今回は、ブルーロックのテストや各選考(セレクション)について!

どの試合も、一人ひとりが貪欲にゴールを目指して、
自分の強みを活かそうとするのが熱い
し、
一緒に戦った頼れる仲間が、
次の選考では手強いライバルになったりして、
先が読めなくてめっちゃ面白いです!

というわけで、
ブルーロックでのテストや各選考のルールや、
参加選手と各チームを解説しながら、
潔たちの成長や熱いシーン、見どころ
を語っていきます!

一部ネタバレを含んでしまうので、
苦手な方はご注意ください。






ブルーロック(青い監獄)の目的とルールを解説!


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


まずは簡単に、
ブルーロック(青い監獄)の目的と施設ルールを解説していきます。
簡単に要点をまとめると、以下のようになります。

【青い監獄 施設の目的やルール】

・日本をW杯優勝させるため、
世界一のストライカーを作り出す施設

300人の高校生FWが集められ、
家に帰らず共同生活を送って競い合う

・能力が数値化され、順位がつけられる
→トレーニングや試合・選考の結果で上下

【報酬】
ランキング上位の5名は半年後の
U-20W杯のFW登録選手(日本代表)となる

【リスク】
選考で脱落した場合、
一生日本代表となる権利を失う


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ブルーロックでは、
「世界一のエゴイストでなければ、
世界一のストライカーにはなれない」

という思想のもと、
絵心甚八による様々な形式での試合や選考が行われます。


「本田?香川?そいつらってW杯優勝してなくない?」
原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


その選考で成果を示せれば日本代表。
負けたら一生サッカーはできないという、
サッカー人生を懸けたシビアな戦いで、手に汗握る展開ばかり……!

チームでの勝利を目指しながらも、
仲間同士でバッチバチにライバル視し合ったり、
出し抜くように自分のゴールを目指したり
と、
全員が”エゴい”戦いや信念を見せるのがクッソかっこいいです!

というわけで、
そんなブルーロックでの潔たちの戦いについて、
ルールや各チームや選手の強さを解説しつつ、
熱くてかっこいい見どころを語っていきます!

ブルーロックのテストや選考・試合の一覧!


それでは、ブルーロックで行われた選考や試合の一覧をご紹介します。
試合名をタップで、解説や見どころ感想にジャンプします。




ブルーロックの入寮テストのルール・結果・脱落者まとめ(ネタバレ注意)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ブルーロックに入ることを決意した潔たちは、
最初に12人のルームメイトに分けられ、
入寮テストを受けることになります。
ボールを当て合う鬼ごっこで、一見サッカーとは関係ない競技ですが……?

入寮テストのルール


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


・ボールが当たった人がオニとなり、
タイムアップの瞬間にオニだった一人が脱落
・制限時間は136秒
・ハンド禁止

ルームZの入寮テストの参加者を解説


それでは簡単に、
潔の配属されたルームZの選手の特徴を紹介していきます。

潔世一(299位)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

なぜブルーロックに呼ばれたのか、自分でも分からない無名FW。
県大会でチームサッカーをした結果、
吉良涼介のいる高校に敗北しています。

自分の強みや特徴はまだ分かっていませんが、
真っ先にブルーロックに参戦するなど、
エゴイストの片鱗を見せています。

吉良涼介(289位)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

吉良涼介は、県大会で潔を下したFWです。
ルームZではトップの順位を誇る優等生。
潔に対して「同じチームなら”良いパスくれそー”」と、
ナチュラルにストライカーとして見ていない発言をしています。

五十嵐栗夢(300位)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

五十嵐栗夢は、お調子者の最下位選手。
寺を継がないためにプロサッカー選手を目指しています。

國神錬介(291位)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

國神錬介は、筋肉がすごいパワータイプ。
無愛想なものの、正々堂々戦おうとする実直な性格の持ち主です。

蜂楽廻(290位)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

蜂楽廻は、テスト開始直後も寝ている変なやつ
トリッキーな動きや思考が特徴的です。

入寮テストの展開・見どころ(ネタバレ注意):狙うなら……

入寮テストは五十嵐がオニとなってスタートしますが、
彼の小細工や、潔を盾にするような行動の結果、
潔がオニとなってしまう。


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

全国から集った有望選手が相手ゆえに、
潔は誰にも当てることができずにいた。
制限時間は、残り1分。目をつけるのは、やはり自分より弱い五十嵐。
全力で逃げる五十嵐ですが、蜂楽と衝突したことで足を痛めてしまう。
千載一遇のチャンス。
生き残るために潔は彼にボールを当てようとするものの……


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

直前で思い直し、
一番強い吉良涼介へと狙いを変える――!


