤが訪れる小屋にガスを充満させ、彼がコンロを使った瞬間に、爆発が起こるように仕込んでいた。

仕掛けは無事発動し、小屋は爆発。



(C)るーすぼーい・古谷庵



ナナは遺体を確認しようとするが――燃える遺体に、足を掴まれる。


(C)るーすぼーい・古谷庵


「なぜ、一番に駆けつけられた?」

「炎に巻かれているのが俺だと何故分かった?」

彼は無傷だった。

彼は語り続ける。ナナの疑わしさを。


「お前さんは友達だし、遠くで俺の心の声が聞こえて、駆けつけたというのなら納得しよう」

「でも、死ぬほど驚いているのはなぜだ? 心が読めるのに知らなかったのか?」


(C)るーすぼーい・古谷庵


「俺が不老不死であることは」


彼はナナが犯人だと確信はしていない。だが、限りなく疑っている。

「ちなみに友達だから教えておく。不老不死の代償はある。今はっきりと思い描いた。

心が読めるお前さんにだけ、そっと教えておく。これからもよろしくな」


……そう言い残して、去ってゆくのだった――。



――――――――――――――――――――――――――

キョウヤさんももうね、裏主人公的なかっこよさなんですよ。

ナナがちょっとでもボロを出すと、すぐさまひらすら追求してきます。

最後の弱点を教えるのでさえ駆け引きで、ナナが心を読めるのか否か。それを確かめるための言葉。

直前まで死にかけてたのに、そういうのを抜け目なくやってくるのが本当に強敵。しかも殺せない。どうすんの……?


ここまで読んで、自分で読み合いを全部読みたい!ってなったらマンガUP!で読んで見るのがおすすめです。

さらっと知りたいよ、って方は、まだまだご紹介するので以下をご覧ください。






無能なナナのアニメのストーリー:2巻のネタバレと感想



無能なナナ 2巻


無能なナナのアニメのストーリー・2巻のネタバレと感想:影の支配者へ


キョウヤを仕留め損なったナナ。

確信こそされていないものの、クラスメイト殺しとした犯人がナナであると、彼から疑いの目を向け続けられます。

……そんな中、ナナは一人のクラスメイトと接触します。


(C)るーすぼーい・古屋庵


犬飼ミチル。

彼女が舐めると傷が癒えるという能力。……間違いなく、今後の任務の障害になるだろう。


おどおどとしているミチルは、クラスメイトの女子にいじめられていた。

ナナはそれを助けて、彼女に取り入る。……いつものように。


(C)るーすぼーい・古屋庵


ミチルは犬のようにナナに懐き、彼女のことを「ナナしゃん」と呼ぶようになった。

……そして、能力の詳細もべらべらと漏らす。

能力は単純で、舌で舐めると傷が治る。

皮膚や筋肉、その奥の内臓から流れ出た血液も含めて、あらゆる損傷が回復する。

そして、自分の体も治すことが可能だが、舌の届く範囲まで。

だから、殺すならば背中から。ナナは彼女を狙う――。



……しかし。部屋の外にはキョウヤが待っていた。

彼はナナとこれまでの被害者の関係を掴みつつある。疑わしい行動も見ている。

……監視するのは当然だった。



だが、ナナはそれでもミチルの部屋へ向かうことを強行した。

ナナは彼を出し抜き、ミチルの部屋へと駆け込んで、窓を指差し――。

「ミチルちゃん逃げてっ!”人類の敵”がっ!!」



(C)るーすぼーい・古屋庵


そう、叫ぶ。

キョウヤはその声を聞きつけ、現場へと駆けつける。

(”人類の敵”が本当にいるにしろいないにしり、柊の周りで立て続けに殺人が起きている。

柊は夕方からずっと犬飼ミチルにつきまとっていた。中島のときと同じように、仲良くしていた。

同じ手口……?なぜだ?ターゲットを油断させるため……?

動機はわからない。わからないが……もし、”人類の敵”などいなかったと仮定した場合――柊は、この上なく疑わしい……!)



