薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の80話「事の始まり」のあらすじと感想！連載再開！（ネタバレ注意）

この記事では、サンデーGX 2024年8月号で連載再開された、薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の80話「事の始まり」のあらすじと感想を語っていきます。

一部ネタバレを含んでしまうので、まだ読んでいない方はマンガワンでお楽しみください。

前回（79話）では、壬氏が楼蘭と対面。彼女は、母・神美と壬氏の前で、後宮の起源を語り始める……！？

薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の80話「事の始まり」のあらすじ（ネタバレ注意）

壬氏と神美の前で、後宮の起源を語る楼蘭（子翠）。
彼の父・子昌は、神美と一族のために、後宮を作り出したのだ。
そして、彼女を後宮から助け出したものの……彼の愛は報われることはなかった。
先帝に手を出されなかった神美の性格は歪み、子の一族は膿を溜めていくのだった。

80話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

そして、楼蘭は子昌が反乱を企てた真意を語る。
それは、自らが国賊を演じることで、膿だらけの子の一族を破滅させることだった――……。

薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の80話「事の始まり」の感想（ネタバレ注意）

祝・連載再開！！

というわけで、倉田先生が育休から復帰されて、ついに連載再開です。嬉しい！
とはいえ、めっちゃ話の入り組んだところで再開されたので、ちょっと話の流れをおさらいしながら感想を語っていきたいと思います。
ちなみに、マンガワンでこれまでの話が基本無料でもらえるライフで読めるので、自分で確かめたい方は、そちらもご覧ください。


さてさて、お話としては、国に反逆を企てている、子の一族がメインです。
神美っていう高慢チキなオバハン（笑）と、悪いことしてるその夫・子昌が、どうやら反乱を企ててるらしいと。
で、猫猫と仲良しだった子翠が実は楼蘭妃で、子の一族の娘だった。彼女は異母姉である翠苓と一緒に、猫猫を故郷へ連れ去ります。
そして、壬氏さまは子族の反乱を鎮圧＆猫猫救出のために、北方の砦へ駆けつけた～っていう流れでした。

じゃあ、なんで反乱を企てたのか？っていうことを、今回子翠が語ってくれてるわけですね。
ざっと流れを見ていくと……


………………な、なんて救いのない…………。
めちゃくちゃ筋通ってて壮大なストーリーでありながら、神美のダメさがヒシヒシと伝わってきて、芸術的まである。

いやぁ、神美がもう、本当にどうしようもないっていうか。
些細な貴族の、あるいは女のプライドで、全部台無しにしてて草も生えない。
権力とか気にしてなければ、自分を愛してくれてる子昌と、それなりに幸せに生きれたかもしれないのにね。

80話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

結果、どうでもいい劣等感に人生振り回されて、「先帝と幼女の子」の娘である翠苓をイビったり、甘い汁すするクズにヨイショされて、最後には討伐対象になる、と。
なんだろう、薬屋ってこういうバカな女にとてつもなく厳しくてめっちゃ好き。「毒だっつってんだろ」とかね。

今回は特にスケールのデカい愚かさだったので、「ざまぁ」感がすごくて楽しい。楼蘭の煽りもキレキレで最高である。

楼蘭（子翠）
「甘言を吐く阿呆ばかりを囲って、そんな烏合の衆で禁軍に勝てると本気で思っていたのですか？」（くす）

「だって母様、まるで小物だもの」

△ごもっともすぎて草
80話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

というわけで、めっちゃストーリーが良く出来てて面白いし、いよいよクソババア断罪の時が近くてワクワクするので、ぜひサンデーうぇぶりでお楽しみください。

次回の感想はこちら！

→薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）

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まとめ

薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の80話「事の始まり」のあらすじと感想でした。

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次回の感想はこちら！

→薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）

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