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


――――――――――――――――――――――――――

入寮テストの鬼ごっこでは、
潔がブルーロックで変貌するための決意をするのが、めっちゃかっこいい!


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

彼だけが「世界一になる」という目標を真剣に見据え始めてるんですよね。

そのために、目の前の「とりあえずの勝利」や、
今までどおりの無難な結果を全部捨てて、
一番強い奴を倒そうとするっていうのが、
並大抵の覚悟じゃなくてマジで熱いです……!

そして、潔の覚悟を見てアシストした蜂楽も、
何が起きるのか分からないカオス感があって面白い。


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

こんなふうに、イカれたエゴイストが自分の信念や感性、情熱を持ってサッカーに臨むので、
毎回白熱した試合になって最高にグッときます!

入寮テストの結果・脱落者(ネタバレ注意)


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

【入寮テストの脱落者】
ルームZ:吉良涼介
他のルームからも各一名脱落

ルームZの入寮テストでは、吉良涼介が脱落。


原作1巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔のシュートを受けた次の瞬間、
ラスト1秒で足を伸ばせばチャンスがあったことに気付かず、
無様に去っていきました。




ブルーロックの第一選考のルール・試合結果・脱落者まとめ(ネタバレ注意)


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


それでは次に、一次選考(セレクション)の試合について!
いよいよサッカーらしいリーグマッチが始まるんですが、
ブルーロックならではの課題が、潔たちに降りかかる……?


一次選考のルール


まずは簡単に、一次選考のルールや脱落条件をまとめていきます!

・5チームによる総当りグループリーグマッチ。

・勝ち点が上位の2チームのみが勝ち残り
勝利=3pt引き分け=1pt敗北=0pt

・勝ち点が下位の3チームは敗退

・ただし、脱落したチームの中でも、
最多得点を得た選手は勝ち残ることが可能

・最多得点が同数の場合は、
ペナルティーポイントの少ない選手が勝ち上がり

わかりやすく言うなら、
チームが勝てれば問題なく残れるものの、
下位に転落してしまったら、
チーム内で点を稼いだ人しか残れない、というルールです。

ストライカーしかいないブルーロックでは、
高校の部活のようなチームワークは皆無なので、
まともな試合にすることすら難しいです。
そうなると、「自分だけでもゴールしよう」と奪い合いが発生してして泥沼に……。

秩序が何もない中、
果たして潔たちは勝ち残ることができるのか……!?





第1試合:チームZ VS チームX


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


一次選考の第一試合は、馬狼の率いるチームXが相手となります。
初試合ということで、まともな試合にはならないんですが、
潔と蜂楽が流れを変える……?

チームZの選手・状況解説


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


チームZはリーグの全グループの中でも、順位が最下位。
作戦を立てる時間もないため、
じゃんけんで決めた布陣で戦おうとするなど、かなり厳しい状態。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

いざ試合が始まると、
雷市のスタンドプレーに始まり、
仲間割れしてしまうことに……!?

チームXの選手・状況解説


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

チームXは、243位~253位の選手が集まったチームです。
基本的にはチームZと同じく、仲間割れをしまくっていましたが、
エースの馬狼照英の上手すぎるプレーによって復活。
彼を中心としてチームワークが出来上がり始めます。

チームZ VS チームXの展開・見どころ(ネタバレ注意):負け確でも思考し続けるのが良い!


