この記事では、ヤングエース 2024年9月号に連載された、文豪ストレイドッグス（文スト）の本誌最新話・117話「承った」のあらすじと感想を語っていきます。
ネタバレを含んでしまうので、まだ読んでいない人はYA本誌を読んでからご覧ください。
前回、ブラちゃんが復活……！？
目次
【文スト】の本誌・最新話の117話「承った」のあらすじ（ネタバレ注意）
空港は神人・雨御前により切り刻まれた。
その瓦礫に巻き込まれた文を助け出したのは、死んだはずのブラム！
……しかし、彼は蘇ったわけではなかった。
彼はドストエフスキーに乗っ取られる寸前に、芥川に精神の残滓を書き込んだ。
ブラムは文に激励と感謝を告げ、消えていく。
そして、ブラムの意志を受け取った芥川は、文を守ることを誓う――。
ブラム
（それまで 姫を頼むぞ）
芥川
「承った」
117話（ヤングエース 2024年9月号収録）より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA
一方その頃、国木田と谷崎は雨御前と対面していた。
逃亡を図る二人だったが、雨御前は国木田の胸を貫いてしまう……！？
【文スト】の本誌・最新話の117話「承った」の感想（ネタバレ注意）
ここからは、個人的な感想を語っていきます。
文ストの本誌117話の感想：あぁ……ブラちゃん……
ああああブラちゃんが……。。。
前回、「二人が一緒に過ごすところが見れるかも！」とテンション爆アゲだった私ですが、その望みは叶わず……。悲しい。
でも、ドス君にいきなり乗っ取られて「いきなり死んじゃったの……？」っていう時よりも、幾分かは気持ちの整理がつく最期なのが救いでした。個人的に。
というのもやっぱり、二人が別れの言葉を交わせたことや、ブラちゃん自身の気持ちや過去が、しっかり描かれたことがよかったなって。
まず、ブラちゃんにとって、文ちゃんはたまたま出会って行動を共にしただけ、と思ってたわけですが……。それ以上の思い入れや親しみを文ちゃんに感じていた、っていうのが素敵すぎる。簡単にまとめると……。
→今回、「文ちゃんを護る」という約束を果たすことができた。
・娘の「いつか私がおてて様を背負って駆ける」という約束をしていた
→文ちゃんがブラムを背負って連れ回したことは、果たされなかった約束を叶えてくれた
ここに来て、あの背負われて振り回されていた時ですら、彼にとってはかけがえのない時間がだった、って分かるのズルいってカフカ先生～～～！！
もっかい22巻あたりから読み返そ……。。。
そして何より素敵だったのが、文ちゃんに向けたブラちゃんの言葉ですよね。
ブラム
「姫よ 勇ましき娘よ 其方自身が騎士となれ」
117話（ヤングエース 2024年9月号収録）より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA
この言葉、ブラちゃんが文ちゃんの生き方や勇敢さ、父への憧れなんかを、全部肯定してくれてるのが嬉しいんですよ……！！
彼女のことをちゃんと見て、尊敬しているからこその言葉で、心を打たれちゃいました。。。
文ストの本誌117話の感想：やつがれ復活！！
そしてついに、芥川が吸血鬼化から復活！
これ以上ないくらい、格好いい大ゴマでほんと嬉しい……！！
しかもですよ？
あの芥川が、誰かを護るってことに、あれほど迷いなく頷くっていうのが素敵すぎて……。
気づきました？復活前よりも、ずっとずっと目に光があることに！！
今までずっと目が真っ黒のに、今回はハッキリとハイライトが入ってて、すごく成長を感じます。
太宰さんにもこの表情、見てほしいなぁ……！！どんな反応するのか、楽しみです！
……と、すごく前向きでテンション上がる展開だったんですが…………。。。
文ストの本誌117話の感想：国木田さん！？谷崎さん！？
国木田
「俺が死のうとも、俺の理想は……」
117話（ヤングエース 2024年9月号収録）より
（C）朝霧カフカ・春河35・KADOKAWA
えええええ国木田さん！？
雨御前に胸を貫かれ、燁子さんと同じように泡となって吸い込まれてしまいました。
うっそでしょ……。
さ、さすがに死んでない……よね？
あまりにも、あっけなさすぎる。
いくらなんでも、最期にしては描写があっさりすぎるから、絶対死んでないって！！！
国木田さんたち、雨御前の中に吸収されてるだけでしょ？
倒したら国木田さんも燁子さんも蘇るんでしょ？？？ねぇ？？？？
もー……ほんとにしんどすぎて無理。雨御前強すぎるし。。。
でも、芥川がすごく立派に成長してそうで、新双黒なら太刀打ちできるかも……！って期待しちゃう回でもありました。
先が気になりすぎる神回だったので、ぜひYA本誌でお楽しみください！！
次回の感想はこちら。
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まとめ
「文スト」の本誌・最新話の117話「承った」のあらすじと感想でした。
次回の感想はこちら。
→【文スト】の本誌・最新話の118話「得体の知れないもの」のあらすじと感想！（ネタバレ注意）【文豪ストレイドッグス】
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