ヒプノシスマイク(ヒプマイ)のアニメ(ヒプアニ)が最高のクソアニメすぎる!面白いツッコミどころと感想!【世界観・入門編】

どうも、クソアニメ評論家の管理人です。

ヒプノシスマイクのアニメ、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Animaがいわゆる神クソアニメで最高に面白かったので語らせてください。


ナチュラルに狂った世界観を大真面目にやって、それが面白いっていうレベルの高いタイプのネタアニメだなという印象。

遊戯王やホビーアニメに近いノリを自然に、かつ面白くやってるのがすごいなって思います。


……というわけで、そんなヒプアニのクソアニメポイントやツッコミどころについてまとめていきます。

とはいえ毎話ヤバイところが出てくるので、各話ツッコミ・解説は後編の別記事でやる予定です。

今回は前編として、ヒプアニの概要・世界観と、それに関するクソアニメポイント・ツッコミどころを解説していきます。






ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ解説の前に


ヒプアニのクソアニメポイント解説の前に、1話の動画を置いておきますね。



あらかじめ見とくとより楽しめますし、ツッコミの確認にも使えるのでお供にどうぞ。



ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:言の葉党万歳!!



1話開幕早々、サイレンとともに政府による放送が始まります。

街中のテレビや喫茶店、警察署のテレビはもちろん……


ホストクラブのバカでけぇディスプレイ(ホストクラブにこんなのあんの?)にまで、

言の葉党とやらの党首、東方天乙銃女(とうほうてんおとめ)さんが映り、国民へと告げるのです。



「私は言の葉党党首、東方天乙銃女でございます。
突然のことで驚かれているかと思いますが、今から重要なお知らせをいたします。

――現時刻をもちまして、言の葉党が政権を掌握したことをここに宣言致します



政権を掌握、って何……!?

突然のこと、と言っているあたり選挙があったわけじゃあなさそう。

前政権のやつらはどうなったのか、これからどうなってしまうのか……。国民は戦々恐々……。




……してない!!! このギャンブル狂は別にしても、みんな何かボケーッとテレビを眺めてるだけで、文句を言う人がいない! なんで!?

見方によっちゃあテロリストのような言の葉党の党首様ですが、話はこれで終わりじゃありません。



「これは我々が開発した、ヒプノシスマイクという特殊なマイクです。
これを通した言葉は、聞いた人間を様々な状態に陥らせます

既存の武器を廃止し、すべての争いはこのマイクを使ったバトルで行うことになります。
言葉が力を持つ時代がやってきたのです!」



と、いきいきと新兵器の開発を発表し始めます。


この短い言葉(およそ20秒)だけで果てしなく要素が多いので、疑問とともに、まとめておきます。

1.言の葉党がヒプノシスマイクなるものを作ったこと
2.ヒプノシスマイクによる言葉は人間へ影響する(どんな影響かは”様々”とふんわり)
3.既存の武器の廃止
4.すべての争い(どのレベルの争いの話をしてるの?)はマイクを使ったバトル(定義不明)に替わる
5.言葉が力を持つ時代(?マイクの力じゃないの?)


……こんなにわからないことあるか?

そして、この荒唐無稽な世の中を実現すべく、H法なる法律を制定するというのです。

「――そこで言の葉党が、H法の施行を表明します」




「戦争をやめない、愚かな男どもに替わって、世界は女性によって新生する!!」




……というのが、開始1分半の出来事である。

「これ以上の説明なんかいるかよ?」と言わんばかりのロケットスタートです。良いパンチ持ってんね。


……さて、そんな言の葉党とヒプノシスマイクによる支配、H法の施行によって世の中はどうなったのか?



――チンピラどもがマイク持ってラップバトルで喧嘩し始めます。

さながらナイフでも持つかのように、おもむろにマイクを構えるのである。それが当たり前なのがめっちゃおもろい。

あとこの説明だけだと、誰もラップしろとは言ってないんだよな……。そのうちヒプノシスマイクで演説するやつとか出てくるのかもしれん。


さあ、そんな導入の後、待望のOPが流れます!!







ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:味わい深すぎるクソダサOP




このOP、天才的だと思うんですよね。

初見だと絶妙にダサいし、ニコ動でコメント受けする感じなんですけど、ちゃんとキャラの特徴が歌詞と絵で分かるようになってて、よく聞くとカッコいい。

マジLOVE1000%みたいな中毒性がある。

その上でやっぱり目を引くダサさがたまらんよな。


個人的にお気に入りのシーンは、まず“verse蹴っ飛ばすlyrics”のとこのクソダサキック。三人揃って何やってんの感スゴイ。


サッカーやってる二郎(右)が一番足上がってるのが高得点。でもダサい。


あと麻天狼の集合絵。お手々がかわいいぞ。





そして締めの「ラップバトルでー」絶妙にラップ感ないのが好き。






ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:濃すぎるキャラクター


さて、次にOPでキャラクターがたくさん出てきたので、彼らについて簡単にご紹介します。

地域ごとに全4チーム、各3人いるので総勢12人。


そんなに覚えられないよ! と不安なあなた。大丈夫。どいつもこいつも記憶に爪痕残していくから。


ちなみにイケブクロ・ディビジョン以外はみんな名前は基本初見じゃ読めない。

おそらくラップバトルでディスられないように、みんな改名している。


イケブクロ・ディビジョン(チーム名:BUSTER BROS)



イケブクロ・ディビジョンは三人兄弟チーム。比較的まとも。

山田一郎



弟二人から敬愛される長男。こんな「山田一郎」感のない山田一郎初めてみた。

声優が木村昴さんなので、通称きれいなジャイアン。


ファンサービス精神が旺盛で、2話では歌いながらイケブクロを練り歩く。


チームがどの程度の知名度かははっきりと明言されないものの、この様子を見るにめちゃくちゃ人気者らしい。


山田二郎



OPのドヤ顔がじわじわくる次男。サッカーが好き。

ラップのリリックで、唐突に「うっせぇ馬鹿!!」とか言い出すのでこわい。相手まだ一言もラップできてないのに……。

山田三郎



幼いながら天才的の三男。一郎は大好きなものの二郎とは喧嘩ばかり。

頭脳明晰キャラですが、OPの背景にあるのは因数分解の公式なため、通称因数分解ニキ


ヨコハマディビジョン(チーム名:MAD TRIGGER CREW)



ヤクザ、警官、元海軍というアウトロー組。

ヤクザと警官がズブズブっていうのはどうなんだ。


碧棺左馬刻



碧棺左馬刻(あおひつぎ・さまとき)と読む。読めないって。

マイクやシャツのセンスがドクロ好きの中学生で止まってる。



入間銃兎



ヤクザとズブズブの悪徳警官。

チームメイトが爆弾を使ったのを、「器物損壊もつけておかないといけませんね」と犯人になすりつける。


毒島メイソン理鶯(ぶすじま・メイソン・りおう)



元海軍。カエルなどのゲテモノ料理を左馬刻たちにふるまおうとする。断るとしょんぼりする幼女

爆弾を製造するなど、H法に真っ向から喧嘩を売っている。


シブヤ・ディビジョン(チーム名:Fling Posse)



今アニメの癒やし枠。

他のディビジョンが殺伐としたラップバトルを繰り広げる中、ここだけは路上ライブで街の人たちを魅了する。

でもバトルになったら一番怖いとか過去が重いとかそういうのありそう。

飴村乱数(あめむら・らむだ)



ファッションデザイナー。声が高くてかわいい。

多分実家だと声が低い(偏見)。

多分一番裏の顔があるタイプ。


夢野幻太郎



小説家。一人称が「小生」だの「麻呂」だの「それがし」だのと、コロコロかわる。


有栖川帝統(ありすがわ???)



