
目次
- 1 【リゼロ】スバルについて軽く紹介。最初はウザいクズだったけど……
- 2 【リゼロ】スバルのかっこいいシーンや名言・魅力的なセリフと、アニメ2期までの成長と活躍まとめ!
- 3 【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:魔獣を倒し、レムとラムも助け出す!
- 4 【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:自分勝手に振る舞った末に。
- 5 【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:聖域で、自分の価値と、仲間を信じることを知る
- 6 【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:水門都市で、大罪司教による絶望を跳ね除けるきっかけに
- 7 リゼロをもっと楽しむなら
- 8 アニメでスバルのかっこいいシーンを見直すなら
- 9 まとめ
今回は、リゼロの主人公、スバルのかっこいいシーンや魅力についてご紹介します。
アニメ1期後半までは、ずーっっと自分勝手でウザいヤツ……という印象だったと思いますが、最後にはちゃんと、独りよがりにならずにエミリアを助け出しました。
2期からも、何度も理不尽な死を繰り返して、みんなを助けようとしていくんですが……。
みんなからの助けで精神的にめっちゃ成長して、更にかっこよくなっていきます!
ですので、今回はスバルの活躍やかっこいいシーン、魅力的な名言やセリフをまとめていきます!
アニメ2期の最終回(水門都市編)までのネタバレがあるのでご注意ください。
【リゼロ】スバルについて軽く紹介。最初はウザいクズだったけど……
まずは、ナツキ・スバルがどんな人間なのか、簡単にご紹介します。

本名:菜月昴
年齢:17歳
身長:173cm
体重:66kg
趣味:生活の役に立たない技能の取得
特技:裁縫、刺繍、弾き語り、似顔絵、ベッドメイク、粘土細工、習字、日曜大工、手品、折り紙、あやとり、オセロ、パズル、IQテストなど
誕生日:4月1日
CV(声優):小林裕介
コンビニで夜食を買った帰りに異世界召喚された、ごく普通の引きこもり。
異世界に召喚されてすぐ、暴漢に絡まれているところをエミリアに救出され、彼女にベタ惚れ。
彼女の助けになろうと徽章を取り戻すことを手伝いますが……殺されて、自らに宿った唯一の異能「死に戻り」を知ります。
その能力を使ってエミリアたちを助けようと奮闘する。
しかし、能力や性格は、無知無能、無力無謀で図々しいと、言ってしまえば、救いようのないクズ。
とにかく、自分で何かを成し遂げるという経験や能力がなく、そのくせ目立ちたがり屋で、プライドや自尊心は高い。
そのせいで、何度も失敗して、死んで、やり直して――。
少しずつ、それでも確かに成長していく。リゼロはそんな彼の成長物語です。
最初は独りよがりで自分勝手だけれど、段々とみんなに救われて、皆を救っていく。
弱い彼だったからこそ、響く言葉がある。
そんなふうに、どんどん成長してかっこよくなっていく(特に2期からは株上がりまくり)ので、スバルのかっこいいシーンと名言についてご紹介していきます!
【リゼロ】スバルのかっこいいシーンや名言・魅力的なセリフと、アニメ2期までの成長と活躍まとめ!
それでは早速、スバルのかっこいいシーンや活躍をまとめていきます。
時系列順に、その章で特にかっこいい名言やセリフなどについて解説していきますね。
【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:エミリアを助けるため奮闘

1巻より。
異世界に召喚されたばかりのスバル。
わけもわからないまま暴漢に絡まれていたところを――通りすがりの少女、サテラによって助けられます。
銀髪の美少女に見惚れたのはもちろんのこと、その優しさに惚れ込んだ。
サテラも探しものをしていたのに、スバルのことを助けてくれた。そして、彼に負い目を感じさせないような態度を演じる優しさに。
だからエミリアについていき――その先で、彼女を狙う”腸狩り”エルザに殺された。

「サテラ」というのは少女の偽名。魔女の名前で呼んだことで、スバルは銀髪の少女に拒絶されたり、
それでも助けようとしたけれど、戦えずに死んでいったり――。
スバルはループを繰り返し、自分にできることを探し続け、そしてようやっと。