思考を巡らせ、ナナへの疑念を強めながら、扉を開く。


(C)るーすぼーい・古屋庵


――そこには、背中から血を流すナナがいた。

人類の敵の声が聞こえたから、ミチルの部屋へと駆けつけた。……そして、後ろから敵に襲われたと、ナナは言う。

……キョウヤの立場からでは、狙いが読めない。それこそがナナの狙いだった。


(そうだ、考えろ。なぜわたしがこんな騒ぎを起こしたのかを。

わたしが生徒たちの前で血を流したことで、今後学校がどうなっていくのかを。

お前はわたしを疑っていた。だから殺人者のわたしは、被害者の枠に身を隠そうと思った。

これから先、中島の死やキョウヤが襲われたという事実を生徒たちに隠し続けるのは難しい。

――ならばいっそ、”人類の敵”が島に来ているという噂を現実にしてやればいい。)




(C)るーすぼーい・古屋庵


(……そのために、わたしは自分で自分の背を刺した。

あとは犬が助けてくれるというわけだ。)



(C)るーすぼーい・古屋庵


(これからはわたしがリーダーになり、学校を支配する――!)


敵に襲われたというシナリオをクラスメイトに語り、中島の死も打ち明ける。

これによって敵と戦う必要性を説き、自らがリーダーになるように、ミチルを利用して仕向けるのだった――。


――――――――――――――――――――――――――


ナナはこの一手で、キョウヤの追求から逃れ――さらに、人類の敵が確かに”いる”ということをアピール。

学校中を混乱させた上で、なおかつ自らコントロールする

極めつけに、リーダーという口実で、クラスメイトの能力を聞き出すことも可能になるという、一石三鳥のアドバンテージを獲得します。

これまでの行動や性格から逸脱せずに実行し、ミチルの能力を知ったその日にここまで頭が回るのがすごいし、自分の身さえも駒として使えるのがめちゃくちゃ強いです。

しかし、そんなに順調に進むわけもなく……。





無能なナナのアニメのストーリー・2巻のネタバレと感想:VS予知夢



(C)るーすぼーい・古屋庵


みんなからリーダーと認められたその日。ナナは一人の男子に話しかけられる。

にやにやと、軽薄な男――葉多平ツネキチは、彼女に告げる。

「俺さー、まあとりま、未来がわかるんだけど」


(C)るーすぼーい・古屋庵


「これ、どーいうこと?」

ツネキチは、ナナが彼を殺す写真を彼女に突きつけた。彼いわく、写真の未来は絶対。


……彼はナナに、更に決定的なものを見せつける。……ナナが中島を突き落としたときの写真だ。

同時にナナは確信する。ここまで決定的な証拠を持ちながら、誰にも伝えていない。彼の目的は、脅迫。だから彼女は、それに乗る。

「何でもします!こんなものがクラスに出回ったらみなさんによけいな心配をかけてしまいます!」

「俺、彼女いないんだよね」

ナナは従うフリをして、こいつを始末し、写真を処分することを決めた。


同室にいることを強制され、彼の能力を観察する。


(C)るーすぼーい・古屋庵


寝ている間に見た予知夢を、カメラに念写する能力。カメラには、何の仕掛けもない。

出てきた写真を見て、ナナは驚愕する。……これは、まずい。

彼女は一枚の写真を靴下の中へと隠す――。


しかし。隠したのはツネキチにバレてしまう。

彼の能力は、写し出せる写真は5枚ちょうど。……1枚足りないことを知られ、彼女の胸元を探られる。


(C)るーすぼーい・古屋庵


