テラフォーマーズの最新話・63話「万物の尺度」のあらすじと感想!(ネタバレ注意)

この記事では、ヤングジャンプ 2024 No.28で連載された、テラフォーマーズの63話「万物の尺度」のあらすじと感想を語っていきます。

一部ネタバレを含んでしまうので、苦手な方はヤンジャン!でお楽しみください。


前回は、ハンニバルの能力と行動原理が判明……!







テラフォーマーズの最新話・63話「万物の尺度」のあらすじ(ネタバレ注意)


「知りたかったから」という理由だけで、サムライソードの姉を買ったというハンニバル。
その言葉に激昂した鬼塚は、彼に何度も殴りかかる!

そんな中、サムライソードはハンニバルへの嫌悪感の理由に思い至る。
――この男には、”なんとなく”が無い。理由があるから、動くだけ。


63話より
(C)貴家悠・橘賢一・集英社


鬼塚はそんな彼に、「『人間』を教えてやる」と怒りをぶつけていく。
しかし、ハンニバルは合理的な動きで3人の攻めを捌いていくのだった――……!






テラフォーマーズの最新話・63話「万物の尺度」の感想(ネタバレ注意)


ここからは、個人的な感想を語っていきます。

テラフォーマーズの63話の感想:ムカつく理由――すわ、お気持ちか?



今回はサムライソードが、ニュートン一族への見解を露わにしました。

なぜ、ハンニバル達がムカつくのか?その理由を凄く噛み砕けば、合理的すぎるからといったところでしょうか。






なんとなく――感情や感覚で一切の決断を行わないニュートン一族
63話より
(C)貴家悠・橘賢一・集英社




正直、これを見て僕が最初に思ったのは、それの何が悪い?でした。感情が不要とは言いませんが、合理的に物事を判断して何が悪いのか?ちょっと言い方悪いですけど、負け犬の遠吠え感がするというか、戦闘で勝てないから、お気持ち批判に逃げてるだけじゃね?という印象を、最初は持ちました。





サムライソードや慶次達を圧倒するハンニバル
63話より
(C)貴家悠・橘賢一・集英社



僕、趣味でよく某TCG(トレーディングカードゲーム)をプレイするんですが、僕は競技的にプレイすることが多いので、Tiar1(ガチデッキ。格ゲーで言う強キャラみたいなもの)を使うことが多いんですね。で、そういう遊び方をしていると、たまにネットなんかでは、次のような批判が飛んできたりするんですよ。

「ただ強いだけのデッキ使ってもつまんなくない?」
「勝ってるデッキをコピーして、ただ勝って楽しいですか?」
「もっと、自分の好きなカードで遊ぼうよ!」
「情はないのか!場は!」


……みたいな。

いや、マジで、あなたがそうするのは勝手だけど、こっちにまで押し付けてくんなよ、っていう。こちとら、合理的にゲームの攻略を考えた結果、そのデッキ使ってるのよ(念の為言っとくと、いきなりこんなふうに人の遊び方にケチつける人は”ファンデッカス”と呼ばれ揶揄されています。カードゲーマーはこんな人ばかりじゃないよ!)


まー、こういう経験が多少あったので、サムライソードもいきなりこんな人格否定をしだしたのかと身構えてしまいましたが、僕はサムライソードも好きなので「いうはずが無いだろうそんなことを!サムライソードが!!」の精神でもっかい読んだらようやく腑に落ちました。これ、なぜニュートン一族がここまで非人道的なことができるのかのバックグラウンドを掘り下げてますね




ニュートン一族を深堀りしていく
63話より
(C)貴家悠・橘賢一・集英社




これ、凄く雑に語ってしまえば、ニュートン一族はフリーレンの魔族が如き精神構造だからやべーということですよね。







フリーレンの魔族は、人間の言葉を論理的に理解するが、感情がなく共感性などといった概念を持ち得ない

葬送のフリーレンより
(C)山田鐘人・アベツカサ・小学館



ニュートン一族は、その知識欲と生存本能にしたがって、ただひたすらに”自分たちの能力の向上”を積み重ねてきた一族ですが、その結果、他人への共感という無駄なものは一切に排し、空気を読むこともせず、他人(人間)が感情と気分で行動することを一切理解してないわけですね。で、当然ながら自分たちがより発展するために、地球人類すべてを犠牲にすることも必要なら躊躇なく行うと。うん、こりゃコミュニティに存在してはいけないモノだ。個人の思想は自由ですが、他人の権利まで当たり前に踏みにじってくるのがやばすぎる。


それもこれも、サムライソードが推察した通り、自分たちの行為が他人からどう思われるかを考えることができないのが原因ですね。なぜなら、逆に彼ら一族も、他者の行為に対してムカつくとか一切ないから。あるのは、合理的に納得できるかできないかだけだから。こうやって考えると、以前ニュートン一族の集まりで、給餌に飲み物を聞かれて「自分でもってこい」と言われても一切怒ることがなかったシーンにも意味がでてきます。2~3人分の飲み物なら給餌が運ぶことも出来ますが、大人数になったら運びきれないので各自が取るか、誰かに2~3人分ずつ運んでもらうほうが合理的ですもんね。




いま読み返すと、ニュートン一族の特性をよく表した1ページになっている
47話より
(C)貴家悠・橘賢一・集英社



いやー危なかった!下手すればネットの海で「はぁ!?サムライソードがお気持ち言い出したぞ!!マジムカつく!!!」みたいな「私は読解力のない恥ずかしい人間です」という自己紹介をするところでした。多くの人は一回読んだだけでわかるんでしょうが、僕は時間がかかっちまったぜ……。おかげで、以前のジョセフの過去エピソード(親友を陥れたやつ)と合わせて、よりニュートン一族のことがわかりました!



――ところで、それはそうと、この状況どうすんですかね?ニュートン一族の掘り下げをするのはいいんですが、現実問題、慶次の動きも含めて学習されて、なすすべがありません。普通、こういった空気を読めない独善的な敵には、味方同士の絆の力で打ち勝つというのが王道だと思うんですが、ほとんどの主要メンバーが小吉の所に集まっている現在、増援も望み薄です


え?マジでどうすんのこれ?このままだと3人共殺されるか、もっと最悪、さらわれて人体実験に使われるよ?


かなり先が気になる展開ですが、続きはいつもどおり3週間後。待ちきれません。



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まとめ


テラフォーマーズの最新話・63話「万物の尺度」の感想でした。


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