この記事では、サンデーGX 2024年9月号で連載された、薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」のあらすじと感想を語っていきます。
前回、神美と子昌の反乱の理由が語られる――。
目次
薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」のあらすじ（ネタバレ注意）
神美は壬氏に向かって飛発（銃）の引き金を引く。
しかし、それは壬氏を傷つけることはなく、暴発して彼女自身の命を奪っていた。
避けることをしなかった壬氏に、楼蘭はこの反乱の真意を語る。
81話前半より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館
そして彼女は、壬氏に1枚の紙を手渡す。
その紙と引き換えに、彼女は2つの願いを申し出る。
そして彼女は稀代の悪女として討たれ、砦から落ちていくのだった――。
薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」の感想（ネタバレ注意）
ちょっと待って、楼蘭がかっこよすぎる……。
いやもうほんと、この漫画、強かな女性が魅力的すぎるんですよね。
めちゃくちゃ賢くて、神美の愚かさも、父の愛と政治的意図、そして後宮の歪みも全部お見通しな楼蘭、ほんとすごい。
しかも、反乱が成功してしまったら、「そのまま国を盗ってしまえばいい」とまで言えちゃうの、図太くて好きなんですよ。
△事もなげに言うの好きすぎる
81話前半より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館
で、そんな利発な彼女がですよ？
なんだかんだ、「父さまが死んだんですよ。涙の一つくらいこぼしてください」と神美に言ってみたり、父の真意が壬氏に伝わったか確認したり。
翠苓や罪のない一族を解放させるように頼んだり、愚かだと嗤った母の願いを少しでも叶えようと、壬氏を傷つけたりと、情のあるところを見せるのがすごく、グッときちゃいましたね。
そして、最終的には自らが全ての罪を背負い、歴史に名を残す悪女として振る舞って殺される……。
こんなの、相当の覚悟がないとできないですよ。
すべてわかったうえで、一族や両親、そして翠苓のために、罪を被ることを決めるという生き様が、本当に誇り高くてカッコよかったです……！
だからこそ、楼蘭の覚悟と行いの真意を知ってるのが、壬氏さまだけというのが切ないですね。
（そのことを、みんなが分かっちゃうとまずいので仕方のないことですが……）
81話後半より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館
とはいえ、唯一の目撃者である壬氏さまは、彼女の意志を正しく理解して、最後まで全て見届けようとしていたのが素敵でした。
こんなカッコいい人が、猫猫の前だとあんなんになるのが、信じられないんだよなぁ……ｗｗ
ともかく、そろそろ猫猫と壬氏さまも合流しそう。傷ついた壬氏さまの顔に、猫猫はどんな（塩）対応をするのか……！？来月も楽しみです！！
次回の感想はこちら。
→薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の82話「戦の終わり」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）
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まとめ
薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の81話「悪女」のあらすじと感想でした。
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次回の感想はこちら。
→薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の82話「戦の終わり」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）
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