2018/01/30

今回は、シン・エヴァンゲリオンについて。
最初に言っておきます。ネタバレ注意です。
各キャラのその後とか、カップリングが意外だったり納得だったりしたので、それについてまとめていこうと思います。
あと、スタッフロールに神木隆之介さんや内山昂輝さんの名前が綴られていたので、誰の声を担当していたのか? どこで出演していたのか?ということをご紹介します。
ネタバレ注意なのでマジで注意です。ホント注意です。
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シン・エヴァンゲリオンのその後・公式カップリングまとめ!神木隆之介や内山昂輝は誰の声優?(ネタバレ注意)
それでは、シン・エヴァで描かれた公式カプやその後についてご紹介していきます。
シン・エヴァンゲリオンのその後・公式カップリング:シンジ(CV:神木隆之介)×マリ
シンジはラスト、エヴァのない世界で大人として成長。
スーツ姿で社会人、自信に満ちていて、めっちゃかっこよくなっててました。
大人になったシンジの声優は、神木隆之介さんでした。ほんとラストの数分しか喋らなかったんですが、大人っぽくてよきでした。
そして、そんなシンジはマリと一緒に。
いつもどおりスキンシップの激しいマリと、だーれだされて「胸のでかい、いい女」ってためらいなく答えるシンジくんのやり取りから、シンジくんの成長が感じられてよかった。
シンジがなぜマリとくっついたのか? このあたりのことは弊サイトの動画担当が仮説を語っています。
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シン・エヴァンゲリオンのその後・公式カップリング:アスカ×ケンスケ
そして、アスカですが、決戦前に、少し大人になったシンジに対して、「(破のときの)弁当、おいしかった。たぶん、あんたのこと、好きだったんだと思う」と告白。
その後、前に進むことを選んだシンジから、「好きだって言ってくれて、嬉しかった」と答えられて、顔を真赤にして照れるなど、かわいい反応を見せてくれました。
が、アスカがくっついたのはケンスケでした。
見る前は想像もつかなかったんですが、まあ展開を見ると納得といえば納得。
ニアサードインパクトの後、過酷な環境を生き抜いたからか、めっちゃ加持さんっぽくなってたし。父性みたいなものを求めるアスカにとっては、魅力的だったのかも。
当サイトの動画班による考察はこちら。
【シン・エヴァンゲリオン】アスカとケンスケ(ケンケン)について色々と考察してみる【ネタバレ注意】
シン・エヴァンゲリオンのその後・公式カップリング:レイ×カヲル
最後、駅のホームでにこやかに話すレイとカヲルの姿が。
詳しい描写はなかったので、ちょっと唐突に感じちゃいました。
あ、でもユイのクローンであるレイと、加持から「ゲンドウに似てる」みたいなことを言われていたカヲルくんがくっついて、ユイとゲンドウが幸せに暮らせるようになった、というメタファーなのかも。
カヲルくんとゲンドウの乗ってた13号機もポーズ似てますし、ワンチャン説としてはありそうな。
シン・エヴァンゲリオンのその後・公式カップリング:ミサトさん×加持リョウジ→加持リョウジ(息子。CV:内山昂輝)
そして、ミサトさんはしっかり加持さんとくっついていました。
が、加持さんはインパクトを止めるために亡くなっていましたが――ミサトさんの中に息子が宿っていました。
名前は、加持リョウジ。声優は内山昂輝さん。名前も声も出自も、全部不意打ちでびっくりした……。
ほんの一瞬の登場でしたが、シンジくんもすぐ受け入れてくれたし、めっちゃいい子そうでよかった。
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シン・エヴァを見た後に見ると、また発見があるかもなので、お気軽にどうぞ。
まとめ
というわけで、シン・エヴァの公式カップリング、その後についてでした。
恋愛要素としてカップリングが成立してたっぽいのは、以下の4組。
・アスカ×ケンスケ
・レイ×カヲル
・ミサトさん×加持リョウジ→息子・加持リョウジ(CV:内山昂輝)
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コメント
トウジ×ヒカリのカップリングもありました。
by 匿名 2021年3月13日 7:20 AM
もともと惣流(式波)アスカは「白人のナディア」で相田ケンスケは「日本人のジャン」。
つまりガイナックスがエヴァ制作前に手がけたNHKアニメ「不思議の海のナディア」の主人公カップルまんま。
