龍と苺の最新話・188話「タイトルホルダー」のあらすじと感想!(ネタバレ注意)

週刊少年サンデー 2024年21号で連載された、
龍と苺の188話「タイトルホルダー」
のあらすじと感想
です。

前回、未来で山野辺の子孫である、
山野辺ミクと出会った苺ですが、果たして……?





龍と苺の最新話・188話「タイトルホルダー」のあらすじ(ネタバレ注意)


将棋会館の屋上。
苺はかつての棋士たちの子孫と、言葉をかわす。
山野辺は強かったことや、
この100年後の世界に「倒したいやつがいる」こと、
そして、自身がAIじゃないことを語って、
彼女は将棋会館を去っていく。


188話より
(C)柳本光晴・小学館


そして時は流れ、6月。
将棋会館には記者たちが集まっていた。
竜王戦で対局する、藍田苺を取材するために――。





龍と苺の最新話・188話「タイトルホルダー」の感想(ネタバレ注意)


龍と苺の188話では、
プロとの竜王戦が始まりました。
というわけで、ここからは、
個人的な感想を語っていきます。



龍と苺の188話の感想:ラストの展開が熱すぎる!!



今週のラスト面白すぎない?





挑発する苺。殺意マシマシの領国
188話より



これだよこれ!これを見たかったんだよ!
大人を見下し、挑発する苺!
生意気なガキにブチギレる大人!!

このバチバチの雰囲気こそ、龍と苺の本質だと思ってるので、
この空気感が戻ってきてくれて本当に嬉しい!!


特に、今回の敵の領国先生はかなり期待できそうでお気に入り。

なんか目つきがもう、ニ、三人はヤッてんじゃないかってぐらい、殺意に満ちてるからね!!

この領国を、苺がどう分からせていくか、今から楽しみでなりません!


正直、最後の2コマだけでご飯3杯は食えるぐらい、続きへの期待感でいっぱいです。




龍と苺の188話の感想:鴨島凛々の子孫が登場!



さてさて、先週から少し気になってた、
引っ込み思案で長髪で、おっぱいとか色々でっかい子の正体が明らかになりましたね。

名前は川島蘭々(らら)
なんと凛々の子孫とのこと!





作者の性癖が詰まってそうな川島蘭々
188話より




なんというか……けしからんな


なんだよこの、体はおっきいのに、気は小さくてかわいいギャップマシマシな感じは!
こんなの、思春期の男子が読むサンデーに乗せていいレベルを超えてるだろ!!





まー、そんな冗談は置いといて、
真面目な話、凛々のとんでもない活躍に僕は目ん玉が飛び出ましたよ。
凛々のやつ、苺から何回かタイトル奪ってるよ




叡王戦で一回、王座戦で(おそらく)苺にニ年連続で勝利する凛々
188話より



これみて、僕はすっごい嬉しくなりましたね。
というのも、僕は普段弱気で自信のない子が、勇気を振り絞って活躍する展開に弱いんです。

凛々は、将棋の時は勿論、苺と同じくらい負けん気強く頑張れる子ではありますが、
同時に、プライベートでは幼馴染に依存して、すぐに弱気になってしまうところがありました。

そんな凛々が苺と王座戦や叡王戦で五番勝負を戦う――挫けそうになったのは、一度や二度じゃないでしょう。

そんなプレッシャーや逆境をはねのけ、あの魔王苺を打ち倒す――
その光景を妄想するだけで、これまたご飯3杯食べられるくらい、燃えるシチュエーションですよ、こいつは。






龍と苺の188話の感想:【速報】藍田苺、AI説を自身で否定!!



さてさて、今週の龍と苺SF考察のお時間です。
(僕はもう、この考察をしないことを諦めました
なんか普通に物語の主軸の一つになってそうだし、何よりちょっと面白いんだもん


今週、一番の進展は、苺が自身をAIではないと明言したことでしょう。





AI説を否定する苺
188話より



これについては、僕は苺がAIである可能性を完全に排除していたので、ちょっと盲点でした。

苺というキャラクターがあまりにも強烈過ぎて、
これが思考パターンをコピーしただけのAIという可能性を無意識に排除しちゃってましたね。


考えてみれば、現代ですら、AIの進化は凄まじく、(倫理的な問題は山積みなものの、)文章や絵で短時間なら、別人のコピーが作れる世の中です。
リアルな現実世界でも、1年先にどうなってるかわからないAI技術。
100年経ってたら、自我のあるAIぐらい、余裕で出来てておかしくないですね。


加えて、龍と苺の未来描写には個人的にドラえもんリスペクトを感じているので、
なおさら、自我のあるロボットが普通に出歩ける可能性はもっと考えるべきでしたね。


ただ、僕が苺をAIでないと思った理由も一応あって、
184話で、「強いAIは現在存在しない」と明言されてるんですよね。



現状、なんのために出てきたかよくわからないヨハン・レイ・ハワード
184話より



で、改めて今回の話で、(苺の話を信じるならば、)苺=AI説は否定されました。

ただ、そうなると結局、この生意気な女は誰なんだろう……

自身のタイトル戦の思い出をかなり詳細に覚えていますし、少なくとも見た目通りの年齢ではないはず。

一番科学的にしっくりくるのは、脳移植を行ったロボット(サイボーグ)ですが、明確な根拠は今のところ無し。



因みに、最近の東京大学医科学研究所の研究によると、
生物の老化に関わる細胞が発見され、それを取り除くことで、若返る可能性が示唆されています。
(参考:老化した細胞 取り除いてみると… 若返りが可能に?老化研究の最前線


これを踏まえると、死亡したはずの苺は、実は遺伝子操作で若返って……という可能性も、ゼロではないですね。



今週の龍と苺は、僕の求めてた熱いバチバチ展開あったり、
凛々の活躍や子孫が見れたり、
SF要素で考えさせられたりと、かなり面白い回でした。

こんだけ連載が続いていて、これまでになかった新しい要素で楽しませてくれるとか、マジでこの作品ヤバいと思う。

来週も楽しみです。


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まとめ


龍と苺の188話の感想でした。

サンデーうぇぶりでは、
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