
あのゲド戦記の原作者、
アーシュラ・K・ル=グウィンさんが亡くなったようです。
一体どんな方だったのか知らなかったので、
旦那や子供などの家族やプロフィール、ジブリや宮崎吾朗監督の映画への反応、
亡くなった理由となった病気などを調べてみました。
アーシュラ・K・ル=グウィンのプロフィール
Ursula Kroeber Le Guin
アーシュラ・クローバー・ル=グウィン

生年月日
1929年10月21日
年齢
88歳没
職業
小説家、SF作家、ファンタジー作家、フェミニスト
代表的な作品
The Left Hand of Darkness
→闇の左手
Earthsea
→ゲド戦記
旦那や子供は?
家族についても調べてみました。
旦那は歴史学者のチャールズ・A・ル=グウィンさん。
フランスへ渡った際に知り合ったそうです。
ニュースでは、アーシュラさんの息子さんの発言も書かれていたため、
子供は少なくとも息子さんが1人。
後のジブリ映画への声明によると、
「Earthsea」(ゲド戦記)の著作権管理をされているようです。
残念ながら、それ以上の情報は見つかりませんでした。
病気や死因は?
公式ツイッターでは、「安らかな死を迎えた」と、
ご家族が発表されています。
また、息子さんが「数ヶ月健康状態が悪かった」とも話されています。
ですので、少なくとも事故などではないようです。
憶測となってしまいますが、
数ヶ月で亡くなってしまう病気というのはなかなかないでしょうから、
歳を重ねたことによって体力が落ちた結果だったり、
がんに気付けず治療が遅れてしまった……などが考えられます。
ジブリや宮崎吾朗への反応は?
個人的に気になったのは、
原作者のル=グウィンさんは、ジブリのゲド戦記についてどう思っているのか。

調べてみたところ、公式サイトに声明があったようです。
こちらのサイトに日本語訳があったので、こちらを要約してみました。
こちらを読むと、残念ながら好意的な反応ではありませんでした。
要約すると
・宮﨑駿が監督引退とはいえ、
少なくともプロジェクトには関わってると思ったらノータッチだった
・結局引退せずに駿は今別の映画作ってるの!?
・刺激的だけど、それは暴力によるもの。原作の精神にひどく反する
・登場人物は原作と同じだけど、全く異なる役柄による、全く違う話ではないか
・日本語音声のゲドの声や、テルーの可愛らしい歌声は素晴らしかった
原作へのリスペクトなく、全く別のものになってしまった、
というのがやはり原因のようです。
……ジブリ、何やってんねん……。失礼がすぎる。
こちらの声明を読むと、
アーシュラさんがかなりしっかりと作品やものごとに対し、
深く考えていることが分かりました。
ぜひ全文を読んでみてください。
まとめ
以上、ゲド戦記の原作者、アーシュラ・K・ル=グウィンさんについてでした。
旦那は歴史学者のチャールズ・K・ル=グウィンさん。
息子さんがいて、ゲド戦記の著作権管理をされているようです。
亡くなった理由は不明。事故などではないようです。
ジブリのゲド戦記への反応は、残念ながら良いものではありませんでした。
さすがにジブリ側に非があるので、当然かと思います。