彼女の胸元から出てきたのは――ナナが、縄跳びによって首をしめられている写真だった。


(C)るーすぼーい・古屋庵


その写真は、ツネキチが死なず、ナナが殺されるということを意味していた。

未来は絶対に変わらない。そう豪語する彼は、ナナに言う。

「なんにしても俺は死なないわけだし、今日の夜、俺はあの体育倉庫で待ってる。10時に何も起こらなかったら。俺ナナちゃんのこと信じるわ」と。


その夜。体育倉庫でナナはツネキチを待ち受けていた。

毒針で彼を殺そうと図るものの――直前で落としてしまう。

……縄跳びで首を締めるしか、ない。

ツネキチの時計の針を遅らせるという小細工も読まれ、彼に反撃を受ける――。



(C)るーすぼーい・古屋庵


だが。偶然揉み合ったとき、落とした毒針に手が届いていたのだ。

……全ては彼女が目的のために動いた結果。彼女はツネキチにそう告げる。

「おまえたち”人類の敵””にはわからないだろうが、運命というものは常に人間の手が届くところにある。

だからわたしは、『未来が変わらない』などと思考を放棄するような真似を最後までしたくなかった」

彼女はツネキチを処分するため、あがいたのだ。……彼女が隠していたのは。

「昨夜持ち出したカメラで撮ったただの自撮り写真……お前を誘い込むための罠だ」

写真に描かれた未来は絶対。そのことを絶対にルールとしてしまったがゆえの、ツネキチの敗北だった。


……そして。ナナの正念場はここからだ。

隠していた、本当のツネキチの写真。それは――


(C)るーすぼーい・古屋庵


殺害現場に現れる、キョウヤとミチルだった。



ナナは自身が首を絞められている偽造写真と、傷口がないことを口実に、なんとか言い逃れる。

しかし、キョウヤには疑念が残る……。


(C)るーすぼーい・古屋庵



更に、死んだツネキチを蘇らせる、ネクロマンサーまで現れる――。


(C)るーすぼーい・古屋庵



無能なナナのアニメのストーリー・2巻のネタバレと感想:VSネクロマンサー



(C)るーすぼーい・古屋庵


ネクロマンサーの風間シンジ。彼はツネキチの死体を蘇らせ、死因を吐かせようとする。

彼のことを気にかける、怪力の能力を持つ佐々木ユウカによってそれは止められるものの……その能力は、ナナにとっては不都合だった。

どれだけ完璧に殺そうと、蘇った死体に喋られては意味がない。早急に処分しなければ。


(C)るーすぼーい・古屋庵


「そのまま眠っているといい。お前の恋人もすぐあとを追ってくる」

毒針を刺し、次はユウカの部屋へと向かう……。


(C)るーすぼーい・古屋庵


いとも簡単に潜入し、あとは針を刺すだけ。そのときだった。


(C)るーすぼーい・古屋庵


何者かが、ナナを殴打した。


「シンジは死なないよ? 今も、今までも」


(C)るーすぼーい・古屋庵


「ずっとあたしが死なせない」

そう。逆だったのだ。ネクロマンサーの能力を持つのがユウカで――シンジが怪力。

シンジは既に死んでいて、彼女がそれを操っていたのだった……。



――――――――――――――――――――――――――

キョウヤに続き、ナナを圧倒する能力者がついに出現。

自分の能力をカモフラージュし、見事ナナを罠にはめます。

ここからはいよいよ敵が能力に驕らず、きちんと戦略的に動いてくるので難易度爆上がりで更に面白くなっていきます……!

怪力によって抑えつけられ、犯行現場をきっちりおさえられてしまったナナは、一体どう切り抜けるのか……?







