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『3月のライオン』は心に残る
名シーンの数々…!あなたはどのシーンが好き?
『3月のライオン』といえば
心に刻まれるような
感動のシーンや
主人公、桐山零のかっこいいシーン
などがたくさんあって…
何度でも読みたくなります!
今回は、そんな名シーンの数々を
わたしの好きな順番で
まとめてみましたよ!
実写化も決まり、
どのシーンが再現されるんでしょうか!?
『3月のライオン』名シーン!
〜【将棋に関係ある名場面】編!〜
『3月のライオン』といえば
対局シーンや、将棋に向かう心の在り方
などが、かっこよくて感動的です。
そこで、まずは
【将棋に関係ある名場面】
をまとめてみました!
▷「気づかなかったね…君は僕を信用しすぎだ」(宗谷冬司)
獅子王戦第四局の宗谷対島田戦で
宗谷が言った一言。
島田が対局の中で
勝てる手があったのに
それをできなかった島田に
下を向きながら言いました。
このシーンは言葉のチョイスも
さることながら、宗谷が奨励会同期の
島田にこの言葉を言うのが…
たまりません!!
▷「『潔い』のと『投げやり』なのは似ているけど違うんだ!!」(二海堂晴信)
零の悪手を見た、二階堂が
激励の意味を込めて言ったこと。
将棋に関心が薄れている
零に喝をいれた、良いシーンだと思います。
このシーンのあとに、
零は将棋に対して、積極的になっていきますからね。
確かに、言葉の通りだな…
と感心してしまうほど。
▷「こっちは全部賭けてんだよ!」(桐山零)
対戦相手の安井の態度に
対局後、叫ぶ零のシーン。
普段おとなしい零が
ここまで感情をあらわにするのは
珍しく、読んだ時
ちょっとびっくりしました。
でも、生きるために将棋を学んできた
零だからこそ、出るセリフ。感動的です。
▷「『生きてる』って 気がするぜぇ」(島田開)
獅子王戦決勝で、持病の胃痛と戦いながら
将棋を指すシーン。
普段はおとなしい島田兄者が
男っぽいセリフを言っていて
「ん?兄者…?」と
頭をかしげた記憶が。
逆に、その雑な言い方が
真剣勝負の良さを引き立たせてくれています。
▷「魂を絞り出すような 138手」(二階堂晴信)
対局中に持病の発作がでても
なお、指し続ける坊のシーン。
その姿は、将棋に対する情熱が
見事に描かれていて、
感動的です。
▷「負けた… 強かった…あんなに強くなってるなんて・・・でも 次は絶対に負けない」(二海堂晴信)
プロ対局、
桐山零と戦った二階堂晴信の言葉。
ライバルである零に負けて
悔しさがあふれる言葉ですね。
勝負事が好きな人なら
似たようなことを思った
人は多いんじゃないでしょうか?
▷「しかし『縮まらないから』といって、それが オレが進まない理由にはならん。『抜けない事があきらか』だからって、オレが『努力しなくていい』って事にはならない(島田開)
奨励会の頃から宗谷と比較されてきた
島田兄者の一言。
いくら相手が強くても
努力するのは自分だけ。
相手がなんであろうと、関係ない…
ただ努力するのみ…
ということが良く分かるシーンです。
▷「タイトル戦にも出れずに終わるかもしんない、自分の人生の心配でもしてろよ」(とある棋士)
島田兄者の悪口をいう棋士に
後藤が放った一言。
兄者の強さを後藤が認めていると
良く分かる一言でした。
▷「しっかし負けて壁を蹴破るとはねぇ…クマのやつ。…そうだよね 悔しいよねーー悔しくない訳なんて あるわきゃないよね」(柳原朔太郎)
宗谷と戦った隈倉健吾が
負けてた悔しさを、宿泊していた旅館の壁に
当たったあとの、会長が電話で
それを聞いたときのシーン。
インタビューのときは
隈倉健吾も表には出さなかった悔しさが
爆発して、こんなことに。
勝負事において
やはり”負けることは悔しい”ですよね。
▷「あの不思議ちゃんのおかげでずっと阻まれているが、絶対に引きずり降ろして名人になってやる。それまでA級から退く気は微塵も無い!!ーーっていうか獲ったらかえさん。しぬ迄しがみついてやるっっ 以上」(藤本雷堂)
中学生デビューの零に
ひっかかっていた藤本先生の一喝。
一緒に大盤解説していたのに…、
ぶち壊しで、笑ってしまったシーンですが
かっこいいなぁ…とも思った場面です。
『3月のライオン』名シーン!
〜【将棋と関係ない名場面】編!〜
では、次に将棋とは
無関係なところで出てきた
名シーンをまとめていきます。
▷「後悔なんてしないっっ」(ひなた)
いじめられていた、ひなたの友達が
転校して、次の対象がひなたに向いて
恐怖を感じながら、この一言。
ひなたの心の強さが
ひしひしと伝わる
ちょっと鳥肌もののシーンでした。
▷「生きて卒業さえすれば」「私の勝ちだ」(ひなた)
いじめられて、いじめっ子の
母娘をみて決意したときの言葉。
ひなた、心が強すぎて
尊敬できちゃうレベル…。
「私の勝ちだ」というのが
3月のライオンっぽくて良い。
▷「ええ 好きよ」(香子)
香子が零に放った一言。
偏った愛情表現が描かれていて
ある意味見所のある場面です。
▷「僕は ひなたさんとの結婚を考えています。だから 他人事なんかじゃ無いんです!!」(桐山零)
別居していた父親が川本家に乗り込んできて
川本家を乗っ取ろうとする父親に
さらっと言った言葉。
さらっと、真面目にプロポーズ
しているのが、ちょっとキュンとくる、
零の珍しいところでした。
▷「『でも』が100個揃えば開く扉があればいーがはっきり言ってねーよ そんなドア!!」(林田高志)
零は将棋が強いのに、研究会に参加しなかったり、消極的。
そこで高校の担任の林田先生に、
”この機会に参加してみれば?”という提案が。
しかし、それを「でも」とつけて
断り続けた結果…こんなことを言われます。
いいから、まずはやってみろ
という意味が伝わってきますね。
簡単なようで大事なことです。
▷「一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ。でないと実は、誰もお前に頼れないんだ」(林田高志)
将棋の試合で忙しくて
留年の危機におちいった零が
なんとかなった後の林田先生の言葉。
人に簡単に頼っちゃいけない
という気がしますが、
そんなことはないんですね。
人に頼られるには、
人に頼れ、ってことですね。
とても納得した名言です。
▷「お前って、ホントクソだな」(誠二郎)
冷静な態度で、”法的処置もします”という
零に対して、誠二郎が言った一言。
いやいや、あなたの方が…
と、突っ込みたくなる
ある意味名シーンです。
▷「でも ありがとう ほんとに イザとなったら 頼っちゃうからね!?いい?」(川本あかり)
川本家に迫った危機に
零が”僕もいますっ!”と大声で言った後に
あかりが言ったお礼の言葉。
このあと、零は
「どんとこいです!」
と言っていて、男らしくなったなぁ〜と
感心して読んでいました。
人に頼ること、頼られることを
覚えた零に嬉しさを覚えました。
まとめ
いかがでしたか?
「3月のライオン」の
かっこいいシーンや
名シーン・名言をまとめてみました!
最新刊の単行本ネタバレは
こちらで読むことができますよ!
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ここまでお読みいただき
ありがとうございます!