憂国のモリアーティの相関図まとめ！キャラクターの関係・恋愛を解説！（ネタバレ注意）

1 憂国のモリアーティの相関図！キャラクターの関係・恋愛をネタバレ
2 憂国のモリアーティの登場人物・主要キャラクター
3 憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：ウィリアムとシャーロック
4 憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：ウィリアムとルイス
5 憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：シャーロックとワトソン
6 憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：シャーロックとアイリーン
7 憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：モランとボンド
8 憂国のモリアーティを楽しむなら
9 まとめ

今回は、憂国のモリアーティのキャラクターや相関図をご紹介します。

キャラクター同士の関係性や、お互いに向ける感情、そして恋愛要素などについて解説していきます。

一部、ネタバレを含むのでご注意ください。

憂国のモリアーティの相関図！キャラクターの関係・恋愛をネタバレ

まずは、憂国のモリアーティの物語序盤のキャラクター相関図がこちら。

（タップで拡大できます）

そして、ストーリーが進んでいくと、新キャラが登場したり、お互いに向ける感情が変化していきます。

よりストーリーが進んだ後の関係性についてもまとめました。下のボタンをタップで表示できます。

ネタバレがOKな方だけタップ

（タップで拡大できます）

次に、相関図だけだとどんなキャラか把握しきれないので、

憂国のモリアーティの主要キャラの簡単な解説をまとめていきます。

憂国のモリアーティの登場人物・主要キャラクター

憂国のモリアーティに登場するメインキャラクターについてご紹介します。

ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ

CV（声優）：斉藤壮馬

モリアーティ家の次男。頭脳明晰で、数学教授と私立相談役（コンサルタント）を務めている。
裏では、愚かな貴族を殺す犯罪相談役（クライムコンサルタント）として活動している。

ウィリアムについてはこちらで詳しく紹介しています。
→【憂国のモリアーティ】ウィリアムについて解説！イケメンでかっこいい！本名や年齢、シャーロックやルイスとの関係や名言まとめ！（ネタバレ注意）

ルイス・ジェームズ・モリアーティ

CV（声優）：小林千晃

モリアーティ家の三男。兄のウィリアムを敬愛している。
現在は執事として領地や屋敷の管理を担当。
頬の火傷は、幼い頃に自らつけた、覚悟の証。

アルバート・ジェームズ・モリアーティ

CV（声優）：佐藤拓也

モリアーティ家の長男。貴族でありながら身分制度を嫌っていて、ウィリアムを養子に迎え入れた。
秘密情報部・MI6の指揮官。

セバスチャン・モラン

CV（声優）：日野聡

ウィリアムに絶対の忠誠を誓う右腕。
アフガン戦争に従軍した元兵士で、狙撃の名手。

モランについては、詳しくはこちら。
→【憂国のモリアーティ】モラン（大佐）の解説！かっこいい魅力や過去・右手の義手についてネタバレ！

フレッド・ポーロック

CV（声優）：上村祐翔

イギリスの犯罪ネットワークに通じる情報屋。
変装を得意とし、ウィリアムの犯罪相談の窓口として活動している。

フォン・ヘルダー（Q）

MI6に所属するドイツ人技師。コードネームはQ。
兵器を開発するQ課の課長で、発明品を作ってはモランに壊されている。

マネーペニー

MI6の女性諜報員。MI5所属だったが、アルバートに引き抜かれた。
彼女もまた、ウィリアムに忠誠を誓っている。

マイクロフト・ホームズ

MI6とアルバートを従える陸軍情報部の長官で、”政府そのもの”。
シャーロックを上回る観察力と推理力を持つ。

シャーロック・ホームズ

CV（声優）：古川慎

自称・世界でただ一人の諮問探偵（コンサルティングディティクティブ）。
抜群の推理力を持つ名探偵で、謎を愛する男。ウィリアムの頭脳に興味を持つ。

彼については、詳しくはこちら。
→【憂国のモリアーティ】シャーロック・ホームズを紹介！かっこいい魅力やウィリアムとの関係・名言をネタバレ！

ジョン・H・ワトソン

CV（声優）：小野友樹

アフガン戦争に従軍した元軍医。
ホームズとルームシェアをすることになり、彼の相棒となる。

ハドソン

シャーロック・ホームズの住む部屋の家主。永遠の17歳（自称）。
謎を追い無茶するホームズを心配するなど、気のある素振りを見せる。

アイリーン・アドラー

米国出身の元プリマドンナ。イギリスに渡り、身分の高い人間の弱みを握り、身を守っていた。
しかしあるとき、英国の機密文書を手にしてしまい、イギリス陸軍から命を狙われる。

