
今回は、キングダムのアニメ3期のストーリーについて!
原作でも屈指の盛り上がりを見せる合従軍編がいよいよアニメ化。
2期で魏の廉頗を相手に山陽を取った秦国。しかし、3期では一転してこれ以上ない絶望的な状況に追い込まれてしまいます。
……そんな状況を、信たちが強い意志で切り開いていく姿がマジでかっこいい!
先が気になる!という方が多いと思うので、キングダムの3期のストーリーについてかっこいいシーンを中心にご紹介していきます!
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キングダムの3期は何クールでストーリーは何巻から何巻まで?
まず、キングダムの3期でアニメ化される範囲と、何クール放送されるのかについてご紹介します。
これまでのアニメで放送された範囲は、以下の通り。
1期:1巻~16巻(3クール・全38話)
2期:17巻~24巻(3クール・全39話)
このようになっています。
2期でアニメ化されたのは、蒙驁とともに魏軍・廉頗と戦って山陽を取ることに成功したところまでです。
続きとなるキングダムの3期のストーリーは、原作の25巻から。
ここからは、合従軍編に突入。原作の33巻まで続く長い戦いなので、3期は3クールでこの戦いが全てアニメ化されるでしょう。
というわけで、キングダムの3期のストーリーは、
25巻~33巻までの内容が、3クールでアニメ化されると考えられます。
この合従軍編の内容について、詳しく説明していきます。ここから先はネタバレ注意です。
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キングダムの3期のストーリーをネタバレ!最終回や合従軍編の結末は?
それでは、キングダムの3期のストーリー、「合従軍(がっしょうぐん)編」についてご紹介します。
山陽での戦いで、廉頗率いる魏軍を退けた信たち。
秦国は、中華統一に一歩進んだ。そう思い緩んだそのときであった。
秦を除いた、中華の六国(楚、趙、魏、燕、韓、斉)――これら全てが手を結び合従軍を結成。秦国を襲ったのだ……!
つまり、秦は中華全ての国々を敵に回し戦うことになってしまいます。
当然、兵の数は段違い。秦がいくら強国といえど、たかが一国。六国の戦力の前には塵も同然です。
そして、数だけではなく、強さも当然各国のトップ。それぞれの国の精鋭部隊と、歴戦の将軍たちが戦場に現れる。
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(C)原泰久・集英社
更に、それを率いるのは――あの王騎を討った知将・李牧。
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(C)原泰久・集英社
次々と襲いくる軍勢に秦国は騒然。
……しかし、諦めるわけにはいかない。ここで屈してしまえば、何万もの民が死ぬ。秦国は滅びてしまう。それだけはあってはならない。
秦国の全戦力を以って、合従軍へ向かっていく……!!
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(C)原泰久・集英社
と、あらすじだけでも絶望的。四面楚歌の状態で秦が奮闘します。
秦の武将たちの武力、知略、そして気力によって苦難を退けていくのがマジでかっこいい。
……というわけで、より絶望感や各キャラクターのかっこよさが伝わるように、各巻のストーリーをネタバレありで詳しくご紹介していきますね。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:25巻のネタバレ

→キングダム 25巻
南の大国・楚が大群を挙げて咸陽へと向かっている。
兵の数は5万以上。それだけの兵が秦の内部へと入り込めば、正真正銘秦は滅びる。
王宮がどよめく中、更なる急報が舞い込んでくる。
――魏軍が10万の軍勢で咸陽へと侵攻中。
楚と魏は連動している。接触はないはずなのに、何故。
……李牧だ。楚は彼と接触していた。つまり――彼のいる趙国も、秦を襲ってくるだろう。
予測通り、趙国も馬陽を襲っている。三国の同盟。楚だけでも戦力としては絶大なのに、他の2国まで手を結んでしまった……。
そんな中、またしても急報がやってくる。
「”燕”十二万軍が北東部最前線基地を落としてそのまま我が国に侵攻していると!!」
「急報ォ!!”韓”五万軍が中丘より我が国に侵攻しましたっ!東国の”斉”も大軍を興し趙を通ってこちらへ向かう気配あり とのことです!!」
――中華に、味方はいなくなった。自国以外の全てが敵。
六国が手を結んだ合従軍が、秦へと向かっているのだ。
かつて斉が力を持ちすぎたとき。斉以外の六国が合従軍を興した。
……その際に斉は、無数にあった城が、2つを残して全て消滅。ほとんど壊滅するほどまで追い込まれた。
つまり。合従軍という勢力が一度成立すれば、国一つ潰すことなど造作もないのだ。
その事実に、秦国の王宮は絶望する。
家臣たちは口を開かない。思考することさえままならない。
……というよりも、既に「あきらめてしまっていた」。心は折れ、立ち上がることさえできなくなってしまう。
「――立て」
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(C)原泰久・集英社
そんな彼らに檄を飛ばしたのが、政だった。
絶望する家臣たちに語りかける。
「お前らの目は節穴か……?お前らの頭は飾りか?この地図をちゃんと見ろ!
