注:「君の名は。」のネタバレを含みます。
この前、友達に誘われて、「君の名は。」を見てきました。
正直ただの恋愛ものだろう、と高をくくっていたんですが、
見てみると、ものすごい面白かったです。
もちろん恋愛もの、青春ものとしても面白いんですけど、
SF要素だったり、熱いメッセージだったり、タイムマシン要素だったりと、
たくさんの感動できるポイントがあって、すごい作品だと感じました。
で、見終わった後に友達から、
「最高だったね! 他に「君の名は。」みたいな、似てる作品しらない?」
と聞かれました。
困っちゃいましたね。
「君の名は。」みたいといっても、単純に恋愛もの、青春ものを薦めれば良いのか、
それともSF要素や、男女の入れ替わる作品を紹介すれば良いのか。
難しかったので、「ちょっと待ってて、考える」ということでその日は別れて、
後日いろいろ考えたり調べたりして、リストを渡しました。
で、せっかくなのでブログのネタにしようということで、
記事にまとめます。
「君の名は。」みたいなマンガやアニメ、映画を見たい人は、
参考にして下さい。
目次 [閉じる]
男女の入れ替わりを楽しむ作品
まずは、瀧とみつはが入れ替わったように、
精神が入れ替わる作品を5つ紹介します。
転校生
あらすじ
明るくクラスの人気者である斉藤一夫。彼のクラスに、ある日転校生がやってくる。
その転校生とは、実は幼いころ近所に住んでいた、幼馴染の斉藤一美だった。
一夫と一美は、学校の帰り道、ちょっとした弾みで一緒に石段を転げ落ちてしまう。
それによって、二人の身体と心は入れ替わってしまっていた。
つまり一夫の体に一美の心が、一美の体に一夫の心が入ってしまったのである。
帰宅してからそのことに気付いた二人は、自分たちの身に起こったことに戸惑いながらも、ともかくそれぞれ相手になりきって生活を続けることにした。
しかし、当然男の子が女の子の生活に、女の子が男の子の生活に、そう簡単に馴染むことができるはずもなく、二人は勝手がわからない中でそれぞれに苦労しながら、協力し合い、助け合って乗り越えていく。
そうするうちにいつしか二人の心には、他のだれにも理解できない絆が生まれてきていた。
引用:Wikipedia
「君の名は。」の新海誠監督も、影響を受けたという、
入れ替わりものの、古典のような作品です。
1982年公開と、かなり古い作品ですけど、
「君の名は。」のご先祖様のような映画なので、
ぜひ見てみて下さい。
あさっての方向。
あらすじ
小学6年生の少女五百川からだは、両親が他界してからは兄の尋と二人暮らしをしている。
からだは尋を楽にしてあげたいと早く大人になることを夢見ていた。
ところがある日突然、からだは尋の元恋人・野上椒子と年齢が入れ替わる形で大人になる。それは、からだが願いをかけた願い石の魔力なのか…?
引用:Wikipedia
こちらは幼女が女性と入れ替わる作品。
「君の名は。」と同じく、「。」で終わってて驚きました。
流石に偶然だと思います。
ココロコネクト
(C) SILVER LINK.
あらすじ
私立山星高校に通う桐山唯と青木義文は、ある日の夜中に一時的に、互いの魂が入れ替わる現象を体験する。
夢か現実か気になった2人は、文化研究部の仲間である八重樫太一、永瀬伊織、稲葉姫子に相談するが、冗談話と思われ、ちゃかされてしまう。
数時間後に太一と伊織の体が再び入れ替わり、話が本当だと信じた2人は文化研究部へ戻り、副部長の稲葉に体が入れ替わったことを説明する。
話が信じられない稲葉は、真実を確かめるため伊織(太一)と太一(伊織)の2人に、本人しか知らない質問をして表情で判断し、ようやく話を信じる。
かくして、人格が入れ替わりながらも日常生活を送るが、この現象は<ふうせんかずら>という謎の存在による実験であった。
引用;Wikipedia
こちらはラノベ原作のアニメ。
かなり最近の作品なので、
違和感なく見られると思います。
山田くんと7人の魔女
(C)ライデンフィルム
あらすじ
朱雀高校に通う高校生・山田竜は、学校きっての問題児で不良少年。
学校でも周囲から浮いた存在であり、友達も出来ずにいた。
ある日、階段から落ちたはずみで優等生・白石うららとキスしてしまったところ、2人の身体が入れ替るという不思議な現象に見舞われる。
こちらはマガジンの漫画が原作のアニメです。
実は入れ替わりがメインなのは最初だけで、
その後は色んな能力が主題になっていきます。
ただ、一風変わった能力が絡んだラブコメが好きなら、お薦めです。
記事も書いてますので、雰囲気を知りたいならどうぞ。
→山田くんと7人の魔女の26巻の発売日や表紙にネタバレや感想!
