今週の表紙はROBOT×LASERBEAM。
……人気の理由がわからない。
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- 1 【ROBOT×LASERBEAM】ロボさん、こんなにアツかったっけ?
- 2 【約束のネバーランド】やっぱり小物のお兄さん
- 3 【Dr.STONE】軽薄な男だからこそのこだわり
- 4 【斉木楠雄のΨ難】ギャグ漫画とは思えないサスペンス感
- 5 【火ノ丸相撲】第二部 大相撲編 開始
- 6 【鬼滅の刃】意外な視点
- 7 【除冷師煉太郎の約束】眞道雅興先生(19歳)の力作
- 8 【ゆらぎ荘の幽奈さん】紫音ちゃんのおっぱい
- 9 【僕のヒーローアカデミア】ひたすらに、ヒーロー ひたすらに、熱い
- 10 【食戟のソーマ】ブッチーの名前の由来
- 11 【青春兵器ナンバーワン】カードゲーム回
- 12 【腹ペコのマリー】テレーズ様、照れる
- 13 GJ19号予告
- 14 【シューダン!】試験会場によくいる、わけ知り顔のやつ
- 15 【BORUTO】科学忍具ってありなのかよ
- 16 ベスト3と打ち切りレース
【ROBOT×LASERBEAM】ロボさん、こんなにアツかったっけ?
巻頭カラー&表紙のせいか、ロボくんが主人公のように熱いです。
チームメイトからの「がんばれ」コール。
ボロボロになりながらも、仲間の声で立ち上がるロボ!
最後は、自分の持ち味を活かした、チップインイーグルで大勝利!!
いやー、いいシーンですねぇ。
100話とか、物語後半だったなら。
何度でも言いますが、まだ読者としての私は、ロボに感情移入できるほど、ロボのことを知りません。
せめて、この試合の中でロボのことを知れれば……と思ってたんですが、
試合シーンを飛び飛びで見せられるので、何がなんだかです。
挙句の果てに、いつの間にか、「論理的な負けず嫌いの冷めたやつ」から「単なる負けず嫌いの熱いやつ」に変わっちゃって、
もはや誰?って感じです。
今回のシーンだけ見ればあつそうですが、過程がすっ飛んでるので、何も感じませんでした。
【約束のネバーランド】やっぱり小物のお兄さん
前回の予想以上に、お兄さんが小物過ぎて、
エマの足元にも及んでいませんでした。
なんかトラウマ抱えているっぽいし、この男を手がかりに、新天地に行くパターンでしょうか。
この男は新天地に行こうとして失敗して、精神に異常をきたした、悲観的にもなった、みたいな。
このサイトではお兄さんが子どもたちを試しているのかも、って予想してまして、
私もそうかもなーって思ってたんですけど、そんなすごい人じゃ無さそう。
【Dr.STONE】軽薄な男だからこそのこだわり
個人的に、かなり好きな話でした。
ゲンってメンタリストは、とにかく自分の信念がないわけで、
今のままじゃ、何をするのかよくわかんないですよね。
それが、自分がコーラを飲みたいから千空に付く、ってのは凄く納得できるし、
ああ、こいつも自分の好みがある人間だったんだな、って安心できました。
要は、このままゲンが電気を理由に千空に付いたとしても、あんまり面白くないんですよね。
普通というか、そりゃ、皆そうするよなーと。
でも、コーラっていう、一見しょぼい理由で千空に付くなら、
どんだけコーラ好きなんだよ!って突っ込めるし、
ゲンっていうキャラが深まって、すごく楽しかったです。
【斉木楠雄のΨ難】ギャグ漫画とは思えないサスペンス感
毎回、斉木楠雄は好きなんですけど、今回のは特に面白かったです。
次々と訪れる困難に、ギリギリ対処していくドキドキ感がいいですね。
例えば私、小学生の時のドッジボールとかで、最後の一人になるのが好きだったんですよね。
前後左右、次々とやってくるボールに、ギリギリで躱すあの感じ、嫌いじゃないです。
【火ノ丸相撲】第二部 大相撲編 開始
正直、火ノ丸相撲の二部には期待してませんでした。
ここまで一回盛り上がっちゃって、どうせ最初はまた、高校時代と同じメンツで争うんでしょ?