勇気を振り絞って――銀髪の少女の徽章を取り戻すことに成功します。
スバルのかっこいい名言・セリフ:俺の願いはオンリーワン、ただ一個だけだ
そして、スバルは、文字通り命懸けで取り返した徽章を少女に渡して、言うのです。
「俺の名前はナツキ・スバル! 色々と言いたいことも聞きたいことも山ほどあるのわかっちゃいるが、それらはとりあえずおいといてまず聞こう!」
「俺ってば、今まさに君を凶刃から守り抜いた命の恩人! ここまでオーケー!?
命の恩人、レスキュー俺。そしてそれに助けられたヒロインが君。そんなら相応の礼があってもいいんじゃないか? ないかな!?」
何度も死んで、助け出した。その少女に彼が要求したことは――
「俺の願いはオンリーワン、ただ一個だけだ。――君の名前を教えてほしい」


「ふふっ――エミリア。私の名前はエミリア。ただのエミリアよ。ありがとう、スバル」
三回死んで、転生前に体験した全ての苦しみよりも苦しい想いをして、痛みを味わって、それで要求したのが、エミリアの名前。
彼女の笑顔を見たくて、名前を知りたくて頑張った。純粋に彼女のためだけに頑張った姿勢がかっこいいです。
【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:魔獣を倒し、レムとラムも助け出す!

そして、エミリアを助け出したスバルは、治療のため彼女の屋敷に招かれます。
2巻~3巻のエピソード。
メイドのレムとラム、そして屋敷の主であるロズワール、禁書庫の司書、ベアトリスと出会って、楽しい日々を過ごします。
しかし――。
スバルのかっこいい名言・セリフ:絶対に、助けてやる
スバルは屋敷に来てから、二度死んだ。
一度目は、寝ている間に呪いを受け、苦しんでいるところに、何者かに撲殺。
二度目も撲殺され――その犯人がレムであることを知ってしまう。

彼はショックだった。少しずつ、心をひらいてくれていると思っていた。笑顔も少しずつ、見せてくれるようになっていた。
――確かに、楽しい日々を送っていたはずなのに。

ショックで関わりを絶ったら、今度はレムが呪いを受けて死んだ。
――関わらないように隠れていたせいで、今度はラムに疑われて、彼女に狙われる。
逃げた先で、彼は気づくのです。
うなされているとき、レムやラムが、手を握ってくれていたことを。……だから彼は決意する。
何度も殺され、今なお自分の命を狙っているレムやラムたちを、全員助け出すことを!!

「お前らだって、知らないだろうが。俺が!お前らを!――大好きだってことをだよ!」
……今はどんなに嫌われていようと。2人とも助け出す。
「――俺にしか、できないことだ」
「――絶対に、助けてやる」

そのために彼は、自ら崖に身を落とす――!
何度もひどいことをされても、レムやラムのことを嫌いだと思えなかった。むしろ、愛おしかった。だから、彼女たちのために命さえも懸けられる。
そんな覚悟はなかなかできることじゃない。
覚悟を決めるシーンがガチでカッコいいので、2巻でぜひ、彼の内心を確かめて欲しい。レムとラムへの愛がすごいから。
スバルのかっこいい名言・セリフ:笑え、レム!
3巻より。
スバルは、彼やレムに呪いをかけていたのが、村にいた魔獣だと知る。
魔獣が村を襲う前に、なんとかしないと――。スバルはレムに助けを求め、2人で魔獣のいる森へと入り込む。
鬼の力を使って魔獣と戦い、暴走するレム。
彼女が危ないところを体を張って助け出し、大量の呪いをその身に受けることに。

……呪いを受けたスバルを助け出すため、再び森へ行き、鬼の力を暴走させるレム。
一人で暴走する彼女を助け出すために、スバルは。
「笑え、レム。――今日の俺は、鬼より鬼がかってるぜ」