プリティフェイス
(C)叶恭弘
あらすじ
高校生・乱堂政は、空手の北海道大会で優勝した帰りのバスで事故に遭い、意識を失う。
その一年後、とある病院で目を覚ました乱堂が鏡を覗くと、そこに映っていたのは、彼が密かに思いを寄せていた少女・栗見理奈そっくりの顔だった。
引用:Wikipedia
厳密に言うと、入れ替わりというより、女体化がテーマの作品です。
ジャンプコミックスで全六巻と、かなり打ち切り臭のする作品ですけど、
実際は作者が週刊連載のペースについていけなくなっただけで、
中身はかなりの名作です。
時間要素×男女のストーリー
続いては、「君の名は。」で紐に例えられた時間軸の要素に、
男女のお話を絡めた物語を4つ紹介します。
orange
(C)高野苺
あらすじ
長野県松本市に住む女子高校生・高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取る。
その手紙には、26歳になった10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を16歳の自分には味わってほしくないこと、菜穂に今後起きること、それに対して菜穂にしてほしい行動が書かれていた。
菜穂は、初めは誰かのいたずらと思っていたが、手紙に書かれていた通り、成瀬翔が東京から転校してくる。
手紙には、5月に成瀬翔を好きになること、翔が17歳の冬に事故で亡くなること、その事故は防ぐことが出来たと書かれていた。
引用:Wikipedia
最近、映画化もされたので知っているかもしれませんね。
今まで紹介してきたものと違って、まさに少女漫画!という作品です。
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
あらすじ
「ぼく」はある日、電車で出会った「彼女」に一目惚れをした。
「彼女」は僕にとっては高嶺の花で、とてもじゃないが不釣り合いだった。
それでも思い切って「彼女」に声を欠けてみれば、
昔からの知り合いのように接してきて、すぐにふたりの距離は縮まっていく。
ところが、「彼女」には人には言えない驚くべき秘密があって…
引用:Wikipedia
今年の12月に映画化する小説です。
題名を見ても分かる通り、かなり時間軸が作品に関わってきます。
ただし、単純に時間を遡るだけじゃありません。
詳しくは、小説や映画を見てみて下さい。
STEINS;GATE(シュタインズゲート)
(C)Nitroplus/5pb.
あらすじ
秋葉原を拠点とする総勢3人の小さな発明サークル「未来ガジェット研究所」のリーダーである厨二病の大学生 岡部倫太郎は、研究所のメンバー(ラボメン)である橋田至や幼馴染でもある椎名まゆりと共に、日々ヘンテコな発明を繰り返していた。
2010年7月28日、岡部は椎名と共に向かった講義会場で、わずか17歳の天才少女、牧瀬紅莉栖と出会う。
ところが、ラジ館の8階奥で、血溜まりの中に倒れている紅莉栖を目撃した岡部は、そのことを橋田へ携帯メールで報告する。
その直後、眩暈に襲われた岡部が我に返ると、ラジ館屋上には人工衛星らしきものが墜落しており、周辺は警察によって封鎖されていた。
先ほど送信したはずのメールは、なぜか1週間前の日付で受信されており、周囲が話すここ最近の出来事と岡部の記憶の間には、齟齬が起こっていた。
引用:Wikipedia
今までとは打って変わって、
バリバリのオタク向けゲームが原作のアニメです。
OPや演出がかなりかっこいいので、
厨二要素が好きならオススメです。
時をかける少女
(C)角川ヘラルド映画
あらすじ
ある日、中学3年生の少女・芳山和子は、同級生の深町一夫や浅倉吾朗と一緒に理科室の掃除を行っていた時に、実験室でラベンダーの香りを嗅いで意識を失う。
その3日後、和子の周囲にはいくつかの事件が起こる。
深夜に起こった地震により、吾朗の隣の家が火事になる。
そして、その翌日に吾朗と共に交通事故に巻き込まれそうになった瞬間、和子は前日の朝に時間を遡行する。
もう1度同じ1日を繰り返した和子は、一夫と吾朗にこの奇妙な体験を打ち明ける。
最初は信じなかった2人も、和子が地震と火事を予言した事で、和子の話を受け入れる。
3人の話を聞いた理科の担任である福島先生は、和子の能力はテレポーテーションとタイム・リープと呼ばれるものであることを説明し、事件の真相を知るためには、4日前の理科室に戻らなければならないことを指摘する。
引用:Wikipedia
4回ほど映画化されていますが、
私のお薦めは細田守監督の作品です。
ある意味、最も「君の名は。」に近いので、
ぜひ見てみて下さい。
超常現象×恋愛もの
次は、時間ものにかぎらず、
SF要素やファンタジー要素を主題とした恋愛もの9つです。
涼宮ハルヒの憂鬱
(C)京都アニメーション
あらすじ
「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」
高校入学早々、この突飛な自己紹介をした涼宮ハルヒ。
美少女なのだが、その性格・言動は変人そのものであり、クラスの中で孤立していた。
しかし、そんなハルヒに好奇心で話しかけた「ただの人間」である、キョンとだけは会話をするようになる。
ゴールデンウィークも過ぎたある日、校内に自分が楽しめる部活がないことを嘆いていたハルヒは、キョンの発言をきっかけに自分で新しい部活を作ることを思いつく。
キョンを引き連れて文芸部部室を占領し、また唯一の文芸部員であった長門有希を巻き込み、メイド兼マスコットとして上級生の朝比奈みくるを「任意同行」と称し拉致。
さらに5月という中途半端な時期に転校してきた古泉一樹(ハルヒ曰く「謎の転校生」)を加入させ、「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的とした新クラブ「SOS団」を発足させる。