無能なナナのアニメのストーリー:3巻のネタバレと感想



無能なナナ 3巻


無能なナナのアニメのストーリー・3巻のネタバレと感想:VSネクロマンサー&怪力



(C)るーすぼーい・古屋庵


倒れるナナに、ユウカは話す。

シンジの人となり。一緒にデートに行き、新しい映画館へ行ったこと。

終わった頃には火事が起き――窒息して死んでしまったこと。

ユウカはシンジへの想いを語り――自身の能力で蘇らせたシンジと会話する。……狂った人形劇だ。

そして最後に、言う。

「今からナナちゃんのやろうとしてたことをクラスの前で説明してもらうから」

事実上の死刑宣告。それに対してナナは、臆することなく応戦する。


(C)るーすぼーい・古屋庵


「わたしは人殺しかもしれないが……死者を弄んだりはしない」

そここそが、彼女の弱点。能力を隠しているということは、これを知られたくないということ。

それを利用し、彼女は語る。

クラスのリーダーであるナナと、死体を操り毎晩いちゃつく狂気のネクロマンサー、どちらを信用するかな?と。

有利に立ったナナは、秘密を守る代わりに解放を要求する。更に、ユウカが本当に欲しい物を与えるというのだ。



(C)るーすぼーい・古屋庵


「シンジが今、お前になんと囁きかけているかだよ」

ユウカのこれまでの言動から、シンジを愛するロマンチストであることは間違いない。そこを突いた取引だ。

解放されたナナは、シンジの心の声を彼女に伝える。

「ナナを殺せって言ってますね」

そう言って、ナナは森の中へと逃げ込んだ――!


逃げながらナナは整理する。

ユウカの部屋には、ツネキチのネックレスがあった。

何故か?……十中八九、彼を蘇らせるために必要なものだからだろう。

それを確かめるために、追いついてきたユウカにカマをかける。


(C)るーすぼーい・古屋庵


ある程度の情報は引き出せたものの、その程度の有利が一気にひっくり返る出来事が起きる。

……森の中にあった、かつての生徒の死体がナナを襲ったのだ。


山小屋へ逃げ込み、状況を整理する。ドアの鍵は壊れ、外側からの鍵だけ。


(C)るーすぼーい・古屋庵


シンジは日中に学校に来ない。……日光が苦手ということか?いいや、それだけでは断定はできない。

だが、逃げるわけにはいかない。確証がないなら、確証を得に行くまで。

ドアの鍵に細工をし、作戦の準備をする。

しかし。

「みーいつーけたー。もう逃げられないよ」

ぞろぞろと死体の群れを連れ、ユウカが現れる……。


小屋の中へと逃げ込むが、立てこもりのための細工は途中。

こんなの藁の家みたいなものだよというユウカに、逃げ場がないナナは、それでもユウカに言う。

「じゃあ、入ってきたらどうだ?」

ユウカは中の罠を警戒し、入っていかない。

そのうちに朝日が昇り、ナナはこの場で殺されることだけは免れた。



(C)るーすぼーい・古屋庵



だが、外から鍵をかけられ、閉じ込められて夜を待たされることになるのだった……。


翌日。ユウカは再び小屋へと訪れる。閉じ込めたナナを、嬲り殺しにするために。

……だが、小屋の中にナナはいなかった。森を探せど、どこにもいない。

日が昇ってしまい、学校へと戻ろうとすると――。


(C)るーすぼーい・古屋庵


「いい朝ですね、ユウカちゃん」

動かなくなったシンジを背負っている分、動きは鈍い。ナナはいとも容易くユウカを拘束。

シンジの遺品を彼女から奪う。フェイクのペンダントではなく、ポケットにしまってある何かを。


(C)るーすぼーい・古屋庵


……テスト用紙の切れ端。それを奪い、圧倒的有利に立つ。

そして、何故出れたのかを問うユウカに、ナナは事も無げに言った。

「普通にドアから出た」と。

外からかけられるドアの鍵。


(C)るーすぼーい・古屋庵


ナナは小屋を補強するフリをして――鍵の留め具を、内側から外れるようにしていたのだ。

絶対に勝てる策ではなかった。ユウカが警戒せずに小屋へ入ってきていたら死んでいた。

日が当たるとゾンビが活動停止するとも限らなかった。

……だが、それでも身体を張って能力の条件や弱点を探り、最善を目指したことにより、勝利することができたのだった。


――――――――――――――――――――――――――

ほぼ敗北必至の状況から、細い勝ち筋を通すのが素晴らしい。

逃げながらも能力の条件を探り、その中の嘘を見抜き。

更には小屋の中に罠があることを匂わせ、安全策として「自身を閉じ込めさせる」

そうして油断したユウカを背後から襲うという、見事な無力化でした。

ちなみに、ユウカとシンジの関係はなかなか業が深いので、原作でご覧ください。

マンガUP!/無能なナナ 3巻






無能なナナのアニメのストーリー・3巻のネタバレと感想:本当の”人類の敵”