旧でも新劇でもアスカ来日時に、パンチラで3バカは厨房らしい対応していたが、ケンスケの態度が一番自然だし、その後もアスカを異性として意識しているらしき態度がみられた。シンジをからかうのもジェラシー入っていたとみるべき。
むしろ旧劇場版のシンジ(アスカをリビドーでしか見られず「最低だ」に)×アスカ(何度も救われているのは自分なのに、シンジの本音が「ボクをわかって、ボクを見て、助けて」なのでヒーローとして身を預けられないもどかしさ)が不自然すぎ、だからこそラストが「気持ち悪い」に。
シンジとアスカは似すぎており、シンジのファザコンとアスカのマザコンは根っこは全く一緒。
新劇場版破で確かにアスカとシンジは好き合っていた。
しかし、本当にシンジがアスカをかけがえのない存在だと見做していたら、参号機戦で覚醒していた。「アスカをかぇせぇ!」
そうならず、「せめて綾波だけは」で覚醒した。
by 名無し 2021年3月17日 6:51 PM
もうひとつのシンジ×マリなわけ。
マリの二つ名は冬月教授の指摘通り『イスカリオテのマリア』。
イスカリオテは地名で本来はユダ。(13番目の使徒で裏切り者の代名詞)
マリアはイエスの実母たる聖母マリア以外に新約聖書中に何人も登場し、漫画「聖☆お兄さん」ではそれ自体がネタになっているほど。
ただし、マグダラのマリアだけは別格。本来、そうしたかったけどキリスト教圏にもヱヴァのファンがいるので避けたと思われる。
彼女はイエス・キリストの正妻であり、ダヴィンチの『最後の晩餐』の下から出てきた『女性としか思えない人物』と言われている。(詳しいことは映画「ダヴィンチ・コード」でも観なさい)
ユダが記したとされる聖書がエジプトで『死海文書』(現実の死海文書。内容はともかく死海文書の発見は事実)よりあとに発見されたが、その内容はキリストからの具体的指示を受けたユダは裏切りによる密告を装い、他の使徒達を庇って逃がし、つまりはそれ自体を『法難』とする目的だった。ユダはあえて泥を被った。
だが、ユダは「師を売った」という汚名に甘んじて耐え、イエスの妻子たるマグダラのマリアとその子を磔刑後も保護したし、何処にも逃げなかったのでイエスの復活にも立ち会った。これを裏付ける内容を聖トマスもしている。
だが、そもそもカソリック教会自体はローマ帝国衰退後に『救世主イエス・キリスト』を捏造し、その治績や言動がキチンと記録されていなかった(イエスたちは知識人ではなかった)のを良い事に自分たちが神聖だと思う属性を書き足した。それが「処女受胎」とか「馬小屋誕生」とか。
極めて普通に考えたらイエス・キリストとは父ヨセフ(石工)、母マリアの間に産まれた石工の倅だが、ユダヤ教を改革するために立ち上がり、奇人扱いされながら隣人愛(博愛)の本質を説いて13人の弟子達を説得した偉大な「哲学者」。当然ユダヤ人だし、古代ユダヤ人であれば尚更、妻帯していた。(そうでないと一人前とは見做されない)子もいておそらくはエチオピアに逃れた。(アフリカの列強国であり、カルタゴ、エジプトなどと並ぶかつての強国)そうしたイエスの真実を知っていたのが、フリーメーソン(元は石工協会。つまりイエスの家業)。
だが、ローマ帝国の奴隷あがりのガリア人たちバーバリアンに真実を告げても理解などされるはずがないので、都合が悪そうな事実はすべて無視されている。つまりカソリックとは知的水準の低い万民向けに作られた宗教。肝心の聖書が翻訳出版されただけで全欧州が動揺するほどお粗末。
さて話をヱヴァに戻すと、シンジは救世主である。
仮の救世主としてその役割を代行してきたカヺルが認めざるを得ないほど、シンジは大人に成長し、カヲルの死をも乗り越えた(それがシン前半におけるシンジの抑鬱だった)。
『破』で完全覚醒していたシンジは『Q』ではゲンドウ、冬月に利用され、ミサトから「落伍者かつ危険人物」と見做された「フリをされた」。
何故、その必要があったかは、シンの終盤で鈴原サクラにミサトが撃たれたことでも明白でニアサーの惨劇は「誰かが固有名詞として恨まれないといけないほどの惨劇」であり、手の出せない怪人ゲンドウに対し、シンジは無防備ゆえ、かわりに恨まれる対象だった。際にニアサーの真実知るミサトとリツコでさえ見解がわかれる。「行きなさい、貴方自身の願いのために」とシンジの背中を押したミサトはそもそも自身がセカンドインパクトを引き起こした人類の仇敵たる葛城教授の愛娘。
自分だけ南極で生き残った原罪と共に苦しんできたし、真実はマリだけが識ると見做していたし、ミサトはシンジこそが希望だと思っていた。司令官としてシンジの生存権を握りながら、絶妙の演技でシンジ抹殺を避ける。
それは置いておいて、なぜシンジ×マリなのか?