ところが団員として集まったキョン以外の3人は、それぞれ本物の宇宙人、未来人、超能力者であり、キョンはSOS団の結成と前後して、3人からそれぞれ正体を打ち明けられる。
彼らが言うには、ありふれた日常に退屈し非日常を渇望しているハルヒこそ、彼らにとって解析不可能な超常現象を引き起こす原因となっている未知の存在なのだが、ハルヒ本人にはその自覚がないのだといい、彼らはそのことを彼女自身に悟られずに観察するため派遣されてきたのだという。
当初は虚偽申告だと思っていたキョンも、間もなく実際に超常現象に巻き込まれて命の危険に晒されたことにより、彼らの言葉を信じざるを得なくなる。
そしてキョンとSOS団の団員たちは、非日常を待ち望んでいるハルヒ本人に事実を悟られないように注意しつつ、ハルヒ自身が無自覚な発生源となっている超常現象を秘密裏に解決したり、宇宙人や未来人や超能力者たちの勢力の思惑に振り回されたり、ハルヒが気紛れで引き起こしたり持ち込んだりする日常的なトラブルに付き合ったりする日々を過ごすことになる。
引用:Wikipedia
10年以上前のラノベで、
もう古典と言ってもいいかもしれません。
この作品の影響を受けた作品は多いと思います。
個人的には、アニメのほうが原作より好きですね。
(エンドレスエイトを除く)
化物語
(C)シャフト
あらすじ
高校3年生の少年・阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、ひょんなことから2年間ろくに会話すらしたことがない病弱なクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。
なんと彼女には、およそ体重と呼べるものがほとんど無かったのである。
暦は秘密を知った日の放課後、ひたぎから秘密をばらさないようにと猟奇的な脅しを受けるが、それにもめげず彼女の秘密に対する協力を申し出る。
彼女によると、2年前に1匹の不思議な蟹に出会い、重さを根こそぎ持っていかれたのだと言う。
実は暦もひたぎと同じような奇妙な体験をしており、その時に怪異に詳しい忍野メメという男の力を借りたのだった。暦とひたぎはメメに相談するため、彼の住む学習塾跡の廃墟ビルに向かう。
メメによるとひたぎの体重を奪った蟹もやはり怪異であるという。
ひたぎはメメの力を借り、自分の体重を奪った怪異と再会するのだが、それには彼女自身が封じたある過去の秘密が関係していたのだった。
引用:Wikipedia
こちらも小説が原作のアニメ。
作者の西尾維新は、ジャンプのめだかボックスの原作者や、DEATH NOTEの小説を書いたりしているので、
名前を聞いたことがあるかもしれません。
因みに、彼の新作の漫画の記事も書いてます。
→症年症女の最新巻2巻の発売日や表紙にネタバレや感想!
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
(C)A-1 Pictures
あらすじ
宿海仁太、本間芽衣子、安城鳴子、松雪集、鶴見知利子、久川鉄道の6人は、小学校時代に互いをあだ名で呼び合い、「超平和バスターズ」という名のグループを結成して秘密基地に集まって遊ぶ間柄だった。
しかし突然の芽衣子の死をきっかけに、彼らの間には距離が生まれてしまい、超平和バスターズは決別、それぞれ芽衣子に対する後悔や未練や負い目を抱えつつも、中学校卒業後の現在では疎遠な関係となっていた。
高校受験に失敗し、引きこもり気味の生活を送っていた仁太。
そんな彼の元にある日、死んだはずの芽衣子が現れ、彼女から「お願いを叶えて欲しい」と頼まれる。
芽衣子の姿は仁太以外の人間には見えず、当初はこれを幻覚であると思おうとする仁太であったが、その存在を無視することはできず、困惑しつつも芽衣子の願いを探っていくことになる。
それをきっかけに、それぞれ別の生活を送っていた仁太達は再び集まり始め、それぞれ抱えていた思いをぶつけあいながら絆を少しずつ修復されていく。
引用:Wikipedia
EDの「secret base 〜君がくれたもの〜」のカバーが、
作品の雰囲気にあっていて、本当に好きでした。
映画は特に名作ですので、
ぜひ見てみて下さい。
夏雪ランデブー
(C)動画工房
あらすじ
花屋でアルバイトをしている青年・葉月は店長の六花に恋心を抱いていた。
しかし彼女は後家であり、三年前に病死した夫・篤がいた。幽霊ながら葉月の恋路を邪魔し、妨害行為を繰り返す篤との三角関係が始まる。
引用:Wikipedia
幽霊繋がりでもう一作品。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」ほど有名ではありませんが、
こちらのほうが尖っていて好き、という人もいます。
たまこまーけっと
(C)京都アニメーション
あらすじ
北白川たまこは2学期の終業式のあと立ち寄ったうさぎ山商店街の花屋で、言葉を話す謎の鳥デラ・モチマッヅィと出会う。
デラはとある国の王子の妃を探しており、たまこに求愛されたとして北白川家に住み着いてしまう。
引用:Wikipedia
「涼宮ハルヒの憂鬱」と同じく、
ラノベ原作の京都アニメーション作成アニメです。
京都アニメーションの作画は非常に丁寧で、
「重さ」を感じる絵を書くことで有名です。
グラスリップ
(C)P.A.WORKS
あらすじ
実家がガラス工房の女子高生・深水透子は、カフェ『カゼミチ』で友人達と楽しく過ごしていた。
高校3年の夏休み、透子達の学校に、未来の声が聞けると語る少年・沖倉駆が転校してくる。
もし、未来を知ることが出来たら、自分は何を望むのか?
感じたことのない動揺を覚えながらも、透子は胸の中に、ある感情が生まれる。
引用:Wikipedia
割と最近の、青春ものです。
原作は良いと思うんですが、アニメはちょっと……
そのあたりは、以前の記事で詳しく書いてます。
→愛すべきクソアニメたち 2014年編Part2!