今この瞬間、国のいたるところで何千何万の民の命が奪われようとしているのだぞ!
起こっている事態の全容を知るのはここにいる我々だけだ!
対策を講じられるのも我々だけだ! 分かっているのか!
――今ここにいる三十人程が、秦国全国民の命運を握っているのだ!!」
「強大な敵にも目をそらすな!刻一刻と国がっ……民が陵辱されていっているのだ。
全身全霊をかけて対策・打開策を模索しろ!合従軍だろうといいようにはさせぬ!!」
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政の言葉に、想いに、家臣たちは気力を取り戻す!
文官たちはこの”詰み”に限りなく近い盤面を打開するための作戦を考えるのだった。
まず、東の大国・斉を合従軍から離脱させる。戦力を削りつつ、合従軍の背後に中立勢力を作る。こうすることで、合従軍は後ろも気にしながら戦う必要が出てきた。微妙な差だが、一国が敵じゃなくなるというのは今の秦国にとって大きな一手だ。
……しかし。まだまだ合従軍の戦力にはほど遠い。勝つための計画が必要になる。
文官たちは勝算を導こうと、寝ずに思考を重ねていく――。
咸陽に集った武将たちに、昌文君は作戦を伝える。
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負ければ国が滅びる総力戦。
蒙武、麃公、蒙驁、桓騎、王翦、騰、張唐――秦国が誇る歴戦の武将たちが、全員出陣する。
――守るのは、国門・函谷関(かんこくかん)。
これまで一度も突破されたことのない、その門を全力で守る。それが、秦国にできることだ。
函谷関ヘ向かい、防衛陣を作り出す。
一方、合従軍たちにも武将が集結。
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ついに、秦VS合従軍の戦いが始まろうとしていた――。
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というわけで、ほとんど滅びるしかない状態に秦国が追い込まれてしまいます。
そんな中、絶望する臣たちを立ち上がらせたのは、王である政でした。
全力で立ち向かわなければ、みんな蹂躙されてしまう。そして、立ち向かえるのは自分たちだけだと臣下たちを奮い立たせる姿が王の風格あって超かっこいいです。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:26巻のネタバレ

→キングダム 26巻
戦いの火蓋を切ったのは、右翼にいた麃公軍だった。
趙の将軍・慶舎と対峙し、かき乱すことで”火”を起こそうとする。
しかし、同じく本能型の武将である慶舎に動きを読まれ、万極軍に背後をとられてしまう。
――それを助けたのは、ともに戦っていた飛信隊!
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信たちは万極たちと対峙するのだった。
そして、蒙武・騰の連合軍は、十五万の楚軍との戦いを強いられる。
楚軍を率いる将軍は、同金を殺した臨武君。
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王騎軍の第一軍長・録嗚未が臨武君と戦うが、重傷を負わされる。
将軍レベルの強さを誇るはずの録嗚未が負けた。
臨武君は、”将軍”の重みが秦と楚では違うと言い放った。広大な楚には、強者が果てしないほどいる。その中で勝利し上り詰めたものがたしかな地位を得ているのだ。
上に立つために戦い、勝ち続ける数が、楚のほうが圧倒的に多い。だから――秦程度の将軍など、敵うはずがない。そう、勝ち誇った。
録嗚未を超えるものは、今この場にはいない……。秦軍は絶望する。
しかし、そこに騰が現れる!
