今回は、サマータイムレンダの死亡、影に成り代わられたキャラについて、解説していきます。

謎に包まれた影に何度も絶望しながらも――それでも、諦めずにみんなと協力して立ち向かう慎平たちがめっちゃ熱くて面白い……!

常に謎と緊張感があって先が気になると思うので、各ループのあらすじをストーリー順に追いつつ、影によって犠牲になってしまった仲間や、その活躍をまとめていきます。

また、最終回や結末で生き残っているのは誰で、その後、慎平たちは笑い合える日々を取り戻せたのか……!?ということについても語っていきますね。


記事の性質上、ストーリーのネタバレを多く含んでしまいますので、苦手な方は単行本でお楽しみください。





サマータイムレンダの1周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)


それでは早速、1周目のあらすじと、死亡キャラについてまとめていきます。

物語開始前に死んでしまっている潮についても、簡単に紹介していきますね。

サマータイムレンダの1周目の簡単なあらすじ



原作1巻より
(C)田中靖規


島の少女しおりを助けて死んでしまった義理の妹、潮の葬式のために島に帰ってきた慎平。

流されて死んだとされている潮でしたが、彼女は何者かに殺されていたと明らかに。


原作1巻より
(C)田中靖規


そんな折に、慎平は島に伝わる「影の病」の噂を聞く。


原作1巻より
(C)田中靖規


自分に似た影を見ると死ぬというその噂と、澪が「潮の影を見た」ということを知り、真相を探っていく慎平。

そうしていくうちに、彼は自らの能力を知ることになる――!?


サマータイムレンダの1周目の死亡キャラ:小舟潮(7月21日)



原作1巻より
(C)田中靖規


潮は慎平の幼馴染であり、家族でもある大切な存在。

7月21日、海で溺れたしおりちゃんを助けようとしたものの、流されてしまい死亡したとされています。

しかし。同じ場所にいた友人・窓によると、周りに人がいなかったにも関わらず……


原作1巻より
(C)田中靖規


検死では首を絞められた痕があったという。

手がかりとなるのは、島に伝わる「影の病」


原作1巻より
(C)田中靖規


澪によると、潮が死ぬ3日前に、2人で彼女の影を見たという。

果たして、2人が見た影は一体何なのか?……本当に潮は殺されたのか?だとしたら、誰が、なぜ殺したのか?


今は謎だらけの彼女の死ですが、これこそがすべての始まり

物語が進んでいくにつれて、彼女の死の真相が明らかになっていく感じが、めっちゃ面白いです……!


サマータイムレンダの1周目の死亡キャラ:眼鏡の女性(7月23日)


影のことを聞いた慎平と澪がお祓いのために日都神社へと向かう道中。

しおりちゃんらしき子供を見かけて追いかけた先で、慎平たちは船で出会った眼鏡の女性を発見。


原作1巻より
(C)田中靖規


発見したときには既に腹部を撃ち抜かれていて……慎平に向かって何かを伝えようとしたところを、澪の影によって銃殺されて死亡。


サマータイムレンダの1周目の死亡キャラ:小舟澪(7月23日)



原作1巻より
(C)田中靖規


眼鏡の女性を見て、助けを呼ぼうとした澪は、影と思われる自らとよく似た少女に捕らえられ、銃殺されてしまいます。

この際に影ミオは、父アランが昔言っていた言葉を記憶しているため、”影”は元の人物の記憶も保持していることが推測できます。


サマータイムレンダの1周目の死亡キャラ:網代慎平(7月23日)



原作1巻より
(C)田中靖規


影のミオによって澪自身が殺された後、慎平も呆気なく銃で撃たれ死亡。

――しかしその後、7月21日の潮が死ぬ直前の光景を夢として目撃。


原作1巻より
(C)田中靖規


彼は何らかの要因で過去を見た後……船の中で目を覚ます――!?


