今回はHUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻について紹介します。
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の発売日はいつなのか、
表紙は誰になるのか、あらすじや感想をまとめました。
後半はネタバレを含みますので、ご注意ください。
目次
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の発売日はいつ?
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の発売日は、
2022年11月4日(金)です。
予約はこちらからどうぞ!
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の表紙は?
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の表紙はまだ分かっていません。
判明したら追記しますので、もうしばらくお待ち下さい。
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の特典は?
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻の
特典はまだ発表されていません。
ハンタは久しぶりの単行本でも
特典がついてくることが少ないので、
37巻にも特典はないと予想しています。
続いて、ハンターハンターの37巻の内容についてご紹介します。
HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻のあらすじと感想(ネタバレ注意)
それでは、ハンターハンターの37巻のあらすじについてご紹介します。
ハンタの37巻には、381話~390話が収録されます。
ここからはHUNTER×HUNTERの37巻の
ストーリーやみどころを簡単にまとめつつ、感想を語っていきます。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
37巻・381話あらすじ(ネタバレ注意)
第11王子(フウゲツ)に話を聞こうとするミザイストム。しかし、フウゲツは何も話さない。
一方、第8王子(サレサレ)の警護についていた第1王子(ベンジャミン)の私設兵リハンは、ついに第8王子の念獣の分析を完了し、異邦人(プレデター)を発動し、第8王子の念獣を捕食する!
そして、虫射球(ニードルボール)の能力者である、第1王子の私設兵ウショウヒは、第8王子の暗殺過程を想像し、気持ちを昂ぶらせるのであった……。
感想・考察
相変わらず情報量がおかしい
これこれ。
この頭使う感じがハンターの醍醐味ですよ。
久しぶりに読んだら、すげー面白い。
他の漫画じゃ絶対に味わえない感動がここにはある。
感想喋ってきますけど、まず最初に、センリツに恋心を抱いてる人がいて草。
(c)冨樫義博
でも、センリツの音楽を聞いた上でなら、わかる気もしますね。
性格はどう考えても、作中でトップクラスにいい人だし。
ただ、センリツもこういう状況じゃ、素直に好意を受け入れられないご様子。
(c)冨樫義博
あまりにも自己評価が低い……!
でも、「闇のソナタ」で自分の容姿が醜くなったと考えていれば仕方ないことか。
本筋には全く関係ないので、進展が描かれるかわかりませんが、
できれば、センリツとメガネの人には幸せになって欲しいものです。
あとは、ウショウヒがリハンを間接的に邪魔してるのが笑った。
(c)冨樫義博
これはあれか?
ウショウヒはリハンの能力の発動条件や詳細を聞かされてないのか?
それとも、ついうっかりしただけか?
はたまた、実はウショウヒは誰かの王子の間者(スパイ)であり、怪しまれない程度に第1王子(ベンジャミン)グループの邪魔をしているのか?
こんな、たった一コマだけで、幾通りの可能性が生まれるのが、ハンターハンターのいいところ。
マジで面白いです。
因みに私の予想は、リハンがウショウヒに能力の詳細を伝えていないという線。
念能力者である以上、全ての能力を明らかにする=自殺行為なのは常識なので。
(c)冨樫義博
勿論、第1王子(ベンジャミン)の私設兵たちは、旅団(クモ)とは異なり、一枚岩のグループでしょうから、お互いの能力を隠し合うメリットは少ないと言えます。
しかし、例えばメンバーの一人が捕まって、操作され、全員の能力は細かくゲロったりしたら目も当てられない以上、やはり私設兵同士でも、一部を除いて、お互いの能力を完全には知らない、と考えるのが自然な態度でしょう。
最近(と言って良いのか?)のハンターハンターは、マジで情報量が多くて賛否両論だと思いますが、
読めば読むほど味がして、考えれば考えるほど面白い感じがするので、
私は最近のハンターハンターが大好きです。
37巻・382話のあらすじ(ネタバレ注意)
第9王子(ハルケンブルグ)は、自らの父を殺し、この無益な継承戦を止めようと試みる!
しかし、それは念獣に阻まれ、ついに第9王子は継承戦で戦うことを決意する!