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あの臨武君が押されている。
「き、貴様は一体……何者だ」
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「天下の大将軍だ!」
(録嗚未にツッコまれてますが)臨武君は圧倒され続ける。彼には、幾度も強者を打倒してきたという自信があった。
なのに、何故。王騎の傘の下にいただけのやつが、敵うはずがないのに、何故――。
「その傘を支え続けることのすごさは考えぬのか。
お前は数々の修羅場をくぐってきた己の力に自信があるのだろうが、私には――」
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「中華をまたにかけた大将軍王騎を傍らで支え続けた自負がある!」
大将軍たるのは楚将だけだ!と襲いかかる臨武君に、騰は一言、「お前はその器ではない」と言い放ち、彼を切り捨てた。
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「しかし、強かったのは認めよう。これほど血を流したのは久しい。
あの世で同金・鱗坊、録嗚未と酒でも飲むがいい」
と、彼の実力を認めた。ちなみに録嗚未は死んでないし何なら意識もある。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:27巻のネタバレ

→キングダム 27巻
麃公軍と趙軍。後ろから襲いくる万極軍に応戦した飛信隊。
しかし、倒しても倒しても立ち上がってくる万極の兵のせいで、信は万極に近づくことができない。
これまでの兵とは、何かが違う。その理由は……万極軍の恨みだ。
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万極たちは、長平の呪いそのものだ。
何故なら――万極軍は、その全員が長平の戦いで殺された者の遺族・遺児で構成されているのだから。
長平の戦いで、白起は投降した趙の兵40万人全てを生き埋めにした。
そして万極はそのとき、生き埋めにされた一人の少年だった。
父や兄とともに埋められた。一人、地上へと這い上がったが……父も兄も、既に息絶えていた。
だから。彼は秦を恨んだ。恨み、呪い、怨念となり――秦の人間を殺し続ける。
そんな彼が、犠牲となった者の遺族・遺児を率いているのだ。ただで倒れる兵はいない。どこまでも執念深く、信たちに向かってくる。
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「か、咸陽の秦人を み、皆殺しにす、するためにここに き、来た」
その怨念を、信は断ち切れない。
たまりきった恨みが爆発してしまっている以上、もう止まらない。
いくら綺麗事をならべたところで、万極たちが止まらないことを、信は悟った。
河了貂が、万極のやっていることは長平よりもむごい――女子供までも狙っている万極たちと一緒にするなと叫んでも、万極に響くことはなかった。
だが、信は言った。
「こいつはぶっ倒す。こいつが善だろうと、悪だろうと味方を殺ろうってやつは許さねェ
……だけど。こいつに同情の余地がなくはねェ」
戦乱の世の中だ。万極のようなやつは無数にいるだろう。一歩間違えれば、自分たちが同じ境遇になってもおかしくない。
キリがねェ。それに、それに対する答えも、信たちは持っていない。
「そ、そのとおりだ、こ、小僧
ひ 人は で 出口なき闇で え、永劫に呪い合い、殺し合う
だ。だが、そこに解など な、ない。
そ、それこそが こ、この世界の真理だ」
憎しみは生まれ続け、消えることがない。万極はそう言い放つ。
――しかし、信は。
「俺もさっきまで そうなんだと思ってたぜ」
戦争はある。信はそうずっと思っていた。当たり前にあるものなのだ、と。
しかし、恨みに囚われた万極の醜悪さを見て、その連鎖を断ち切りたいと、ずっと考え込んでいた。
そして、気づいたのだ。すぐ近くに、その答えを持っている人間が居たことを。
「この出口のねェ戦争の渦を解く答えを持ってる奴を実は俺は知ってたんだってなァ!
そいつの答えはこうだ。
境があるから内と外ができ、敵ができる。国境があるから国々ができ、戦い続ける……」
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「だからあいつは国を一つにまとめるんだ!」
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「そして俺は、その金剛の剣だ」
しかし、万極は言う。そんなことで、怨念が消えるはずがない。
長平で死んでいった人間の苦しみは消えないし、自分が咸陽で虐殺を行えば、また新たな呪い、恨みが生まれていく。
その連鎖は、消えることはないと。
「違う!!」
その言葉を強く否定し、信は万極に斬りかかる!
何故なら、信だって戦争でたった一人の大切な身内を失った。でも万極のように憎しみに囚われてはいない。
他ならぬ政が、彼を憎しみから引き上げてくれたから。
万極は、周りに引き上げてくれる人がいなかった。運が悪かったと信は言う。
「分かってんのか万極! 一番呪われちまったのはお前自身なんだぞ!」
万極は否定する。人間はすべて、呪われているのだと。それを聞いて信は――
「大バカヤロォが!!」
「てめェの痛みはしょってってやる! だからお前はもう!」
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「楽になりやがれ!!」
彼の刃が、ついに万極へと届いた。
倒れる万極に、信は宣言する!
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「俺は長平みてェなことは絶対にやらねェし! 絶対やらせねェ!!」
「お、俺も怨念となって……み、見ているぞ
お、お前達のなそうとすることを……地の底で……ずっと……」
そう言い残し、万極は息絶えた。
そして、函谷関での一日目の戦いが終わった。
臨武君と万極を討ち、函谷関をなんとか守り切ることができた。
しかし、秦軍は未だ圧倒的に不利なまま、戦いを強いられていく……。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:28巻のネタバレ

→キングダム 28巻
函谷関での戦い、十五日目。
秦軍は戦線を維持し続けていた。……否、それは合従軍側の策略だった。
兵の数に限りのある秦へ消耗戦を仕掛け――疲れきったところで、函谷関を一気に落とそうとしていた!
