【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係や過去をネタバレ！親友への最期の言葉とは……？

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係や過去は？親友への最期の言葉とは……？（ネタバレ注意）

1 【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係！親友との過去編「懐玉・玉折編」をネタバレ！
2 【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条と夏油で、「星漿体」を護衛することに
3 【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：伏黒甚爾襲来
4 【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条と夏油の決別
5 【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条、夏油を殺す。親友への最期の言葉は――？
6 五条悟の過去と、夏油傑との関係。そしてその後を見たければ
7 まとめ

今回は、呪術廻戦の五条悟の過去と、彼の親友である夏油傑との関係についてご紹介します。

学生時代の五条はどんな性格だったのか？　そして、なぜ五条は教師を志したのか？

そして、何故五条の親友だった夏油が、呪霊に加担するようになったのか……？

そのあたりの五条の過去について、夏油との関係に注目しつつご紹介していきます。

原作の8巻～9巻と、0巻のネタバレを含むのでご注意ください。

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係！親友との過去編「懐玉・玉折編」をネタバレ！

五条悟と夏油傑は、呪術高専の同級生。

主義主張こそ異なるものの、二人は馬の合う親友でした。

過去の五条は、今以上に不遜で荒々しい性格でした。

一人称は「俺」で、他者のことを気遣うという発想が一切ない、問題児。

そんな問題児・五条悟と、唯一対等につるんでいたのが、夏油傑でした。

一般人を見下す五条に対して、夏油は誇り高く、非術師を守るのが呪術師の使命だと考えていました。

呪術師としてのスタンスが真逆な五条と夏油は、喧嘩が絶えない。

特に五条は、夏油の主張を嫌い……
「人を助ける自分に酔って、気持ちよくなってんじゃねーよ、オ゛ッエー」

と卑下して夏油をブチギレさせるのが日常茶飯事。

……とまあ、そんなふうに相容れない部分もある五条と夏油でしたが、それ以上に対等な親友だった。

互いに、「悟」「傑」と呼び合い、「俺たち（私たち）は最強だ」と口癖のように語るなど、互いの実力を認め合い、信頼し合っている。そんな関係でした。

……しかし、ある依頼を境に五条と夏油の主張は逆転してしまう。

それこそが、五条悟が教師を志した理由になり、そして夏油が裏切って敵になっている理由でもあります。

というわけで、五条悟と夏油傑の過去について、具体的に解説していきます。

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条と夏油で、「星漿体」を護衛することに

五条と夏油が依頼されたのは、天元の新たな身体となる「星漿体」の少女・天内理子を護衛すること。

天内は、呪術界の要である、天元を存続させるために必要となる少女。

だからこそ、呪術界を滅ぼすことを目論む呪詛師の集団「Q」や、

天元に星漿体が混ざることを許せない宗教団体「盤星教」が、彼女を狙うのです。

――しかし。五条と夏油は当時でさえ、呪術界において最強。

襲い来る呪詛師たちを、赤子の手をひねるかのように圧倒。

護衛の二日目には、旅行に行くほどの余裕で、護衛対象である天内とも仲良くなっていきます。

その間、五条は普段どおり振る舞いながらも、常に術式を使い続けていた。

それは、疲労によって自分が倒れても、夏油がなんとかしてくれると分かっているからこそ、為せることだった。

普段は喧嘩ばかりしている二人ですけど、ちゃんと互いを気遣って、信頼している。

この相棒感がすごく「親友」って感じがしてかっこいい。

……しかし。護衛が終わる3日目。

五条と夏油という最強コンビが初めて敗れるときがやってきます。

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：伏黒甚爾襲来

無事高専まで天内を守りきった五条と夏油でしたが――

高専の結界内に侵入していた伏黒甚爾によって、
五条は不意を突かれてしまう。

そして、この依頼の失敗をきっかけに、
五条と夏油の信念や関係は大きく変わっていくのです……。

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条と夏油の決別