今回の記事の趣旨と違って、思いっきりバカにしている記事なので、
そういうのが許せるなら読んでみて下さい。
琴浦さん
(C)AIC Classic
あらすじ
翠ヶ丘高校に転校してきた琴浦春香は、一見、普通の女子高生だが、実は見境なく人の心を読めてしまう能力を持っていたために幼い頃から心を閉ざし暗い日々を過ごしていた。
小学校に上がる前までは明るく両親と幸せに暮らしていたが、相手の心が聞こえる度にありのまま答えてしまったことから周囲から忌み嫌われ疎外されるようになり、最愛の家族まで家庭崩壊してしまい両親は離婚へと至ってしまった。
その後、高校生になるまで転校する度に辛い経験を繰り返し、心を閉ざして周囲から距離を置いていたが、クラスで隣の席になった真鍋義久との出会いがきっかけとなり、彼のエッチな妄想に振り回されながらも徐々に心を開いていく。
やがて、その力に目をつけた御舟百合子によって彼女が部長を務めるESP研究会に入部することになり、副部長の室戸大智とも知り合う。
数日後、義久に片思いしている森谷ヒヨリは義久と両想いになった春香のことを逆恨みし、陰湿な虐めを始めるのだが結果的に義久に怪我を負わせてしまう。
自分を責めたヒヨリは春香の優しさに触れ春香と和解しESP研究会に入部する。
それから数日後、春香の住む町で連続殺人事件(アニメ版では連続通り魔事件)が起きる…。
引用:Wikipedia
かわいい絵柄で、割とエグいことをやるアニメです。
因みに、タイトル繋がりで鳥取県の琴浦町では、
萌えおこし(町おこし)にキャラクターが使われています。
Planetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
(C)david production
あらすじ
世界規模の戦争によって荒廃した近未来の世界。
人口は激減し、気候変動によって地上に陽光が射すことはなくなり、厚く垂れ込めた雲からは生物に有害な物質を含んだ雨が絶え間なく降り続いていた。
ある日「屑屋」を生業にする一人の男が、「封印都市」と人々が忌み嫌う廃墟の都市からまだ使用可能な物を探すべく、廃墟となった商業施設の一つに潜入した。
その屋上にあるプラネタリウムで、彼は少女の形をしたロボット・ほしのゆめみと出会う。
引用:Wikipedia
つい最近までやってた、全五話のアニメ。
調べてみて驚き。
10年以上前の、ゲームが原作でした。
最終兵器彼女
(C)GONZO DIGIMATION
あらすじ
北海道のある街で暮らすシュウジとちせ。
ちせは以前から好意を持っていたシュウジに告白、そのぎこちない交際は交換日記から始まり、二人は静かに愛を深めていく。
しかし、ある日、謎の「敵」に街が空襲される。
戦火から逃げるシュウジが見たのは、腕を巨大な武器に変え、背から鋼鉄の羽根を生やし「最終兵器」と化して敵と戦うちせの姿であった。
戦争が激化していくにつれ、ちせは力が暴走していき、肉体も精神も人間とは程遠いものとなっていく。
壊れていく世界。壊れていく愛。シュウジはちせを連れて街を出る。
引用:Wikipedia
高橋しんの漫画が原作のアニメ。
正直、ちょっと古くさいですが、
今でも心に来るものが有ります。
最終回がアニメと原作で違うんですが、
どちらもショッキングですので、
そういった重い話が好きならオススメです。
超常現象の解決に努める作品
次は、瀧とみつはが、隕石から町の住人を避難させるシーンのように、
超常現象の解決に挑んでいく面白さをもった作品を4つ紹介します。
僕だけがいない街
(C)フジテレビ
あらすじ
売れない漫画家・藤沼悟は、「再上映(リバイバル)」と呼んでいる特殊能力を持っていた。
その能力は、直後に起こる「悪いこと(事件・事故等)」の原因が取り除かれるまで、その直前の場面に何度もタイムスリップしてしまうというものだった。
自分の意思とは関係なく発動する上に、能力が発動した結果「マイナスだったことがプラマイ0になる(悪いことが発生しなくなるだけ)、もしくは自分にとってマイナスになる(未然に防ごうとした結果、自分が労力を使う)」というこの能力に不満を持ちながら、悟はピザ屋のアルバイトをこなす日々を過ごしていた。
引用:Wikipedia
タイムスリップ要素もあり、
そういう意味では「君の名は。」にかなり近いです。
しかし、あくまで主題は恋愛ではなく、
謎解き要素や、バトル要素がテーマになっています。
リトルバスターズ!
