【よう実】綾小路清隆がかっこいい！過去や正体・目的は？本気・実力バレするシーンは原作の何巻か解説！（ネタバレ注意）【ようこそ実力至上主義の教室へ】

今回は、よう実の主人公、綾小路清隆について解説していきます。

一見平凡で人畜無害な生徒ですが、特別試験の度にその実力の片鱗が明らかになっていきます。

目立たないように立ち回りながら、裏で全てを操る知略がかっこよすぎるので、綾小路の実力がバレる活躍シーンをまとめて、そのすごさを語っていきます！

また、綾小路がなぜ人間離れした実力を持つのか、その正体や過去も解説しますね。

ネタバレを含んでしまうので、苦手な方はご注意ください。

【よう実】綾小路清隆がかっこいい！正体や過去・目的を解説！（ネタバレ注意）

綾小路清隆について：人畜無害でやる気のない一般生徒

綾小路清隆は、1年Dクラスの男子。中背中肉で地味な顔立ちに、落ち着いた性格なため、クラスでも影の薄い生徒として扱われています。

何事にもやる気のない、事なかれ主義。テストの点数はすべて平均以下だし、日常で目立った行動を取ることもありません。そのため、学校や周囲からの評価は低めです。

しかし――それらは全て、綾小路の本当の姿ではありません。彼は人間離れした学力・思考力、そして身体能力を持ちながら、それを隠しているのです。

綾小路清隆のかっこいいところ：作中最強スペックを隠し、裏で全てを掌握する

綾小路清隆の本来の実力はアニメ1期の範囲でも、その片鱗は見えていて、

など、めちゃくちゃすごいことをしています。

単純な結果を出すだけじゃなくて、実力を隠して暗躍するのがまた最高にイカスんですよね。

堀北を上手く誘導したり、軽井沢の弱みを握って利用したりと、周囲を上手く隠れ蓑にして、龍園の企みや他クラスの作戦を全て潰し、自分が有利になるように立ち回る。

この手腕が見事すぎて、痺れるくらいにかっこいいので、後で具体的に語っていきますね。

綾小路清隆の過去と正体、そして目的と本気・実力について（超ネタバレ注意）

そして、綾小路はなぜ高校生離れした実力を持つのか？　本当の実力はどれほどなのか？

そして、彼は結局のところ何がしたいのか？ということについて。

それはアニメ2期で明かされる、彼の過去が深く関係してきますので解説していきます。

綾小路清隆の正体と過去（見たい方だけタップ）

綾小路清隆の正体：ホワイトルームの最高傑作

綾小路清隆の正体は、ホワイトルームの最高傑作です。

ホワイトルームは「人工的な天才」を作り上げるために、人権さえ無視して、あらゆる教育を施す施設です。

綾小路は生まれてからずっと、そのカリキュラムをこなし、唯一すべての課題をこなした存在。その実力を簡単にまとめると……

・「人が一生をかけて得る知識量」を遥かに超える学習量を持つ
・格闘技やチェスなど、その道のプロを容易く倒す身体能力と頭脳
・ピアノや書道など、芸術方面も達者
・同じホワイトルーム生が「綾小路清隆を超える存在となれ」と教え込まれるほど

つまるところ、綾小路清隆は間違いなく作中で最強の実力を持っていて、どんなフィールドであろうが敵なしの存在です。実際、「自分の実力を隠して戦う」という舐めプ状態でも、学園で敵う相手は坂柳くらいです。

綾小路清隆の目的：ホワイトルームを超える

そんな彼の目的は、「ホワイトルームでは学べないことを学ぶ」こと。普通の高校生としての生活を得るために、独断で高度育成高等学校へと入学します。

だからこそ、自分の実力を隠して「普通の生徒」として立ち回ろうとするし、

父が自分をホワイトルームへ連れ戻そうとするのを拒否したり、父とつながっている茶柱のためにAクラスを目指したりするという挙動をしています。


そして、この高校で過ごしていくうちに、綾小路は新たな目的を見つけます。これがもう、スケールが違いすぎてマジですごいんですよ。

それは「自分の敗北」。ホワイトルームの最高傑作である自分が、負けるほどのクラスを作り上げることです。

そのためにDクラスの1人1人が成長できるように暗躍したり、他クラスを成長させて踏み台にさせたりと、ものすごく間接的に動いていく。この発想力とか、それを実現するだけの知略がヤバすぎて、めちゃくちゃゾクゾクします……！