一次選考の第一試合は見るも無惨なボールの奪い合い、
お団子サッカー
から始まった。
――しかし、馬狼の圧倒的なプレーを見たことで、チームXのプレーは変わっていく。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

対して、未だにまとまれずにいるチームZを見て、
潔は危機感を覚え始める。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

0-5と大差をつけられてしまった潔に対し、
蜂楽は協力して1点もぎ取ることを提案する――。

――――――――――――――――――――――――――


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


というわけで、第一試合はチームワークもクソもないカオスな試合に。
そんな中、ただ一人だけ自分がゴールすることよりも、
チームとしての差がどこにあるのか、
このゲームの意図は何なのか、
を考え続ける潔が冷静でめっちゃいい
んですよね……。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

バラバラのチームをまとめあげるにはどうすればいいのか、
これから先、勝ち続けるためには何が必要なのか。
自分にできる最善を、
頭脳で探していくのがマジで面白い
です!

そして、そんな潔となら点が取れるはずと協力する蜂楽も、
信頼を感じてグッとくる。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

「ゴール前で逢おう」って言葉が死ぬほどかっこいいし、
息ぴったりの連携で、ちゃんと希望を繋いでるのが熱いです!

チームZ VS チームXの展開・見どころ(ネタバレ注意):ストライカー失格……?


蜂楽とのコンビで、ゴール前までたどり着いた潔。
しかし、馬狼に読まれてシュートを阻まれてしまう。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ボールが奪われる瞬間、
潔は後ろにいる國神へのパスを決断する。

結果、國神はゴールを決めるも――


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

馬狼は潔に「才能ねぇよお前」と、
ストライカー失格を言い渡す――。

――――――――――――――――――――――――――
そして、蜂楽のドリブルと潔のパス、
國神のロングレンジシュート
で、
チームXに一矢報いることに成功!


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


……ですが、自分でシュートに行けなかったことや、
フリーの雷市もいたのに、なぜか遠い國神へとパスしてしまったことなど、
潔が自分の行動に失望してしまうことに。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

勝ったらそれでOK、じゃなくて、
どこまでも世界一のストライカーを目指して、
自分の在り方を考え続けるのが面白いし、
ここから潔が自分の能力や強みを探し求めて試行錯誤するのが最高です!


チームZ VS チームXの結果


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


第一試合の結果は、5-0でチームZが大敗を喫することに。
勝ち点が6以下になった瞬間に2位がほぼ不可能になるため、
早くも潔たちは脱落の危機に立たされてしまう……!!




第2試合:チームZ VS チームY


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


そして、チームZの2試合目の相手は、チームY。
1試合目を終えて、作戦を立てたり、チームに必要なものを知った潔たち。
その結果は果たして……?

チームZ(暫定4位)の選手・状況解説


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


1試合目でバラバラだったチームZですが、
「強烈な武器」がチームを作ることを知り、
各々の武器を活かして戦う作戦を立てます。

その名も「次俺9」作戦。
一人の武器を活かすためのフォーメーションを、
時間で区切って交代していくというものです。

しかし、みんなが自分の強みを話していくものの、
潔だけは自分の強みが理解できずにいて……?

チームY(暫定5位)の選手・状況解説


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


2試合目の対戦相手となるチームYは、
現在単独1位のチームVに敗北したチーム。
シュートテクニックがすごい大川響鬼を中心に戦います。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

当然、一戦目の敗北を糧に作戦を練っていて、
固いディフェンスからの、大川のカウンターが特徴。



チームZ VS チームYの展開・見どころ(ネタバレ注意):勝利の快感


一戦目の反省を活かし、
それぞれの強みを活かした次俺9作戦で攻めるチームZ。
対して、チームYは相手の強みを封じることに注力し、
大川によるカウンターで攻めていく。


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

一見、全員で多彩な攻めをしているチームZが有利に進んでいくものの……
潔だけはその中の違和感を感じ取る。

チームYが有利になる局面で必ず関わっている存在、
二子一輝こそが影の支配者であると、潔はその観察眼で見抜く!


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

フィールド全体を見渡す目と、他人を扱う頭脳こそが、二子の武器。
それに対して、似た武器を持つ潔が対抗する――!

――――――――――――――――――――――――――

というわけで、ニ戦目の相手・チームYは
めっちゃしっかり頭脳プレーをしてくる二子くんのチーム。
相手の武器を封じてからのカウンターを仕掛けたり、
静かに潜んで自らが核だと悟らせないようにしたり


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

更には最後に攻め手がないと思わせてからの、全員での攻撃など、
潔たちよりも、よっぽど統率の取れた戦い方でかなり手強いです。

ですが、それに対して潔だけが司令塔の存在に気付いたり、
二子の狙いや思考を完全に看破して、
作戦を防ぐのがめっちゃテンション上がる!!


