薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）

この記事では、サンデーGX 2024年11月号で連載された、薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」のあらすじと感想を語っていきます。

前回、楼蘭から託された子供たちに動きが……！？

1 薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」のあらすじ（ネタバレ注意）
2 薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」の感想（ネタバレ注意）
3 薬屋のひとりごと（サンデーGX版）を基本無料で読むなら
4 まとめ

薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」のあらすじ（ネタバレ注意）

子一族の反逆が終結した直後。
猫猫は馬車の中で壬氏の傷の手当をしていた。
しかし、猫猫の不意な言葉で、壬氏は彼女に迫っていく……！？

83話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

そんな時、楼蘭から託された子供たちが息を吹き返し始める。
そこで、猫猫は自分が連れてこられた理由を悟るのだった――。

薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～の83話「狐につままれた」の感想（ネタバレ注意）

ここからは、個人的な感想を語っていきます。

薬屋のひとりごとの83話の感想：イチャイチャタイムだ！！

前回に引き続き、猫猫と壬氏様のイチャイチャタイムです。（今回はガチ

いやもう、初っ端から壬氏さまの甘え方がすごい。
治療が終わったのに「すごく眠い」ってごろんしちゃうのとか、油断しすぎじゃないでしょうか。
普段の凛々しさとか、生真面目さを猫猫の前でだけ全然感じさせない振る舞いから、彼女にベタ惚れなのを感じて笑っちゃうんですよね。可愛いかよ。

でも、そんな子どもっぽいムーブをしながらも、ちゃんと猫猫のこと見てるのズルいよね。
猫猫が死んだはずの子供たちの傍にいるのはおかしい。なんでこんなとこにいるのか、って。
で、それに対する猫猫の反応も大好きすぎる。

83話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

「子どもを憐れむ気持ちくらいあります（大嘘）」っていう白々しい言葉といい、クッソ面倒くさそうに（覚えてやがったか）って顔引きつらせるのも、強かで面白すぎるでしょ。

と、そんなふうにいつものノリでじゃれ合う（？）二人でしたが、壬氏さまは傷をきっかけにしょぼくれモード。
いわく、自分は顔に傷がついたら価値がない男か？と。

83話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

いやぁ～～～猫猫の方を不安そうに伺う顔、可愛すぎでは？？？

そして、こんな時ばかりは、ちゃんと壬氏さまのツボを刺激してしまう猫猫もズルいでしょ……！！
見た目の美しさなんかよりも、彼の生真面目で実直なところを高く評価してる猫猫だからこそ、「前より男前になった」なんて言えちゃうんですよね～～～～！
壬氏さまからしたら、大好きな人に、誰も見てくれなかった自分の中身を見てもらえてるってのは、嬉しすぎてしょうがないでしょうよ。。。

まぁ、結果…………

83話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

猫猫は壬氏さまに火をつけてしまって、面倒くさいことになるわけで……ｗ
気持ちの抑え効かなくなっちゃってる壬氏さま、めちゃくちゃよきでした。

薬屋のひとりごとの83話の感想：めっちゃ綺麗に子族編完結！

で、いいところで楼蘭から託された子供たちが蘇ります。
蘇りの薬によって仮死状態だったのが、蘇る。
楼蘭はそれを見越して、「一度死んだ者は見逃す」という条件を壬氏に提示したわけですね。

83話より
（C）日向夏・倉田三ノ路・しのとうこ・小学館

いや、本当に綺麗すぎる伏線回収。
ずっと前から描かれてた蘇りの薬がここで生きてくるのとか、わざわざ猫猫を連れてきた理由も筋が通ってたりとか。
こうしてみると、腑に落ちることばかりで感動です。
身内の膿は精算しつつ、罪のない子どもは上手く見逃してもらえるようにする……と、ほんとに抜け目がない計画で、楼蘭が賢すぎる。さらに好きになりました。

というわけで、子族編がかなり綺麗で面白い終わり方だったのと、猫猫と壬氏さまのイチャイチャが最高すぎた回でした！！