裏世界ピクニックの1巻（漫画1話～5話）のあらすじ・ネタバレと感想！登場人物や無料で読めるアプリも紹介！

time 2021/01/02

1 裏世界ピクニックの1巻のあらすじや魅力を簡単にネタバレ！
2 裏世界ピクニックの1巻の登場人物・キャラクターを紹介！
3 裏世界ピクニックの魅力――上質な百合
4 裏世界ピクニックの1巻の各話のあらすじと感想！（ネタバレ注意）
5 裏世界ピクニックの漫画の1巻やその続きを全話無料で読めるアプリを紹介！
6 裏世界ピクニックの原作小説を読むなら
7 まとめ

今回は、裏世界ピクニックの漫画の1巻のあらすじやネタバレ、感想をご紹介します。

どんな話なのか気になっている方や、雰囲気を知りたいという方のために、裏世界ピクニックの魅力をお伝えしますね。

ネタバレが苦手な方は、公式アプリのマンガUP!をどうぞ。

裏世界ピクニックの漫画版の1巻や、その続きとなる最新刊まで無料のポイントで読めるので、自分で読みたいという方はぜひ。

裏世界ピクニックの1巻のあらすじや魅力を簡単にネタバレ！

まずは簡単に、裏世界ピクニックの1巻のあらすじと魅力を語っていきますね。

オカルト好きな大学生、紙越空魚（かみこしそらを）は廃屋の扉から――〈裏側〉を発見する。

現世とは隔絶したその世界で、空魚は危機に陥ってしまう。

〈裏側〉で未知の存在――都市伝説である怪異・”くねくね”を目撃し、ただそれだけで身動きを取れなくなってしまっていたのです。

動けないまま水に沈れかける空魚。……だけど、誰も自分のことなんて気にかけないんだから、死んだほうがマシ……。

空魚がそんな思考に支配され始めたそのとき、一人の女性から「もしもーし、そこに誰かいる？」と声をかけられる。その声に助けを求めると――

金髪の美人が、空魚を助け起こす。彼女の名前は、仁科鳥子（にしなとりこ）。

二人は協力して”くねくね”から逃げ出して窮地を乗り越えることに成功します。

逃げ出した後、別れた空魚と鳥子。

もう二度と、あの少女と会うこともないだろう。

鳥子と別れた後、そう思っていた空魚の前に――

再び鳥子は現れて、強引に空魚を〈裏側〉へと付き合わせる。

最初は嫌々ながら、お金が手に入るという理由でついていく空魚でしたが、だんだんと鳥子に親しみを覚えるようになっていく――。

そんな感じで、空魚が鳥子とともに〈裏側〉――〈裏世界〉を冒険します。

他人になんて興味がなかった空魚が、距離感が近い鳥子に調子狂わされてどんどん懐柔されたり、

一緒に命の危機を乗り越えて信頼するようになっていく……という関係性が非常に尊い作品です。

裏世界ピクニックの1巻の登場人物・キャラクターを紹介！

次に、裏世界ピクニックの1巻に登場するキャラクターをご紹介します。

裏世界ピクニックの1巻の登場人物：紙越空魚（かみこし　そらを）

廃墟探索や怪談が好きな女子大生。コミュ障で他人と距離を取りがちなため、友だちが少ない。

〈裏世界〉を探検しているときに鳥子と出会い、その可愛さと距離感の近さにペースを乱される。

その後、一旦は拒絶するものの、お金に釣られて鳥子とともに〈裏世界〉で怪異を狩る探検に行くことを決意します。

裏世界ピクニックの1巻の登場人物：仁科鳥子（にしな　とりこ）

〈裏世界〉で空魚が出会った、表情豊かで距離感が近い少女。めちゃくちゃ美人（空魚談）。

銃器の扱いに慣れていて、〈裏世界〉にも銃を持ち込んでいる。

〈裏世界〉で行方不明になった「冴月」という女性を探しているようで……？

裏世界ピクニックの1巻の登場人物：冴月（サツキ）

鳥子が探しているという、〈裏世界〉で行方不明になった女性。

鳥子の家庭教師であり、大切な友達。〈裏世界〉のことを鳥子に伝えたのも彼女です。

彼女の影を追い続ける鳥子に、空魚は複雑な感情をいだいてしまう……。

裏世界ピクニックの1巻の登場人物：小桜

〈裏世界〉に興味を持つ研究者。向こう側から持ち帰った異物を高値で買い取っている。

冴月の大学時代の友人。合法ロリ。

裏世界ピクニックの魅力――上質な百合

ここからは、裏世界ピクニックの1巻の魅力について語っていきますね。

独占欲強めのコミュ障少女が、天真爛漫な少女に振り回されながら、少しずつ魅了されていく……。

その過程がとにかくたまらないんですよ。

「他人になんて一切興味ない」「〈裏側〉は自分だけのテリトリーで、誰かいるなんて許せない」という、一人で生きていけるスタンスを貫き通していた空魚が……

鳥子のことを信頼して命を懸けてみたり……

鳥子が「冴月」という女性を追い求めていることを知ると……

嫉妬に胸がざわついたり。

鳥子へ向ける感情が何なのか自覚できないまま、とにかく振り回されまくりなのがめちゃくちゃニヤける尊さ。

友情、好意……それ以前の何か？曖昧な関係だけど、たしかに近づきつつある二人の関係を見守りたい方は、ぜひ読んでみて下さい。

漫画版は公式アプリのマンガUP!で読めますので、気になった方はぜひ。

次に、もうちょっと詳しく裏世界ピクニックの1巻のストーリーや感想を語っていきます。

ネタバレを含みますので、ご注意下さい。