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

しかも、「他人にパスをする」ことを選んだ二子に対して――
潔は今度こそ後悔しないように、
「自分でゴールを決めに行く」のが最高すぎる!!


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

その熱量を察して、期待しながら
彼にパスを出す蜂楽も、めっちゃ相棒って感じで激アツです!

そして、自らのゴールによって下した二子を見て――



原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

勝利の快感に酔う潔がめっちゃ良い……!!
ここから、より勝利に貪欲になっていく潔が、
マジでかっこよくてゾクゾクしちゃいます!!

チームZ VS チームYの結果


原作2巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


チームZの第二試合は、2-1で勝利。
勝ち点3をゲットし、ギリギリで踏みとどまります。





第3試合:チームZ VS チームW


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


チームZの第三試合は、鰐間兄弟率いるチームW。
潔が自分の武器を自覚し始めたり、
久遠が絶好調でリードするものの……?

チームZ(暫定4位)の選手・状況解説


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


二試合目の勝利のおかげで、潔が265位へ昇格します。
それによって、全員が奮起していてかなり良い状態に。

それに加えて、潔は千切豹馬のアドバイスで、
自らの「空間認識能力」という武器を知ることになります。


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

自分の強みを見つけて、自信を持ち始める潔でしたが、
同時に千切の怪我という地雷を踏んでしまい、
険悪な雰囲気になってしまう……!?


チームW(暫定2位)の選手・状況解説


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


対するチームWは、鰐間兄弟が中心となる2位チーム。
コンビネーションプレーが特徴で、
あの馬狼からも4点もぎ取って勝利を収めています

さらに鰐間兄弟は千切の元チームメイトで、
彼の怪我と恐怖心を煽って、チームZの戦力を削いでいく……!?

チームZ VS チームWの展開・見どころ(ネタバレ注意):10対12のサッカー


鰐間兄弟によるコンビネーションプレーと、
千切の恐怖心を煽るような言葉によって、
一時は防戦一方になってしまう、チームZ。


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

しかし、絶好調の久遠の活躍によって、
チームの雰囲気は持ち直していきます。

しかしその後、久遠はミスが目立つようになっていき……
潔はその違和感に気付いてしまう


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

久遠による裏切りによって、一気にチームZは窮地に立たされるのだった――……!!

――――――――――――――――――――――――――

そしてついに、普通のサッカーではありえない”裏切り”が発生!
デスゲームじみたブルーロックだからこその展開で、
予想外すぎてマジで面白いです!!


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

チームWを勝たせる代わりに、
自分が最多得点で生き残れるようにポイントを譲ってもらう
という、
生き残るためには合理的なやり口で感心しちゃう。
仕掛けるタイミングも、ほぼ大勢が決まった3試合目っていうのがベスト。
残る2チームは1位と2位で、
勝ち目がない+最多得点が逆転されないはず
という読みも、かなりよくできています。

それだけよくできた裏切りなので、当然潔たちチームZはガチで無理ゲーに。


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

立ててきた作戦は瓦解するし、久遠が相手チーム側として動くので、
10人対12人という、数の不利
まで生まれてしまいます。
しかも、千切が封じ込められているため、実質的には12対9といってもいい状態。

あまりにも勝算がないんですけど……
それでも絶対に諦めずに、
勝ちを探す潔たちが本当に熱い
です!

チームZ VS チームWの展開・見どころ(ネタバレ注意):千切の覚醒が熱すぎる!


久遠の裏切りにより、圧倒的な不利を強いられるチームZ。
だからといって、諦める理由はどこにもない。


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ひたすら食らいついていく潔を見て、
千切は怪我の恐怖を忘れ始める。
熱くなった自分を信じて、走り出した千切。


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

潔は彼からゴールの匂いを感じ取って、ボールを託す!


――――――――――――――――――――――――――

そしてついに、千切が怪我の恐怖を克服!


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


彼の俊足で全員をブチ抜いていくのも、
怪我への恐怖より、サッカーで世界一を目指す情熱が上回ってる
のも、
ヤバいくらいにテンションが上がります!!