函谷関を守る歴戦の将軍、張唐。
彼は成恢の調合した遅効性の毒・轟丹丸を食らっていた。
決戦の日にちょうど彼が死を迎えるように、数日前に食らっていたのだ。
張唐の部下は、桓騎将軍に増援を要請しようとするが、張唐自身がそれを認めなかった。
……”将軍として秦を守る覚悟”。
それを何よりも重要視している張唐は、それを嘲笑った桓騎を認めるわけにはいかなかったからだ。
張唐が毒をくらったその夜、彼は桓騎を呼び出していた。
将軍として、この国を守る覚悟はあるか。そう彼に問うた。
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「秦が滅びようがどうしようが俺の知ったこっちゃねェんだよ!」
「では貴様は何故ここにいる」
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「……そうだな。一言で言やァ……戦が抜群に強ェからだろ。武将だなんだと偉そうにしてるバカ共の何倍もなァ」
野盗上がりで誇りなど一切持っていない。張唐から見れば、不相応な自信。
「白老でもねェ ヘマして毒喰らったお前でもねェ。
函谷関を守りきれるかどうかは、この俺の才覚にかかっているからな……」
このとき張唐は、彼の言葉をまだ信じられなかった。
しかし、張唐が倒れかけたこと、そして井闌車がかかってしまった事を見て、桓騎が張唐のもとへやってくる。
「さァて 始めるか」
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彼の行動は大胆だった。
井闌車に煙を上げさせ、魏・韓の兵を撤退させる。
――その中を、魏の軍のふりをして降りてゆく!
「着替えてついてこいよ」という彼の言葉に、張唐も魏の鎧を着てついていく。
魏兵の旗を奪い――桓騎軍は十五万の敵兵の海を、堂々と渡りきった。
張唐は、彼の戦術眼と度胸に驚いた。彼の見てきた将軍にはできない戦いを、桓騎はやってのけた。
そして、彼の狙いは、韓軍の将軍・成恢。
呉鳳明と成恢の警戒度の違いを、桓騎は函谷関の上から観察して、正確に狙いを定めていたのだ。
更に、隊を分けて動かすことによって、敵に悟られることなく、十分な数を敵地へ送り込んだ。
……張唐は、桓騎の手腕に驚き続けていた。
そして、成恢軍の真っ只中。合戦にもつれ込む。
張唐は毒で既に限界だったが、それでも最期の意地で無双の強さを見せつける。
成恢に対面すると、張唐は兜を脱ぎ捨て、つぶやく。
「齢十五にして初陣を飾った。そこから五十年、矛とともに泥と血にまみれて戦場を渡り歩いて来た。
今では秦軍でも最長の戦歴を持つ老将の一人だ。我ながら、悪くない道のりであった。
あとはどう、儂なりの”花道”を飾るかだ。別にそれが戦場で死ぬならそれでも構わぬ。
だが……毒は……ない。毒は……なかろうが。こんなもの武将の死に方ではないわァ!!」
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「何をさらしてくれとんじゃこのゲス共がァ!!」
成恢軍の兵をいともたやすく蹴散らしていく。
張唐は再び毒矢を食らうが、逃げ出そうとする成恢を斬り捨てる!
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「大将が背中を見せて逃げるなァ!!」
成恢を討ち取った張唐は、死期を悟り桓騎に語りかける。
「貴様は戦が楽しいのだ。己の力で戦に勝つ快感にはまっておる。……そしてそれは……
名武将の持つ気質そのものだ。
土下座などせぬが……儂と約束せィ」
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「秦国一の武将となれ 桓騎。秦を……頼むぞ」
頑なに桓騎を認めなかった張唐が、その力を直に見て彼を認めた。
武将として否定し続けてきた彼に――秦国を任せ、その頂点を目指せと示す。
張唐の最大の賛辞です。
その言葉を桓騎は斬り捨てる。
「寝言は死んで言えよ、ジジイ」
倒れゆく張唐。息絶えた彼が地面に落ちないよう、桓騎は彼を掴み一つ舌打ち。
「調子の狂うじじィだったぜ、全く」
お互いスタンスが全く違うけれど、互いのやり方、実力、本気を見て認め合う姿がかっこいい。
どちらも頑固、ツンデレで素直な態度こそ見せませんが、戦いの後は最大級にリスペクトし合っているのが伺えるのが最高です。
特に桓騎は今まで粗暴・野蛮なところしか見せてませんでしたが、そんな彼が張唐の遺体が倒れるのを防ごうとしたってのがかっこよかった。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:29巻のネタバレ

→キングダム 29巻
ついに動き出した楚軍の大将・汗明の軍。
蒙武は昌文君の策によって楚の大軍に隙を作り出し、一気に突破!汗明のもとへと迫る!