サマータイムレンダの2周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)


次に、慎平が初めてタイムリープした2周目の出来事と死亡キャラについてです。

サマータイムレンダの2周目の簡単なあらすじ



原作1巻より
(C)田中靖規


澪の影であるミオによって殺された慎平は、死ぬまでに起きたことの記憶を持ったまま、島へ来た7月22日へと戻ってきた。

1周目で起きたことは現実だったのか。半信半疑で澪の影を探していくと、1周目で起きていた不可解な出来事の謎が解けていく……!?


サマータイムレンダの2周目の死亡キャラ:凸村哲(7月22日)



原作1巻より
(C)田中靖規


自分たちの身に起こったことが信じられず、家族が夕食を食べる中、外へ出た慎平。

――そこで、影のミオが凸村を刺殺しているところを目撃します。

その後、影は凸村の姿へと変貌。


原作1巻より
(C)田中靖規


「影の病」が紛れもない事実であることを、慎平は知ることになります。

サマータイムレンダの2周目の死亡キャラ:網代慎平(7月22日)



原作1巻より
(C)田中靖規


慎平はミオの影と、凸村の殺害現場を身を潜めて見ていましたが……1周目でも来た、窓からの電話の音で発見され、ミオによって殺されてしまいます

そしてタイムリープの際、彼は死んだはずの潮の声を聞く……?


サマータイムレンダの3周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作1巻より
(C)田中靖規


続いて、3周目の出来事と死亡キャラについてまとめていきます。

サマータイムレンダの3周目の簡単なあらすじ



原作1巻より
(C)田中靖規


ミオの影を目撃し、それに殺された慎平。

タイムリープの際に、「澪のこと守っちゃってね……」という声を聞き、彼女や島のみんなを守ることを決意します!

澪や窓に影のことを打ち明けて、協力して事件の調査を開始しますが……


原作1巻より
(C)田中靖規


7月24日の夏祭りに、予想外の出会いとある出来事が彼を待ち受ける――。

サマータイムレンダの3周目の死亡・影になり代わられていたキャラ:小早川しおり(7月22日以前から)



原作1巻より
(C)田中靖規


みんなを助けることを決意した慎平は、影を見たというしおりを探しに行きます。

しかし、コバマートは閉まっていて。影の残した黒いシミだけが残っていた。

家の中を探っていくと、彼は暗闇で話しかけられる。


原作1巻より
(C)田中靖規


――葬儀会場に紛れ込んでいた影、小早川しおりに。

一緒に来ていた近所のおばちゃんが乱入したことで慎平は命拾いするものの、フラッシュを当てられて彼も影の病に感染してしまう――!?


サマータイムレンダの3周目の死亡・影になり代わられていた?キャラ:ウシオ(7月22日以前から)



原作1巻より
(C)田中靖規


7月24日の夏祭りに向かった慎平が海で出会ったのは、死んだはずの潮でした。

影だと思われるものの、彼女の言動は潮そのもの。果たしてその正体は……?

サマータイムレンダの3周目の死亡キャラ:ミオ(影)(7月24日)


潮の影を見つけて、駆け出してしまった慎平が澪のもとへ戻ろうとしたとき……ミオの影が彼を襲撃。

彼女に拘束されて、身動きが取れなくなってしまったところを……


原作2巻より
(C)田中靖規


「南雲竜之介」を名乗る眼鏡の女性が、ミオを銃撃したことで救出されます。

……しかし、影の計画はもう止められないところまで来ていた……!?


サマータイムレンダの3周目の死亡キャラ:島のみんな(7月24日)



原作2巻より
(C)田中靖規


慎平たちが神社の境内へと向かうと、島民たちの死体が積み重なっている凄惨な光景が広がっていた。

四本腕の影が主導し、影がみんなを殺し続ける。朱鷺子も、窓も……無慈悲に殺されていく


原作2巻より
(C)田中靖規


何の罪もない、親しい人たちが殺されていく。そして――


原作2巻より
(C)田中靖規


すべての影の親玉と思われる、”母”が影で島のすべてを覆っていく。


ひっそりと暗躍してるだけかと思いきや、島民すべてを殺し尽くすという影の目的が明らかになって、絶望感が本当にヤバいシーンです……!