レムに攻撃されることもいとわず、勇気を出して彼女の角を断ち切る――!
スバルのかっこいい名言・セリフ:笑いながら肩を組んで……

レムの正気を取り戻させ、魔獣にも果敢に挑み――シャマクという搦手を使って、なんとかレムとラムを救い出したスバル。

ぽつりぽつりと、自分が抱えてきた罪悪感を絞り出すレム。
自分がラムに劣った落ちこぼれであると自覚し、代替品として振る舞ってきたというレム。
そんなとき、スバルは、”レムに対して”、お礼を言います。
「お前がいなきゃ、俺は今頃はきっと犬にガブられてお陀仏だ。お前がいたおかげで助かりました。今もこうして生きてます。姉様だけじゃなくて、お前のおかげだ」
「……本当の、姉様なら、もっとうまく」
「かもしれなかったな。――でも、いてくれたのはお前だ。レムがいてくれてよかったよ。ありがとう」

そして、未だ過去に囚われて、前を向けないレムに語りかける。

「俺の故郷じゃ、『来年の話をすると鬼が笑う』っつーんだよ。だからさ。
笑えよ、レム。しけた面してないで、笑え。笑いながら、未来の話をしよう。お前がこれまで後ろ向いてたもったいない分を、今後は前向いてお話しようぜ。とりあえずは、明日のことからでも。
笑いながら肩組んで、明日って未来の話をしよう。俺、鬼と笑いながら来年の話すんの、夢だったんだよ」

「……鬼がかってますね」

「――だろ?」
レムの時はずっと、ラムの角が折れたときから止まってしまっていた。
自分のせいで、姉様は力を失ってしまった……。そんな後悔と贖罪の日々から、スバルは彼女を救い出したのです。
命だけじゃなくて、心も助け出したというのが、彼にしかできなかったことだなって思います。
【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:自分勝手に振る舞った末に。
4巻~9巻のエピソード。
スバルがくそみそに嫌われている原因ですね。
王選のために王都へ向かうエミリア。
彼女の頼みを無視して王都へ着いていったり、王選会場へと乱入したり――果ては、騎士を自称して顰蹙を買ったり。
頼みを無視し、「エミリアを助けたい」としか言わないスバルを、エミリアは信じられなかった。

「これまで、全部……――俺のおかげで、どうにかなってきただろ!?」
「徽章が盗られた盗品蔵でだって! クソ危ねぇ殺人鬼から助けた! 体張った! 全部、君が大事だったからだ!!」
「屋敷でのことだってそうだ! あちこち齧られて、必死だった! 頭割られて、首吹っ飛ばされて、それでも村のみんなを助けたじゃねぇか! レムだって、ラムだって、きっと一番いい形になったはずだ! 俺が、俺がいたからだろ!?」
「お前は俺に、返し切れないだけの借りがあるはずだ――!!」

そう、身勝手に叫ぶ彼に。
「私はスバルに、すごい、いっぱい、たくさんの、借りがある。だからそれを全部返して、終わりにしましょう」
騎士を勝手に名乗ったことで、王都の騎士・ユリウスにボコボコにされ。
エミリアの訴えを一度も聞かずに、恩を着せようと、叫び散らした結果、スバルは一人きりになってしまう。
それでも、自分が死に戻りの力でみんなを助ければ、なんとかなるはず。認めてもらえるはず。
魔女教がエミリアを狙っていることを知って、身勝手に助けようとループを続ける。そう見当違いの空回りを続けて――彼は心が折れてしまった。
白鯨。大罪司教。自分一人じゃどうしようもない脅威に、逃げ出そうとしてしまう……。
エミリアに見放され、強敵になすすべなく殺され続け。
他の王選候補者に助けを求めては、自分の願いだけを一方的に押し付ける『豚の欲望』と蔑まれ。
落ちぶれ続けたスバルですが、それでも見捨てずにいてくれた一人の少女に救われ、成長していく――。
スバルのかっこいい名言・セリフ:ここから、ゼロから始めよう
6巻より。
「決めたんだ、レム。俺と一緒に逃げよう。どこまでも」
心が折れてしまったスバルは、レムと一緒に逃げることを選んだ。
……でも、レムは言うのです。
「レムはスバルくんと逃げることはできません。だって、未来のお話は笑いながらじゃなきゃダメなんですよ?」
レムの語るスバルを幻想で、理想でしかない。
自分は本当に駄目なやつで、何も積み重ねてこなかったし、何も出来ない。そう訴えても、レムは見捨ててくれなかった。
「空っぽで何もなくて、そんな自分が許せないなら、今ここから始めましょう。一から……いいえ、ゼロから!」