それに何より、しかもそのきっかけになったのが、
どんなに絶望的でも、食らいついていく潔
なのがマジで胸熱なんですよね……!


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

潔が勝機を探って、諦めずにいたからこそ、
また走ることができたっていうのが、
まさに潔がチームを0から1へ引き上げたって感じがして
マジで嬉しいです。



原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

試合後に手を取り合ってライバル宣言してるのも、
友情を感じてめっちゃ興奮しちゃいます……!


チームZ VS チームWの結果


原作3巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


チームZとチームWの試合は、4-4の引き分け。
これによって、チームZは勝ち点4となり、
首の皮一枚で上位2チームの可能性を残して最終試合へ臨みます。




最終戦:チームZ VS チームV


そして、ついに迎えた最終戦は、
現在グループ1位のチームVとの試合。

裏切ったことでチームの輪から外された久遠がいることや、
得点王である天才・凪誠士郎が相手であること。
様々な困難を抱えながら、
潔は勝利と”自らのゴールの方程式”を探っていく――!

チームZ(暫定3位)の選手・状況解説



原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔たちチームZは、暫定3位
この試合で勝利すれば無事生き残ることができます。

そんな中、裏切った久遠は当然チーム内ではハブ。
彼はチームVが有利になるように取引を持ちかけるも、
相手にされず。
チームZの敗北を祈るほかありません。

そして潔は、この戦いの中で、
ストライカーとしての自分を証明するために可能性を模索。


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

自分の武器を使って、自分でゴールを決める法則を、
試合の中で探すことを決意する――。

チームV(暫定1位)の選手・状況解説


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


対するチームVは、現在トップを走るチームです。
エースである凪誠士郎は、
天才的なトラップとシュートセンスでリーグ内の得点王。


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

さらに、短距離では千切以上の加速を誇る剣城斬鉄の二人を前に、
チームZの全員は、戦意を喪失してしまう……!?

チームZ VS チームVの展開・見どころ(ネタバレ注意):限界を超えろ


試合開始直後から、圧倒的な実力差を見せつけられるチームZ。
早くも戦う気力を失ってしまうものの――蜂楽だけは、愉しげに笑っていた。


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


強すぎる相手。読まれてしまった作戦。
なら、それを超える自分になればいい。
そう言い切って、彼は限界を超えるプレーを目指して走り出す――!


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

蜂楽の進化を目の当たりにしたチームZは、
呼応するように自分の限界を超えたゴールを見つけていく……!!


――――――――――――――――――――――――――

そして、最強格のチームVとの対決は、
純粋な実力差のせいで、一瞬で3点差という絶望的なスタートを切ります。
……ですが、それに対して自分の限界を超える、
新たな挑戦をしてゴールを目指すチームZが、マジでかっこいい


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


しかもそれが、絵心の言う「成功の方程式」を探すように、
自分の強みと、新しい何かをかけ合わせて、
確実に自分のモノにしようとしてるのが、めちゃくちゃよくできてて面白いです。


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

闇雲にやるんじゃなくて、
自分にできることを考えて、その可能性を全力で探っていく。
情熱と論理が両方備わってるのが、説得力あって読み応えがヤバいです!






チームZ VS チームVの展開・見どころ(ネタバレ注意):今いいトコなんだよ


蜂楽と國神、そして千切の覚醒によって、
3-3の同点まで持ち込んだチームZ。

――しかし、それに影響されるかのように、
相手もまた進化していく。


原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

今まで無気力だった天才・凪誠士郎が、
ついに才能を開花させてしまう
のだ。
彼のスーパーゴールによって、再び3-4に逆転されてしまう。

攻めようにも、凪の動きがよくなって上手くいかないチームZ。
しかし、潔は戦場を見渡してアシストし――
弱点を補うことで、再び得点を取り戻す!


原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

潔は自らの能力で未来を予知できることに気付き、
少しずつ、フィールドを支配していく。

――だが、自分でゴールするにはまだ足りない。
未来が読めても、体のスペックが足りない。
ベストな位置を取れても、追いつかれて邪魔される。


原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ラストチャンス、ゴール前。
凪に追いつかれそうな潔は、
自らのゴールに必要な、最後のピースを考え抜く――!!


