【文スト】天人五衰のメンバーの一覧！神威の正体やドストエフスキー・ゴーゴリ・シグマ・ブラムのかっこいい・かわいいシーンや異能力まとめ！（ネタバレ注意）

1 【文スト】天人五衰とは？目的とメンバーの一覧まとめ！（ネタバレ注意）
2 【文スト】天人五衰のメンバー：ドストエフスキーのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）
3 【文スト】天人五衰のメンバー：ゴーゴリのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）
4 【文スト】天人五衰のメンバー：シグマのかっこいい・かわいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）
5 【文スト】天人五衰のメンバー：ブラム・ストーカーのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）
6 【文スト】天人五衰のメンバー：神威の正体は？かっこいいシーン・異能力まとめ（19巻以降のネタバレ注意）
7 文豪ストレイドッグスの単行本を読むなら
8 まとめ

今回は、文豪ストレイドッグスの組織、
天人五衰のメンバーについて解説していきます！

探偵社を陥れて暗躍するテロ組織で、
その目的やメンバー、首領の正体などが
謎に包まれてばかり。

なので、天人五衰について簡単に解説しつつ、
各構成員の異能力や、
かっこよさや魅力を語っていきます！

一部、ネタバレを含んでしまうので、
苦手な方はご注意ください。

【文スト】天人五衰とは？目的とメンバーの一覧まとめ！（ネタバレ注意）

それではまず、
天人五衰がどんな組織なのか、
メンバーの一覧や、目的・探偵社との関係について語っていきます。

天人五衰とは？探偵社との関係

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

《天人五衰》（てんにんのごすい）は、
特一級異能犯罪者によって構成されたテロ組織。
正体不明の「神威」を首領とし、
あのドストエフスキーも所属しています。

彼らは議員や軍警の要人を狙い、
仏教用語の「天人五衰」に見立てて、
連続猟奇殺人を行っていました。

そして、彼らはメンバーの異能力と、
白紙の小説の頁の力によって、
探偵社をその犯人に仕立て上げます。

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

そして、この探偵社を嵌めたのも、
彼らの目的の一端に過ぎません。

天人五衰の目的は、「国家の消滅」

虫太郎によって明かされた天人五衰の目的は、
「国家の”消滅”」。

原作17巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

書いたことが現実になる、
「白紙の小説」の頁を利用し、
その目的を達成しようとしています。

探偵社を陥れた理由ははっきりとは語られていませんが、
彼らが国家の消滅の邪魔になる存在であることや、
首領である神威と探偵社の因縁が
深く関係しているものと考えられます
（後述・ネタバレ注意）。

次に、天人五衰のメンバーについて解説していきます。

天人五衰のメンバー・構成員の一覧！

天人五衰のメンバーは以下の通り。
名前・画像をクリックで、
各キャラクターの解説や、
かっこいい魅力の紹介に飛びます。

名前	特徴
ドストエフスキー	「死の家の鼠」頭目。驚異的な頭脳を持ち、「魔人」と恐れられる。探偵社とポートマフィアを「共喰い」に陥れた。異能力は『罪と罰』。
ゴーゴリ	「道化師」と呼ばれる、奇抜な格好の男。異能力は『外套』。
シグマ	「支配人」の異名を持つ天空カジノの総支配人。異能力は名称不明。記憶の交換が可能な異能力。
ブラム	「不死公主」の異名を持つ吸血種。人類を滅ぼす十の厄災の一柱だった。異能力は『吸血種』。
神威	《天人五衰》の首領。「凡ての黒幕」と畏怖される。

【文スト】天人五衰のメンバー：ドストエフスキーのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）

名前	フョードル・ドストエフスキー
誕生日	不明
身長	不明
体重	不明
血液型	不明
好きなもの	不明
嫌いなもの	不明
異能力	罪と罰
CV（声優）	石田彰さん

フョードル・ドストエフスキーは、
「魔人」と呼ばれる、謎多き異能力者。
一人称は「ぼく」で、敬語で話すのが特徴。

太宰と並ぶ超人的な頭脳の持ち主で、
ポートマフィアのエースを、
言葉巧みに操ることで殺したり、
「共喰い」を起こし、
探偵社とポートマフィアを潰し合わせるなど、
他人を操って、意のままに望む状況を作り出す天才です。

異能力は「罪と罰」。

原作10巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

その力は謎に包まれていますが、
マインドコントロールや、
頭部に触れるだけで相手を殺すなどの描写から、
脳に作用する異能力であると考えられます。

それでは次に、天人五衰編での
ドストエフスキーのかっこいいシーンや魅力を語っていきます！

ドストエフスキーのかっこいいシーン：太宰さんとの頭脳戦

共喰いのあと、大人しく捕まったドストエフスキー。
しかし、それさえも彼の作戦のうちでした。

原作13巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

「共喰い」は天人五衰としての
探偵社潰しの布石。
余裕顔で捕まって、
世界一安全な監獄・ムルソーへと収監されます。
この全てお見通しな底知れなさがもう、
ゾクゾクするかっこよさでたまらない……！