しかも、慎平が影にスキャンされたことで記憶を読まれてしまい……死ぬことさえ許されない。そんな中で彼がとった選択とは。


サマータイムレンダの3周目の死亡キャラ:網代慎平(7月24日)



原作2巻より
(C)田中靖規


島が影に飲まれ始め、すべてが終わろうとしていた、そのとき。

諦める南雲竜之介に、慎平だけが諦めずに訴えかける。


原作2巻より
(C)田中靖規


「オレを撃ってください!殺してください、このオレを!」


島のみんなが死ぬのを見過ごせず、自ら銃殺されてでもやり直す。

死に戻りの能力があるとはいえ、間違いなく痛くて苦しいはずなのに……一瞬もためらうことなく、自害を望むっていうのが、めっっちゃ熱いしかっこいいです!

死ぬ間際、眼鏡の女性は彼に「もし戻れたら、キミの名を私に名乗りたまえ。必ず助ける」と言うが、果たして――?





サマータイムレンダの4周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作2巻より
(C)田中靖規


夏祭りでの惨劇を止められず、自害して戻ってきた4周目。

本格的に影を止めるために、仲間を増やして戦い始めます。そんな4周目の出来事と死亡キャラについて解説していきます。

サマータイムレンダの4周目の簡単なあらすじ


夏祭りの夜に、影による大虐殺があることを知った慎平は――それを食い止めるために奮闘します。

3周目と同じように行動しつつ、島の大人たちから「影の病」の情報を集め――


原作3巻より
(C)田中靖規


前回のループで影と戦っていた眼鏡の女性、南方ひづる(南雲竜之介)に接触し、シオリと交戦。

その後、影ウシオと再会し、潮死亡時に何が起きたのかを知る。彼女は生前、影のウシオとと2人で、しおりを影から守ろうとしていたのだ。


原作5巻より
(C)田中靖規


慎平たちは、ウシオたちが訪れていた影の本拠地・菱形医院の旧病棟へと向かうのだった。

そこで慎平たちは、影の母であるハイネと、特別な影と遭遇する……!?


サマータイムレンダの4周目の死亡キャラ:小早川家(影)(7月22日)


ひづるにタイムリープの事情を話し、協力して戦うことになった慎平。

前回のループでも彼女は、しおりたちと交戦していましたが……失敗している。その原因を確かめるため、慎平は彼女が小早川家へと襲撃するのに同行します。


原作3巻より
(C)田中靖規


ひづるは小早川父母を倒すも――……シオリを殺しきれずに、屋外へと逃してしまう。

が、外で待機していたしおりを、慎平が拘束し……そのままひづるが殺すことに成功します。


サマータイムレンダの4周目の死亡キャラ:ミオ(影)(7月22日)



原作4巻より
(C)田中靖規


その夜、澪のオリジナルを殺すために、小舟家へと影のミオが潜入。

慎平が刺されそうになりますが――彼の家にあらわれていた、影のウシオが彼をかばう。


原作4巻より
(C)田中靖規


外で待機していたひづると、根津の狙撃によってミオの動きが止まったところを、慎平がナイフで刺すことで撃退に成功します。

サマータイムレンダの4周目の死亡キャラ:窓、朱鷺子、凸村、ひづる(7月23日)



原作4巻より
(C)田中靖規


その後、影のウシオが潮のスマホを確認したことで……生前潮が2人で、しおりのことを助けようとしていたことが発覚。

ウシオの「記憶を見せる」能力で、過去を見た慎平たちは潮たちが忍び込んでいた、影のいる菱形医院の旧病棟へと潜入することを決意。

そこにいたのは、影の母であるヒルコ様――ハイネと呼ばれる少女だった。


原作6巻より
(C)田中靖規


菱形医院は代々、彼女に食餌のために死体を与えていること。そして、弱っている彼女は別の躰として「シオリ」を使っていたことが明かされる。


原作6巻より
(C)田中靖規


つまり――慎平の大事な人を殺し、島民を皆殺しにしてきた黒幕は、シオリの姿で目の前にいたということ。

それに加えて、ハイネが潮の死体を食べようとしていることや……朱鷺子が利用されていることに怒りを覚えた慎平とウシオは、ハイネへと抵抗する。


原作6巻より
(C)田中靖規


……しかし、そんな彼らがハイネに銃を向けたそのとき。四本腕の影が現れ、慎平の指を切断する。


原作6巻より
(C)田中靖規


その影は、朱鷺子や彼女を庇った窓、澪や、援護に来ていたひづるや凸村を殺し――慎平のことは殺さずに放置しようとするのでした。

サマータイムレンダの4周目の死亡キャラ:網代慎平(7月23日)