――――――――――――――――――――――――――

いやもう、一次選考の集大成って感じの試合で、
マジで熱さしかなくて最高!!
全員が全力で食らいついて、
どんどんそのキャラなりの進化をしていくのが見てて面白すぎます。

中でもやっぱり、
潔の進化が目覚ましくてめちゃくちゃワクワクします。


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

今までやってきたことや、土壇場で覚醒した未来予測、
それに加えて、自分に足りないゴールのための”何か”。
一つずつ実感して、考えて、応用して――……
自分だけのゴールに近づいていく感覚が、本当に胸が熱くなるんですよ!

凪の天才ゆえの無自覚な煽りに対しても、


原作4巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

「うるせぇよ天才、今いいトコなんだよ」
って、自分の進化に夢中になってるのが
ギラつきまくってて、クッソかっこいいです!

そして――潔のゴールに足りなかったピースも、めちゃくちゃ合理的。
未来を先読みして動けるけど、
体のスペックが足りなくて追いつかれてしまう。

その弱点を補う方法。
それは、鬼ごっこのときのゴールも、チームYとの戦いのときもやっていた――


原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

トラップというタイムラグのない、ダイレクトシュート!

最初からずっとやってきたシュートで決めるのも熱いし、
先読みというアドバンテージを最大限に活かすという視点が、
めちゃくちゃ納得の行く、完璧な答えすぎて最高!!

未来予知っていう、誰に対しても通用しうる能力と、
自分でゴールを得られる突破力を手に入れて、
潔が天才たちと渡り合えるだけの強さまで成長したのが、
ほんっっとうに達成感がヤバいです!


チームZ VS チームVの結果



原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔のゴールによって、チームZは5-4で勝利!
勝ち点7でグループ内2位となり、全員で勝ち残りを果たします!

第一選考の最終結果・勝敗・脱落者・勝ち残りまとめ



原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


1位:チームV(凪チーム)
2位:チームZ(潔チーム)

WXYが敗退となり、以下の最多得点者のみが残留します。

チームW:鰐間淳壱(6ゴール)
チームX:馬狼照英(10ゴール)
チームY:二子一揮(4ゴール)


生き残りを果たした潔たちは、次なる二次選考へと駒を進めます。










ブルーロックの二次選考のルール・試合結果・脱落者まとめ(ネタバレ注意)



原作5巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


それでは次に、第2クールで描かれる、
二次選考・奪敵決戦(ライバルリー・バトル)
ルールや試合展開、見どころを語っていきます!





二次選考(奪敵決戦)のルール


二次選考は、5つのステージからなる、
レベルアップ形式の課題。

1stステージのみ、個人で行うゴール練習で、
それ以降は特殊なチームで行う試合形式です。
詳細なルールは以下の通り。

二次選考・1stステージのルール



原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

・制限時間90分以内に、
ホログラム「BLUE LOCK MAN」から、
100本ゴールを奪う課題。

・シュートが決まっていくたびにレベルが上がり、
行動エリアやディフェンスが増える。

・100回ゴールで2ndステージへ進出。

最初のステージは、
AIのゴールキーパーから、
90分以内に100本ゴールを取る課題

ここまでは比較的シンプルなんですが、
これを突破してからが過酷です。

二次選考・2ndステージ~5thステージのルール



原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

試合形式の課題。
・2ndステージで3人1組のチームを組み、
3rdステージから試合が開始。

・3rdステージは3対3で任意のチームと、
 5点先取の試合を行う。
(GKはBLUE ROCK MANが行う。)
 勝利したチームは、
 敗者チームから1人を選んで引き抜き、
 4thステージへと進出

 逆に、敗者チームは2人になって、
 2ndステージへ。
 2ndに落ちたチームと試合を行う。

・こうして勝利を重ねて、
 4thステージの4対4の試合で勝利し、
 5thステージ進出
まで繰り返す。
 2ndステージ(2対2)で敗北し、
 最後の1人になった選手は脱落。