ここからは、綾小路の暗躍がかっこよすぎるシーンや、実力バレする名シーンを語っていきます！

【よう実】綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレはいつか解説！（ネタバレ注意）

それではいよいよ、綾小路がかっこよすぎるシーンや、実力バレするシーンを語っていきます。

アニメより先のネタバレを含んでしまうので、苦手な方は原作小説をご覧ください。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：無人島試験

原作3巻より
（C）衣笠彰梧・トモセシュンサク

まず、綾小路が初めて実力を垣間見せたのは、無人島での特別試験のとき。

茶柱に脅され、この特別試験で勝たなければいけない。……しかし、Cクラスによるスパイ行為や、Dクラスの仲間割れによって、Dクラスは勝てる理由がない状態でした。

そんな状態でもなお、綾小路は自らの正体を隠しきって、Dクラスを完全勝利へと導きます。

と、全クラスの思惑を読みきって、それら全てを利用して自分の望む状況を作り出すという離れ業が見れて、めちゃくちゃかっこいいんですよ……！

しかも、堀北以外には自分の存在を悟らせないように、間接的に目的を達成していくのが本当にすごい。感動モノです。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：船上試験で軽井沢を掌握、Aクラスを欺く

そして、船上試験では彼のすごさが分かる、2つの活躍を見せます。

まず1つは、クラスの女子のリーダー格、軽井沢恵を自分の駒として掌握すること。

原作4巻より
（C）衣笠彰梧・トモセシュンサク

彼女がイジメにトラウマを持つことを目ざとく見つけて、その弱みに付け込んで、自分の思い通りに動くように仕立て上げます。

こう、クラスのリーダー格を掌握できる機会を見逃さずに動き出すのが見事すぎるし、誰にも気づかれずに彼女を依存させるというやり口がめちゃくちゃすごいです。


しかも、それと同時に試験で勝つための戦略を練っているのが見事すぎる。

簡単に言えば、「作戦をミスったように演出して、自分が優待者だと誤解させる」という作戦を展開。

相手に罠を見破らせて、勝ちを確信させる。しかし、それこそが罠という、「二重のトラップ」で勝利。もうね、発想力が段違いなんですよね。自分の敗北すら演出にしてしまうという。めっちゃすごい。

この作戦を唯一見破っていた一之瀬に、「意外と綾小路くんって凄いよね」と実力がバレ始めます。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：体育祭で掘北兄に並ぶ走力を見せつける

そして、体育祭では、堀北学とリレーで真剣勝負をすることに。

3年生でNo.1の生徒会長を相手に、「――全力で走れよ」と挑発的に言い放つのが、かっこよすぎる。

前の走者が転ぶというトラブルによって敗北するものの、それさえなければぶっちぎりの1位を記録するほどの走力を見せつけました。

しかも、その裏で櫛田の裏切りに気づいて接触したり、堀北をハメる龍園の策略を陰ながら潰したりと、当然のように敵の計画を潰してるっていうのが最高です。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：屋上での決戦――龍園を圧倒的な実力差で封殺

そして、アニメ2期の終盤では、綾小路のことを探る龍園との直接対決となります。

協力者である軽井沢を人質に取り、綾小路を屋上へとおびき寄せる龍園に対し、綾小路は全く動揺を示しません。

――なぜなら、龍園が綾小路の存在に気づくことも、軽井沢を人質に取ることも、暴力で決着をつけようとすることとも、すべて綾小路がそうなるように誘導していたから。

わざと綾小路をおびき寄せられるような手がかりを与え、逆に龍園を泳がせる。彼の性格と行動パターンをすべて読みきって、自分の都合のいい状況を、相手に作らせるという離れ業がもう、あまりにもかっこいい。


