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マガジン版【化物語】漫画の2話の感想とかアニメ&小説との比較とか(ネタバレ有)

time 2018/03/22

マガジン版【化物語】漫画の2話の感想とかアニメ&小説との比較とか(ネタバレ有)

どうも。
化物語の漫画が始まる前は『どーせ、つまんないだろうなぁ』と思っていたら、いい意味で裏切られて喜んでいる管理人です。
ただ原作をなぞってる感じじゃなくて、表現に工夫があったり(影の描写がお気に入り)、構成が練ってあって好きですよ。

2話ではいよいよ化物語がマガジンらしく……というか、少年漫画らしい描写が増えてきたので嬉しいです。
原作は大人向けすぎるというか、主人公の阿良々木くんへの注目度が少し低いんですよね。
こちらの漫画は、阿良々木くんがかなり主人公っぽく動いてくれて楽しいです。

今回はそういった『少年漫画らしい描写』に注目して、感想を書いていこうと思います。
(今後の展開のネタバレがあるので、『漫画で初めて化物語を読む』という方はご注意を)





阿良々木くん、少年漫画の主人公になる


小説やアニメの阿良々木くんは、物語の主人公でありながら、どこか冷めていたというか、自分から余り動こうとしないタイプじゃないですか。
どちらかというと、女の子からアプローチをかけられて、それから動く対応型というか。
それはそれでカッコイイんですけど、今回の漫画版のように、自分から女の子を守りに行くという行為には痺れました。


僕はお前のカベになってやる



(C)大暮維人/西尾維新


重し蟹に吹き飛ばされた戦場ヶ原を、阿良々木がすかさず追いかけるシーン。
2話で一番カッコイイシーンだと思います。羽の生えた影がまたニクイ演出です。
小説やアニメでは、ただ戦場ヶ原が吹き飛ばされたのを呆然と見ていただけなのに、漫画版の阿良々木くんは一味違いますね。

因みに、原作では戦場ヶ原が為す術もなくふっとばされ、阿良々木くんは忍野に一方的になじられます。


――全く。壁になってやれって言っただろう、阿良々木くん。相変わらず、肝心なときに使えない男だね。それこそ壁みたいにぼーっとしているだけがきみの能じゃないだろうに。

(化物語87Pより)


この差はなんだ。


忍と阿良々木の絆




(C)大暮維人/西尾維新


次に、上手いなーと思ったのが、忍が阿良々木の血を吸うシーン。
3つの意味で上手いです。

1,ただ忍野達を阿良々木が眺めている原作と違い、戦場ヶ原だけにスポットライトを当てず、阿良々木の存在感、存在意義を増している。
こうすることで、あくまでこの漫画の主人公は阿良々木暦なのだと読者にアピールすることができる。

2,忍に血を吸わせることで、吸血鬼の能力を活性化させる。
次の戦場ヶ原を助けるシーンへの伏線になっている。

3,単純に忍が可愛くて萌え。


個人的には2番が特に好きです。
理にかなっている。



阿良々木暦のドス黒い欲望


そして今回、一番2話、そして大暮維人先生すげえ!と思ったのが次のシーン。



(C)大暮維人/西尾維新


正直、ここまで少年誌で描くのか、と戦慄しました。


何かと言うと、
『心の中まで裸になった戦場ヶ原はすごくキレイだ』
というのは言い換えると

『俺だけがこの娘の弱みを知っている。
この娘の駄目な所、社会的に同情されるべき所を見て、自分は、阿良々木暦は、劣情を抱いている』

ということですよ。

こんな阿良々木くんの思い、小説からだって(少なくとも私は)読み取れませんよ。
大暮維人先生のオリジナルだと思います。
ここまで非道徳的な描写をするのは、踏み込んだな~と感服しました。

恥ずかしい話、私は『エア・ギア』とかをちゃんと読んでないので、大暮維人先生がどんな女の子や、どんな恋愛を描くのかよく知らないんです。
ただ、もし『エア・ギア』とかでも、こういった『女の子の弱い所って興奮するよね』っていうメッセージが散りばめられてるなら、大暮維人先生が化物語の作画になった理由もわかる気がします。
だって、化物語ほど、女の子の弱さや汚さにフォーカスした作品って、なかなか無いんだもん。







ガハラさん、ただのヒロインに成り下がる。


ここまで、阿良々木くんが少年漫画の主人公になってスゲー!って話をしてきましたけど、一方でガハラさんの描写はどうでしょうか?
結論から言うと、全体的には可もなく不可もなくで、1話と一緒かなぁ、という印象です。

ただ、このシーンの表情だけは大嫌いです。


(C)西尾維新/大暮維人


え?
なんでこの女、自分で脱いで、キメ顔までして、ちょっと恥ずかしがってんの?
誰?この変な女の人?
こんな顔、ガハラさんはしない。

百歩譲って内心では恥ずかしがってたとしても、この時点で感情を表にしてちゃダメでしょうよ。
ここで阿良々木に気を許したような表情を見せてしまうと、その後のデレた表情に価値が無くなっちゃいますよ。
ずっとツンツンしてからのデレとか、2000年前からの王道なんだから。


(C)西尾維新/大暮維人





あ、でも逆に、戦場ヶ原のお母さんは貴女のために宗教にハマったの?という質問に答える時の描写は素敵でした。



(C)大暮維人/西尾維新


単純に『違う』という答に、
『さぁね』違う『かも』と付け足すところなんか、新房監督っぽくて、かなり好きです。





漫画版の忍野メメ


最後に、漫画版の忍野ですが、個人的にはアニメ版よりカッコイイと思います。

アニメ版は『チャラいオッサン』+『どこか弱さや自信の無さを隠し持っている』という出で立ちに対して、
漫画版は『チャラいオッサン』+『既に自分の考え、生き方を定めている』という印象を持ちます。



あくまで、私の勝手な解釈ですが、
小説やアニメ版においては、忍野メメは頼れる男でありながらも、あくまで自分の発言や実力について、どこか自信が無いように見えるんですよね。
というのも、忍野メメの言葉には、『本気』が一切感じられないんですよ。
常に飄々としてるというか、感情が無いというか。
もっと言うと『自分の感情を理解していない』というか。
感情が無いのは、それは、自信がないことの顕れなんじゃないかとも、思ってしまうわけです。


でも、漫画版の忍野は、少なくとも戦場ヶ原を嗜める時の表情が、非常に苛ついているように見えます。
これは、彼が『自分なりの意見』、『自分なりの思い』を持った、一個の成熟した人間としての姿に見えるのです。



(C)大暮維人/西尾維新


今後の忍野メメがどう描写されるかは分かりませんが、今のところ、小説版やアニメ版より、忍野のキャラクターには好感が持てます。


まとめ


ということで、色々いいましたけど、2話も語りがいがあって、かなり満足しています。
アニメや小説の焼き直しではなく、少年漫画らしい阿良々木くんの活躍があったり、キャラクターの表情に変化があったりで、読んでて凄く楽しめました。
作画の大暮維人先生が、何を考えてこういった描写をしているのか?と考えるのが面白いです。

今後の展開にも期待しています。




おまけ――大久保篤による火炎姉妹




(C)大久保篤/西尾維新


私、火憐ちゃんがかな~り好きなんですけど、全く可愛くないw
なんだよ、このマカとブラックスターを足して2で割ったような女はww
おっぱいまで筋肉で出来てそうだよwww
流石は大久保先生。男らしい女を描くぜ。

ただ、後ろに下半身だけの月火ちゃんを描く辺り、分かってるな~っとニヤけてしまいました。



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