少し長いですが、
簡単に言えば少人数での5点先取の試合です。

最初は3人からスタートして、
勝利することでチーム人数が増えていきます。
で、4対4の試合に勝利すれば、
5thステージへと進出し、クリア
となります。

……が、特殊なのはチーム人数の増減の方法。
勝ったチームは、
負けたチームから1人指名して奪う
ことで、
チームメンバーを増やしていきます。


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

つまり、負けても活躍を見せれば次に進めるという救済であり……
逆に、そうじゃないなら
チームにとって重要な選手を奪われる。
そうしてチームとしてのパワーが欠けつつ、
下位ステージへと降格
となってしまいます。

そして、2対2に負けて選ばれなかった人は、
そのまま敗退。


全員が1stステージを突破して、
ゴール技能がレベルアップした中
で、
一次選考以上に
個人での活躍を見せる必要がある課題、
ということになります。

それに加えて、
チームメンバーの増減に合わせて、
戦略の変化や個人の進化も要求される
ので、
毎試合のように混沌とした展開になるのが面白いです!

果たしてそんな中、
潔は自らの力でゴールをもぎ取れるのか……!?


というわけで、2ndステージ以降の
試合の見どころ
を語っていきます!





3rdステージ:潔&蜂楽&凪 VS 糸師凛&蟻生&時光



原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

3rdステージ初戦から、
はブルーロックランキング最上位の凛チームと激突。
果たして、No.1の実力とは……!?

潔&蜂楽&凪チーム


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


は一次選考でチームワークを発揮した、
蜂楽とチームを組むことに。
そして、彼に興味を持ち始めたが、
相棒の玲王と別れて、チームに参加します。

頭脳万能ドリブル
そして天才得点王の組み合わせで、
かなり戦えるチームとなります。
性格の相性もよくて、チームとしては上々。しかし……?

糸師凛&蟻生&時光チーム


△左から蟻生、凛、時光
原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

そして、初戦の相手は糸師凛たちのチーム。
新ブルーロックランキングの1位~3位で、
単純なスペックで見ると最強です。

が、勝てば凛を奪えること、
実力を試したいという欲求から、
潔たちは彼らに挑むことに。

圧倒的なサッカー技術の高さと読みを持つ凛と、
高い身長、長いリーチでオシャな蟻生、
そして化け物フィジカルの時光。
ハイスペックな彼らに、
潔はどう対抗するのか……!?

というのが見どころになっていきます。

展開・見どころ:凛が潔の上位互換……!?


3rdステージの初戦は、
意外にも潔たちの先制点から始まった。


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


蜂楽のドリブル、凪の柔らかいパス、
そして、1stステージで磨きをかけた、
潔のダイレクトシュート!
抜群のコンビネーションを見せるも……


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

「サッカーは殺し合い」
言い切る凛の、圧倒的な技術によって引き離される。

蜂楽と凪の化学反応と、
潔の場を支配する目で対抗しようとするも……


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

逆に動きを読まれ、誘導されて。
レベルの差を見せつけられながら、
敗北を喫するのだった……。

―――――――――――――――

一次選考の最後に、
ようやく自分の武器を自覚した潔ですが、
なんと完全上位互換といっていい、凛が登場。ヤバいです。


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


サッカーの技術やフィジカルで上を行かれるのは、
何度も味わってきたわけですけど、
唯一の武器である”読み”を潰されたどころか、
逆に利用されるという、
完膚なきまでの敗北。


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


この段階だと潔が勝てる部分が一つもなくて、
本当に絶望感がものすごい。

ここからどう成長して、凛に通用する武器を見つけるのか?
このあたりが、二次選考の注目ポイントの一つです。
どうしようもないようにみえるんですけど、
じっくり一つ一つ足りないものを学んでいって、
丁寧に成長していくのがマジで面白い
です!

ただ、潔に襲いかかる逆境はこれだけじゃなくて……?


結果


健闘したものの、2対5で潔チームは敗北。
そしてその代償として――


原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

ブルーロックに来て以来、
ずっと共に戦ってきた相棒、蜂楽を奪われてしまう……!





2ndステージ:潔&凪 VS 馬狼&成早



原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


凪とともに降格した潔。
ここで負けるとどちらかは脱落となる窮地です。

そんな中、彼らが戦うことになったのは、
チームZを初戦で苦しめた王様・馬狼と、
かつてのチームメンバー・成早だった!

潔&凪チーム



原作6巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


蜂楽を奪われ、
二人は「パス」がないと
自分たちの武器が活きない
ことに気づく。
潔たちは自分の力で
ゴールをもぎ取ることができるのか……?