そんな彼女の言葉で、スバルは再びエミリアを助けるために立ち上がるのです。
今度は、確かにエミリアのために。そして、自分のことを全部見て、それでも愛してると言ってくれた、レムのために。
「見ててくれ、特等席で。――お前の惚れた男が、最高にかっこいいヒーローになるんだってところを!」

――エミリア《きみ》を見てる。レム《きみ》が見てる。だから、俯かない。
ここから、ゼロから始めよう。
ナツキ・スバルの物語を。
――ゼロから始める、異世界生活を。
ここからスバルは、きちんと現実を見て、相手のために頑張ることを覚えます。
自分が何も持っていないことを自覚して、それでも、配られたカードで戦う。
……虚勢を張らなくても、自分のことをちゃんと見てくれる人がいるって分かったから。それに恥じないように、頑張ろうと思えるから。
これまでとは、覚悟の質が違うんですよね。ここから、本当にスバルがかっこよくなっていきます……!!
スバルのかっこいい名言・セリフ:好きだよ、エミリア
ペテルギウスの残した最後の罠。
逃したエミリアが乗っている竜車に仕組まれた爆弾を、スバルは必至に駆けつけ、取り除く。
何度も拒絶してきたスバルが、なぜ助けてくれるのか分からないエミリアは、思わず言ってしまう。
「待って!……どうして……?」

「好きだよ、エミリア」
そう言って、振り返ることなく爆弾を命懸けで処理する。
爆発のあと、目を覚ましたスバルはエミリアに膝枕されながら、つぶやく。
「悪い夢を……いや、違うな」
「いい夢、だった?」
「――いい、リアルだった」
何度も悲惨な光景を目にし、悲痛な感情を味わってきた。……でも、それがなければ、今のスバルはない。
これまでの過ちを、なかったことにしてはいけない。そう実感しながら、スバルはこれまでの全てを抱えて生きていくことを決意します。これも超いい名言。
……そして。エミリアに懺悔する。自分に酔っていたことを。
「君を助けたい。君の力になりたい。それは本気で、本当で、嘘じゃない」
「……うん、わかってる。――どうして、スバルは私を助けてくれるの?」
「――エミリアが好きだから、俺は君の力になりたいんだ」
自分を卑下するエミリアに、何度もそれを否定して、言い切る。

「エミリアが誰になんて言われて、自分で自分をどう思っていようと、俺は君が好きだよ。大好きだ。超好きだ。
ずっと隣にいたい。ずっと手を繋いでたい。君が自分の嫌いなところを十個言うなら、俺は君の好きなところを二千個言う。
俺は君をそうやって、俺の『特別扱い』したいんだ」

「ゆっくりでいいよ、エミリア。ゆっくりじっくり、のんびりと俺を好きになってくれたらいい。
君の隣を歩きながら、君をメロメロにできるように頑張るから」
と、今度は独りよがりじゃなくて、エミリアのことを第一に考えながら、想いを伝えるのでした。
エミリアの脈アリな反応といい、見違えるような成長を果たしたのです。
【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:聖域で、自分の価値と、仲間を信じることを知る
11巻~15巻のエピソード。
ここからがアニメ2期ですね。「死に戻り」しかなかった彼が、さらなる成長を遂げます。
亜人族と人間のハーフが閉じ込められている土地、聖域。ロズワールたちがそこへ人質として捕らえられてしまった。
スバルはエミリアたちと一緒にそこへ向かい、聖域の結界を解くための「試練」に臨む――。
スバルのかっこいい名言・セリフ:行ってきます!
10巻より。
第一の試練にて、自分の過去と向き合うスバル。
かつて現実世界で引きこもりだった過去に戻り、家族との時間を過ごすことになる。
……父のような人気者になりたかったけど、しだいに周囲から浮いていって、孤立した。
それを父に懺悔して、その後。でも、もう大丈夫だと胸を張る。
「……好きな子、できたんだ。それに、俺みたいなのを好きだって、そう言ってくれた子がいたんだ」。
父のようなナツキ・スバルじゃなくても、好きだって言ってくれる人がいた。だからもう、胸を張って歩ける。
そして、父にもう会えないこと。恩返しができないことに涙する。