(C)J.C.STAFF
あらすじ
主人公・直枝理樹は、幼馴染である棗恭介、その妹である鈴、同じく幼馴染の井ノ原真人、宮沢謙吾と共に全寮制の学校に通っていた。
彼等は昔、何かを悪者に見立ててそれを成敗する正義の味方「リトルバスターズ」を結成し、色々なことをしてきた。
両親と死別し塞ぎこんでいた理樹にとって、自らを外に連れ出し広い世界を教えてくれたその存在は大きかった。
時に無茶苦茶で考えられない行動をする彼等に巻き込まれながらもそのことを楽しく感じて彼らと一緒にいた理樹は、「ずっとこの時が続いたらいいのに」と考えていた。
ある日、3年生である恭介が就職活動から帰って来た。
理樹は「リトルバスターズ」の4人に、「昔みたいに何かしよう」と持ちかける。
それを聞いたリーダー・恭介は近くに置いてあったボールを拾い上げ、宣言するのだった。
「野球チームを作ろう。……チーム名は、リトルバスターズだ!」
ギャルゲー(全年齢向け、18禁向け有り)が原作のアニメ。
いわゆる「萌要素」が強い作品なので、
そういうのが好きなら楽しめると思います。
パプリカ
(C)マッドハウス
あらすじ
パプリカ/千葉敦子は、時田浩作の発明した夢を共有する装置DCミニを使用するサイコセラピスト。
ある日、そのDCミニが研究所から盗まれてしまい、それを悪用して他人の夢に強制介入し、悪夢を見せ精神を崩壊させる事件が発生するようになる。
敦子達は犯人の正体・目的、そして終わり無き悪夢から抜け出す方法を探る。
今敏監督による、SFアニメ映画。
10年前の作品ですが、今でも通じる、
隠れた名作だと思います。
「エヴァンゲリオン」の綾波レイや、「名探偵コナン」の灰原哀を演じる、林原めぐみ主演です。
東京マグニチュード8.0
あらすじ
2012年7月21日、土曜日。
夏休み初日、中学1年生の小野沢未来は、弟の悠貴のお守りとして、一緒に東京のお台場へロボット展を見に来ていた。
最近何かとイライラしていた未来は、「こんな世界、こわれちゃえばいいのに。」とインターネットに書き込む。
その時、マグニチュード8.0の海溝型大地震が発生し、地面が揺れた。
レインボーブリッジの崩壊、東京タワー倒壊など、東京が大きな被害を受けている中、未来と悠貴はお台場で出会ったバイク便ライダー日下部真理と共に、自宅のある世田谷へと歩みを進める。
その中で未来は、一体何を見て何を感じ、どう成長していくのか……
引用:Wikipedia
正確に言えば超常現象ではありませんが、
隕石に襲われるのと似た雰囲気を醸し出しています。
2009年の作品で、
今となっては自主規制で、放送できないであろうアニメですね。
合いたいのに会えない、切ない青春モノ
続いては、まさに「君の名は。」のメインテーマ、
男女のすれ違いを主軸にした作品を、5つ紹介します。
ほしのこえ
(C)新海誠
あらすじ
2039年、NASAの調査隊が火星のタルシス台地で異星文明の遺跡を発見し、突然現れた地球外知的生命体タルシアンに全滅させられた。
この出来事に衝撃を受けた人類は、遺跡から回収したタルシアンのテクノロジーで、タルシアンの脅威に対抗しようとしていた。
2046年、中学3年生の長峰ミカコと寺尾ノボルに互いにほのかな恋心を抱き、同じ高校への進学を望んでいたが、実はミカコは国連宇宙軍のタルシアン調査隊――リシテア艦隊に選抜されていた。
翌2047年、4隻の最新鋭戦艦と1000人以上の選抜メンバーからなるリシテア艦隊は地球を離れ、深宇宙に旅立つ。
離れ離れになったミカコとノボルは超長距離メールサービスで連絡を取り合うが、艦隊が地球から遠ざかるにつれて、メールの往復にかかる時間も数日、数週間と開いていく。
地球に残ったノボルは、次第に大きくなるミカコとのずれににいらだちをつのらせる。
引用:Wikipedia
「君の名は。」の新海誠監督の、初の劇場映画作品です。
25分という短い時間ながら、新海誠の要素がてんこ盛りです。
監督、脚本、演出、美術、編集の殆どを、新海誠監督がほぼすべて1人で行ったそうです。
雲のむこう、約束の場所
(C)新海誠
あらすじ
もうひとつの戦後の世界。
1996年、日本は南北に分断されていた。
世界の半分を覆う共産国家群ユニオンはエゾ(北海道)を支配下に置き、島の中央にとほうもなく高い、純白の塔を建造しつつあった。
しかしユニオンの意図は誰にもわからない。
青森県の津軽半島に住む中学3年生の藤沢浩紀と白川拓也は異国の大地にそびえる塔にあこがれ、飛行機で国境の津軽海峡を越え、塔まで飛んで行く計画を立てていた。
そのための飛行機ヴェラシーラも、山の上の廃駅の格納庫で製作が進んでいる。
犯罪以外の何ものでもないこの計画は他言無用とされていたが、浩紀が口を滑らせたせいで、クラスメイトの沢渡佐由理にばれてしまう。
さいわい佐由理はヴェラシーラに強い関心を持ち、計画の共犯者になってくれる。
浩紀たちと佐由理は、「ヴェラシーラが完成したら佐由理を塔まで連れていく」と約束を交わす。ヴェラシーラが完成に近づくにつれ三人の仲も深まるが、佐由理はある日、塔の夢を見る。
そして突然浩紀たちの前から姿を消す。
佐由理をなくした浩紀たちはヴェラシーラの製作を止めてしまう。
いまや、ヴェラシーラは佐由理のためのものでもあったからだ。
引用:Wikipedia
前作から2年半、新海誠監督の2作品目です。
前作同様、SF要素が強めになっています。
ただ、宇宙から日本と、すこし舞台がリアルに近づきました。
秒速5センチメートル(連作アニメ)
(C)新海誠
あらすじ
東京の小学校に通う貴樹と明里は互いに「他人にはわからない特別な想い」を抱き合っていた。
小学校卒業と同時に明里は栃木へ転校してしまい、それきり会うことがなくなってしまう。
