2017年34号のジャンプ感想(ジャンプ展へ行こう!掲載号)

表紙


懐かしいなんてレベルじゃないメンツっすね。
聖闘士星矢が特に好きでした。





表紙Tシャツ


隠れたメンツは誰だろ?

奥がこち亀の両さんでしょ?
左は多分、忍空とジョジョ3部の承太郎。
一番右がわかんない。すごいよマサルさん……じゃないよなぁ?
男塾?

立ち位置的にはルフィと対をなす存在なんですけど、ルフィ並の看板は、今の連載にはいないし……
うーん、わかんない



僕のヒーローアカデミア


3周年のカラー表紙。
こうやってみると、この漫画のキャラ数はすごいっすね。

堀越先生は以前から、特徴的なキャラを作るのが上手いと思ってましたが、
この量を作って話を回してるのはすごい。


本編は敵の乱波のキャラが良かったかなぁ。
こういう、非合理的ではあっても、自分なりの理念で動くキャラは好きですよ。


で、ヒミコちゃんきたぁあああああ!
この漫画の女の子では一番好きな子です。

なんつーか、一番自分の欲望に忠実で、イキイキしてるように見えるんですよねー。

デクと再戦あるか? 楽しみです。



約束のネバーランド


あれ?06-32ってオリジナルの座標なんだっけ?
ペンの中だけで使われてる位置情報? 忘れた。


本編は珍しく、一話かけた人情パート。
ギルダがここまで喋るのも珍しい。

漫画として必要なシーンなのかなぁ、と思いつつ、
この漫画にそういうのは求めてなかったので、なんだか浮いた話のように見えてしまいました。


これはあれかねぇ、そろそろギルダやら、他の子供達のキャラ立てを始めるのかなぁ?
それともズンズンストーリーを進めて、ミネルヴァまで一直線でしょうか?


個人的には、後者を希望です。


ONE PIECE


う~~~~~~~ん………………ビッグ・マムがどうしても強敵に見えない。


いや、強さはすごいと思いますよ?
能力やパワーの脅威を考えれば、今までの中でもトップクラスです。

でも、尾田先生風に言うなら、”心意気”が足りないように見える。
なんつーか、器がちっちゃいんすよね。

ちょうど、ゲッコー・モリアを見たときと同じイメージ。精神的に幼すぎて、強そうに見えない。

極端な話、ビッグ・マムを倒した所で、白ひげのステージには上がれないと思うんですよね。
だから、ビッグ・マムとの戦いも、イマイチ盛り上がって見ることが出来ない。

クロコダイルを倒せた時はカタルシスが有りましたが、
いまんところ、ビッグ・マムを倒した所でカタルシスが無さそうなんですよ。


まぁ、今回はビッグ・マムとの本戦ではなく、顔見せ、っていうことで、これからビッグ・マムのキャラも立っていくんでしょうか?






ジャンプ展へ行こう!


よくある紹介漫画。

毎回思うんだけど、こういう『コラボバーガー』って美味しいのかな?
イマイチ美味しいイメージがない。


鬼滅の刃


相変わらず善逸は面白いなぁ。
ツッコミにいちいち、キレがある。

なんかもう、善逸が一話ツッコみ続けるだけの話って感じでした。
もっとみたい。


で、前回予想したとおり、女装回でした。

……………………ちげーよ、吾峠先生!なんでギャグ女装なんだよ!

あー、ないわー。マジないわー。せっかくの素材が台無しだわー。

炭治郎は清楚系美少女、伊之助はクール系少女、善逸は活発系美女になれんじゃん!