そこで待ち受けていたのは――太鼓の音だった。
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「誰が至強か!? 誰が至強か!? 誰が至強か!?」
「汗明!!」
「誰が至強か!?」
「汗明!!!」
「その息吹で巨石は砕け! その一振りで山は地に沈む!!
天下最強 漢の中の漢!! それは誰か!?」
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「汗明!」
楚の巨人・汗明。その男は蒙武に語る。
「奇遇だな。俺も中華最強の自負がある。貴様もそうだというのなら、決めねばなるまい。
中華の注目する今この地で――どちらが本物の漢(おとこ)かをな。」
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「思ったより口数が多い男だ。どっちが本物かは決まっている。さっさと来い。
そのカニの如き頭、叩き潰してやる」
力と力のぶつかり合い。間違いなく中華最高のパワーのやり取り。
しかし、たった二撃で優劣が決まってしまう。
……あの蒙武が、完全に押し負けているのだ。
汗明はあの六将の一人、王齕さえも一度退けていると語る。
そして、それを倒したときも感動はなかったのだ。自らが、生まれながらの超越者であることを既に悟っていたから。
そうしたものが、戦いの場で何を思うか。汗明は言い放つ。
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「『つまらぬ』だ」
そんな彼は、強者として、超越者としての責務を果たす。そのために戦っているのだ。
蒙武は汗明の怒濤の攻撃を受け続けるが――ついに、腕を折られてしまう。
しかし、それでも一矢報いるほどの一撃を叩きつける!
そのときだった。禍燐が蒙武を後ろから不意打ちするための兵を放っていた。
それを蒙恬が応戦していると、蒙武と汗明の戦いに巻き込まれてしまう。
至強を決める戦いへの乱入を、汗明は許さない。蒙恬は切り捨てられる……。
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――息子を傷つけた汗明を見て、蒙武は目を見開き……
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汗明を打ち倒すのだった。楚軍は壊滅。戦況は大きく覆ったのだ。
蒙恬の傷は深かった。彼の最期に、部下たちは蒙武の言葉を求める。
しかし、そいつに掛ける言葉などないと、蒙武は言い放つのだった。
冷徹な態度に思われたが、蒙武は宣言するのだ。
「この蒙武の倅だ! その程度で死にはせぬ!!」
言葉をかけないのは、決して愛がないからではない。信頼からの行動だったのだ。
合従軍編屈指のおもしろキャラ、汗明との戦いです。この人ツッコミどころが多すぎる。
髪型がカニって言われちゃってるし、戦場にどう考えても邪魔な太鼓部隊(応援団?)連れてきちゃってるし、部下に「漢の中の漢」とか呼ばせちゃってるし、名乗りがノリノリだし、「つまらぬ」の顔が面白いし。
ともあれその実力は本物。蒙武ですら力負けするところはけっこう絶望感がヤバイです(こんなやつにやられるのかよ……という屈辱感もある)。
が、それを息子を傷つけられた怒りではねのけるというのがキングダムらしくて熱い。
めったに親らしいところを見せない蒙武ですが、傷ついた蒙恬のことを信頼し、こんなところで死ぬ器じゃないと言い切るのもかっこいいです。面白さとかっこよさのバランスが絶妙な巻でオススメ。
キングダムの3期のストーリー・合従軍編・函谷関の戦い:30巻のネタバレ

→キングダム30巻
楚の大将、汗明を討ち取った秦軍。形勢は完全に逆転した。
が、楚の将・禍燐の本命の策がついに機能する。
戦象を放ったり、禍燐自身が突撃したりと派手な攻撃を仕掛け続けていたのは全てカモフラージュだったのだ。
函谷関の裏から楚軍が潜入、門を開いてしまう!!
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函谷関になだれ込む敵兵たち。蒙驁は慌てふためいてしまう。
だが、王翦が駆けつけ、潜入した敵軍を蹂躙!
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禍燐の作戦は失敗に終わるのだった。
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(失敗の報告を受けた禍燐様の表情。憐れ。)
函谷関から合従軍は撤退。ついに、守りきったのだ。
その後、合従軍から李牧の姿が消えた。
撤退に安堵する秦国の民たち。
しかし咸陽へ至る小さな城の一つが襲われたという報告が上がる。
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それはつまり、武関から南道を通り、咸陽へ向かおうとする、謎の勢力があるということ――。
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李牧だ。
別働隊を作り、函谷関を通らずに咸陽を目指す精鋭部隊を、彼は作っていた。
これは、まずい。
咸陽は襲われた経験のない、迎撃に慣れていない都市。
更に、軍の半分以上と、名だたる将軍は函谷関にいる。つまり、無防備な状態だ。
だが、函谷関から武将が離れれば――今度はそちらが狙われる。
手詰まりだ。今度こそ、秦国が滅びてしまう。
そんなとき、李牧たちを後ろから襲撃する軍がいた!