貴樹が中学に入学して半年が経過した夏のある日、栃木にいる明里から手紙が届く。
それをきっかけに文通を重ねるようになる2人。
しかしその年の冬に、今度は貴樹が鹿児島へ転校することが決まった。
鹿児島と栃木では絶望的に遠い。
「もう二度と会えなくなるかもしれない……」そう思った貴樹は、明里に会いに行く決意をする。
その約束の日、関東では大雪となり、貴樹の乗った列車は途中で運転を休止する。
貴樹には停まった電車の中で運行再開を待つことしかできず、時間だけが流れていった。
深夜になって、ようやく貴樹は待ち合わせの駅に到着する。
人気のない待合室で明里は待っていた。
貴樹と明里は寄り添って夜を明かし、唇を重ねる。
2人は互いに手紙を書いて持参していたが、結局どちらも手紙を渡すことはなかった。
引用:Wikipedia
新海誠監督の、3本目の作品。
「桜花抄」、「コスモナウト」、「秒速5センチメートル」の、3連作で出来ています。
前作までと違い、SF要素を外した、「リアルな切なさ」がそこには有ります。
星を追う子ども
(C)新海誠
あらすじ
幼い頃に父を亡くした明日菜は、母と二人で暮らしている。
仕事で家を空けがちな母に代わって家事をしながら、近くの山に自分で作った秘密基地で、父の形見である石を使った鉱石ラジオを聞いたり、猫のような動物のミミと遊んで日々を過ごしていた。
ある日、秘密基地へ向かう途中、見たこともない怪獣に襲われたところを「アガルタ」から来たという少年・シュンに助けられる。
翌日、秘密基地で再会し仲良くなった二人はまた会う約束をするが、後日シュンが遺体で発見される。
シュンの死に実感が湧かない明日菜は、新任教師の森崎の授業で聞いた「死後の世界」に強い興味を抱く。
世界各地には地下世界の伝承が残り、シュンが故郷であると語ったアガルタもその一つで、そこには莫大な富や死者の復活すら可能にする技術があるという。
その日の帰り道、明日菜は秘密基地でシュンに瓜二つの少年・シンと出会う。
彼は兄が持ち出したアガルタへの道の鍵となる石「クラヴィス(clavis)」を回収しに来ていた。
するとそこに武装した兵隊と森崎が現れる。森崎はアガルタの秘密を狙う組織「アルカンジェリ」の一員だった。
しかし、アガルタへの入り口を見つけた森崎は組織を裏切る。
彼の目的はアガルタで亡妻・リサを蘇らせることであった。
シュンが遺したクラヴィスを回収したシンはアガルタへと去り、残された明日菜も森崎についていくことを決め、ミミを加えた二人と一匹は、広大な地下世界を旅することとなる。
引用:Wikipedia
新海誠監督により4年ぶり、4作品目です。
これまでと違って、ジブリの影響を強く押し出した、
非常にアニメ的な映画になっています。
「死後の世界」なんかは、「君の名は。」でも出てきましたね。
言の葉の庭
(C)新海誠
あらすじ
靴職人を目指す高校生のタカオ(秋月孝雄)は、雨の日の1限は授業をサボって、庭園で靴のデザインを考えていた。
ある日、タカオはそこで昼間からビールを飲んでいる女性、ユキノ(雪野百香里)に出会う。
どこかで会ったかとタカオが尋ねると、ユキノは否定し、万葉集の短歌 「雷神(なるかみ)の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ」 を言い残して去っていった。
こうして、雨の日の午前だけの2人の交流がはじまる。
「君の名は。」の3年前に発表された、
新海誠監督の5作目です。
こうしてみていくと、優れた作家、監督というのは、
テーマが一貫しているんだと感じますね。
情熱的で疾走感のある作品
私が「君の名は。」を見て感動したシーンが、
瀧とみつはがそれぞれ、相手の名前を思い出そうとするシーンです。
「君の名前。忘れちゃいけない名前……!」
名前、名前!と何度も連呼するシーンは、
心にぐっと来ました。
ここでは、そんな情熱的な思いや、疾走感を楽しめる作品を、4つ紹介します。
四月は君の嘘
あらすじ
かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。
それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。
ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。
かをりは、好意を寄せる渡亮太との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみのである公生とも行動を共にするようになる。公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気を遣って想いを伝えない。
椿は公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心にも気付き苦悩する。かをりは、公生のことを友人Aと呼び、ぞんざいに扱いつつも、自分の伴奏を命じるなど、公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。
また、かつて公生の演奏に衝撃を受けピアニストを目指すようになったライバルの相座武士や井川絵見にも背中を押され、公生は再び音楽の道に戻っていくが、実はかをりには秘密があった。
引用:Wikipedia
個人的には、これまでの21世紀で一番の漫画だと思っています。
アニメも悪くないんですが、とにかく漫画が熱い。ひたすらアツイ。
「ONE PIECE」の尾田栄一郎先生も、忙しい中一気読みしてしまったという作品です。
今回紹介した作品で、どれを見るか迷っているなら、
ぜひともまず、この作品を読んでみて下さい。
茄子 アンダルシアの夏