有栖川帝統って、なんて読むと思います???

帝統と書いて、ダイス。無理無理無理。

生粋のギャンブラー。口癖は「次は絶対勝てる気がする」。矛盾の権化。


シンジュク・ディビジョン(チーム名:麻天狼)



シンジュクは医者・ホスト・社畜

まあまあ闇深な大人の集いって感じでしょうか。


神宮寺寂雷



シンジュクのリーダー。すごいお医者さん。

内科の診察をしながら、院内放送で整形外科、消化器内科に引っ張りだこ。それは……いいのか?

声も含め強キャラ感がヤバイ。


伊弉冉 一二三



シンジュクNo.1ホスト。ただし上着を脱ぐと女の子のことが怖くなる。

後述の独歩くんと同居中。彼らのカプはかなり人気らしい。


観音坂独歩



常に目の下にクマがある社畜。ハゲ課長にねちねち言われているらしい。転職して……。


OPの歌詞のせいで愛称が「血尿ニキ」になってしまった。



以上が登場キャラクターたち。彼らの活躍は、各話感想・ツッコミ記事などでご紹介予定。

続いていよいよ、「ヒプノシスマイク(武器)」「ラップバトル」とかいう異次元の文化へツッコミを入れていこうかと思います。






ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:狂気のラップバトル



さて、言の葉党が作り出したという新たな兵器、ヒプノシスマイク

「このマイクを通した音は、聞いた人間に様々な状態に陥らせる」とのこと。

ざっくりしすぎてよくわかりませんが、多分脳に干渉してるんでしょうから、普通に考えればナイフなんかよりよっぽどヤバイもののように思えます。

が、このヒプノシスマイク、意外と流通しております。




つまりそれは、その効力も大したことがないということの証左でしょう。

もしマイクに危険な作用があるとしたら、こんなガラ悪い愚かな男共には流通できないようにするはずですから!


……というわけで、一郎とこのモブたちがヒプノシスマイクを使ったラップバトルを始めます。



!?

マイクを構えた一郎の後ろに謎の巨大スピーカーが出現。


一郎たちのラップとともにクソダサ歌詞字幕が跳ね回ります。




そしてライムを聞く度に、モブたちが明らかにダメージを受けています。




最後には、一郎たちの放ったライムとともに光の帯がモブたちを取り囲み……




そして、爆発。

明らかに爆発の中でモブたちがふっとばされている。



……これはつまり、どういうこと???

「聞いた人間を様々な状態に陥らせる」って、大嘘じゃん! どう見ても物理的に爆発が起こってるじゃん!!

……「演出でしょ?グダグダ言うなよ」と思ったそこのあなた。私も最初そう思ってました。




カメラ越しに爆発映っちゃってるんだ!ごめん!有罪!!

これはどう見ても「人を殺傷する能力がある」武器だよ!!


……しかしこれを見ている言の葉党的にはこれはオッケーらしい。

何やら地域ごとのチームを戦わせる、「ディビジョンバトル」というものを企画している模様。

自国内だけでそんなことしても世界は変わらないと思うが……一体何の意味があるのやら。






ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:違法マイク


そして、H法に違反して流通する「違法マイク」なるマイクも存在する模様。


もう語感が最高におもしれーもん。ホビーアニメの違法パーツかよ。




ちなみに使い手側にもリスクがあるようで、「お前じゃそのマイクを扱いきれねぇ」なんて台詞もあります。

でもこれは納得。音だから自分も聞こえちゃうもんね。

ところで誰なら扱いきれるんだ?扱える、扱えないの違いはどっから来るんだそれ???