原作6巻より
(C)田中靖規


そして、四本腕の影は慎平のコピーを取っていないにもかかわらず、なぜか彼のループを把握しています。

死ななければ発動しないことまで把握されていて、影は彼を夏祭りの日までヒルコ洞の中で放置しようとする。

また誰も守ることができず、もうやり直すことができない。……絶望する彼に、ひづるが最後の銃弾を撃ち込むけれど、影はそれすら防いでしまう。

しかし、その銃弾のおかげで慎平は旧病棟からくすねてきた、猛毒を飲むことに成功。


原作6巻より
(C)田中靖規


「何遍でもやり直す、最後におまえらを倒す……!」と、猛毒で苦しみながらも言い切る気迫が、マジでかっこいい。

今度はウシオとともに死に戻りながら……命をかけてでも影を倒そうとする覚悟にしびれます。






サマータイムレンダの5周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)


黒幕の正体を知り、ウシオとともにタイムリープしてきた慎平。

先手を取って倒すために動き出した、5周目の出来事と死亡キャラをまとめていきます。

サマータイムレンダの5周目の簡単なあらすじ



原作6巻より
(C)田中靖規


慎平はウシオとともにタイムリープし、ひづると接触。

ウシオの記憶を見せることで前回のループまでの記憶を共有し――今度は先手必勝を狙う!?

サマータイムレンダの5周目の死亡キャラ:南方ひづる(7月22日)


4周目の行動をトレースし、小早川家を襲撃。

前回と同じようにハイネを捕まえ、そこで倒すことさえできればすべては終わる。そう考えた慎平たちは、即座に襲撃を開始。

しかし――


原作7巻より
(C)田中靖規


慎平たちの行動は読まれていて、小早川家に待ち受けていた四本腕の影によって、ひづるは殺されてしまう……!

サマータイムレンダの5周目の死亡キャラ:網代慎平(7月22日)


予想外の展開に、絶望する慎平たちにハイネと四本腕の影は言い放つ。


原作7巻より
(C)田中靖規


「わしもループできるんじゃ」と語られ、為す術もなく敗北していく慎平は、再びループする……。


このあたりから、同じくループを繰り返すハイネとの読み合いが始まって、めちゃくちゃ面白いんですよ!

何度もやり直せるループものとは違って、相手も対策を打ってくるという絶望感。

戦力はハイネたちのほうが上で、しかも全く油断せずに奇襲まで仕掛けてくるっていう抜け目のなさです。

果たして、そんなやつらを慎平たちはどうやって倒そうとするのか……!?


サマータイムレンダの6周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作7巻より
(C)田中靖規


続いて、6周目の出来事と死亡キャラについてまとめていきます。

ループを観測しているハイネに対して、慎平たちはどうやって対抗するのか――!?

サマータイムレンダの6周目の簡単なあらすじ


ハイネも自分と同じ、ループを観測する能力を持っていることを知り、小早川家から撤退する慎平たち。


原作7巻より
(C)田中靖規


現状の戦力では足りないと判断し、信用できる仲間みんなで迎え撃つことを決断します。

ウシオの能力によって、澪や窓、朱鷺子たちにループしてきた記憶をすべて見せることで、事情を説明。

みんなとともに、全力で抗ってハイネと戦おうとするが……!?