(C)マッドハウス
あらすじ
スペインの自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャを舞台に、主人公が解雇の危機や、かつての恋人と兄の結婚という複雑な思いを抱きながらも、プロロードレーサーとして「仕事」に取り組むさまを描く。
主人公ペペ・ベネンヘリは、ベルギーのビール会社「パオパオ・ビール」がスポンサーとなっているロードレースチームに所属するアシスト選手である。
レース当日、折しもこの日、ぺぺの兄・アンヘルとかつてのぺぺの恋人・カルメンの結婚式が行われていた。
故郷の近くを通るステージで、ペペは監督の指令でレース中盤にアタックを仕掛ける。
これは、チームのエースであるギルモアをこのステージで勝たせるために、集団からギルモアを含む何人かの選手を引き連れて逃げ集団を形成し、最終的にギルモアを勝利させるため、逃げ集団のペースをさらに上げて集団内のライバルをふるい落とすことが目的であった。
このアタックによって11人の先頭集団が形成される。
さらに再度ペペはアタックをかけるが、他の選手から危険な選手とは見なされていないぺぺの2度目のアタックには誰も反応せず、結果的にぺぺの単独での逃げになってしまう。
ところが後続集団にさまざまなアクシデントが発生。
さらにこのアクシデントによってギルモアがリタイアしたことにより、監督は作戦を変更。
ペペに「そのまま逃げ切り、勝ちに行け」との指示を行う。
自らを信じてひたすら逃げ続けるぺぺ。
一方、アクシデントから立ち直った後続集団もペースを上げてペペを追う。
そしてゴール間近、ついにレースはペペを交えてのゴールスプリントにもつれ込んだ……。
これまで紹介した作品に比べると、
恋愛要素は薄めです。
しかし、主人公の熱い思いや、作品の疾走感は、
見て損がないと思います。
ゴールデンタイム
(C)J.C.STAFF
あらすじ
東京のとある私立大学の法学部に入学した主人公・多田万里は、高校卒業後にある事故により、それまでの記憶をすべて無くしてしまった青年。
万里は、入学式後の新入生オリエンテーション会場である学部キャンパスへ移動中、道に迷ってしまう。
同じく道に迷ってしまった同学部の新入生・柳澤光央と出会い、意気投合する。
そんな2人の前に、スタイルも身につける物も全てがハイレベルな美人・加賀香子が現れる。
彼女は光央の幼馴染で、幼い頃に光央と交わした「結婚」の約束の実現を夢見て、様々な形で光央を振り回してきた。
そんな自己中心的なストーカーじみた香子から逃れるため、光央は付属高校からのエスカレーター入学を諦め、こっそり外部受験で現在の大学に進学してきたという。
しかし香子もまた、光央を追って外部受験で法学部に入学してきたのであった。
万里は、人生の全てが「光央と一緒にいること」だと言う香子に面くらい振り回されながらも、次第に惹かれていく。
そして香子もまた、自分の我儘に付きあってくれる万里に想いを寄せるようになり、二人はやがて付き合うようになる。
そんな中、入学当初から知り合い、いろいろと親切にしてくれている一学年上の「リンダ先輩」こと林田奈々が、実は高校時代の親しいクラスメイトであり、自分が好きな相手だったことを知る万里…。
引用:Wikipedia
ライトノベル原作のアニメです。
作風の毛色は「君の名は。」と大きく離れますが、
その情熱的なアプローチは、通じるものがあると思います。
とらドラ!
(C)J.C.STAFF
あらすじ
父親譲りの目つきの鋭さのため、ヤンキーに見られてしまうことを気にしている高須竜児は、高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨や、親友である北村祐作と同じクラスになることができた。
一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須はヤンキー」という誤解を、また最初から解かねばならないことが憂鬱であったが、実乃梨の親友で誰彼かまわず噛み付く「手乗りタイガー」こと逢坂大河との出会いにより、意外に早くその誤解は解かれることとなる。
ある放課後、大河は想い人の祐作にラブレターを出そうとするが、それを間違って竜児のカバンに入れてしまう。
祐作へのラブレターを送ったことを知られたと思った大河は、深夜取り返すべく高須家に忍び込む。
高級マンションに住む大河の寝室の窓と高須家のベランダがほぼ同じ高さにあり、簡単に侵入できるのである。
この夜のやりとりがきっかけで、竜児と大河は「お互いの恋を応援する共同戦線」を張ることになる。
翌朝、大河に家に来るように電話で怒鳴られた竜児は大河のマンションに出かけていくが、大河は一人暮らしで部屋はひどく荒れており生活感がなかった。
寝ている大河を見た竜児は「作り物の人形みたいで小さくてかわいい」と大河を意識してしまう。
引用:Wikipedia(一部改変)
こちらも、ラノベ原作のアニメです。
ただの萌作品と言ってしまえばそれまでですが、
お互いを思いやり、求め合う熱い思いは、
「君の名は。」もこの作品も同じだと思います。
王道の青春恋愛もの
最後はストレートに、
リアルな青春、現実的な恋愛を描いた作品を2つ紹介します。
彼氏彼女の事情
(C)テレビ東京
あらすじ
県内随一の進学校である県立北栄高校1年A組のクラス委員、宮沢雪野は幼少時代から自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗な優等生。
しかし彼女の本性は虚栄心の塊で、他人からの賞賛や注目を浴びたいがために日々たゆまぬ努力を行い品行方正な人物を演じていたのだった。