…………まぁ、冷静に、この漫画でそういう期待をしてた私が愚かでした。

あ、『炭子 就職決定』のコマは面白かったです。



Dr.STONE


うわー、相変わらず超おもしれぇ。

もうね、このどんどん試行錯誤して、成長していく感じがたまんないよね。

ゲームの序盤って、新しいことドンドン覚えて、ドンドン前に行く楽しさがあると思うんですけど、
まさにその面白さだと思います。

で、なんといっても、道筋を丁寧に書いてくれるのがいいんですよね。
学がないので、本当にこれで薬が作れるのかは知りませんが、
ちゃんと論理立てて説明してくれるので、今何をやっているのかがはっきりと分かって、
すごく面白いです。


あと、ペニシリンとサルファ剤の比較が面白かった。
ペニシリンは知ってましたが、サルファ剤は初耳です。

『石から作る』ってのが面白い。
まさに『Dr.STONE』。

石鹸とか、石化した石だけじゃなく、ちょくちょく石を絡めてくるみたいですね。
こういうことされると、先もしっかり考えてるんだろうなぁ、という期待が高まります。

次回も楽しみにしてます。


ROBOT×LASERBEAM


ノリが完全に黒子のバスケです。ありがとうございました。

話としては面白いんだけどねー……
やっぱり、まだキャラが立ちきって無い時にそんな話されても、戸惑うばかりです。




シューダン!


この作品のどこが嫌かって、ご都合主義を連打する所です。
ヤマトのお母さんが、ヤマトを傷つく所を”偶然”見ていない。
本編に関係ないところでも、こういう雑なご都合主義を見せられると、途端にリアリティを感じなくなります。
(アイシールドとかは、ちゃんとバレない工夫をヒル魔が考えてたからね)


で、そのくせ”サッカーは頭を使うスポーツ”と来ましたよ。
そういう論理系の作品なら、論理的な展開をしてくれよ……。



てか、いつの間にかソウシが頭いい系の主人公になってました。
『別の策考えんべ!!』

……こんなこと言うやつだっけ?
早くもキャラがブレているようにしか見えません。





ハンターハンター


シューダン!の後に載ってるあたり、編集部に悪意があるんじゃないかと邪推してしまいます。
そうそう、論理性ってのはこういうのを言うんだよ。

一瞬、付き人のシマヌを疑いましたが、かなり合理的で最善な選択をしたようです。
これ大丈夫かなー?次戻ってきたら、シマノ死んでるとか無いかなー?
かなりいいキャラなんで、これからも言動を見たいです。



で、王子同士の政治的なパワーバランスを踏まえた争いが、すごく面白いですね。
継承戦において、王子や王妃は平等なれど、先に生まれた方に圧倒的有利な状況……
このルールの中で、それぞれが自分の立場で最善を尽くそうとしているのが見えて、とても良いです。


ところで、オイト王妃って念獣見えましたっけ?
第三王子チョウライの念獣が見えてビビってるようにみえるんですが……ただ、この状況に震えてるだけかな?


斉木楠雄のΨ難



命(占い師)が好きなんで、こいつが出る話は大体好きです。

しかし、明智に正体がバレて、どう話を転がすのかなーと思ったら、サイキッカーズの仲間になるのね。

まぁ、コイツの推理力は超能力みたいなもんか。


コナンの少年探偵団とかもそうですけど、こうやってタマに出てきて面白い話を転がせるキャラがいると便利なんで、
上手い采配かなぁと思います。



ブラッククローバー


人気投票、9位と10位だけ意外でした。
今やったら、確実に逆になりそう。


で、本編では団長のリルが登場。
たしか、団長の中の裏切り者(変身してたやつ)の正体って、まだわかってなかったですよね?

この話を見るに、リルは除外でしょうか。


食戟のソーマ


美作すげえええ!
……けど、久我も含めて、勝てる未来が全く見えないな…………。


なんでこんなに勝てる気がしないのか考えてみたんですけど、
美作にしろ、久我にしろ、技術でなんとか十席上位に食らいついてるだけに見えるんですよね。

キャラ特有の凄みというか、個性で負けてる感じ。


例えば、美作のコピーは手元や行動までは真似出来ても、それじゃ互角までしか行けないわけで、
寿司職人特有の見えない『何か』が一つでもあれば、すぐ負けちゃいますよね。
勝ち目は100%なくて、負け目は少しでもあるってことは、かなりつらい状況かと。

久我も、美作のおかげで料理の質は上がりましたが、
結局のところ、素材の持ち味を活かしていく、という司の方針に勝てるのかというと、
かなり難しそうですよね。
素材の持ち味活かすとか、殆ど料理の本質そのものじゃないですか。