サマータイムレンダの6周目の死亡キャラ:根津(7月22日)


ハイネがループを観測していることを把握した慎平たちは、持てる全戦力で彼女たちを討伐することを決意。

自分を狙うだろうと体育館で待ち受け、根津が外で狙撃の準備をしようとするものの――


原作7巻より
(C)田中靖規


その動きすら読まれ、彼はミオによって殺されてしまう……。

サマータイムレンダの6周目の死亡キャラ:網代慎平(7月22日)



原作8巻より
(C)田中靖規


体育館にて、全員が一致団結し戦う準備が整った……その瞬間。慎平の意識が途切れ、タイムリープしていた。

影は根津のライフルを奪い、気づかれないうちに狙撃をしていたのです。

そして、この殺害にはループする度に開始時間が遅くなり、ループの残り回数が少なくなっていく、という慎平の弱点も突いていて……!?

強すぎる相手なのに、舐めプすらしてくれないという絶望感。仲間との協力で、それを乗り切ることができるのか……!?


サマータイムレンダの7周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作8巻より
(C)田中靖規


ここを乗り切らないと、もう二度とループができくなってしまう、7周目。

このループでの戦いと、死亡キャラについてまとめていきます。ここでついに、黒幕の1人である四本腕の影、”シデ”の正体が明らかに――!?

サマータイムレンダの7周目の簡単なあらすじ


動きを読まれ、ハイネたちに狙撃されてしまった慎平。

ループする度に、戻る時間が先に戻っているから……このまま死に続ければ、死に戻りができなくなってしまう。


原作8巻より
(C)田中靖規


お互いにとって、最大の山場。決着を付けるために、慎平たちは全力でハイネを迎え撃つ――!

ハイネと四本腕の影を追い詰めたと思ったのもつかの間、慎平は大切なものを失ってしまう……!?


サマータイムレンダの7周目の出来事:体育館での戦いは全員生存、ハイネとシデに重傷を負わせる



原作8巻より
(C)田中靖規


ハイネとシデは、慎平のループを使用不能にするために、島の影を総動員して襲い来る。

影を仲間たちに任せ、慎平は自らを囮にハイネとシデを体育館へとおびき寄せる。そして。


原作8巻より
(C)田中靖規


ガソリンをまいて火の海へと陥れる。それでも動き続けるシデを、凸村やウシオと連携して撃退。

ハイネの能力によって逃げられてしまうものの……彼らを弱らせ、全員で生き残ることに成功するのでした!

ハイネたちの動きを読んで、慎平の”フカン”を活かした作戦と、仲間たち全員の協力で一矢報いたシーンで、達成感がハンパじゃない……!

ここからさらに、黒幕であるハイネとシデを追い詰めていく……!?


サマータイムレンダの7周目の出来事:黒幕の1人、シデの正体が明らかに


ハイネとシデを撃退した後、慎平たちは菱形医院の地下――ヒルコ洞へと繋がる参道を進む。

そこで窓の父、青銅からハイネたちの正体に繋がる情報を得る。


原作9巻より
(C)田中靖規


――日都神社の神主、雁切真砂人。

彼は70年前に生きていたオリジナル、菱形紙垂彦とヒルコ様の子供として生まれ……記憶と人格をハイネにコピーさせ、若返りをし続けてきた存在だった。


原作10巻より
(C)田中靖規


島民を影に変え続け、慎平の両親を邪魔だからと殺した。ゲスすぎる彼をウシオが殺すものの……。


サマータイムレンダの7周目の死亡キャラ:ウシオ(7月23日)



原作10巻より
(C)田中靖規


殺したはずのシデはクローンだった。もう1体の本体が、背後からウシオを殺す。

慎平よりも先に死んでしまったことで、一緒にループすることが不可能になってしまう……!?

サマータイムレンダの7周目の死亡キャラ:網代慎平(7月23日)



原作10巻より
(C)田中靖規


もう1体のシデがいることを読みきれず、不意打ちを受けてしまった慎平。

真相に近づいたものの、最も大切な存在――ウシオが死んでしまい、失意のままタイムリープすることになります。






サマータイムレンダの8周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作10巻より
(C)田中靖規


ウシオを失った状態で、シデたちに挑まなくてはならなくなった、8周目。

このループでの出来事と、死亡キャラについて解説していきます。

シデたちのさらなる追い込みで、みんなが絶望の淵へと陥れられる……!?