「……ご、ごべんなさい。ごめ……ごめっ、ごめんなさい……ご、ごめん、ごめん……ごぉべん……っ」
そして、お父さんのようにならなくても。ちゃんと”昴”になってくれればいい。
そんなふうに言ってくれた母に、手を振って――スバルは、前を向いて歩き出す。

「――行ってきます!」
そうして、自分の後悔している過去を、乗り越えたのです。
スバルのかっこいい名言・セリフ:――信じさせてやる
試練を乗り越え、魔女との対面の後。死に戻りは最終手段と決意し、みんなを信じて、頼って動くことを決意したスバル。
不安で怯え、試練をクリアできないエミリアに、発破をかける。スバルの知っている彼女なら、ちゃんと戦えるはずだから。そう、信じて。
「どうして、怒ってくれないの。私、勝手なこと、したでしょ?」
彼女にとって、優しく受け入れられることが何より怖かった。
スバルが私に優しくしてくれるのは、もともと期待なんかしていないからじゃないか、と。
「そうだな。『聖域』きてから、正直いいとこ一個もないな。俺も人のこと言えた話じゃないけど、それにしたって酷すぎだ。フォローのしようもねぇ」
「――けど。俺は、君が好きだよ。――エミリア」
でも、そんなの信じられない!おかしい!とエミリアは本音を叫び散らかす。
お互いに喧嘩のように、思っていたことをぶつけ合って――その後。
「俺は、お前が好きだ」
「嘘つきの、くせに。信じさせて、くれなかった……くせに……」
「――なら、信じさせてやる。嫌なら、よけろ」
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
スバルの方からエミリアにキス!!
怒ってくれない、と不安がる彼女に、こんな簡単なこともできねぇのか!と素直に伝えたあとに。でも、好きだから見捨てないよ。と、心から伝える。
全肯定するんじゃなくて、ちゃんとエミリアのことを見て、駄目なところは駄目だって言って……。
そんなふうに、彼女のことを、本当に大切だと思っているということを、スバルは証明します。
あ、その後のエミリアとのイチャイチャは最高にニヤニヤできるのでぜひ13巻をぜひ。
スバルのかっこいい名言・セリフ:俺を選べ! ベアトリス!
15巻より。
400年間、ずっと一人ぼっちで「その人」を待ち続けていたベアトリス。
そんな彼女を、スバルは助けたい。彼女を見捨てることなんてできない。
……でも。預言書に記された、「その人」としてではない。ナツキ・スバルとして、助け出す――。
「お前を連れ出すぜ、ベアトリス。――今度こそ、お前は俺の手でお日様の下に引きずり出されて、そのドレスを泥だらけにして真っ黒になるまで遊ぶんだ」
燃え盛る屋敷の中で、禁書庫を開いてくれないとスバルは死ぬ。
「――ベアトリス、お前を信じてる」
ベアトリスに語りかけながら、彼女が助けてくれることを信じて、屋敷に残った最後の扉を開く。
ベアトリスと対面し合い、拒絶する彼女に何度も声をかける。
「俺は、『その人』なんかじゃない。
でも。俺は、お前と一緒にいてやりたいよ、ベアトリス。優しいお前が、悲しくないように、傍にいてやりたいよ」
「ベアトリス。――俺を、助けてくれ」
助けてやる、なんて言えない。そんな力はないから。
でも、孤独に震える彼女と、一緒にいたい。いてやりたい。その想いを伝え続けます。
ベアトリスが孤独に過ごした400年の月日。そのことを分かってはやれない。けれど。
「でも、俺はお前と明日、手を繋いでやれる。だから、ベアトリス。――俺を、選べ」
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
「永遠を生きるお前にとって、俺と一緒に過ごす時間なんて刹那の一瞬かもしれない。
なら、お前の魂に刻み込んでやるよ。俺の一瞬を。
――ナツキ・スバルって男が、永遠って時間の中でもセピア色にならないぐらい、鮮烈な男だったんだってことを!」