みたいな。
でも、こうやって二年の月日をあけてくれれば、メンバーも一新されるし、
かなーり面白くなりそうです。
これからどんな方向で進むのか、まだ全然わかりませんが、楽しみにしてます。
【鬼滅の刃】意外な視点
今週は特に書くこと無いなーということで、感想パスしようと思ったんですが、
面白いツイートがあったんで紹介します。
#WJ41 #鬼滅の刃
— 二酸化 マンガ (@manga_dioxide) 2017年9月11日
主人公の刀が戦闘中に刃毀れしたとき
普通のマンガの読者「敵に殺されるかも…」
鬼滅読者「(今度こそ)刀鍛冶に殺されるかも…」
その発想はなかったw
【除冷師煉太郎の約束】眞道雅興先生(19歳)の力作
すっごく、綺麗にまとまってる作品だと思いました。
19歳が書いたとは思えません。
最初に鬼がやってきて、よくわかんないお兄さんが助けに来ます。
このお兄さんが、気持ち悪いくらい親切で、なんでここまでやるのか意味不明なまま、話は進みます。
物語後半では、それは全て、自分の贖罪だったということがわかり、二人の男女が和解して終わります。
主人公はヒロインを救うために行動する誇り高さがあり、
画力も十分。
お色気シーンだってあります。
近未来杯のなかでも、ここまでバランスの取れた作品は久しぶりに見ました。
惜しむべくは、『ずば抜けたもの』がないことでしょうか。
荒削りでもいいので、「こんなの見たこと無い!」とか、「すごくクセが強いけど、ここ好きだわ!」みたいなものが欲しいですね。
例えば、強烈なキャラクターですね。
いまのままだと、主人公はただの優しい男なんで。
もっとドキドキさせてくれるようなところや、逆に欠点だらけな感じとか、
そういうのを見せてほしいです。
具体的には、人の言うことを聞かない自由な男、ルフィとか、
個性の社会の落ちこぼれ、でも向上心だけは抜群なデクとか、そういうのです。
この作品でキャラクターが強くなったら、それこそ連載レベルだと思うので、
次回作を楽しみにしてます。
【ゆらぎ荘の幽奈さん】紫音ちゃんのおっぱい
ドタバタコメディでたまにある、
『最近慣れちゃったかもしれないけど、一般人視点から見たら、こいつら皆ヤベー奴らだよ。思い出して』回でした。
個人的には、呑子ねーさんの活躍がほぼ初めて見れたんで嬉しかったです。
ただのダメ人間じゃなかったんだ……。
紫音ちゃんはまだまだ、自分の気持に気付いてない感じが、見ていて初々しいですね。
千紗希のためというのを口実に、自分がコガラシに近づきたいだけだった、と気づく日が楽しみです。
【僕のヒーローアカデミア】ひたすらに、ヒーロー ひたすらに、熱い
ここ最近で、一番おもしろい話でした。
熱い。とにかく熱い。
能力を使いこなせず17年。
努力し続けて、ようやくミリオはルミリオンとして開花しました。
その身につけた技術と、ヒーローとしての心意気は、例え『個性』を失っても、一ミリもルミリオンとしての”個性”を色褪せさせないものでした。
そうやって稼いだ15分。
少女を守り抜いた15分。
その15分があったからこそ、デクは、追いつくことが出来たのです。
ラストのデクの大ゴマは、これしかない!ってくらいキマってます。
久々に、ここまで熱い気持ちを味わいました。
ありがとうございます。
【食戟のソーマ】ブッチーの名前の由来
もも先輩が、ぬいぐるみのブッチーの腕をひきちぎってます。
え、もしかして、『ブッチー』の名前の由来って、
『ブチィ』って引きちぎる擬音から?こわっ!