ヒプノシスマイク(ヒプマイ・ヒプアニ)のクソアニメポイント・ツッコミどころ:ヒプノシスマイクって、何だ


……などなど、ここまで大雑把に話してきましたが、マジで「ヒプノシスマイク」とかいう兵器が何なのかわからないんですよ。やべえ。

ここまでで触れてきていないマイクの謎ポイントについて、ご紹介していきます。


ヒプノシスマイクの謎1:どう見ても形が変わっている


ヒプノシスマイク、構えるとどう見ても形が変わってるんですよ。物理的に。

折りたたまれてたのが展開するとかじゃなく、本当に形状が変化してる。


この左馬刻様のなんの変哲もないマイクが……




光とともに取っ手が伸びて……




先端がドクロに。

圧倒的センスもさることながら、どうやってもこうはならないだろ感がすさまじい。


もっとやべーのは、独歩くん。



マイクに念力を送り込み……


!?!?



携帯電話になっちゃった!!! ってオイ!!!!!

これも精神に干渉されて見えてる幻覚か……?

いやでも歌う前にもう変わっちゃってるからな……絶対原因は別にあるんだよな……。


ヒプノシスマイクの謎2:ヒプノシススピーカーなる存在



ヒプノシスマイクを起動すると現れる謎の巨大スピーカー。

これは劇中では一切説明はありませんがヒプノシススピーカーというもののようです。

もう、意味不明すぎて気になって調べた結果……



使用者の個性に応じた幻影のスピーカーが後方に出現する」そうで。

マイクはどこから使用者の個性を読み取ってるんだ。

あと幻影って……?やっぱり音出す前から精神に干渉してるよね??


あとこれは絶対にスピーカーではない。武器だ。



ヒプノシスマイクの謎3:なぜラップなんだ……


そして私が最初に思った疑問は、「なんでラップなんだ……?」だったわけですよ。

だって「マイクを通した音、言葉」なら効果が出るって聞こえるんですもん。誰もラップしろとは言ってない。

これもさきほどの方のツイートによって設定がありました。


どうやら、H法案によって「争いは全てラップで解決する」というのが定められている模様。

つまり乙統女さんの言っていた定義不明の「バトル」というのが「ラップバトル」を指していたようです。説明不足。


ちなみに、乙統女総理がなんで「ラップで勝負しろよ」って決めたのかはやはり不明。

ラップ好きなのかな?ディビジョンバトル楽しみって言ってたしね!!



ヒプノシスマイクの謎4:ラップバトルのルールが謎


更に劇中で描かれているラップバトルですが、今のところ公式戦(?)じゃないせいかルールが不明。

主人公チームが勝手に先攻取って、相手がラップする前にぶっ潰すという先行ワンキルが横行しています(4話まで)。

敵側が先にラップして、主人公側に有効打を与えたのは、2話で出てきた銀行強盗のみ


敵側は真面目にやってくれ。



更にまた設定を見ると、「優れたリリックとフロウは高い攻撃力になる」とのことですが、なんだそれはいよいよ。

ジャッジは誰だ。優れたリリックとフロウってなんだ。

このあたりに「違法マイクを扱えるか否か」の分かれ目があるように思えますが、それが何なのかはサッパリわからん。

マイクには個性を読み取る力があるようですから、リリックの良し悪しや個性とのシナジーがあるかどうか、といったところを判断する機能がついているのかもしれません。

いよいよ未知のテクノロジーじみてきた。


また、ディビジョンバトルの公式ルールなるものをネットの海から見つけてきたんですけど、どうやら以下のようなルールがあるようです。

制限時間:30分
1ヴァースチェンジ
【失格条件】
・精神的、肉体的機能停止
・10カウントダウン
・ギブアップ
・30秒以上の場外
【勝利条件】
・相手チームの全滅
・または制限時間内により多くの人数がサバイブしていたチームの勝利

制限時間内に決着がつかない場合、一対一にて決着をつける。メンバーの選出は任意


……どう見ても、肉体的機能停止とか場外とか、殺傷能力が関わってそうな単語が飛び交ってるんですけど!!





まとめ


……などなど、ヒプアニは概要とか世界観とかだけでも、1記事たっぷりツッコミ続けられる最高のクソアニメでした。






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