裏世界ピクニックの1巻の各話のあらすじと感想！（ネタバレ注意）

それでは、裏世界ピクニックの漫画1巻のあらすじや感想を語っていきます。ネタバレ注意です。

裏世界ピクニックの漫画版1巻には、1話～5話が収録されています。

もし気になる話やシーンがあったら、スクエニ公式アプリのマンガUP!で全話無料で読めるので、ダウンロードして読んでみてください。

裏世界ピクニックの1巻のネタバレ・感想：くねくねハンティング（1話～2話）

一度目の邂逅の後、鳥子に誘われて再び〈裏側〉を訪れる空魚。

くねくねを狩れば、一気にお金を稼ぐことができる。そんな鳥子の言葉（と、笑顔）に釣られてやってきたのだ。

空魚と鳥子は、〈裏側〉へ向かう先で怪異に遭遇しかけたり、探索をしていく中で少しずつお互いのことを知っていく。

そして、空魚は鳥子に「なんで自分のことを信頼出来ると思ったの？」と、問う。

その質問に、鳥子は質問で返すのです。「私、銃持ってたのに……なんで通報しなかったの？」と。

「関わりたくなかったから」と、陰キャあるあるな答えを返すと――「そういうとこ！」と鳥子は反応するのです。

人と関わらない、冷めた部分。空魚が自分でも最低だと思う部分を、鳥子は――

「共犯者としては最高？」と笑顔で肯定するのです。

そして、こう続けるのです。

「知ってる？　共犯者って、この世で最も親密な関係なんだって」――と。これもう告白だよね……！

そして、再びくねくねと接触する空魚と鳥子。

見るだけで発狂しそうになるそれに、塩や銃弾を打ち込みますが――効果なし。

空魚はくねくねを倒すために、それを見続けて、銃弾が当たる状態にすることを決意。

空魚が見て、鳥子が撃つ。それを空魚は提案し――二人の命懸けの共同作業で、くねくねを撃退するのでした。

この〈裏側〉は、空魚にとって独占したい場所だった。

――けれど死地を一緒に乗り越えた今、空魚は鳥子と一緒なら、遊んでもいいかな……と思うようになっていくのです。

裏世界ピクニックの1巻のネタバレ・感想：八尺様サバイバル（3話～5話）

くねくねを狩り終えた後日。空魚は鳥子に迫られる……。

なにをされるのか、空魚が怯えていると、鳥子は「……きれい」とつぶやくのです。そして。

「超きれい」と、彼女の右目を写真に収める。

くねくねに触れた空魚の右目は、青く変化していたのです。

その目を調べるため、二人は〈裏世界〉を研究している、小桜という研究者を尋ねます。

初対面の小桜に、どもりながら起こったことを伝える空魚。

目をもとに戻す方法はわからなかった。……しかし、空魚にとって、それよりも気になることが話題に上がる。

冴月。鳥子が探しているという友達です。

強く冴月のことを想い続けていることが分かる鳥子の表情に、思わず空魚の胸がざわつき、八つ当たりのような思考が駆け巡る。

（冴月さんとやらを捜すのに便利だから私を捕まえたの？ただ一人でうろつくのが心細いからって？）

……再び〈裏側〉へ探索に行くことになるけれど、空魚はそっけない態度を取り続けるようになってしまう。

その度に、自分の醜さを自覚して惨めになってしまう。

そんな中で遭遇した怪異は――八尺様。

懐かしさ、会いたかった人を想起させるその怪異に、鳥子は引き寄せられてしまう――！？

というわけで、空魚の中で鳥子の存在が大きくなりすぎてて、めちゃめちゃに感情をかき乱されてしまいます。

その感情が自分でも何なのかわかってないまま、不機嫌になっちゃうのがかわいい。

直接的に言語化できないような、曖昧な関係。一緒にいるうちにどんどん変わっていく関係や想いが、めちゃくちゃ尊いです。

2巻以降もどんどん空魚と鳥子は親密になっていきますから、気になった方はぜひ続きも読んでみて下さい！

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裏世界ピクニックの原作小説を読むなら

今回紹介したのは裏世界ピクニックの漫画版ですが、原作小説もぜひ読んでみて下さい。

漫画版よりも、空魚が鳥子へ向ける感情が詳しく描かれています。

なので感情の動きを見たければ、圧倒的に原作小説がおすすめ。

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まとめ

裏世界ピクニックの1巻のあらすじ・ネタバレと感想でした。

怪異の出現する〈裏側〉で、コミュ障大学生・空魚が、鳥子に助けられ、ともに探索をすることに。

最初は一人でいたがる空魚ですが、笑顔で距離を詰めてくる鳥子に懐柔され、ちょっとずつ親密な関係を期待するように。

そんな曖昧な、でも気になる存在になりつつあった鳥子ですが、彼女は大切な友達を探し求めていて、空魚はそれを不服に思ってしまう……。

そんな大変百合百合しい作品となっています。

「好き！！」みたいな、軽々しい、直接的な好意じゃない。

言語化できない曖昧な期待感、想いがすごく尊いので、そういう百合がお好きな方はぜひ読んでみてください。

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