ナナがユウカを殺した後、またキョウヤに疑惑をかけられるものの……

彼女のことを信じるミチルの声によって、追求から逃れることに成功します。


しかし、ミチルは彼女に向かっていうのです。

「あの……人の心読めるんですよね?」

「ええ……それがなに――」


(C)るーすぼーい・古屋庵


「ではなぜ、今まで気づかなかったんだ?」


だが、いつものように「ナナしゃん」とは呼ばないこと。

そして何より、傷口を自分で治さないことから、偽物だと見抜く。

彼女の正体は――


(C)るーすぼーい・古屋庵


「私は橘ジン。私は君たちの先輩にあたる能力者。君と取引がしたい」

変身能力者、橘ジンだった。

5年前にこの学校へやってきた能力者で、その世代の能力者たちは殺し合いの末に全滅したという。

彼は取引を持ちかけてきたが――毒を飲ませることで殺すことができた。


異物の存在を上司に報告しようとするものの――後ろから、キョウヤの姿が現れる。

一体どこからキョウヤが現れた? ……違う。これはジンが変身した姿だ。

だが、何故生きている。まさか――。

「君は傲慢にも、私の能力を誤解してしまった」

姿形だけではなく――ありとあらゆる能力をコピーすることができると、彼は宣言した。


(C)るーすぼーい・古屋庵


(こいつ、本物の”人類の敵”だ――!!)






無能なナナのアニメのストーリー:4巻・最終回の結末のネタバレと感想



無能なナナ 4巻


無能なナナのアニメのストーリー・4巻のネタバレ:ナナの過去


橘ジンによって蹂躙され、気絶したナナ。

ナナが何者に送り込まれたのか。そのことを掴むため、ジンはナナを泳がせることを選択した。

ミチルの部屋の前に投げ出されたナナは、ミチルによって助けられる。

そこで彼女は問われるのです。一体なぜ、ナナしゃんはそんなにも頑張れるのか、と。

「実はわたしの両親は”人類の敵”に殺されてしまったんです」


ナナは過去を吐露していく。

幼いナナは、将棋やチェスといった頭脳ゲームを好むような、少年趣味な少女だった。

ボードゲームを散らかしたり、窓を開けっ放しにして眠ったり……。

そのせいで、窓の鍵を閉め忘れ――そこから、人類の敵が侵入した。

静かな朝を迎え、部屋からリビングへ向かうと――両親が惨殺されていた。

だから彼女は、自分を責め続ける……。


しかし。ミチルはおかしなところを指摘する。

ナナはその朝、部屋を出る時に何も踏みつけていない。――両親が部屋を片付けてくれていたはずなのだ。

であれば。窓の鍵だって、普段から両親はナナに注意していたのだから、閉めるに決まっている。

それでも悪かったのは自分だと叫ぶナナに、初めてミチルは絶叫する。

「それでもっ!ナナしゃんは悪くないっ!!」


(C)るーすぼーい・古屋庵


初めて自分を肯定してくれる存在に友情を感じ、ナナは戸惑う。



(C)るーすぼーい・古屋庵



”人類の敵”に対して情を抱いてしまったナナは、これまでのように非情に徹することができるのか――?