その能力は、第1王子(ベンジャミン)の私設兵シカクを一瞬で支配下に置き、BW(ブラック・ホエール)号の1層を激震させる。
焦るクラピカ。一方、第8王子(サレサレ)は静かにその命を散らすのだった……
感想・考察
第9王子(ハルケンブルグ)が強すぎる。
こういう、『多人数で真価を発揮する能力』というのは、ハンターハンターでは新鮮ですね。
(ボマーも3人で発動する能力と言えば能力だったし、グリードアイランドはジン達で作った島ではあるけど)
少年漫画の基本はやっぱりタイマンだと思うし、学生時代の私たちは、「あいつには負けたくない!」と個人をライバル視しますが、
実際に社会に出ると、やっぱり人は群れで戦う生き物だし、個人でグループ相手に勝つのってほぼ無理ですからね。
そんな、『群れて強い第9王子』が、『国家という群れが作った継承戦というシステムにより、望まない戦いを強いられている』というのは、なかなか皮肉が効いてると思います。
それはそうと、シカクの能力名がそのまんますぎてウケる。
(c)冨樫義博
能力、絶対遊戯王カードじゃん。
『カード化……すら……!!』と言ってることから、『相手の一定の威力以下の能力をカード化する』みたいな能力でしょうか?
おそらく、カード化した能力は、シカクの好きな時に発動可能なのでしょう。
(カード化した能力の詳細を読むことが出来る能力、という可能性もありますが、『遊戯王』という能力名から考えると、自分もカードを使える、と考えたほうが自然です)
通常であれば、物語から退場した能力者の能力は考察する意義が薄いですが、シカクが第1王子(ベンジャミン)の私設兵である以上、第1王子がこの能力を使えるということになり、考察のしがいがあります。
ベンジャミンバトンは、私設兵の能力を受け継ぐことができる
(c)冨樫義博
しかし、第1王子のベンジャミンバトンは便利ですね。
私設兵が死亡した時、その能力で死んだことがわかるので、何らかの理由で部下が音信不通になったとしても、最低限の状況把握が可能です。
こういった利点も想定しての能力だとすると、やはり第1王子(ベンジャミン)は侮れないです。
37巻・383話のあらすじ(ネタバレ注意)
第一回日曜晩餐会が開かれた。
そこでセンリツは、自らの能力を開放し、第1層中の人間の意識を奪う。
それを機に第10王子(カチョウ)と第11王子(フウゲツ)は脱出を試みるが、継承戦から抜け出すことは死を意味する。
カチョウは自らの命と引き換えにフウゲツを救い出し、その念獣の能力によって、フウゲツをサポートし続けるのだった……。
感想・考察
カチョウ、大好きだったのになぁ……。
能力名のパロネタとか見てられないよ。
ただただ悲しい。
(c)冨樫義博
一応、元ネタに触れておくと、
欅坂46の『二人セゾン』と『キミガイナイ』です。
キミガイナイの歌詞で、
『本当の孤独は 誰もいないことじゃなく
誰かがいるはずなのに 一人にされてる この状況』
がフウゲツの現状を現しているようで泣ける。
あと、単純に面白かったところと言えば、
バショウのラップバトルと、イズナビ(クラピカの師匠)のバンドでしょうか。
何やってんだ、お前ら
(c)冨樫義博
イズナビ(クラピカの師匠)の元ネタはB’zの稲葉さんと噂されてましたが、
この歌い方を見ると、その可能性が高まりました。
『二人セゾン』といい、センリツといい、この回は音楽ネタが多くて、楽しくはありました。
楽しくはありましたが……
はぁ、カチョウ…………………………
37巻・384話のあらすじ(ネタバレ注意)
シャ=ア一家組長補佐タハオと旅団(ノブナガ・フェイタン・フィンクス)が接触する。
そこで旅団は、第4王子(ツェリードニヒ)がケツモチであるエイ=イ一家の新組長・モレナが、全面戦争を狙い、第4王子にすら弓を引く可能性に気づく。
旅団はヒソカをスムーズに探索するため、モレナを狩ることを企てる。
一方、第4王子(ツェリードニヒ)はモレナの勝手に憤りつつも、順調に修行を進めていく。
第4王子の部下テータはその成長に驚愕しつつも、王子が”絶”の修行を進めることで、計画の実行を決意するのだった……。
感想・考察
まだ登場人物増えるの!?