そういった、相手の戦法に勝てるだけのパンチ力が、今のところ美作や久我には足りないように見えます。





ゆらぎ荘の幽奈さん


ベタな話かなーと思ったら、かなり面白かったです。

普通、ラブコメでこういった子ども化って、主人公がたくさんの女の子に囲まれてラッキースケベを連打するだけだと思うんですけど、
しっかりとコガラシのキャラ紹介と、メインヒロインの幽奈との絆を深める所に尺を使ってくれました。

改めて、タダ女の子が可愛いだけのラブコメじゃないなーと感心した次第です。


コガラシの過去が垣間見れたのも良かったですよね。
コガラシの強さ、器の大きさの理由が、少しだけわかった気がします.



ぼくたちは勉強ができない


文乃回です。

お話し自体は、まーベタな話だったので言うことがないです。

上手いなーと思ったのは、文乃と唯我が真面目に勉強するシーンを見て、
周りの取り巻きも勉強しようと思い直すところ。

主人公達の強さ、真摯さが伝わる、いいシーンだと思います。
主人公っていうのは突き詰めてしまえば、成長を見せるための道具でして、
自分が成長するか、周りを成長させることで、読者に面白さを与えてくれます。

唯我は、周りを成長させるスペシャリストってことで、見ていて安心できますね。



ハイキュー


田中かっこいいじゃん!

『ところで、平凡な俺よ

下を向いている暇は あるのか』

この態度は凄くいい!へこたれそうになった時に思い出したい台詞です。


結局ね~、何かやりたいなら行動するかどうかが全てで、立ち止まったらそこで終わりなんですよねー。
絶望するのは自由だけど、そこで上を向けるかどうかが鍵なわけで。
勉強になりました。





日の丸相撲


新展開!と言う名の最終回間近!
といったところでしょうか。

潮VSダチ高は実際見たかったので、いい最終回が楽しめそうです。


青春兵器ナンバーワン


いっつも地味に楽しみにしてる漫画だったんですが、今週はちょっとイマイチでした。

なんでだろう。ゼロイチがうざすぎるからかな。


んー、多分、主人公たちが状況に振り回されるだけだからかな。
基本的に物語っていうのは、キャラが自分で動かしていく、進めていくから面白いわけで、
周りの状況に振り回されてるだけだとつまんないんですよね。

やっぱりキャラクターは、主体性、自主性が大切ということで。


腹ペコのマリー


最初のページを見た時点で、すげえ富樫臭がすると思ってましたが、
『暗黒大陸』とか言っちゃうあたり、意図的なパロディみたいです。
地味に、先々週の読み切り『想いよ届け~物理的には届かない~』もパロってんのかな?タイミング的に厳しいでしょうか?


本編は、ラブコメパートは良かったです。
でも、最後のバトル要素でまた萎えました。


田村先生は絵もうまいし、フツーにラブコメ書くだけで十分だと思うんですが……


磯部磯兵衛物語


なんで団子屋の娘がずっとついてきてんだろうと思ったら、
風物詩として眺めてたのね……



個人的ベスト3と打ち切りレース



ベスト3


1位、ハンターハンター(チョウライがどんなキャラなのか?来週が楽しみすぎる)

2位、Dr.STONE(千空とクロムのやり取りが好きです)

3位、鬼滅の刃(善逸が面白い)


打ち切り候補


1位、腹ペコのマリー(これ以上、話がブレ続けると、マジで危ない)

2位、クロスアカウント(名シーンのツギハギだけで、女の子のキャラクターに魅力を感じない)

3位、青春兵器ナンバーワン(今週みたいな話が続くと、イヨイヨ危ないかなーと。個人的には頑張って欲しい)






これまでのジャンプ感想


→2017年31号のジャンプ感想

→2017年32号のジャンプ感想(僕のヒーローアカデミア出張&炭治郎の名言が光る号)

→2017年33号のジャンプ感想(ONE PIECE20周年記念のしまぶーの漫画&ワンピースパーティ出張号)