
今回はFGO第2部3章に登場するクリプタ―、
芥ヒナコの正体についてご紹介します。
3章本編のネタバレを含みますのでご注意ください。
【FGO】芥ヒナコの正体は虞美人?死ぬ?生存?
芥ヒナコの正体は秦末から楚漢戦争期を生きた女性、虞美人。

それも、ずっと生き続けてきた「真祖」であることが明かされます。
虞美人と真祖、それぞれについて詳しく説明していきます。
芥ヒナコの正体、虞美人とは?項羽との関係
秦末期の楚の武将、項羽の愛人だった女性です。
有名な逸話である「四面楚歌」に登場します。
項羽は紀元前202年、垓下で漢軍に包囲されます。
その際に周りから楚の歌が聞こえてくることから、
項羽は楚の兵士が漢軍に寝返ったと判断し、自らの敗北を悟ります。
そのときに項羽は「垓下の歌」を歌い、虞美人との別れを惜しみます。
その際、虞美人はその歌を唱和すると自らの命を絶つ――。
力は山を抜き、気は世を覆う。(力は山を引き抜くほど。気迫は天下を蓋うほど)
時、利あらず、騅ゆかず。(しかし時は私に味方せず、愛馬の騅も動こうとしない)
騅ゆかざるを如何すべき。(騅が動かないのをどうしたらいいのだ)
虞や虞や、なんじを如何せん。(虞よ、お前をいったいどうしたものか)
歌を何回か繰り返し、これに虞美人も唱和した。項羽の頬に涙が伝い、最後まで付き従った部下もみな泣いて顔をあげる者もいない」
最後まで項羽を愛した女性です。
実は芥ヒナコが虞美人であることについて、いくつか伏線がはられていたのでご紹介します。
芥ヒナコ=虞美人であるという伏線1:名前
まずは、芥ヒナコという名前が伏線となっていました。
芥ヒナコを漢字で表記すると、「芥雛子」。
このアナグラムとして、「雛芥子(ヒナゲシ)」という草があります。
これが別名「虞美人草」と呼ばれているんです。
つまり、名前の時点で虞美人であることが示唆されていたんです。
芥ヒナコ=虞美人であるという伏線2:本人の希望
そして、2部冒頭や3章introでのヒナコの言動・希望なども、
今にしてみると虞美人っぽさがあります。

本人が強く希望していたサーヴァントはライダー。
それが愛した男性である項羽は、「騅」という愛馬を駆るので、
ライダーとして召喚される可能性が高いと見て希望していたのでしょう。

また、3章introでは中国について、

「今度こそ最後までここにいたいだけ」
と中国出身であることが示唆されていました。
真祖とは
芥ヒナコはずっと生き続けてきた真祖でした。
型月世界における真祖の定義は以下のとおりです。
吸血種の中の、吸血鬼の一種。その中でも最も特異な存在。死徒と異なり、生まれたときから吸血鬼であるもの。人間に対して直接的な自衛手段を持たない星が、人間を律するために生み出した「自然との調停者」「星の触覚」。
こちらについても伏線らしきものがあったのでご紹介します。
芥ヒナコが真祖であるという伏線1:健康診断を拒否する
まずは2部冒頭で話されていた、健康診断の拒絶。

男の娘説などありましたが、
真祖であるならバイタル値なども異常でしょうから納得です。
芥ヒナコが真祖であるという伏線2:ペペロンチーノとの会話
そして、3章introにてペペロンチーノが
「せっかく隠し通してきたんだもの」と言っています。

このときの芥ヒナコの表情を見ると、口を大きく開き、歯が露出しています。
牙が吸血種のようになっていたため、これも真祖であるという伏線だったようです。
まとめ
FGOの3章のクリプター、芥ヒナコについてでした。
正体は項羽の愛人である虞美人で、
生まれついての不老不死、真祖でした。
ライダーを強く希望していたこと、名前のアナグラムなどの伏線が実ははられていました。
皇帝とコヤンスカヤのやり取りが面白かったので、これについてもまとめました。
→【FGO】始皇帝によるコヤンスカヤの名前呼び間違え・あだ名まとめ!タユンスカポン、コヤス某とは・・・w【2部3章ネタバレ?】
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