葬送のフリーレンの最新話・130話「水面下」のあらすじの感想!(ネタバレ注意)

週刊少年サンデー 2024年24号にて、葬送のフリーレンの130話「水面下」が連載されました。なので、そのあらすじと感想を語っていきます。


前回は、帝国の影がゼーリエ暗殺のために動き出して……!?





葬送のフリーレンの最新話・130話「水面下」のあらすじ(ネタバレ注意)


帝都の建国祭、早朝。
魔導特務隊の一人・カノーネにより、ヴァイゼの領主・グリュックが取り調べを受けていた。

葬送のフリーレン 130話 感想 グリュック
原作130話より
(C)山田鐘人・アベツカサ・小学館

処刑されることを望むグリュック。だが彼は、魔導特務隊の隊長・フラーゼの企みにより、彼は情状酌量を受ける。彼は、デンケンに何かを要求するための人質となるのだった。

そして、同じ頃。珍しく早起きしているフリーレンに、フェルンたちが驚愕する……!?





葬送のフリーレンの最新話・130話「水面下」の感想(ネタバレ注意)


というわけで、今回も情報量がすごい回でした。あらためて簡単にまとめると……。

130話のあらすじ・簡易まとめ
  • グリュック、捕まる
  • デンケン、参戦フラグ
  • フリーレン、早起きする
  • の三本です!
    ……最後の人何してんの?ww

    ともあれ、めちゃくちゃ面白かったので感想です!


    フリーレン130話の感想:グリュックかっけぇよ……。。。


    グリュックかっこよ!!!

    まずは何と言っても、まさかのグリュック再登場が嬉しすぎる!!黄金郷編で片がついたし、もう二度と出てこないんだろうなって思ってたから、めちゃくちゃ嬉しい誤算です。

    1エピソード限りのキャラにしては、あまりにも好きすぎたので……。。。



    だってこの人、カッコよすぎませんか??……って言っても、けっこう前のことで、覚えてない方もいるかもしれませんので、ちょっとだけ振り返っていきますね。


    黄金郷編――グリュックについておさらい
    グリュックはデンケンの故郷、ヴァイゼの領主です。かつて、七崩賢の一角である、黄金郷のマハトを従えていました。

    彼の治めるヴァイゼは、汚職にまみれた地。グリュックの息子は、それを是正しようとして、貴族に殺されます。
    そして、そんな腐りきった地を、グリュックはマハトを利用することで平定。魔族の力で悪徳貴族を殺し、平和を取り戻しました。

    が、マハトの目的は「罪悪感」を知ること。それを「グリュックと親しくした上で殺す」ことで知ろうとしていたのです。

    グリュックはそれを知りながら利用し、一緒に地獄に落ちる”悪友”として受け入れていました。
    そして最後には、満足げにマハトに黄金に変えられていくのでした……。

    というのが、グリュックの大雑把な解説です。

    もうこの、「息子の意思のため」「悪と分かりながら」「最悪の手段で平和を勝ち取る」のが、あまりにもダークヒーローすぎて大好きなんですよね……。
    今回も、動じることなく断罪を受け入れていて、完全に覚悟が決まってて最高に痺れるかっこよさでした。


    それだけでもヤバいのに、未だにマハトとの友情が何よりも上にあることを感じるのが、クッソエモいんですよね。魔族絡みでこんなエモくなることあるか?ってくらい。

    「私とマハトの功績」と言ってみたり、他人がタバコの火をつけるのを拒否したり(マハトには付けさせていた)。何かにつけて、マハトへの情念を感じさせるの、あまりにも強い。

    個人的に一番「うおおおお!!」ってなったのは、このセリフ。

    葬送のフリーレン 130話 感想 グリュック マハト
    原作130話より
    (C)山田鐘人・アベツカサ・小学館

    これ単体でも死ぬほどかっこいいじゃないですか。
    でも更に、かつてマハトに言っていた、「地獄の底まで付き合う」って約束を今でも忘れてないのを感じて、言葉を失っちゃいましたよね。

    葬送のフリーレン 130話 感想 グリュック 地獄
    原作91話より
    (C)山田鐘人・アベツカサ・小学館


    マジで、もう一回黄金郷編が読み返したくなるくらい、熱い話でした。




    フリーレン130話の感想:デンケン参戦……?


    葬送のフリーレン 130話 感想 デンケン
    原作130話より
    (C)山田鐘人・アベツカサ・小学館


    そして、グリュックが捕まったことを知らされ、デンケンは魔導特務隊にきな臭さを感じた模様。
    実際、グリュックを人質としたのは、デンケンへの牽制という意味が強そうです。地味にデンケンは国をも動かす魔法使いって設定でしたし。

    魔導特務隊の思惑(予想)
    ゼーリエ暗殺を遂行するため、失敗する要因となるデンケンは取り除きたい。
    だから、彼の義父・グリュックに情状酌量を与え、人質とすることで、手出ししづらくする。
    加えて、デンケンをグリュックの移送に付き合わせることで、物理的にも暗殺計画に干渉できないようにする。
    ……というのが、魔導特務隊の狙いでしょうか。(間違ってたら笑ってください)
    こういう陰謀や読み合いも丁寧に描いてくれるの、本当に読み応えが凄いです。

    また、魔法協会もデンケンに対し、ゼーリエ暗殺のことを伝えていない模様。帝都の魔法使いだから信用できない、っていうのは確かにご尤も。


    ですが、そんな彼も”根回し”を始めた模様。
    どっちに付くつもりなんでしょうね……??
    (まあもちろん、まずは情報収集からって可能性もありますけど)

    個人的には、魔法協会側に付くに一票。

    理由としては、「グリュックの意志を無視した」ことと、「黄金郷を解決できたのは一級魔法使いになれた」ことが大きいかな。
    特に後者は、呪い返しの魔法を手に入れたことや、フリーレンとの出会いなんかがデカかったでしょうから。

    まあどちらにせよ、デンケン参戦フラグが立ってすごく楽しみ。おじいちゃん、優遇されてるよねわりと。


    フリーレン130話の感想:フリーレン側、情報量が多い!!!


    ……で、グリュックやデンケンが大人なやり取りをしてる中、一番大人なはずのヤツが早起きでドヤってて草。

    葬送のフリーレン 130話 感想 フリーレン ドヤ顔
    原作130話より
    (C)山田鐘人・アベツカサ・小学館


    こいつ絶対、少しでも長く魔導具を見たいだけじゃんね……www


    それはそれとして、フリーレン側の情報量があまりにも多くないか。かわいい路線で。
    寝起きのゼンゼといい、お母さんムーブなファルシュといい、一級魔法使いは出れば出るほど親しみやすくなっていくの、ほんとズルい。どんどん好きになっちゃうでしょうよ。


    と、めちゃくちゃ先が楽しみになってきたところで、次号より休載とのこと。再開時期は書かれてないので、けっこう待つことになりそうです。
    ま、フリーレン様の時間感覚なら一瞬なんでしょうけども……待ち遠しいです。


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    まとめ


    葬送のフリーレンの最新話・130話「水面下」のあらすじ・解説・感想でした。


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