田所ちゃんのエースを狙えは、頑張って欲しいとは思いますが、
もも先輩が好きなんで、先輩応援っすね。
……物語的に、田所ちゃんが勝つ気しかしないけど。
【青春兵器ナンバーワン】カードゲーム回
久しぶりに、めっちゃ笑いました。
これ、この話が面白いからか、私がカードゲームやってるからか、わかんねぇw
一番良かったのは「MAPPOの本部長」かな。
『僕も初めて顔見たよ』じゃねーよw
因みに、この漫画のオチの『弱いカードでも使い方しだいでは強カードに勝てる』は、割と真実です。
私も昔は、強いカード以外はゴミで、勝負に勝ちようが無いと思ってたんですが、
実際には、カードゲームは組み合わせ次第で、強いカードよりも高いパフォーマンスを発揮します。
どんなに強くてもチームワークがバラバラよりは、
息のピッタリあったカードの束の方が強い、みたいな。
【腹ペコのマリー】テレーズ様、照れる
照れてるテレーズ様かわいー。
……なんでもっと早く、こういう方向性でこの漫画を進めなかったんだ……。
展開を見る限り、もう、1~3週で打ち切りでしょう。
手遅れ感が半端ないです。
そういや、テレーズがお腹が空いたシーンを見て、
この漫画のタイトルが『腹ペコのマリー』だったことを思い出しました。
……最近ごはんに執着するシーンも無いから忘れてたよ。
ほんと、行き当たりばったりな漫画だな。
GJ19号予告
しまぶーの読み切りが2つ、
『ハーフタイム』と『ジジイ100%』が載ってます。
ハーフタイムはフツーに笑えたし、
ジジイ100%は、しまぶーファンなら読んだほうがいいです。
(理由はネタバレになるので言えない)
もししまぶーが好きなら、読んでみてください。
【シューダン!】試験会場によくいる、わけ知り顔のやつ
今回のご都合キャラ「試験会場によくいる、わけ知り顔のやつ」は、ちょっとおもしろかったです。
誰かを小馬鹿にした部分は面白いな、この漫画。
新キャラのダイゴはけっこう好きです。
この作者さん、自分勝手なキャラはよく出すんですが、
ここまで何かに情熱を持ったキャラって少ないんで。
ダイゴの活躍次第では、掲載順位が回復するかも?と思わせるぐらいにはいいキャラです。
次回の活躍に期待します。
【BORUTO】科学忍具ってありなのかよ
……??
ナルトが科学忍具を使って、サスケが「使い方次第だ」とか言ってます。
え、わかんない。
ボルトが「ズルだったんじゃねーのかよ!!」とか言ってますが、全く同じ気持ちです。
もちろん、中忍試験で科学忍具はルール違反、今回の組み手ではルール違反じゃない、っていう理屈はわかりますが、
そもそも科学に頼って、腕を磨かないのがだめとか、そういう話じゃなかったっけ?
うろ覚えですけど、ナルト自身も、そんなのに頼っちゃいけない、みたいな説教を科学者にしてなかったっけ?
えー、ほんとに分からない。
科学忍具が使い方次第なら、手裏剣も起爆札も、何もかもそうじゃん。
中忍試験でも使えていいじゃん。
ちょっとよく分かりませんでした。
ベスト3と打ち切りレース
ベスト3
1位、僕のヒーローアカデミア(漫画で、ここまで興奮したのは久しぶり)
2位、火ノ丸相撲(来週からの期待感をこめて)
3位、Dr.STONE(毎週安定して面白いです。素晴らしい)
打ち切り候補
1位、腹ペコのマリー(内容的にもいよいよ終わるね)
2位、クロスアカウント(続く未来が見えません。ラブコメならぼく勉、エロ要素はゆらぎ荘があるしねー)
3位、シューダン!(ダイゴきゅん次第では、復活もありそうな予感)
……しっかし、ハンター読みてぇなぁ。
復活はよ。
これまでのジャンプ感想記事
→2017年31号のジャンプ感想
→2017年32号のジャンプ感想(僕のヒーローアカデミア出張&炭治郎の名言が光る号)
→2017年33号のジャンプ感想(ONE PIECE20周年記念のしまぶーの漫画&ワンピースパーティ出張号)
→2017年34号のジャンプ感想(ジャンプ展へ行こう!掲載号)
→2017年35号のジャンプ感想(移ろう時の中で読切&僕のヒーローアカデミアすまっしゅ!!出張掲載号)
→2017年36・37合併号ジャンプ感想(藤村どら先生読切『転生起-HAKUSAI-』&麻生先生読切『青少年有害環境規制法』掲載号)
→2017年上半期のジャンプ打ち切り作品をまとめて、考察してみた
→2017年38号ジャンプ感想(月イチBORUTO掲載号)
→2017年39号ジャンプ感想(阿波連さんははかれない&貧民超人カネナシくん出張号)
→2017年40号ジャンプ感想(近未来杯、石川光貴先生『ジキルの使い魔』掲載号)