①「何処に居ても駆けつける」というマリの言動。
シンジがゲンドウを「補完」した場所こそゴルゴダ。
ここでシンジは息子の立場からゲンドウの弱さや誤解を看破して送り出し、カップリングの作業に入る。
ゴルゴダとはイエス・キリストが磔刑を受けた場所。その地で、シンジは自身の身と引き替えに、ミサトたちの願いの結晶たる「ヴィレの槍」で世界を作り直そうとしたが、初号機内に「まだ」(旧劇のラストで深宇宙に去った筈のユイがまだ初号機内にいた)で、ゲンドウが見届けられなかったユイの『永遠への回帰』の傍観者にされ、ソレこそが母ユイの真意だとシンジは理解した。
新約聖書の正式な記述でイエスのゴルゴダ磔刑に立ち会っているのはマグダラのマリア程度。(他の使徒たちは正に我が身可愛さから逃亡)
②共に嗅覚情報こそが真理に近いと判断している。
マリが他人のニオイを嗅ぐのは毎度。その都度、その人物の心理状態を嗅ぎ分ける。
シンジは加持リョウジ少年と会う直前に、かつて加持リョウジ(ミサトの腐れ縁の恋人で前述の父)にバイトとしてやらされた土仕事の際のニオイを感じ取ってミサトにも伝えている。
再会後のシンジとマリは、DNSチョーカー、伊達眼鏡についたお互いのニオイで確認しあった後に仲良く走り去っている。
③アスカ、綾波ではダメなわけ
アスカとは同族意識と嫌悪。つまり二人の関係は、疵のなめ合いでしかない。
しかも新劇ではアスカも『式波シリーズ』という綾波と対成すシンジのリビドーを揺さぶる存在。
綾波はシンジの母ユイの不完全情報体。つまりどんなに愛していてもシンジにとっては姉妹。
むしろ、旧劇と違い、完全に戒めを解かれた渚カヲルは「シンジの前任者ではあっても同族ではない」。
結果的に、リリンの常識的理解にほど遠い綾波は、リリンについてはイヤと言うほど(音楽の素晴らしさも、ゲスな根性も)知っているカヲルとくっついたせいで、ラストの向かい側駅ホームに揃っていた。
by 名無し 2021年3月17日 8:53 PM
【新劇場版のミッシングリンク】
それこそが渚カヲルのMark-Ⅵが止めた筈のニアサーことニアサードインパクトが続行し、大地が崩壊した理由。
不覚にもカヲルはゲンドウ、冬月を甘くみすぎてMark-Ⅵの首を落とされてしまった。
その後、後始末をつけたのが加持リョウジ。
回収した首だけくっつけたヱヴァもどきでニアサーを停めるため犠牲になった。
同行したかったミサトだが加持の子を宿していて、リツコに止められた。
ミサトが「我が子に会わせる顔がない」というのは自分の愛した、そして愛息子の父たる加持リョウジを止められなかった自責。
女を捨て、母を捨て、ミサトはネルフを倒すための鬼と化した。
ただ、シンジの作り直した世界ではおそらくカヲルと共に(親子じゃない?リョウジの弟とか)農業に勤しんでいる。
by 名無し 2021年3月17日 9:24 PM