
目次
今回は、リゼロに登場する苦労人、オットーについてご紹介します。
1期ではほとんどモブだったオットーですが、2期の聖域編ではめちゃくちゃかっこいい!
何度もスバルを絶望の淵から救い出してくれる、MVPと言っていい活躍ぶり。
なので、オットーのかっこいいところや、スバルと友達になるまで、そしてイケメンな名言をまとめていきます!
ネタバレを含むのでご注意ください。
【リゼロ】オットーってどんなキャラ?

誕生日:3月24日
年齢:20歳
身長:177cm
体重:60kg台
好きな食べ物:辛いもの、苦いもの
能力:言霊の加護
愛竜:フルフー
オットー・スーウェンは竜車に乗って各国を巡る行商人。
初登場は5巻(アニメだと14話)。
一人取り残されたスバルが、エミリアたちのところへ戻るときに頼りました。
性格はどこまでも常識人で、ツッコミポジション。
スバルを助ける代わりに、辺境伯であるロズワールへの謁見を求めたり、商人としては強か。
……なんですが、生まれたときには産湯で溺れかけたり、買い占めた油が交通規制で売りにいけなくなって、不渡りで死にかけるなど、自他ともに認める不幸体質。
それゆえに商売はあんまりうまくいかなかったり、苦労を被ったり、スバルたちからよくイジられたりと、不憫なポジションとなっていきます。
あと、実は昨日の9月6日は、オットーの愛竜のフルフーの誕生日でした。「苦労(9月6日)が身に染みる(3月24日)」コンビと覚えておいてくれると嬉しいですが、そろそろキャラクター同士の誕生日が近くなりすぎて、俺の無計画さが露呈してくる。
— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) September 7, 2017
(誕生日すら、「身に染みる」の語呂合わせ。フルフーの誕生日、9月6日と合わせて「苦労が身に沁みる」。)
オットーの強さ・能力――言霊の加護について
オットーは行商人なので、強さ自体は大したことがありません。
……が、生まれつき「言霊の加護」という加護を授かっています。
これは、発声器官を持つ動物、全ての言葉を理解し、会話することできるというもの。
この加護によって、森の動物に案内してもらって最短距離を突っ切ったり、
周りの生き物から追手の状況を聞きながら、見つからないように逃げたり、罠を張ったり戦ってもらったり……。
2期では、この力によってスバルたちを助けていくことになります。
【リゼロ】オットーは2期でスバルの友達に!かっこいい名言とイケメンな活躍まとめ!
それでは、オットーの2期での活躍をご紹介します。
アニメ1期では白鯨を前に、

「ナツキさん……死んでください」

「あな、あなたが、悪いんですよぉ!あなたが、あなたのせいで、追ってくるなら、せき、責任取ってくらさいよぉ!
あはは! 死んで! 死んで、僕を助けてぇっ!」
と半狂乱で叫んだ末に魔女教に殺されたり……。
商機に目がくらんで、ロズワール領へ全速力で駆けつけた結果……。
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
魔女教に捕らえられ、全身縄でぐるぐる巻にされたまま、さめざめと泣いているなど、なかなか情けないところを見せてくれた彼ですが。
……そんな彼が、2期だとめちゃくちゃかっこいいんですよ。
スバルを見捨てたり、すぐとっ捕まって涙するばかりだった、弱い彼だからこそ、かっこいい。そんなシーンについてご紹介していきます。
オットーのかっこいいシーン・イケメンな名言:ユージン

