今回は、無職転生のルイジェルドについてご紹介します!

魔大陸へと転移させられてしまったルーデウスの前に現れた、強面の男。

恐れられているスペルド族であることや、怪しすぎるヒトガミが関わっているかもしれない……など、怖い要素がたくさん。


ですがこのルイジェルド、ストーリーが進むほどかっこよさが見えてきて、どんどん魅力的になっていきます。

というわけで、ルイジェルドのかっこいいシーンやルーデウスとの関係、強さや過去、目的を解説します!

一部、原作小説のネタバレを含みますのでご注意ください。





【無職転生】ルイジェルドがかっこいい!強さや性格、ルーデウスとの出会いを解説



(C)理不尽な孫の手・シロタカ


まずは、ルイジェルドがどんなキャラクターなのか?ということについて、ルーデウスとの出会いを振り返りつつご紹介します。


ルイジェルドについて:強面でスペルド族だけど、不器用なだけでめっちゃ良い人


ルイジェルド・スペルディアは、魔大陸にいた魔族の男。

戦争中、敵も味方も構わず殺しまくって恐れられた、スペルド族という種族。エメラルドグリーンの髪と額の赤い宝石を持った、怖すぎる顔の男です。


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魔大陸に飛ばされたルーデウスが真っ先に出会った魔族で、一瞬恐れるものの……ルイジェルドはルーデウスとエリスに襲いかかるようなことはしませんでした。

無言で彼らの前で焚き火をし、守るように辺りを警戒しています。

ルーデウスから話しかけられると、逆にルイジェルドのほうがビックリしたり……。

「俺を見ても怖くないのか?」と聞くものの、フレンドリーな態度を取るルーデウスにそわそわして、受け入れられたら嬉しそうな表情を見せたり……


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ルーデウスたちの側にいたのは、空から降ってきた子供を放っておけなかったから。

更にルイジェルドは、初対面のルーデウスたちを連れて魔大陸を案内し、彼ら護衛しながら、アスラ王国まで送り届けることを、約束してくれる。


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というわけで、見た目が怖くて、無愛想なだけで、中身は優しい人なんです。

ヒトガミが絡むように言ってきたせいで怪しさがヤバいですが、ルイジェルドの優しさ、誠実さは100%真実なのでご安心ください。


ルイジェルドの強さ:スペルド族の特性と、長年の経験で負け知らず


ルイジェルドは、スペルド族の誇りでもある”槍”を使って戦います。

500年前に起きた魔族と人族の戦争のときからスペルド族の戦士長として戦ってきただけあり、経験値も実力も圧倒的。

最高位から2番目に位置する、帝級の剣士(剣王級であるギレーヌよりも強い剣士)にも匹敵する強さを誇ります。

とはいえルイジェルドは、理性的に、襲いくる魔物を倒したり、依頼をこなしたり、エリスたちを鍛えるためにその力を振るうのですが――


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”あるもの”を守るためになら、手を出した人間を見境なく皆殺しにする。

それは一体何なのか? 次にご紹介します。


ルイジェルドについて:子供を守るためなら手段を選ばない”戦士”


ルイジェルドは「子供を守る」ということが目的・行動原理の一つとなっています。

出会ったルーデウスとエリスを見捨てなかったのも、彼らが子供で、自分が守るべきだと考えていたから。


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子供に対しては度々頭を撫でようとするなど、本当に子供好き。

……そして、子供を守ることを誓った「戦士」だからこそ、子供を脅かす存在は全力で叩き潰す。

ここからは、ルイジェルドの過去と、それに関係する彼の目的をご紹介します。





【無職転生】ルイジェルドの正体と過去、そして目的


それでは次に、ルイジェルドの正体や過去、そして彼を支える目的についてご紹介します。

ルイジェルドの正体と過去――ラプラスの魔槍によって暴走し、息子を手に掛ける



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――500年前。魔族は魔神ラプラスの指揮のもと、人族と戦争をしていた。

スペルド族はその戦争において活躍し、魔大陸中から尊敬を集める種族でした。


しかし、ラプラスはスペルド族の誇り、体の一部である槍を捨てさせ、禍々しい魔槍を使うように指示します。

しかし。ラプラスの授けた魔槍は、スペルド族を見境なく暴走させる最悪の武器でした。

敵も味方も、際限なく殺し続けた先でルイジェルドは、ようやく目覚める。――自らが手にかけた息子の、決死の攻撃によって。

……だが、正気に戻ったときにはもう遅い。ルイジェルドは自らの息子を殺してしまったのでした。


ルイジェルドの目的は、同朋であるスペルド族の汚名をそそぐこと


そして、ルイジェルドの現在の目的は、「スペルド族の名誉を取り戻す」こと。

悲劇の元凶であるラプラスには復讐し、一矢報いたものの……スペルド族の悪評は消えることはありませんでした。

ラプラスの魔槍を使うように命じたのは、戦士長である自分。同朋たちはなにも悪くない。


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仲間が生きているのか、死んでいるのか分からないけれど――この汚名はそそぎたい。それこそがルイジェルドの目的でした。

その目的のため、子供を助けて悪人を殺す日々を送っていました。

しかし、子供ばかりを狙う怪物「デッドエンド」と呼ばれ恐れられるばかりで逆効果。


もうどうしていいかわからない。そんなときにルイジェルドはルーデウスを保護しました。


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ルイジェルドの過去を聞き、彼の後悔を終わらせたいと思ったルーデウスが、一緒に行動することを宣言。

ルイジェルドの名誉を取り戻すべく善行を重ねながら、3人はアスラ王国を目指すことになるのでした。


ルイジェルドの目的:保護者として2人を送り届ける



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というわけで、2人と旅することになったルイジェルドは保護者ポジションとして同行。

ルーデウスとエリスに稽古をつけて、成長を見守ったり……。

強敵からルーデウスを、命をかけて守ったりと、ひたすらに2人を支えていきます。頼れるパパ枠。


次に、旅の途中のルイジェルドのかっこいい・印象的なシーンについてご紹介します!