「俺を選べ! ベアトリス!!」
ベアトリスの力を借りて、スバルは大兎に挑む――!
「どうにしかしてやろうぜ。――俺と、お前で!!」
ベアトリスに自分の気持ちを伝えるシーンがマジでかっこいい。
スバルは「その人」じゃない。……でも、だからこそベアトリスに楽しいと思わせられる。
彼女の幸せのために、全力を尽くそうとする。
そんな言葉がめちゃくちゃ心の響くので、15巻は必見です!
死に戻っていなくても、死に戻りのことを知らなくても、自分のことを好いて、信じてくれる人達がいる。
……だから、スバルも、自分にできることを精一杯して、助け合いながら進んでいくことを覚えます。
その結果、エミリアは試練に挑むことができるようになり、ベアトリスも一緒に進んでくれることを選んでくれた。彼が自信を持てたからこその成果です。
【リゼロ】スバルのかっこいいシーン・名言と活躍:水門都市で、大罪司教による絶望を跳ね除けるきっかけに
16巻~20巻のエピソード。
水門都市プリステラを襲う、魔女教大罪司教たち。
絶望が都市を包んだそのとき――希望の光となったのは、ナツキ・スバルでした。
スバルのかっこいい名言・セリフ:だから、戦う。俺は戦う。――みんなにも、戦ってほしい
18巻より。
大罪司教たちが水門都市を支配した中。王選候補者たちは戦いを挑んだが、失敗に終わった。
都市にはその失敗が報じられ、街の人々は絶望する。
『憤怒』の大罪司教、シリウス・ロマネコンティの権能によって、一人の絶望は、隣の人にも伝播する
――街中が悲嘆に暮れそうになったそのとき。一人の少年の声が、みんなに届いた。
『マイクテストマイクテスト、ワントゥーワントゥー』
![]()
(C)長月達平・大塚真一郎
大罪司教じゃない誰かの声。それに民衆は湧くけれど。
まだ倒したわけじゃない、ごめん。とスバルは伝える。
怒りを覚える人達を思い浮かべ、それでもスバルは言葉を重ねていく。
隣には誰がいる?どんな表情をしてる?……大切な人かもしれないし、避難所で会ったばかりの、初対面の人かも知れない。
でも。そんな表情をさせた魔女教が。
『――それが許せるかよ?俺は許せない。許したくない』
逃げたい。泣きたい。……でも、それよりも負けたくない。
『俺の好きな人たちに、泣きそうな顔させるあいつらが間違ってる。だから、戦う。俺は戦う。――みんなにも戦って欲しい』
『戦って欲しいって言っても、何も棒で殴りかかれってわけじゃない。俺がみんなに望むことは、下を向かないで欲しいってことなんだ』
励ますように、鼓舞するように。スバルは言葉を紡ぐ。
周りを見て、誰かと顔を合わせて。――ひとりじゃないって実感して欲しい。
『目があった誰かに、格好わるいとこ見られたくない。そんな薄っぺらで弱っちい意地っ張りが、まさか俺だけってことないよな?』
『信じさせてくれよ。弱くてどうしようもない俺が、まだ諦められねぇんだ。諦めの悪い弱虫が俺だけじゃないって……そう信じさせてくれよ。
まだやれるって……まだ戦えるって、そう思ってるのは、俺だけなのか?』
「――違う!!」
『違うよな?』
「違う!」
『まだ、みんなも戦ってるよな? 弱さに呑まれやしないよな?』
「負けない……負けたくない!」
都市のみんなが、絶望に打ち勝ちはじめる。スバルの、激励によって。
放送は続く。
『――俺の名前はナツキ・スバル。魔女教大罪司教”怠惰”を倒した精霊使いだ』
その名乗りに、都市中が湧く。
『都市の魔女教は俺と仲間たちがどうにかする! だから、みんなは信じて戦ってくれ。
大切な人の手を握って、負けそうになる弱い心をぶっ飛ばしてくれ。そしたら』
『――あとのことは全部、この俺に任せておけ!』
このシーンがもう、これまでのスバルの集大成です。
何度も折れそうになってきた彼だからこそ、励まし方の説得力が違う。