サマータイムレンダの8周目の簡単なあらすじ


シデと接触し、ウシオが死んだままループしてしまった慎平。

そのことを仲間たちに伝えようとするも、影シンペイに先に歪んだ情報を伝えられてしまう。


原作10巻より
(C)田中靖規


騙されたひづるや澪たちは、それぞれシデと戦うことになってしまい……!?


サマータイムレンダの8周目の死亡キャラ:南方ひづる(7月23日)



原作11巻より
(C)田中靖規


ハイネに騙され、ひづるはシデと交戦。

かつて影に殺された弟、竜之介のために一糸報いるも……シデによって殺されてしまいます。


サマータイムレンダの8周目の死亡キャラ:澪、窓、朱鷺子(7月23日)



原作11巻より
(C)田中靖規


シンペイの姿になったハイネに騙された澪と窓は、シデによって殺されハイネに食べられてしまいます。

ミオとともに向かうも、既に手遅れ。慎平はみんなを助けるため、再びタイムリープすることを決意する。

サマータイムレンダの8周目の死亡キャラ:網代慎平(7月23日)



原作11巻より
(C)田中靖規


ハイネの策略によって分断され、殺されてしまった澪やひづるたち。

慎平は自ら命を絶って、その両方を助けるための作戦を決行する――!


サマータイムレンダの9周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作11巻より
(C)田中靖規


いよいよタイムリミットが迫ってきた、9周目の出来事や死亡キャラを語っていきます。

サマータイムレンダの9周目の簡単なあらすじ


影シンペイに騙された澪と窓を助け出し……シデと交戦しているはずのひづるのもとへ向かう慎平たち。

しかし、タイムリープによって展開が変わり、ひづるが死んでしまう……!?

彼女に希望を託された慎平たちは、逆転のためにある人物を助け出す――。

サマータイムレンダの9周目の死亡キャラ:南方ひづる(7月23日)



原作11巻より
(C)田中靖規


8周目の戦いではシデと互角に渡り合ったものの……ループによって記憶が引き継がれたことにより、慎平到着前に死亡。

慎平はもう一度ループして、彼女のことも助け出そうとするものの……もうループ能力を使えないため、ひづるを助け出すことは叶わない。

彼女はかつて友達だったハイネが、シデに利用されているから救い出してほしい、と慎平に託し。


原作11巻より
(C)田中靖規


「最後にどんでん返しちゃれ……!」と、みんなへと希望を託して行く。

ハイネや弟の竜之介、そしてみんなのために命を使い切って……最期に「どれだけ長く生きたかより……いかに命を使い切ったかだ」って言い切るのがもう、本当に誇り高くて素敵でした……!


サマータイムレンダの9周目の生存・復活キャラ:ウシオ(7月24日)


ひづるの意志を継ぎ、絶対にシデの企みを潰すことを決意するも、逆転の手立てが見つからない。

そんなとき、慎平たちは思い出します。7月24日、夏祭りの日にある人物が現れたことを。


原作11巻より
(C)田中靖規


この時間軸の影ウシオに、以前のウシオの記憶が残った貝殻をスキャンしてもらえば……きっとウシオは復活する。

それに気づき、慎平たちはシデやハイネよりも早く、ウシオを探し出し――


原作12巻より
(C)田中靖規


彼女を復活させることに成功!そのまま、反撃を開始する……!

サマータイムレンダの9周目の死亡キャラ:網代慎平(7月24日)



原作12巻より
(C)田中靖規


ウシオの回収に成功した後、慎平はハイネたちとの決着を付けるために、最後のタイムリープを仕掛けます。

果たして、慎平たちが考えた作戦で、勝負を決めることができるのか――!?

サマータイムレンダの10周目の死亡・影にされたキャラと出来事まとめ!(ネタバレ注意)



原作12巻より
(C)田中靖規


それではいよいよ、最後のタイムリープとなる10周目の出来事と死亡キャラについて。

ハイネやシデを倒し、夏祭りの惨劇を止めることができるのか……!?