ところが同じ1年A組クラス委員の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れ性格も人当たりも良い、本物の優等生だった。
自分以上の注目を集める総一郎に(うわべでは優しく接しつつも)激しい対抗心を燃やす雪野は、猛勉強でテスト学年1位を奪取し、総一郎からの告白もあっさり断るが、ある日わずかな油断から自分の本性を総一郎に知られてしまう。
総一郎は雪野の弱みを利用し、自分が抱える委員会関連の仕事を雪野に手伝わせるようになる。
他人に本性をバラされることを恐れて泣く泣く毎日下僕のようにこき使われる雪野は、総一郎にも裏の顔があることを知る。
結果的に2人で居たり話したりする時間が増え、総一郎への妙な意識も芽生える雪野だったが、クラスメイトから「有馬と交際しているの?」と勘違いされ熟考。
「有馬は私の本性を見て幻滅し、態度を豹変させた」と考えた雪野はついに総一郎に対しブチ切れるが、総一郎の本意は別にあった。
一方で総一郎は、雪野の前では自分の知らなかった自分が無意識に出てくることに気づく。
雪野が気持ちをぶつけた事でわだかまりも消え、2人は友人の関係となる。
友人の関係になったはずが、やがて総一郎は雪野を拒絶するようになる。
雪野はどうすべきか分からず一人空回りを続けるが、見かねた総一郎が折れて和解。
拒絶の理由は「雪野が総一郎の仮面を次々と剥がし、総一郎の抱える心の闇を照らしてくることに対する恐れ」であった。
雪野は総一郎を励まし、これからはお互い優等生の仮面を捨てて「自分に正直に生きよう」と目標を立てる。
親友の関係となった2人は恋心を増し、総一郎は改めて雪野に告白する。
引用:Wikipedia
まさにThe・少女漫画というべき作品。
20年前の作品ですが、王道はいつまでも色あせないですね。
アニメの監督や脚本は、「エヴァンゲリオン」「シンゴジラ」の庵野秀明です。
聲の形
(C)京都アニメーション
あらすじ
将也のクラスに転校してきた硝子は聴覚障害者であり、自己紹介でノートの筆談を通じてみんなと仲良くなることを希望する。
しかし、硝子の障害が原因で授業が止まることが多く、同級生たちはストレスを感じる一方になっていた。
そして合唱コンクールで入賞を逃したことをきっかけに将也を初めとするクラスメイトたちは硝子をいじめの標的とするようになり、補聴器を取り上げて紛失させたり、筆談ノートを池に捨てるなどエスカレートしていった。
度重なる硝子の補聴器紛失事件を機に、彼女の母親の通報によって校長同伴による学級会が行われるが、担任の竹内はいじめの中心人物であった将也のせいだと、威圧的に追及。
それに賛同する形でクラスメイトたちも次々と将也のせいだと主張し始め、自分たちも硝子に散々な仕打ちを行っていたにもかかわらず、彼らは皆自己保身のためだけに暗黙の団結を結んで、全ての罪を将也一人になすり付けようとしたのだ。
これが、あまりにも信じられない光景に愕然とする将也が、硝子に代わる新たないじめの標的となる日々の始まりだった。
孤立した将也は、硝子よりも苛烈ないじめを受け続けることになり、上履きを隠す犯人を突きとめようと早朝に下駄箱で待ち伏せしていると、花を持った硝子が現れ、以前いじめを受けていたときと同様に、落書きされた机を拭いているのを目撃する。
その後、新たないじめグループのリーダーとなった島田によって池に突き落とされ、それを目撃した竹内に事実を説明しても「嘘をつくな」と、我関せずな始末だった。
島田たちの冷酷な嘲笑を受け、ボロボロになりながら一人歩く将也の前に硝子が現れ、傷ついた将也の顔を拭きながら彼女は優しく笑みを浮かべる。
しかし、自分が散々いじめたにもかかわらず優しくしてくれる彼女にやるせなさや惨めさを感じた将也は反発してしまい、暴言を浴びせたことで取っ組み合いの喧嘩となり、それを遠因に硝子は転校した。
結局、硝子の転校後から卒業に至るまで、将也へのいじめはひたすら続いた。
卒業式の日、落書きされた自分の机を一人拭いていた将也は、喧嘩別れしてしまった硝子がいつも拭いていた落書きだらけの机は、他ならぬ自分自身の机であったことに気付く。
島田たちは、硝子をいじめていたときから、将也に対してもずっと机に嫌がらせを行っており、それに気付いた硝子は、将也が気付かないよう、いち早く学校に来て、彼の机の落書きを拭いていたのだ。
自分を本当に想ってくれたのが、自分がいじめていた硝子ただ一人だけで、密かに守ろうとしてくれた彼女と分かり合えず失ってしまったことに、将也は自己嫌悪と後悔の涙を流し、自分なりの贖罪を行うことを決意する。
引用:Wikipedia
「君の名は。」と同時期、まさに今、映画がやってますね。
ただ、私はまだ映画は見ていないので、原作の話をします。
これは、月並みですが、すごい作品です。
まず、「聴覚障害者」と「いじめ」をメインテーマに持ってきたのがすごい。
下手に扱えば寒すぎてすべるか、見ていて気分が悪くなってしまうようなテーマです。
それを、作者の大今良時先生は、見事な青春ドラマに引き上げました。
誰しも、小学生時代に何らかの形で関わった「いじめ」。
これがきっかけで始まる恋も、あるんですね。
まとめ
というわけで、
33作品を紹介しました。
作品というのは不思議なもので、
同じものを見ても、違う人間が見れば、全く違うように見えてしまうものです。
100人が見れば、100通りの楽しみ方があるんですよね。
だから、なるべく広い範囲、たくさんの楽しみ方に応えられるものを紹介したつもりです。
絵やあらすじを見て、「これは!」というものがあれば、
ぜひ見てみて下さい。
この記事が、あなたと名作の出会いのきっかけになれば幸いです。
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