デジモンアドベンチャーtri.第5章「共生」を見た感想(ネタバレ注意)

デジモンアドベンチャーtri. 第5章「共生」

を見たので、感想を書いていきます。

けっこうネタバレがあるので注意です。


6章見ました。

デジモンアドベンチャーtri.第6章「ぼくらの未来」を見た感想(ネタバレあり)







みんなの感想


ネットで見かけた感想をまとめていきますね。


・辛すぎて泣いた

・太一いいいいいい!!

・究極体いっぱいでてきて興奮した

・戦闘熱い

・オメガモンかっけえ

・すげえいいとこで終わった……

・エンディングよすぎる





・これで来年の夏まで待たされるのしんどい……

・あと1章でどうまとめるんだろう

・あれ……?話進んでない……?

・02メンバーとかインペリアルドラモンとかはどうしたの?




私の感想


正直今回もつまらなかったです。

それでも良かったところと、

不満に感じたところ、その理由を書いていきますね。




良かったところ



ホメオスタシスやイグドラシルの目的、

メイクーモンの秘密など、

いろいろ明らかになったのはよかった
です。

ちゃんと筋は通ってて、「ああ、なるほどね」ってなりました。




もう1つは、

宮崎歩さんとAiMさんの「アイコトバ」が名曲。





なんていうか、この2人ってだけでもう素晴らしい。



以上!!




あとはだいたい不満です。

デジモンtri.のファンは不快になるかもしれないので、ご注意を。




リブートの意味、あった?


まずは前回も思ったことから。

記憶とか全部リセットされているんですよね?

なのに、ほんのちょっと一緒にいただけで、

みんな以前出来なかった究極進化してるのが、納得行かない。




だって、今までの絆とか全否定じゃないですか。

丈とかミミとか光子郎とか、

それぞれハードルを乗り越えて究極進化したわけで。

それなのに、4章ではちょっと空がピヨモンを助けただけで、

ホウオウモンに究極進化て。

他のみんなも、

リブート後、特別なことは何もしてないのに、究極進化してるし。

じゃあリブート前はなんだったんですか?



で、今回は普通にオメガモンになってますし。

リブート後、オメガモンになれるって描写、まだなかったんですよ。

なので、また何かを乗り越えてオメガモンになるのかな、と思ったら、

あまりに普通になってびっくり。

え、なに、そんなに普通になれるものだったの?

ぼくらのウォーゲームは何だったの?



と、そんなわけで、やっぱりリブートがダメだったと思います。

今までの冒険とか絆の重みを否定された気分になります。



芽心の悩み


今回は芽心の悩みが、重点的に描かれます。

しつこいくらいに。



パートナーなのに止められなかった……、

私が力不足だから……、

なんで選ばれたの……

生まれてきてはいけなかった、って私のことなんじゃ……。



パートナーはお互いの希望なんだよとか、

選ばれたから仲間になれたんだろ、とか

そんなこと言うなよ!とか、

子供たちがフォローする、みたいな展開の繰り返し。



何回やるねん!


いや、重要なのはわかるんですけど。

でも、それってもう、この5章までで散々やりませんでしたっけ?

しかもまるで進歩していない。

物語の面白さって、

キャラの成長を見ることにあると思うので、

全く成長していないのは見ててキツイ。

この子、自分が力不足だとは言うけど、

メイクーモンの悩みに関してコミュニケーションをとってるところを、

全然見た覚えがないです。




そして、子供たちのフォローもワンパターン。

しかも一切具体性がありません。

「パートナーにとってあなたは希望なんだよ」って、

何の役にも立たない。

高校生ならしょうがないのか?と思ったんですが、

メイクーモンに、何をどう伝えてあげればいいか、

を一緒に考えるくらいできる
んじゃないでしょうか。

今までのデジモンとのコミュニケーションの経験があるわけで、

もうちょっと何かあったでしょう。



もっと根本的なことを言うなら、

別にお前の葛藤は見たくない。

芽心が好きな人には申し訳ないんですけど、

そもそも、成長した選ばれし子供たちを見たいんですよね。

ぽっと出のキャラの悩みのために、

子供たちが振り回される話なんて、

正直見てられない
ですよ。




西島と姫川


芽心と同じように、

思い入れのないキャラの葛藤を見ても、

全然面白くないなと。








爽快感がない


この5章だけ見ると、

気持ちいいシーンがなかったのも不満。



なんだかんだ言って今までは、

苦難を乗り越えて究極進化!

敵を倒す!!


っていう流れがありました。

それ自体は、

流れるButter-Flyやbrave heartも相まって

すごくかっこよかった。




が、今回はそういうシーンはないですね。

みんな究極進化してジエスモンたちに立ち向かうんですけど、

オメガモン以外、特に凝った描写もなく、さくっとやられます。

興奮するシーンが一切なくてキツかったです。



混乱する


ホメオスタシスとイグドラシルの狙い、

それぞれの動きが、初見ではわかりづらいです。



あと、メイクーモンが子供たちと敵対しているのかと思えば、

芽心を助けてみたり、

かと思えばアルファモンが出てきたら

そっちについたりと、混乱します。



アルファモン、ジエスモン、メイクーモン、オメガモンの

乱戦シーンが最たる例。

デジモンが戦ってるところが見たいだけなら、

「ああ、かっこいいな」で済むんですけど、

ストーリーを気にしだすと何が何だかわからないです。



太一「一体俺達の敵は誰なんだ!?」


それ、こっちのセリフ!!!!




説得力のない展開


太一が崖に落ちるとか、

それを見たヒカリが闇堕ちするとか、

ご都合主義感が否めません。



太一が崖に落ちそうな時、

オメガモンは瓦礫からヤマトと芽心を守ってるんですけど、

守りながら飛んでくくらいできると思うんです。

ていうか、オメガモンなら助けに行くでしょう。

パートナーが危ないところを黙って見てるなんて考えられない。



で、それを見て闇堕ちするヒカリが唐突すぎる。

たしかに彼女にとって太一は大事ですけど、

成長してからここまで依存してるような描写がないので、

えええ……って感じ。



オファニモンとラグエルモン(メイクーモンの究極体)が融合したのも、

なんでなのかわからなくて、

すごくモヤモヤします。



か、怪談話?


学校に泊まることになって、

下がったテンションを盛り上げるためか、

怪談話を始める子供たち。

え、何それ?

ヤマトがめっちゃ怯える、みたいな描写があって、

キャラ萌えで媚びときゃいいと思うなよ、

ってのが素直な感想でした。



めっちゃ落ち込んでたはずの芽心も、

なんか知らんけど怪談を話し始めます。

いや、君のパートナーが世界を滅ぼすかもしれないんだけど……。

そんなことしてる暇あったらさ、

メイクーモンが何に悩んでて、

どうしてあげたらいいかを考えるべきじゃないの……。



まとめ


以上、デジモンアドベンチャーtri. 第5章「共生」

のネタバレと感想でした。

正直私にはキツかったです。

でも、終わりよければ全てよし。

最後こそは期待して待っていようと思います。


6章見ました。

デジモンアドベンチャーtri.第6章「ぼくらの未来」を見た感想(ネタバレあり)





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