麃公軍と飛信隊だ。麃公は李牧の別働隊が移動するわずかな砂埃を見逃さず――信を引き連れて追ってきたのだ!
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対峙する李牧と麃公。
力では圧倒的に麃公が優位。しかし李牧は言う。
「ここで死ぬのはあなたです」と。
何故なら――
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あの王騎さえも屠った、龐煖がここにはいるから。
龐煖の強さに圧倒される麃公。しかし、龐煖が「王騎の強さ」を理解できていないことを知ると、その答えを持つ麃公は笑い、挑発する。
「ようやく少し貴様のことが分かってきたわィ
貴様はおそらく……己の中の大いなる矛盾に気づかず一人もだえておる、ただのど阿呆じゃ」
龐煖の攻撃は乱れるが、それでも劣勢だ。信は助けに行こうと突っ込んでいくが……その姿を見て、麃公は叫ぶ。
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「童 信! 前進じゃァ!!
ここは貴様の火を燃やし尽くす場所に非ず!
咸陽へ行け! 童 信!!」
そうして、自らが使っていた盾を信に託す!!
麃公は龐煖の腕を折り、一矢を報いる!
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「火を絶やすでないぞォ」
そう信に言い残して、麃公は散っていった……。
いつか、六将よりももっと大きくなって、彼らよりも美味い酒を交わす。
そんな約束を、信は麃公としたのだ。
だから、彼は麃公の仇を討とうとするが――壁に殴られる。
麃公は、咸陽へ行けといったのだ。火を絶やすなと、自らの意志を盾とともに、信に託したのだ。
ならば、麃公の尊い意志を受け継いでいかなければ。涙を流しながら……信は咸陽を目指すのだった。
一方、咸陽では最後の砦となりうる城、蕞(さい)で戦うことを決意したものがいた。
その城には、一般人しかいない。無理だ。李牧相手に戦えるはずがない。
昌平君は言うが、ある者は自分なら国民を鼓舞し、火を付けられると確信していた。
――だから。
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――俺が行く!!
政が王として戦うために出陣した!!
函谷関を守りきった達成感から一転、咸陽を別の道から狙われるというピンチ。
恐るべきは、これを最初から計画していた李牧。
守りが完全に手薄になった秦を倒しに行く、詰みの一手です。
しかも、戦力は無敵の武神・龐煖。麃公までやられ、信の心も折れてしまう。
完全なる絶望。どう考えても秦は滅びるしかない……ってところで、自ら立ち上がる政!
彼のすごいところは口だけじゃなくてちゃんと行動するところですよね。身体を張って戦場へ向かうのは正しく王の器。
一方その頃、呂不韋は政を暗殺して合従軍に和睦を申し込もうとしていました。この差である。
とはいえ、龐煖という暴力と、一般人しかいないという蕞の戦力ではやっぱりどうしようもない。
これに政たちはどう戦っていくのか?
31巻~33巻では蕞での戦いが描かれていきます。
キングダムの2期のストーリー・合従軍編・蕞防衛戦:31巻のネタバレ

→キングダム 31巻
蕞へ到着した信たちは、疲れ果てていた。
長旅と、秦が侵略されているという事実。そして、麃公という偉大な将を失い、もはや希望は残っていない……。
そんなとき、信が蕞で目にしたものは――
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いるはずのない、政だった。
「あれ?何で……こんなところに……」
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「もちろん、お前達と共に戦いに来たのだ」
ボロボロだった信が、希望を取り戻す。
「……政 ちょっとだけ、つかまらせてもらっていいか……すまねェ……」
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「……気にするな。俺はもう何度もお前につかまっている」
だが、やはり蕞に未だ戦力はない。
李牧たちがくれば降伏し、門を開けるつもりだった。無理もない。戦えない市民ばかりなのだから。
――そんな一般人を、兵士にする。そのために、政は民の前で言葉を紡ぐ。
「秦王 嬴政である」
彼は今の状況を説明する。函谷関は持ちこたえた。
だが、別働隊によって咸陽が狙われている。咸陽では迎え撃つことはできない。
「つまり、この蕞が敵軍を止めることができる最後の砦だ。
もう一度言う。蕞で敵を止めねば、秦国は滅亡する」
絶望的な表情をする民たちに、政は語りかける。
敵は強い。戦えば傷つき、命を落とす者もいるだろう。
「だが、そなたらの父もまたその父達も同じように血と命を散らして今の秦国を作り上げた!」
降伏すれば、虐殺され、土地は奪われ、生き残っても奴隷の道。
子々孫々、未来永劫に苦しむことになる。
「それを止められるのはそなた達だけだ!」
まず、一人の少年が立ち上がった。
「オッオイラは戦う!」「ぶっ、無礼よ座りなさい秋!」
「構わん! 勇敢な少年よ。そなたの名は?」
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「甘仁の子 甘秋! お父は函谷関で戦ってて、だからオイラが家族を守れってお父がっ……!」
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「お母と小さい妹を敵国の奴隷になんか絶対にさせない!!」
そう言い切った甘秋に、政は礼をした。
「甘仁の子、甘秋よ。この決戦の地で”共に”戦えることを誇りに思うぞ」
「共に戦うぞ」という政の言葉に感化され、民は一人ずつ立ち上がる!!