サマータイムレンダの10周目の簡単なあらすじ



原作12巻より
(C)田中靖規


死んだ慎平が戻ったループの開始地点。それは、ヒルコ洞の中だった。

ウシオを回収し、即座にループでハイネを襲撃することで、彼女たちの意表を突くことに成功。

ハイネが弱体化したことで、シデはハイネの過去を模した空間――”常夜”へと逃亡。慎平はウシオとともにシデを追い、最終決戦へ……!

サマータイムレンダの10周目の死亡キャラ:シデ(7月24日)



原作12巻より
(C)田中靖規


みんなで協力してハイネを追い詰めたことで――シデは影を失い、無力になってしまう。

しかし、シデは死にかけのハイネのことを痛めつけ、「用済み」と力を利用するだけの存在として扱う。


原作12巻より
(C)田中靖規


シデは自らの目的を果たすために、慎平の右目を奪おうとする。

彼の目的は、ただ自分が長生きしたいだけ。人間と世界の結末を見たいだけ


原作13巻より
(C)田中靖規


……だけど、ハイネが弱りクローンを増やせなくなってしまった。

そうなったとき、シデは「世界の方を終わらせれば、この世界の最後を見届けられる」と考えを変えたという。


原作13巻より
(C)田中靖規


……最初から最後まで、どこまでも身勝手な理由で、他人を踏みにじり続けてきた、その醜悪な性根が明かされていく。


しかし、慎平はそれを抗うために立ち向かう。もう体は限界だけれど――そんなことは関係ない。


原作13巻より
(C)田中靖規

「みんなが、オレをここまで運んでくれた。誰ひとり無意味なんかじゃない!無意味には、しない!」

一度だけじゃなく、何度も命をかけて希望を繋いでくれたみんなの献身


原作13巻より
(C)田中靖規


それを無駄にしないために、慎平とウシオは全力を懸けて、シデを撃つ!

慎平と戦ってきたみんなの絆によって、すべての黒幕を討つことに成功する――。


サマータイムレンダの10周目の死亡キャラ:ウシオ(7月24日)


シデを殺したことによって、このループは終わる。

ウシオが消える直前、彼女は慎平に笑顔で別れを告げる。


原作13巻より
(C)田中靖規


「この3日間ね、いっぱい怖くて、めっちゃ不安やったけど……でもそれ以上に、慎平と過ごせて嬉しかった!」

その後、彼女は時間を超える力を使って……島へ来る前のひづるにメッセージを残したり……22日、船で眠っていた慎平へと声をかける。


原作13巻より
(C)田中靖規


1話で船の中で見た夢は――すべてが終わった後の彼女から託されたものだった。この伏線回収が胸熱で、もう一回1話を見るともう、めっっちゃエモいです……!





サマータイムレンダの最終回・結末・ラストで生存したキャラは誰?その後を解説!(13巻のネタバレ注意)



原作13巻より
(C)田中靖規


シデを倒し、すべてのループが終わった後。慎平は船で目を覚まします。

既視感のある、7月22日。でも、ちゃんとみんな無事で――笑い合えている。そのことが、何より嬉しいです……!


原作13巻より
(C)田中靖規


そして、戻ってきたのは潮の葬式のためじゃなくて。――彼女に会いたかったから。

ループする前はずっと叶わなった、潮との再会。


原作13巻より
(C)田中靖規


2人の再会がエモすぎるし、その後描かれる平和で幸せな夏祭りでのイチャイチャも泣けるくらい素敵だし……何より、ずっと訪れなかった”7月25日”をみんなで迎えるのが最高なので、気になる方はぜひ13巻で読んでみてください!


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それに、最終回の伏線回収や……みんなで掴み取った幸せな未来、そして生きてる潮との再会が最高にエモいので、ぜひ原作も読んでみてください!






まとめ


というわけで、サマータイムレンダの死亡キャラや最終回・ラスト・結末についてでした。

黒幕のシデを何度もループを重ね、みんなと力をあわせて撃退。

最後に掴み取った、みんなの幸せそうな未来が、最高にエモいです……!



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