というのが正直な感想です。
正直、今の勢力図だけでもいっぱいいっぱいなのに、ヤクザの皆さんまで、戦いに本格参戦してくるとは思わなかったよ……。
登場人物が増えれば増えるほど、物語は複雑になって面白くなりますが、
同時に把握も大変になりますので、嬉しいやら怖いやらです。
ここで、簡単におさらいしますけど、
エイ=イ一家のモレナは、第4王子(ツェリードニヒ)がケツモチのヤクザの組長です。
36巻より
(c)冨樫義博
彼女は以前から、この世界を壊すことを目的としていました。
そんな彼女の能力は”恋のエチュード”(サイキンオセン)。
最大23人までの感染者(協力者)を、レベルを上げる(人を殺す)ことで能力者に目覚めさせる能力です。
36巻より
(c)冨樫義博
既にモレナの感染者の一人、ルイーニーはノブナガ達と半分接触したようなものなので、
旅団VSエイ=イ一家が成立する因縁は十分です。
36巻より
(c)冨樫義博
ただ、私はここの戦いはあくまで、王位継承戦とは関係ないものと考えてたんですが、
(せいぜい、エイ=イ一家VS旅団VSハンター協会の三つ巴と想定)
実際は、第4王子(ツェリードニヒ)勢力も、参戦する可能性が出てきました。
(c)冨樫義博
こりゃあ、下手すると、第4王子と旅団が接触する可能性が出てきたし、
旅団VSツェリードニヒの可能性もゼロじゃなくなってきました。
そして、ツェリードニヒと旅団が接触するということは、
ツェリードニヒと同じ第1層にいるクラピカとも接触する可能性があるということで、
最悪クラピカは
クラピカVSツェリードニヒVS旅団
という、最悪の戦いを強いられる可能性があります。
もうやめて!
クラピカの精神力(ライフ)はとっくにゼロよ!!
マジで先が読めない。
面白すぎる。
ここまで多くのグループが異なる思惑で戦う物語は見たことないです。
37巻・385話のあらすじ(ネタバレ注意)
第4王子(ツェリードニヒ)の修行は進む。
テータの指示により、ツェリードニヒは『何があっても絶を解かない』状況へと誘われる。
テータは、絶により念獣も消えた今しかないと銃弾をツェリードニヒの眉間に打ち込んだ!
しかし、ツェリードニヒには傷一つなく、逆にテータは念獣により”警告”を刻まれてしまう。
一体、なぜ……?
感想・考察
この回は、ひたすらツェリードニヒの恐ろしさが刻み込まれた回でした。
連載当時は、眉間を打たれてなぜ無事だったのか、めちゃくちゃ考察したものです。
同時刻に動いたセンリツ(カチョウ・フウゲツを逃すための館内放送)が関係有るのか?
はたまた、第4王子(ツェリードニヒ)独自の能力か?
それとも、第4王子(ツェリードニヒ)の念獣が彼を守ったのか?
この回だけでは、どうとでも取れる内容で、すごく混乱しました。
厄介なのは、第4王子が”絶”状態だったということ。
これがなければ、第4王子自身か、もしくは彼の念獣がなにかした、で考察も進められるんですが、
絶状態である以上、彼の念能力である可能性は限りなく低く、
ともすれば、センリツが何かをしたか、死後強まる念が発動したかのどちらかしか考えられません。
↑どう見ても死んでいる。
(c)冨樫義博
しかしながら、センリツの音楽は、彼が撃たれた後に放送が始まりました。
となると、センリツの放送が影響を与えた可能性は低く、
消去法で、死後強まる念の可能性が高まります。
ちょうど、第2王子(カミーラ)の百万回生きた猫(ネコノナマエ)みたいな感じです。
36巻より
(c)冨樫義博
とはいえ、まだ基礎修行中の第4王子(ツェリードニヒ)に、そんな念能力が目覚めるか?
また、『全てを踏みいじり、王たらんとするツェリードニヒ』が、単なる『死なない能力』を身につけるだろうか?
という疑問は残ります。
この回はジャンプに掲載当時、いくら考えても答えが出ずに、
続きの1週間が出るのが待ち遠しくて仕方がありませんでした。
コミックスだと、すぐに続きが読めるからいいですね。
37巻・386話のあらすじ(ネタバレ注意)
――一体、自分の身に何が起こったのか?テータは第4王子(ツェリードニヒ)の能力に思いを馳せる。
一方、第9王子(ハルケンブルグ)は、乗っ取ったシカクを利用し、自分たちの能力の検証を開始する。
そしてクラピカは引き続き、念能力の授業を進めていく。
それぞれの陣営が布石を打ち続ける状況。抜け出すのは、果たして――?