6巻以降の新キャラを見たい方は、以下のボタンをタップしてください。

6巻以降の新キャラクターについて

ジェームズ・ボンド（アイリーン・アドラー）

機密を握ってしまったアイリーンは、ウィリアムたちと手を組み生きることを決めた。
これまでの名前を捨て、ジェームズ・ボンドとして、MI6に加入する。

ジャック・レンフィールド

モリアーティ兄弟が、火事の後世話になった家の執事。
白兵戦の英雄で、ウィリアムやモランの師匠として彼らを鍛え上げた、「本物の切り裂きジャック」。

それでは次に、相関図には書ききれなかった、「特に関係の深いキャラクターたち」についてご紹介していきます。ネタバレ注意です。

憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：ウィリアムとシャーロック

まず、ウィリアムのことを強く意識する人間として、シャーロック・ホームズがいます。

初めて船で会ったとき、シャーロックはウィリアムの起こした事件の真相に、ただ一人だけ気づいていました。

その出会いをきっかけに、互いの優れた頭脳に惚れ込み、ホームズはウィリアムをライバルとして。

ウィリアムは、シャーロックを自分たちの目的を果たすための”正義の探偵役”として、お互いを認めていきます。

難解な謎を求めるシャーロックは、”犯罪卿”の引き起こす事件を追い――

その中で、「犯罪卿がもし、ウィリアムだったなら……」と焦がれるようになっていく。

ウィリアムもまた、そんな彼との腹の探り合いの中で――

普段は見せない、好戦的な顔でシャーロックを焚きつける。

そんな、お互いに強く意識し合う関係へと変わっていきます。

そして、最後には。

ウィリアムは「悪の貴族の象徴」として、「正義の探偵」であるシャーロックに殺されることを望むようになっていく。

対して、シャーロックは。

ウィリアムを、シャーロックの望む形で――”正しい裁き”を受けさせるために、捕まえようとする。

お互いに実力を認めているからこそ、ウィリアムは彼に殺されようとするし、

シャーロックは彼を生かそうと、正しく裁かれるようにしようと競い合う。

まさに好敵手と呼ぶにふさわしい関係になっていきます。

憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：ウィリアムとルイス

そして、ウィリアムの実の弟であるルイスは、彼に強い親愛を持っています。

幼い頃から、二人だけで過ごしてきた。

そんな環境の中で、身体の弱いルイスを、ウィリアムは支え続けてきたのです。

だからこそ、ルイスはウィリアムをこの上なく尊敬し、愛しています。

右頬の火傷は、まさにウィリアムへの親愛の証。

ウィリアムの理想の世界を作るための第一歩を、より確実なものにするために。

ただそれだけのために、一生残る傷跡を作るほどに。

そして、ウィリアムの方もそんなルイスのことを大切に思っています。

彼はルイスのことを作戦に加えようとしない。……なぜなら、ルイスにだけは、新しい世界で生きていて欲しいと、願っていたからです。

だけど。

「……兄さん。世界が良くなる事は良い事です……。ですが、その世界にウィリアム兄さんがいないなら、僕には何の価値もありません……」

ウィリアムがいなければ、何の価値もない。そう言い切れるほど、兄のことを慕っているのです。

憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：シャーロックとワトソン

シャーロックとジョン・H・ワトソンはルームメイトであり、相棒。

ワトソンはシャーロックの論理的思考能力に惚れ込んで、シャーロックが推理して解決した事件を本にして発行。

シャーロックがロンドンに名を馳せる名探偵となる、きっかけを作りました。

最初は、謎を追い求めるためならなんでもしようとするシャーロックを、ワトソンは叱責。

ギクシャクした空気に耐えきれず、シャーロックの方から仲直りを提案します。

それからは、衝突したりもするものの、良き相棒として付き合っていきます。