11巻より。
二度、死に戻ったスバル。独りで思い悩んで、ガーフィールに接触。
結果、魔女教徒であることが疑われ、スバルは監禁されてしまう。
自殺することも、衰弱死することもできない。……死より辛いことがあるなんて、思っていなかった。
あれだけ忌み嫌っていた死を、自ら望むほどに、スバルが絶望したそのとき。
「――ひどい状態とは思ってましたが、これは思った以上に厳しそうですね」
ずっと誰も助けに来なかった中、唯一助けに来てくれたのが、オットーでした。
「お前が来るのは予想外オブ予想外だった。お前の存在が頭から抜けてたレベル……」
というスバルの軽口にも、
「この状況でも容赦なく人のやる気を削ぎにくるなぁ、この人!」
といつもの調子で返してくれる。
そして彼は事情を話しながら――実は、ガーフィールに追われながらも、スバルを助けに来てくれたことを語るのです。
つまり、オットーは自分は全然戦えない、弱者であるのに――危険をわざわざ犯してまで、助ける理由のない、スバルを助けに来てくれた。
そんなことする理由ないだろ、なんでそんな命を捨てるようなことをしたんだ!?
そんなスバルの言葉に、オットーは事も無げに言うのです。
「あのですね、ナツキさん」
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
「――友人を助けようとするってのは、そんなにおかしなことですかね?」
友達だから、損得抜きで助けたい。
そう面と向かって、スバルに対して伝えるのです。
ガーフィールという強敵に命を狙われながらも、純粋に助けたいから助けたんだ、って言ってくれる。マジでかっこいい。
オットーのかっこいいシーン・イケメンな名言:どうしたらいいか、教えてあげましょうか
13巻より。
魔女たちとの茶会を経て、死なずにみんなを助けたい、と自覚したスバル。
――でも、ロズワールにズタボロにされ、エミリアにも拒絶され。
自分一人でできることなんて、何もないと再び思い知らされてしまいます。
そんな摩耗しきったスバルに、オットーは声をかける。
「――どうしたらいいか、教えてあげましょうか。
行き詰まったんでしょう? どうすればいいか知りたい、と。はい、わかってます」
すがってくるスバルに、「これにはまず準備がある」と思わせぶりに言ったかと思えば――
オットーは、スバルを殴りつけた。
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
「――友達の前で、カッコつけるのなんかやめちまえよ、ナツキ・スバル」
スバルの無力さを思い知らせるかのような言葉を投げつけ、殴り続ける。
スバルが一人じゃ何も出来なくて、苦しみ続けていることを知った上で、叫ぶ。
「惚れた女の前で格好つけるのは結構ですよ。自分を好いてくれる女の子に格好をつける、これも許しましょう」
「でもですね、そこまでですよ。
足りないの、わかってんでしょう。届かないの、知ってんでしょう。好きな子に格好、つけたいんでしょう。好きでいてくれる子に、誇れる自分でいたいんでしょう」
「なら、その子たちに、その人たちに見えない部分を補うためにぐらい、誰かの手を借りたらいいじゃないですか。――例えば、友達とか」
スバルが頑張っている理由を認めた上で――頼ってくれないことを、一人でもがいていることを、オットーは責めるのです。
友達だから、助けたい。そう、再びスバルに手を差し伸べる。
「頼ろうと、したさ。助けだって、求めた。……でも、駄目だった」
「――でも、僕はまだ、ナツキさんに頼られた覚えがないんですが」
自分には頼る価値がないのか。そう、抑えきれない怒りを顕にして、彼は言う。
……違う。死に戻りのことは言えない。どうせ、信じてもらえない。だから、無理だ。
「……言ってみてくださいよ。筋道立たなくても、しっちゃかめっちゃかでも、時系列ぐちゃぐちゃでも、切り上げたりしないで最後まで聞きますから」
全てを受け入れようとしてくれる。
それでもまだ踏ん切りがつかないスバルに――オットーは叫ぶ。
「だから……それを! 格好つけんなって言ってんでしょうが!!
――ごちゃごちゃを全部話す! そして最後に『信じろ』って言やぁいいんですよ! 友達なんだから!」
大兎が聖域を襲うこと、ロズワール邸が襲われること……。
スバルがそれらを全て話すと、オットーは語る。
これまで、自分の決断には悔いが残らないように、勝算が高いと信じたことを選び続けてきた、と。
その言葉を聞いて、スバルはやはり信じるわけがない、と不安になる。しかし。
「だから、これが初めてですよ、ナツキさん」
「……え?」
「――勝算度外視で、勝ち目の見えない方に乗っかるのはこれが初めてです」
荒唐無稽だろうが、勝ち目が見えなかろうが、スバルのことを信じたい。そう言ってくれたのです。
自分に価値がないと思っていたスバルにとって、こんなに救われることはないはず。
弱くて臆病で情けないオットーですが、どんなに絶望的だろうが、友達を助けるために頑張りたい。
そんなふうに勇気を振り絞って戦おうとする、かっこよすぎるシーンです。
聖域編はガチでオットーがいなかったら攻略できていませんでした。
死に戻りの荒唐無稽なことを、損得抜きで信じてくれたのは、彼が初めて。
スバルが初めて、対等に背中を預けられる存在が出来たっていうのが、めっちゃ感慨深い。
友達としてスバルの背中を押すシーンは、マジでイケメンすぎるのでぜひ原作で読んで欲しい。
→11巻/13巻
【リゼロ】オットーは聖域解放後、エミリア陣営の内政官へ
16巻以降、オットーは正式にエミリア陣営に加わります。
内政官として、些か冷静な人材に欠けるエミリア陣営の交渉役として働いたり、各陣営の動きに目を光らせたりと、案の定、ほとんどの仕事を任される苦労人ぶり。
「僕ぁね! これでもちゃんと皆さんのことを考えてるつもりなんですよ!」
と、毎晩酒を飲んでは荒れ狂う始末。
ガーフィールには「オットー兄ィ」と呼ばれ、スバルとともに仲良くやっています。
基本、二人にからかわれては「やめてくれませんかねぇ!?」ってツッコむという力関係。
「一日十オットーまで」と決まっているらしい。イジりが常習化して、もはや新たな単位が生まれています。
18巻では、大罪司教が襲い来る水門都市で、エミリア陣営たちの、友達のために頑張るオットーの内心が描かれます。
ロズワールの叡智の書を復元し――彼が何か、陣営を裏切る行為をしていないか確かめたり――『暴食』の大罪司教と、直接戦ったり。
それはすべて、友達のため。
エミリアも、スバルも、ベアトリスも、ガーフィールも、ラムも、フレデリカも、ペトラも、放っては置かれない。
――オットーは、彼ら、彼女らが好きだった。
一所に留まるまいと思っていたのに、いつの間にか居心地が良すぎて。
自分の最も恐ろしい敵と出くわすとわかっていても、その場所を離れがたく思えて。
この場所を守るためなら、彼らと並んで立っているのに必要なら、恐怖そのものさえもねじ伏せて、彼らの手の届かないところを全部、補っていたいと、そう思う。
プリステラ編ではぶっちゃけ出番は少ないんですが、みんなのために自分のできることを精一杯頑張る。
そんな姿がかっこいいので、ぜひ原作をチェックしてみてください!
リゼロをもっと楽しむなら
リゼロの原作を読むなら、ebookjapanというサイトがおすすめ。
今なら70%OFFクーポンがもらえるので、単行本を一冊お得に読むことができます!
→今すぐリゼロを半額で読む
スバルのことを友達と認め、手を差し伸べてくれる11巻と13巻は必見。スバルに感情移入してると、マジで泣ける。
18巻でも、みんなのために頑張るオットーの姿が見られます。健気。
ちなみに、ヤフープレミアム会員かソフトバンクスマホユーザーなら、買った本の値段に応じて、たくさんポイントが返ってきます。
単行本を安く揃えられるので、アニメからハマった方におすすめです!
→今すぐリゼロをお得に揃える
ニコニコ漫画で聖域編のコミカライズが連載中!