伏黒によって盤星教に持ち込まれていた、天内の遺体を引き取りに行く五条と夏油。

そこには、天内理子の死を喜ぶ信者たちに溢れていた。

……一人の少女の犠牲を喜ぶ彼らに――

五条は醜さを覚え、彼らを殺そうとする。

だが、夏油は「殺す意味がない」と術師の誇りから、その場は説得します。

……それからというもの。夏油傑は自分の信念に疑問を感じるようになっていくのです。

盤星教信者のように、天内の死を喜ぶような、醜悪な猿ども。

……あんなやつらに、守るべき価値なんてあるのか？

迷い。そして、一人で依頼をこなしていく五条への嫉妬・劣等感。

様々な葛藤を覚え――夏油傑は非術師の猿共を滅ぼし、呪いの生まれない世界を作ることを決意したのです。

夏油が呪術高専を裏切り、依頼人を皆殺しにしたことを聞いて――五条は動揺する。

信じていた親友が、そんなことをするはずがない。わけもわからないまま、夏油を追う……。

五条は夏油の凶行を止めようとするものの――ダメだった。

夏油の覚悟、生き方は「醜い非術師を皆殺しにする」と決まってしまっていた。

五条の説得は意味をなさない。説得が無理ならば、殺すしかない。

……だが、五条には、親友である夏油を殺す覚悟はなかった。

自分が最強だろうと、一緒にいたいやつを改心させることはできなかった。天内だって、殺されてしまった。

そのことを後悔した五条は、強く聡い仲間を作るため、教師を目指すことになります。

夏油のような凶行に出るやつが現れないように。天内のように、陰謀によって殺される少年少女が出ないように。

……誰もが、一緒にいたいやつと共にいれるように、と。そう願って教師を志したのです。

【呪術廻戦】五条悟と夏油傑の関係・過去：五条、夏油を殺す。親友への最期の言葉は――？

相対した五条と夏油の因縁は、原作ではなく前日譚の呪術高専にて、一度決着が付いています。

呪術師以外を抹消するため、夏油は本編の1年前に動き出したのです。

夏油は五条に対抗するため、呪術高専の乙骨の力を手に入れようと、高専を襲撃。

……その際に、夏油は五条と交戦しています。

致命傷を負った夏油は、五条と最期の言葉を交わす。

五条は未だに夏油のことを信用していたこと。

夏油はこの醜い世界では、心から笑えなかったということ。

お互いに、あのときは言えなかった本心を語り合う。

……そして。

「傑。――――」

五条は最期に、夏油に何かを語りかける。

その最期の言葉を聞いて、夏油は笑いながら五条に殺されていくのでした。

五条が夏油に最期にかけた言葉。それははっきりとは明かされないものの――ほぼ間違いなく、これでしょう。

「僕の親友だよ。たった一人のね」。

この言葉を聞いたからこそ、夏油が悔いのない表情で、笑って死んでいった。

……というのが、本編開始以前の五条と夏油の関係と過去です。

主義は正反対なものの、これ以上なくウマが合って、お互いに実力を認めあった親友。

息がピッタリの戦闘や、互いを信頼して背中を預ける相棒感がめちゃくちゃかっこいい二人でした。

しかし、天内理子の護衛を境に主義が逆転。

それでも、五条は最期までたった一人の親友と言い切ったし、夏油も気の抜けた笑顔をみせて殺されていった。

それくらい、無二の友人だったのです。

しかし、続く本編では――

自ら殺したはずの夏油が復活。思わず、封印した「俺」という一人称が戻るくらい、五条は動揺する……。

どこからどう見ても、六眼で見ても、夏油なのは間違いない。

だけど、五条の魂が「こいつは夏油じゃない」と否定する。

そんな夏油の正体は？　五条は再び現れた親友に何を思うのか？

続きはぜひ、原作10巻からの渋谷事変編でご覧ください。

五条悟の過去と、夏油傑との関係。そしてその後を見たければ

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いつも飄々として人を見下す五条が、夏油にだけは信頼や本音をさらけ出すのがたまらないので、ぜひ。

まとめ

五条悟と夏油傑の関係、そして過去についてでした。

弱者を見下す五条と、弱者を守ることこそが使命だと考える夏油。

二人は相反する考えではあるものの、お互いの強さを認め合い、ともに戦う「最強の親友」でした。

しかし、天内理子の死をきっかけに主張は逆転。

夏油は醜い非術師を皆殺しにすることを決意。五条は夏油の裏切りを止められず後悔します。

だからこそ五条は教師を目指したのです。……これまでの考え方を全て捨ててまで。

いつも人を見下し、食ったような態度ばかりの五条。

彼が生き方を変えるほど、友情を感じていた存在なんですよ。

そんな夏油へ向ける表情や、他の人には見せない信頼がマジでかっこいいので、ぜひ原作でご覧ください。

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