――それでも、龍園たちは、武闘派のアルベルトや伊吹、石崎を従えているため、綾小路は一見不利。

しかし、そんなことは綾小路は気にも止めない。

原作7巻より
（C）衣笠彰梧・トモセシュンサク

「素朴な疑問なんだが、今のオレは窮地なのか？」と、余裕で全員を制圧。恐怖を感じないとイキっていた龍園に、初めての恐怖を覚えさせるまで、淡々と殴り続け、彼を気絶させます。

頭脳戦も肉弾戦も、完膚なきまでに上を行って勝ち切るという、最高にかっこよすぎる展開。

さらに、助け出した軽井沢は、このときから綾小路へ好意を抱くようになっていきます。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：一之瀬を助け出す

そして、アニメ3期では、自らの過去を晒されて窮地に陥る一之瀬を、綾小路が助け出します。

一之瀬が万引きしたという事実。坂柳の策略によってそれが知れ渡ってしまう。

そんなとき、心が折れそうな一之瀬の懺悔を、他ならぬ綾小路が聞き届け……一度完全に心を折って、彼女を再び立ち直らせるのです。

これによって、綾小路は一之瀬から好意を寄せられるようになります。

単純に事態を解決しただけじゃなくて――Bクラスのリーダーで、かつ生徒会にパイプを持つ一之瀬を掌握するという目的も達成。

将来的に役に立つ人間を見抜き、それを駒にするという動きがもう、クレバーすぎる。最高です。

綾小路清隆のかっこいいシーン・実力バレ：選抜種目試験――坂柳とチェスで一騎打ち

原作11巻より
（C）衣笠彰梧・トモセシュンサク

そして、アニメ3期では選抜種目試験にて、綾小路がついに天才・坂柳と真っ向勝負をすることに。

互いに司令塔として、自分のクラスを率いて戦います。そんな中、勝負を決める最後の種目は、2人が最も得意とするチェスでの勝負。

綾小路をして、「ホワイトルームで戦ったどんなプロよりも強い」という坂柳に対し、ギリギリの勝負を強いられます。


結果、綾小路は敗北してしまうのですが――……それは、ホワイトルームへと彼を連れ戻すために現れた月城の介入のせいでした。

綾小路指示を遅らせたり、手を違う場所に打たせたりという妨害を受けてなお、互角の勝負を演じていたのがまずすごい。

さらにその後、妨害なしでチェスを打ち勝利。坂柳に「この勝負は私の負けのようです」とAクラスの天才相手にも敗北を認めさせます。

全力での戦いを求めていた坂柳に対して、完全な真っ向勝負を挑むことによって、彼女とのパイプを作ることに成功。

これによって彼女も協力者として使って、さらなる暗躍を重ねていきます……！



そして、2年生編からは、綾小路を退学させるため、ホワイトルームからの刺客が現れます。

（C）衣笠彰梧・トモセシュンサク

誰が刺客なのか分からない上、敵は綾小路の実力を知り尽くしている。

――そんな圧倒的に不利な相手に対して、これまで掌握した手駒を操って戦うという、めちゃくちゃ面白い展開になっていきます！

綾小路のすごさがヤバいくらいに楽しめるので、気になる方はぜひ原作小説でお楽しみください！

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まとめ

よう実の綾小路清隆についてでした。

正体は、人工的な天才を作るホワイトルームの唯一の成功例です。それゆえ、人間離れした知力と身体能力を誇る化け物。

単純な強さだけじゃなくて、「他人を操って自分の望む勝利を得る」というやり口が、黒幕みたいなかっこよさ。どこまでも間接的に、すべてを掌握するのが他のキャラにはない魅力です！


原作だと、より綾小路の思考や他クラスとの駆け引きが楽しめるので、気になる方はぜひどうぞ！

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