【無職転生】ルイジェルドのかっこいいシーン、ルーデウスとの関係をネタバレ!


それでは次に、ルイジェルドとルーデウス、エリスたちの旅の道中で見せた、ルイジェルドのかっこいい活躍をご紹介します。


ルイジェルドのかっこいいシーン:ルーデウスの努力を認める


スペルド族の功績を上げるため、卑怯な手を使ってでも良い評判を広めようとするルーデウス。

実直なルイジェルドはそれを認めず、度々2人は衝突します。

しかし、そんなとき。ルイジェルドは、ルーデウスが「何のために頑張っているのか」に気づき、彼の努力を認めるのです。


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エリスを守るために、全力で頑張っていたルーデウスの努力を認め――ルイジェルドは彼を1人の戦士として認めるのです。

「守るべきものがあるお前は、『戦士』だ」

と、ルーデウスが失敗続きで自信を失っていたときに、真っ直ぐ目を見てこの言葉。めっちゃかっこいい。

そして、ルイジェルドは、スペルド族のことを後回しにしろと、自分の目的を二の次にしようとしますが――ルーデウスはそれに反論。

絶対悪評を消すという彼に、ルイジェルドは穏やかに笑って、拳を合わせます。


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男同士の友情感があって、めっちゃかっこいいんですよココ。

ちなみに、この後ルイジェルドは、髪でスペルド族と気づかれないようにするため丸坊主に。


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ルイジェルドのかっこいいシーン:別れのとき。ルーデウスとエリスを、一人前だと認める



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原作6巻漫画版10巻より。

そして、ルイジェルドはルーデウスとエリスを守り、無事フィットア領へ到着。

しかし直前で、ルイジェルドは馬車を降り、「俺はここで別れる」と宣言。

もう少し一緒にいればいい、一泊くらいしていけばいい。そういう2人に、ルイジェルドは当たり前のように言うのです。


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「必要ない。ここには戦士しかいない。お守りは必要あるまい」と。2人の成長を認め、対等であると考えているからこその言葉です。

しかし、エリスは直前に敵に、手も足も出ずにやられてしまったことを気に病み、その言葉を受け入れられなかった。

そんな彼女に対して、最後の子供扱い。彼女の頭を撫でて、胸を張るように言う。

強敵と戦って、得たものがあるのなら。

「申し分ない。胸を張って戦士を名乗れ、エリス」と、彼女を励ますのでした。


そして、お世話になりました、と頭を下げるルーデウスには。

「待て、俺に頭は下げるな。お前は俺に世話になったと考えているかもしれんが、俺はお前に世話になったと考えている」と語ります。

事実、スペルド族の名誉は、少しずつ戻ってきている。でも、それはヒトガミの助言があったからだ、というルーデウスに、ルイジェルドは言うのです。


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「見たこともない神などどうでもいい。実際に助けてくれたのはお前だ。――俺とお前は対等だ。だから頭は下げるな。礼を言うなら目を見ろ」

そうして2人は握手を交わし、対等な友となったのです。

「ではな、ルーデウス、エリス。また会おう」と、彼は再会を約束し、去っていくのでした。


ずっと保護者として、子供扱いしながら守ってくれていたルイジェルド。

そんな彼が、ルーデウスやエリスのことを一人前の『戦士』と認め、対等に扱ってくれる瞬間でめっちゃ嬉しい。

しかし、ここでルイジェルドとは別れることになってしまいます。次にルイジェルドと再会するのはいつになるのか?ということもご紹介します。






【無職転生】ルイジェルドとルーデウスの再会、ノルンとの関係をネタバレ!



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そして、次にルイジェルドと再会するのは原作の10巻でのこと。

妹であるノルンやアイシャをルーデウスたちのもとへ送り届ける、頼れる護衛として登場しました。

ただ、エリスがいなくなってしまっていた時期の再会だったので、少し気まずい空気が流れたままお別れになってしまいます。



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道中では特にノルンに懐かれたようで、別れ際には「わたしも一緒に行きたい」と同行を申し出られるほど。子供たらし。


そして、二度目の再会では……


そして、原作最新刊の24巻では……ルイジェルドと敵対することに。

めちゃくちゃショックだし緊迫感のある展開で引きつけられるので、ぜひ原作を読み進めてみてください。

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まとめ


無職転生のルイジェルドについてでした。

ラプラスによって狂わされ、自分の息子を殺したり、スペルド族の名誉を地に落としてしまったことを強く後悔しています。

それゆえに、子供を守る戦士として責務を果たそうとしていました。

ルーデウスたちを助けてからは、頼れる用心棒として戦ったり稽古をつけたり、精神的支柱になったりと大活躍。

最後には2人を一人前として認めてくれる、めっちゃいい大人でした。


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