感想・考察
残念ながら第4王子(ツェリードニヒ)の能力は明らかにならず。
しかし、ある意味それ以上に恐ろしい能力が登場しました。
第9王子(ハルケンブルグ)の能力は、部下を完全に他者に乗り移らせ、行動に制約がない模様。
(c)冨樫義博
まさか、自殺すら可能とは思いませんでした。
明らかに強すぎる。チートだよ、チート。
視界の開けた場所で相対した場合、一瞬で乗っ取り能力が発動するので、正攻法ではあまりに無敵の能力です。
それでも、『部下の数』という”弾数”に制限があるなら、まだマシですが、
下手すると、
『自殺する』→『また違うやつに乗り移る』というコンボすら可能かもしれません。
これが可能かどうかは、まだ不明ですが、このまま第9王子(ハルケンブルグ)が自分の能力の研究を進めると、
マジで誰も勝てなくなりそうです。
それに比べてクラピカのやってることは、いかにもまどろっこしい。
各陣営に念能力を教えることで、各勢力の強さを底上げし、膠着状態を狙う……完全に消極的な策です。
もちろん、クラピカの立場からすれば、これが最善であり、仕方がないんですが、
各勢力が着々と力をつけ、勝ちに向かって準備を積み上げる中、
クラピカは一人だけ、なんとか『負けない状況』を作るので精一杯。
本来、勝つためには攻めるしかないわけですが、それが出来ないというのが、なんとも歯がゆい所です。
このままだと、良くてジリ貧。
時間は稼げても、最後には負けしか待っていないわけですが……
(継承戦からの脱出も、カチョウ・フウゲツが逃げられなかった所を見ると、不可能と思われる)
これからどうするのか?
注目です。
37巻・387話のあらすじ(ネタバレ注意)
ついに第4王子(ツェリードニヒ)の能力が明かされる!
あの時……第一回日曜晩餐会で、センリツが音楽を放送した時、テータの身に何が起こったのかが判明する!
第4王子(ツェリードニヒ)の能力……それは、まさにこの継承戦を制覇するに相応しいものだった……。
感想・考察
ツェリードニヒの能力が複雑すぎる
3回ぐらい読み返しても、まだ理解しきってない部分があります。
とりあえず、私の理解した範囲でまとめますけど、間違ってたらごめんなさい。
まず、彼の能力は”絶”をトリガーとして発動します。
(この時点で、かなりの常識外の能力。
”決してスキを見せたくない”という、ツェリードニヒの性格を反映しているか?)
そして、彼が”絶”をすると一瞬で『10秒間の予知夢』を見ることが出来ます。
この『刹那の10秒』は、ツェリードニヒの主観ではしっかり10秒ですが、客観的に見ると、ほぼ0秒。
現実世界では一切時間が経っていないに等しい時間です。
そして、この『予知夢』は彼が目を開けるまで続きます。
すなわち、ツェリードニヒ視点で言えば、目を開けるまでは、
・11秒以降の未来の出来事
と
・予知夢で既に見た、現実世界の出来事
を同時進行で感じることができるということです。
恐ろしいのはここからです。
この能力はただ未来を予知するだけでなく、
目を開けてから10秒間は、ツェリードニヒが行動を変えたとしても、ツェリードニヒが予知夢でみた行動をとったと、他人は認識するのです。
すなわち、実質彼だけが、『未来を書き換えることが可能』ということです。
そして、さらに恐ろしいことに、この能力は連続使用が可能。
目を開いた後、再び絶状態で目を閉じれば、再度『刹那の10秒の予知夢』を見ること可能です。
(c)冨樫義博
なんだこのチート。
お前はディアボロか。
ジョジョの奇妙な冒険より
(c)荒木飛呂彦
まさしく王というに相応しい能力です。
うまく使えば『絶対に殺されることはない』上に、相手に『回避不能の攻撃』をすることが可能です。
どうしよう……『旅団以外に攻撃することは出来ない』クラピカに比べて、あまりに強すぎる……。
王位継承戦という状況のせいで、クラピカが緋の眼を取り返せる確率がマッハで減っていきます。
同時に、この状況をどうやって逆転するんだろう、という期待感も高まりますね。
ここから先の展開も、ますます状況が複雑になり、ますます面白くなっていきます。
まだ読んでない方は、是非とも単行本でご覧ください!
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まとめ
以上、HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)の37巻についてでした。
発売日は2022年11月4日(金)です。
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