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蕞の民たちは、戦士となった。
「心の準備は整ったか!」「オオ!!」
「530年続いてきた秦の存亡をかけた戦いだ! 必ず祖霊の加護がある!!
これまで散っていった者達も必ず背を支えてくれる!!」
「オオ!!」
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「最後まで戦うぞ、秦の子らよ! 我らの国を! 絶対に守り切るぞ!!!」
キングダムの2期のストーリー・合従軍編・蕞防衛戦:32巻のネタバレ

→キングダム 32巻
……しかし、心構えだけでは李牧の率いる軍を相手に戦えるはずもない。
奮戦するものの、民はすぐ疲れを見せ始める。
更に、李牧は夜襲を仕掛けて秦軍に対応させるが、それは少数の兵が遠くから音を出しているだけの騙しであった。
無駄に対応をさせられ、兵は疲弊していく……。
二日目の夜襲では、無駄に兵を疲弊させないため、半分を休ませる。
だが、戦いに慣れていない民にとって、夜襲は音だけでも相当なプレッシャーになる。
眠りにつくことができないまま、次の日の戦いへ向かうことになってしまう。
「少し邪魔をするぞ」
そんなとき、政がやってきた。
「……どうせ寝付けぬなら、ねぎらいの言葉を、と思ってな。この二日間の奮戦、皆大儀であった」
民達はその言葉だけで高揚するが、それだけでは終わらない。
「この調子では明日は更に苦しい戦いになるであろう。
だが、敵も補給がないという弱みがある。長引けば苦境に陥るのは向こうだ。だから何があろうと諦めるな!」
民の一人一人の肩に手をやり、政は語り続ける。
「だ、大王様! 明日僕達も下の予備隊に入ります。弟と二人なら弩が引けるだろうって、頑張ります!」
二人の少年が声をかけてくる。彼らに視線を合わせ、政は彼らの名を覚える。
「そなた達のような勇敢な兄弟が弩を放ってくれるなら、南壁は明日も安泰だ。二人共、名は?」
「希です」「弘」
「希と弘。明日はしっかりと戦え」
政は彼らを激励する。
「すまぬ、もう行く。他にも回るのでな。皆の者、覚えておけ」
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「明日の夜も語らうぞ!」
――そう言い残して、彼は去っていった。兵たちは戦うために身体を休ませるのだった。
政の向かった場所は、麃公兵のもとだった。
彼らは麃公を守りきれなかった。共に、逝けなかった。
それを後悔している彼らは、少しでも多くの敵を倒し――麃公のもとへ行くことを望んでいた。
しかし、それを聞いた政は言い放つ。
「それは許さん。
……そなた達が生きてここにいるのは決して”しくじり”ではない。大きな役目を天が授けたのだ」
「……役目?」
「この蕞を守る大きな力となること。
……そして、英雄 麃公の生き様を後世に伝える役目だ。
それが出来るのは彼と共に血と汗を流してきた、そなた達。そして、彼の最期を知るそなた達だけだ。他の誰にも決して背負えぬ役目だぞ。
生きてこの蕞を守り抜け! 麃公兵! よいな!」
「御意!!!」
こうして、疲労に苦しんでいた蕞の兵士たちの気力は、政によって高められた。
しかし、信は昌文君と話していた。……この戦は、一体何日耐えきる必要があるのかと。
不眠不休での戦い。素人である民たちが戦える日数には限度がある。
「……八日だ」昌文君は言った。
こんな厳しい戦いを、後五日も続けなければいけない。
それこそ、奇跡が起きない限り勝機はない……。
二人は、厳しい戦いになることを予期していた。
そして迎えた三日目。李牧はありえないものを目にする。
連日の夜襲で士気が下がっているはずの蕞の兵が、なんと合従軍を押し返し始めたのだ。
政の激励によって、兵は蕞を守るために、そしてまた大王と語らうために奮戦していた!