大切な人のために、戦って欲しい。……大罪司教という絶望はあるけれど、それは俺たちがどうにかする、と大胆に宣言して安心させる。
めーっちゃかっこいいです。これでもかなり端折ってるので、ぜひ18巻で読んでみて欲しい!
リゼロをもっと楽しむなら
リゼロの原作を読むなら、ebookjapanというサイトがおすすめ。
今なら70%OFFクーポンがもらえるので、単行本を一冊お得に読むことができます!
→今すぐリゼロを半額で読む
ちなみに、ヤフープレミアム会員かソフトバンクスマホユーザーなら、買った本の値段に応じて、たくさんポイントが返ってきます。
単行本を安く揃えられるので、アニメからハマった方におすすめです!
→今すぐリゼロをお得に揃える
絶望に染まる都市を、言葉で立ち上がらせる18巻はマジでカッコいい。
どうしようもない状況をひっくり返す気持ちよさと、スバルが言ったからこそのかっこよさがあります。
アニメでスバルのかっこいいシーンを見直すなら
アニメでスバルのかっこいいシーンを見たい!という方はU-NEXTというサイトがおすすめです。
31日間無料体験があるのでよければぜひ。
→リゼロの1期~2期をU-NEXTで無料で見る
まとめ
以上、スバルのかっこいいシーンや、名言、魅力的なセリフでした。
自分勝手でクズな言動が目立っていましたが……レムに励まされてからは、虚勢を張らずに、自分にできることを頑張っていきます。
彼の恋愛事情やヒロインとの関係性についてはこちらにまとめています。
リゼロの恋愛・相関図まとめ!スバルを好きなヒロインは誰?レムやエミリア・ベアトリス・ペトラたちとの関係やかわいいシーン!(ネタバレ注意)
原作を揃えるならこちら。
→今すぐリゼロをお得に揃える
アニメを見直すならこちら。
→リゼロの1期~2期をU-NEXTで無料で見る
リゼロの記事
リゼロの恋愛・相関図まとめ!スバルを好きなヒロインは誰?レムやエミリア・ベアトリス・ペトラたちとの関係やかわいいシーン!(ネタバレ注意)
【リゼロ】エミリアがかわいい!スバルのことが好き?恋愛や結婚・キスシーンや2期の活躍・名言まとめ!(ネタバレ注意)
【リゼロ】レムがかわいい!スバルとの恋愛・告白・結婚や名言まとめ!2期・今後で戻る?復活するのは原作の何巻?(ネタバレ注意)
【リゼロ】エキドナがかわいい!スバルとの契約や恋愛・関係は?正体は腹黒でクズ?目的や名言・長ゼリフ解説!(ネタバレ注意)
【リゼロ】ベアトリス(ベア子)がかわいい!スバルのことが好き?恋愛や契約・デレるのは2期の何話・原作の何巻かネタバレ!
リゼロの2期のストーリーをネタバレ!原作の何巻からどこまで?聖域編と水門都市編の最終回・結末も!
リゼロの3期はいつ?51話以降のストーリー・水門都市編のネタバレ!2期の続きは原作の何巻から?
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)の2期のPVの死体の一覧!聖域編の死亡キャラクターや死因まとめ・解説!
【リゼロ】魔女教の大罪司教のメンバーの一覧!クズすぎるくせに強い……!面白い名言や権能・能力まとめ!星の名前・スバルとの関係は?(ネタバレ注意)
【リゼロ】魔女と魔人の一覧を紹介!敵なのか味方なのか、死亡か生きてるかを解説!権能や強さと、かわいいシーンやスバルとの関係をネタバレ!
【リゼロ】聖域の試練の内容・目的を解説!スバルやエミリアの過去と未来をネタバレ!「いずれ来る災厄」とは何?
【リゼロ】ロズワールは聖域編の黒幕?目的や狙い、素顔・正体をネタバレ!スバルの死に戻りを知っている理由は福音書?
【リゼロ】オットーがいいやつでかっこいい!2期でスバルの友達に!活躍とイケメンな名言をネタバレ!
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)のアニメ1期~2期と映画の全話無料動画・見逃し配信!見る方法は?