しかもそれだけじゃなくて、
同じく逮捕された太宰さんと、
監獄の中で頭脳戦を繰り広げます。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

太宰さんとの知的なやり取り、
鋭すぎる読み合いがかっこよすぎます！

そして、最後には
命をかけた脱獄競争を仕掛ける……！？

原作22巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

勝つつもりしかなくて、
相手が死ぬことに昏い笑みを抑えきれないドストが
めっちゃよすぎる……！
太宰さんとちょっと仲良くなるのもかわいくてよきです！

【文スト】天人五衰のメンバー：ゴーゴリのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）

名前	ニコライ・ゴーゴリ
誕生日	4月1日
身長	184cm
体重	68kg
血液型	B型
好きなもの	奇術、演劇、人が驚く顔、ピロシキ
嫌いなもの	洗脳、隷属、自由でないこと
異能力	外套
CV（声優）	子安武人さん

ゴーゴリはペイントで隠れていてもわかる端正な顔立ちで、
シルクハットと道化服が特徴の男。
一人称は「私」で、愉快そうに人を殺す快楽殺人者です。

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

異能力は『外套』。
身につけたマントと、
離れた空間を接続できるという、
驚異的な能力です。

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

この異能力を用いることで、
敦を苦しめ、探偵社を陥れました。

とある理由から、ドストエフスキーを唯一の理解者で、
かつ親友であると心酔していますが、
その親愛は歪んでいて……！？

そんなゴーゴリのかっこいいシーンや魅力を語っていきます！

ゴーゴリのかっこいいシーン・魅力：実は正常な感性の持ち主……？

敦から人を殺す理由を問われ、
快楽殺人者としての答えを言い放った後――……
ゴーゴリは穏やかな表情を浮かべ、
「本当の回答」を語る。

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

「”僕”は完全に正気だ」と。
このときの落ち着いた、
でも罪悪感に潰されそうな表情が
かっこいいししんどすぎるし、
一人称が”僕”になってるのも最高すぎるんですよ……！

そんなふうに、”狂気”を演じているだけの青年。
のように振る舞った後――

原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

道化として敦をおちょくるのも、
底知れなさがあって、すごく好き。
後述の描写もふまえると、
「本心を語ったことを誤魔化した」ことが濃厚で、
理解者を求めているような振る舞いと、
それを隠すように誤魔化すのがめちゃかわです……！

ゴーゴリのかっこいいシーン・魅力：ドストエフスキーへの偏愛

そんなゴーゴリが求めるのは、
感情という檻から抜け出す、
「鳥の自由」。

（顔がよすぎる）
原作14巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

感情という、人の持つごく当たり前のものにとらわれる。
そのことが、ゴーゴリはたまらなく嫌いで、
それに逆らうために天人五衰に協力したり、
自ら死を選ぶという、狂気に身をやつすのでした。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

誰にも理解されないと諦めていたゴーゴリですが、
それを唯一理解してくれたのがドストでした。
初めて見せる、心が震えてしまっている表情がかわいすぎるし、
そのあとに見せる狂気が良すぎて無理……！

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

理解者で親友であるドストエフスキーを、
ゴーゴリにとって何よりも大切な存在を殺す。
それこそが、鳥の自由を手に入れる方法である、
と気づき、彼はドストを殺すために全力を尽くすことに……！？

ドストへ向けるクソデカ執着心が最高すぎるので、
原作18巻や22巻あたりはぜひ、
ゴーゴリ推しになった方に読んでみて欲しいです！

【文スト】天人五衰のメンバー：シグマのかっこいい・かわいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）

名前	シグマ
誕生日	不明
身長	177cm
体重	62kg
血液型	不明
好きなもの	カジノ、高い場所、才能、クッキー
嫌いなもの	砂漠、空腹、利用しようと近づいてくる他人
異能力	不明
CV（声優）	千葉翔也さん

シグマは、天空カジノの総支配人。
名称は不明なものの、
自分と相手の「最も知りたい情報」を
交換する異能力を持ちます。

一人称は「私」で、
生まれや年齢といった素性が一切不明な男です。
その理由は、彼の正体が「頁」によって生まれた存在だから。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

何もわからないまま産み落とされた彼は、
奴隷として各地を点々とし、
異能を犯罪に利用される……。
そんな苦しみに満ちた日々を送ってきました。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

だからこそ、ようやく手に入れた
天空カジノという家を全力で守ろうと奮闘する
ことになります。
何も持たざる者として強者に立ち向かうのが、
すごく応援したくなるかっこよさですし、
天人五衰の中では至極まっとうな感性な持ち主で、
翻弄されまくりなのがクッソかわいいです……！