そして、物語が進んでいくと……シャーロックが唯一、弱いところを見せる存在になっていきます。

「ずっと一人だったから……対等なお前が来てくれて、前よりもっと楽しくなったっつーか……相棒がお前で良かったっつーか……」

「これがきっと、”友情”ってやつなんだな」と、

いつも素直じゃないシャーロックの方から、掛け替えのない「友達」だと言うのです。

憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：シャーロックとアイリーン

そして、憂国のモリアーティで唯一、恋愛に近い関係がシャーロックとアイリーンです。

イギリスの機密を知ってしまったアイリーンは、イギリス政府から命を狙われることに。

彼女はシャーロックと犯罪卿、両方と接触し身を守ろうとします。

最初はしぶしぶ、といった感じで護衛をしていたシャーロック。

ですが、アイリーンが貴族に虐げられる役者少女を助け出し――

「身分なんて”圧倒的”実力で押し潰せ」と導いている在り方を見て、シャーロックは彼女のことを気に入って、積極的に守るようになっていきます。

しかし。政府からアイリーンの命を守れるのは、犯罪卿しかいない。

そのことを認め、犯罪卿との交渉の末、アイリーンを彼らのもとへ引き渡す――。

その、別れ際。アイリーンはシャーロックへの気持ちを伝えます。

「……私、あなたの事好きよ」

そして、彼女は自分が写った写真を手渡し……

「さようなら、私の探偵さん」と、最後の別れを告げるのでした。

シャーロックはその後、アイリーンが死んだことを告げられる。

ですが――シャーロックだけは、手がかりをもとに気付く。

「あの”女”は死んだ」という兄の報告。そして、接触してきた謎の”男”……。

これらのヒントから、シャーロックはアイリーンが姿や性別を変え、生きていることを察するのでした。

そして、”アイリーン”という女性の餞として、バイオリンを演奏する――。

二人が共に過ごせたのは、この短い時間だけ。

しかしそれでも、アイリーンは「シャーロックなら気づけるはず」と信頼して、手がかりを残す。

そして、シャーロックは”彼”が生きていることを知った後も、追いすがるようなことをしない。

この信頼し合ってる感がすごくかっこいい関係だなと思います。

憂国のモリアーティのキャラクター同士の関係性をネタバレ！：モランとボンド

モランはジェームズ・ボンドが加入した当初、彼のことを認めていませんでした。

男装している彼のことを男とも認めず、戦力としてもカウントしていない……。

しかし、初任務の際に戸惑うボンドを、モランは手助けします。

問いかけを重ねて、ボンド自身が答えを導き出せるように。

そして、ボンドが自ら考え出した作戦を、モランが射撃でアシストします。

二人のコンビネーションで任務を無事完了し――。

「”次も”よろしくな、ボンド」「”俺達”の初仕事の成功祝いだ」

モランはボンドのことを一人の男と、そして信頼する仲間として認め、口をつけた酒を手渡すのです。

女相手には絶対しない行動で、男としても認めたってのを伝えるのがかっこいい……！

それから二人は、相棒として一緒に任務を遂行する事が増えていきます！

憂国のモリアーティを楽しむなら

憂国のモリアーティのキャラ同士の絡みが見たければ、ぜひ原作も読んでみてください。

アニメでも十分楽しめるんですけど、序盤しかアニメ化されないので焦れったいですから。

ウィリアムとシャーロックがお互いを強く意識したり、ウィリアムやモランの師匠であるジャックが登場したり（7巻）、シャーロックがワトソンを友人と認めたり（12巻）するのは、かなり後になっちゃいます。

なので、気になるシーンがあったら、原作で読むのがおすすめです。

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まとめ

憂国のモリアーティの相関図や恋愛についてでした。

気になるシーンや関係性が早く読みたい！という方は、こちらからどうぞ。

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