無能なナナのアニメのストーリー・4巻のネタバレ:殺人事件


ミチルによって治療され、事なきを得たナナだったが、新たな事件が発生する。


(C)るーすぼーい・古屋庵


石井リュウジ。第一発見者は彼女の空野フウコ。

朝迎えに行くと自室で彼が死んでいた。

……当然、ナナは一切関与していない。彼女以外に、殺人犯が現れた――。



石井の部屋にはモグオが住んでいたが、19時から0時まで、子分3人に自慢話をしていた。

その間に不審な物音を聞いていないと彼らは言うのだ。

容疑者の能力は、空野フウコの風の刃。モグオの炎。子分A(変声)、子分B(幽体離脱)、子分C(身体を磁石化)

最も疑わしいのは、石井の彼女であった空野フウコ。

能力で喉を掻ききることが可能で、距離も近い。他の人間は皆、アリバイがあるのだから。


そして、事件の犯人は石井殺しだけでは止まらなかった。

ミチルを森の中へと呼び出し、殺そうとする。そのことを察知したナナは、キョウヤと協力して、犯人を捕まえようとする。

……決して、ミチルを助けるためじゃない。殺戮衝動を持つ”人類の敵”を殺すため。

だから、襲われたミチルがどうなろうと関係ない……。自分に言い聞かせながら、彼女が待つ場所へと必死に走る。

――ミチルが何者かに襲われる瞬間。ナナは咄嗟に、彼女を庇っていた。


(C)るーすぼーい・古屋庵


死ぬべき”人類の敵”である彼女を、身を挺して。

ナナは捜査の中で、犯人を見抜いていた。唯一、アリバイを持ちながら石井の殺害が可能な能力者。


(C)るーすぼーい・古屋庵


幽体離脱の能力者、鶴見川レンタロウだ。彼は能力を見せる時――離脱した先でトイレの水を流した。

……つまり、離脱した魂で物体に触れることが可能なことを示していた。離脱した先でナイフを使えば、犯行は容易だった。

更に、離脱していればモグオの説教も聞くことができて、アリバイも確保可能だったのだ。



……しかし。ナナも無策で飛び込んだわけではない。

あらかじめ、罠を張っていた。それは――。


(C)るーすぼーい・古屋庵


キョウヤに元の身体を捜索させ、そちらを攻撃すること。これによって鶴見川は幽体離脱を解除。ナナはトドメを刺されるのを回避します。


しかし。ミチルを庇ったナナは重傷。ミチルを逃がしたから、助かることもない。

……これまでしてきたことを考えれば、当然の報い。

死を覚悟する彼女のもとに――ミチルは戻ってきた。

ナナは彼女を逃がすために、嫌われる覚悟でひどいことも言ったのに。


(C)るーすぼーい・古屋庵


それでもミチルは、命をなげうって、ナナに能力を使う――。


ナナが目を覚ますと、ミチルは死んでいた。


(C)るーすぼーい・古屋庵


亡骸を抱きしめ、ナナは涙を流す。

「やだ……やだよぉ……」



――――――――――――――――――――――――――

というわけで、最終回では唯一友情を感じた能力者、ミチルが自分のために死んで、ナナが揺らいでしまう……。そんなラストで終わります。

個人的にはナナの謀略を楽しみに見てたので、ちょっと彼女の信念がブレつつあるのが残念。

しかし、ミチルに気を取られながらも真犯人に行き着く洞察力は流石。

ミチルの描写メインで目立たないものの、事件の描写はめっちゃ細かく伏線が散りばめられてて、それを分析するナナとキョウヤがかっこいいです。


アニメ1期はここまでですが、原作だと更なる強敵が。


(C)るーすぼーい・古屋庵


ナナを送り込んだ人物、鶴岡。ついにナナの過去や彼女が島へ送り込まれた真意が明らかに……!?

続きが気になる方は、マンガUP!5巻以降でお楽しみください。



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ここまで無能なナナのストーリーをご紹介してきましたが、この作品で最も面白い、ちょっとした言動から相手の真意を探る心理戦はブログでは書ききれませんでした。

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まとめ


無能なナナのアニメのストーリーについてでした。

アニメ化される範囲は、おそらく1巻4巻

無能力者のナナが、読み合いと策で能力者を暗殺していく、めっちゃ面白い頭脳戦です。


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