原作22巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

というわけで、そんな癒やし枠な
シグマのかっこいい・かわいいシーン
を語っていきます！

シグマのかわいいシーン：カジノの客を救済

娘の病気の治療費を稼ごうとしたものの、
カジノで大敗を喫した客に対して――
シグマはカードに傷を”自らつけて”、
ゲームの仕切り直しを提案。
客を勝利へと導きます。

原作17巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

善良な客を救済するために勝たせるのがいい子すぎるし、
バレないか不安そうな表情と、
苦しい言い訳を従業員に指摘されたときの、
いたずらが見つかった子供みたいな表情が、
あまりにもかわいすぎるんですよね……！

原作17巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

シグマのかっこいいシーン：命懸けでカジノを守る

敦たちを探すため、猟犬部隊に
襲撃を受ける天空カジノ。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

自分の唯一の居場所を守るため、
シグマはなけなしの勇気を振り絞って、
戦うことを決意します。

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

相手は軍警でも最強の戦力。
それでも一歩も引かないのが、
健気で素敵すぎるんですよ！

しかし、猟犬部隊相手には一歩及ばず、
絶体絶命のピンチに……！？

原作18巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

死力を尽くして、それでもなお
守りたいものを守り抜けないという、
無念と諦めを感じてしまう表情がしんどすぎるシーンです……。

【文スト】天人五衰のメンバー：ブラム・ストーカーのかっこいいシーン・異能力まとめ（ネタバレ注意）

原作20巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

名前	ブラム・ストーカー
異能力	吸血種（ドラキュリア）
CV（声優）	不明

ブラム・ストーカーは、
「不死公主」の異名を持つ、災厄の一柱。
異能力『吸血種（ドラキュリア）』によって、
噛んだ人間を吸血種の眷属とします。

原作21巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

しかし、ブラムは何年も前に、
さる英雄――神威によって打倒され、
現在は聖剣によって封印されています。

原作20巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

その影響でブラムは半ば強制的に協力させられ、
眷属を増やして世界を混乱に陥れることに。
しかし、本人には神威へ協力の意志はなくて――？

ブラムのかわいいシーン：幸田文を助ける

原作22巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

神威の正体を知った幸田文は、
彼からの追跡を逃れるため、
ブラムの入った棺桶の中へと逃げ込みます。
当然、ブラムは彼女へ凄むものの……

原作22巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

イマイチ尊大さが通じない文に、
どうでもよくなって寝ようとしたり、
勇気を振り絞る彼女に、
気まぐれで協力しようとしたりと、
緩くて憎めない一面を見せて、めっちゃかわいいです！

そして、古くから憧れていた《無線ラヂオ》を
協力の対価に求めるブラムですが……

原作22巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

それをはるかに超える文明の利器を与えられ、
文を「女神」と崇めるように。かわいいかよ。

文とのコミカルなやり取りがめっちゃ癒やしだし、
動けないものの、
彼女の危機には助言を惜しまない義理堅さもあって、
めちゃくちゃ好きになれる人です……！

【文スト】天人五衰のメンバー：神威の正体は？かっこいいシーン・異能力まとめ（19巻以降のネタバレ注意）

原作20巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

それでは最後に、
天人五衰のボスである「神威」について紹介します。
あのドストエフスキーさえの配下に置く超人で、
慎重な性格で、仲間の前でさえガスマスクを着けています。

長らく謎に包まれていた存在ですが、
19巻にて乱歩さんが
『超推理』によって、その正体に”気づいてしまう”……。

原作19巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

ここからは、核心に迫るネタバレがあるのでご注意ください。

神威の正体

原作19巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

名前	福地桜痴
年齢	45歳（福沢と同い年）
異能力	鏡獅子
CV（声優）	大塚明夫さん

神威の正体は、猟犬部隊の隊長であり、
福沢社長の無二の友、福地桜痴でした。

異能力「鏡獅子」は、
持つ武器の性能を百倍にするという戦闘のための力。
これによって刀身が時空を渡る
『神刀・雨御前』の力を強めることで、
時空を渡り、
遠くや過去さえも斬ることが可能です。

原作20巻より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA

敗北した未来から敵を斬れば、
敗北さえも”なかったことになる”。
そんな絶望的なまでの強さを誇ります。

神威の目的とは？

神威の目的である「国家の消滅」は、
かつて経験した、凄惨な戦場での経験こそが原因。
戦場が生まれるのは、国家が存在するからこそ。
……ならば、凡て国家を消滅させればよい、
というのが語られた動機です。

しかし、それが全部ではなく、
国家の消滅に勝る真の目的があり、
それに福沢社長との因縁が大きく関係していると示唆されています。