ニコニコ漫画で、聖域編のコミカライズ版が配信中。
無料アプリで読めるので、とりあえずダウンロードがおすすめです。
→ニコニコ漫画
まとめ
リゼロのオットーのかっこいいところについてでした。
1期では情けなく涙するところしか描かれませんでしたが……。
そんな弱い彼が身体を張って、スバルに手を差し伸べてくれる姿に胸を打たれます。ほんといいやつ。
そしてどんどんスバルたちに絆されて、エミリア陣営の内政官に。
スバルとガーフィールにイジられながらも、彼らを守るために精一杯頑張っています。
原作を揃えるならこちら。
→今すぐリゼロをお得に揃える
4章のコミカライズ版が読めるアプリはこちら。
→ニコニコ漫画
こんな記事も読まれています
リゼロの2期のストーリーをネタバレ!原作の何巻からどこまで?聖域編と水門都市編の最終回・結末も!
リゼロの3期はいつ?51話以降のストーリー・水門都市編のネタバレ!2期の続きは原作の何巻から?
リゼロの2期の続き、39話以降(後半・2クール目)の放送はいつ?ストーリーは原作の何巻からかネタバレ!
【リゼロ】スバルのかっこいいシーンや名言・魅力的なセリフのまとめ!これまでと2期での成長や活躍をネタバレ!
リゼロの恋愛・相関図まとめ!スバルを好きなヒロインは誰?レムやエミリア・ベアトリス・ペトラたちとの関係やかわいいシーン!(ネタバレ注意)
【リゼロ】エミリアがかわいい!スバルのことが好き?恋愛や結婚・キスシーンや2期の活躍・名言まとめ!(ネタバレ注意)
【リゼロ】レムがかわいい!スバルとの恋愛・告白・結婚や名言まとめ!2期・今後で戻る?復活するのは原作の何巻?(ネタバレ注意)
【リゼロ】エキドナがかわいい!スバルとの契約や恋愛・関係は?正体は腹黒でクズ?目的や名言・長ゼリフ解説!(ネタバレ注意)
【リゼロ】ベアトリス(ベア子)がかわいい!スバルのことが好き?恋愛や契約・デレるのは2期の何話・原作の何巻かネタバレ!
【リゼロ】魔女教の大罪司教のメンバーの一覧!クズすぎるくせに強い……!面白い名言や権能・能力まとめ!星の名前・スバルとの関係は?(ネタバレ注意)
【リゼロ】魔女と魔人の一覧を紹介!敵なのか味方なのか、死亡か生きてるかを解説!権能や強さと、かわいいシーンやスバルとの関係をネタバレ!
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)の2期のPVの死体の一覧!聖域編の死亡キャラクターや死因まとめ・解説!
【リゼロ】聖域の試練の内容・目的を解説!スバルやエミリアの過去と未来をネタバレ!「いずれ来る災厄」とは何?
【リゼロ】ロズワールは聖域編の黒幕?目的や狙い、素顔・正体をネタバレ!スバルの死に戻りを知っている理由は福音書?
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)のアニメ1期~2期と映画の全話無料動画・見逃し配信!見る方法は?