だが、それも長くは続かない。五日目にもなると、体力の限界が訪れる。
気力だけではもう持たない。そんなとき――戦場に政が現れた。
大王様が前線にいる! その事実が、兵を奮い立たせる!
だが、王が前線にいることを知った敵兵は、彼の首を取ろうとする!
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ギリギリのところを、信が助け出した!
しかし、政は重症を負い倒れ伏す。次の六日目は、いよいよ兵に士気がなかった。
全方位からの敵兵に、蕞はいよいよ陥落しそうになる。
――そのとき、民兵達から歓声が沸き起こる!
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倒れていたはずの政が、各地の兵を鼓舞していたのだ!
飛信隊も死力を尽くして戦い続け――六日目の戦いも、乗り越えた。
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――そして、七日目。この日が蕞での戦いの最後の一日となった。
八日目は、ない。
ついに李牧の軍は、蕞の場内へと侵入。動けない兵ばかりの城内を、敵兵が埋め尽くしてゆく……。
蕞は落ちた。もう、秦国は滅びるしかない……。涙する民たち。
しかし、信だけは遠くに何かを見た。
「……奇跡が起きたぞ」
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山の民だ!
政は咸陽を出る前に、楊端和に伝言を送っていた。しかし、彼女たちは戦争のために遠征をしていた。
そんな中、彼女たちがやってくる望みはほぼなかった。
戦争を中断し引き返すということは、山の民が出した犠牲も、勝利も無駄にするということ。
昌文君が出した「八日」という期間は、遠征先からすぐに山の民が駆けつけたときの日数だった。
だが、山の民は七日で駆けつけてくれたのだ!
戦況は一気に逆転! 李牧は撤退を指示しようとする。
……だが、それでも向かってくる人間が一人いた。龐煖だ。
山の民を殺された楊端和が彼の前に行こうとするが――
「待て! 楊端和! 悪ィがゆずってくんねーか」
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「そいつとは俺が戦んなきゃならねェんだ」
キングダムの2期のストーリー・合従軍編・蕞防衛戦:33巻のネタバレ

→キングダム 33巻
満身創痍の信は、龐煖へと向かっていく。王騎と麃公の仇。彼にぶつかっていくことは必然だった。
龐煖の一撃を食らってなお、信は立ち続けた。
武神・龐煖の攻撃は天下の大将軍――廉頗の攻撃に比べて、”軽かった”からだ。
しかし、負傷したのは事実。もう、信にできることは一つだけだ。
(武神・龐煖。今のお前は麃公将軍の置き土産のせいで片腕にしか力が入ってねェ!
そのお前に、この俺のしょってるもの全部をっ! この俺の全てをっ!)
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――叩きつける!!
彼がこれまで受け継いできたものをぶつけた一撃は、武神・龐煖を弾き飛ばした!!
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その事実に、龐煖は戸惑う。深手を負った未熟な小僧に、力負けした。
それは彼にと言ってありえないことだった。理解できないことだった。
(何なのだ貴様らは……!!)
彼は信から、王騎や麃公のような底知れぬ力を感じていた……!
李牧軍の将軍の言葉で、龐煖は撤退していくのだった。
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その後は、山の民の奮戦によって李牧軍たちは撤退していく。
蕞の城は、咸陽は、秦国は守られたのだ!
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この戦いの功績によって、信はついに三千人将へと昇格するのだった……!
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以上がキングダムの3期・合従軍編のストーリーです。
絶望的な状況、不利な苦境を気力や不屈の精神で跳ね除けていくのが最高に熱い!
ぜひ原作で全部読んでみてください。
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まとめ
以上、キングダムの3期のストーリーについてでした。
3期ではおそらく3クールで、25巻~33巻までの合従軍編がアニメ化されるでしょう。
秦が他の中華六国の合従軍を相手に戦います。戦力差は圧倒的。負ければ国が滅ぶ戦いに信たちが挑む……!
特にかっこいいシーンをまとめてきましたが、ここでは書ききれないほどたくさんの熱い戦いがありますので、ぜひ原作で信たちのかっこよさを楽しんでください!
また、無料アプリのヤンジャン!でもキングダムが全話配信されています。無料でもらえるゴールドで読み進めていけるので、とりあえずダウンロードがおすすめです。
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