馬狼&成早チーム


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔たちの相手は、馬狼と成早。
馬狼は3rdステージにて、
一人で4点を取る活躍
をしていて、
相変わらず絶好調。

対して成早は、同じく凡人側の潔に、
バチバチに敵意を向けていて……!?


展開・見どころ:凪の進化&合わせる潔のコンビがすごい


蜂楽というチームの柱を失った潔たち。
パスがなくて上手く武器を使えない中、
一人でゴールをもぎ取る馬狼と戦う
ことに。

先制点を奪われてしまうが、
凪は自らの能力を伸ばして、
1対1で勝つ方法を見つけ出す――!


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


―――――――――――――――

2対2の戦いになって、
馬狼が無双しそうな空気でしたが、
凪の進化によって五分以上の状態に。

パスを失ったものの、
それを補うために自分の武器を伸ばして、
抜き返す方法を考える
のが、
ブルーロックらしくて最高。


△奪おうと近づく相手を、ワンタッチで躱す
原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


で、彼の進化のディテールをその場で理解して、
「じゃあ次は相手は離れるはず」と予測、
「それなら敵が追いつけない、
早いパスを出せばいい」

というところまで思考が進む潔も、
めっちゃすごい!

どうしようもないときに、
ちゃんと思考を巡らせることで解決するのが、
合理的だし、見てて面白いです。

展開・見どころ:変化を恐れないのがかっこいい!


凪が覚醒し、馬狼たちから得点を奪うものの、
まだ潔は自分ひとりで戦う方法を見つけられずにいた。

そんな中、同じく息をひそめていた
成早が動き出す。
彼の武器は「裏への飛び出し」。
それを見て潔は、
自分にずっと足りなかった視点を手に入れる。


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


「ボールを持っていない時の動き」と、
「死角」を巡る攻防。
それをインプットして、
潔は新たな領域へと足を踏み入れる!


―――――――――――――――


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


そして、潔もついに強者を出し抜く戦略を手に入れる!
フィールド全体を意識して動くことはできたものの、
ボールを持ってる時しかそれを活かせていなかった。

実際にはそうじゃなくて、
常に死角を突いて、
有利なポジションを得る争い
がある事に気づいて、
そこにも能力を使って裏をかく……という、
めっちゃ納得の行く成長
です。


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

それだけでも面白いんですけど、
潔はその場で敵から学ぶのがすごいんですよね。
普通、自分の常識やこだわりみたいなものに
執着しがち
なんですけど、
ちゃんと考えた上で、
それが必要だと分かったら迷わず飛びつける。
その貪欲にあらゆるものを学び取っていく感じが最高だし、
これからの成長がめっちゃ楽しみになります……!


結果



原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔が自分でゴールする力を手に入れたことで、
5対4で無事勝利!
馬狼をチームに加え、
再び3rdステージへと進出します。

そして、選ばれなかった成早は、
最後の一人となってしまったため、
ここで脱落です。




3rdステージ:潔&凪&馬狼 VS 千切&國神&玲王



原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


再びの3rdステージは、
ともに戦った千切・國神と、
凪の相棒・玲王のチーム。

因縁の相手だが、
潔チームは新たな爆弾を抱えていた……!?

潔&凪&馬狼チーム


原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


2ndステージで化学反応を起こせた潔と凪。
この調子でいけば通用すると思ったのも束の間、
馬狼は一切協力する姿勢を見せず、
化学反応が起こせない……!?

千切&國神&玲王チーム



原作7巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

凪に捨てられ、復讐に燃える玲王と、
千切と國神のチーム。

スピード・フィジカル・作戦をこなす、
バランスがよくて総合力が高いです。

展開・見どころ:「邪魔すんなよ、ヘタクソ」


試合開始直後から、
馬狼を徹底マークする國神たち。
潔たちはフォローしようとするも、
馬狼は決して他人にボールを渡そうとしない。
そんな中、玲王たちはチームとして相乗効果を生み、
潔たちを圧倒していく――。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


対抗するように、
潔は凪との化学反応でゴールを決めるも、
馬狼は考えを改めることはない。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


個人プレーを続ける馬狼に対し、
潔は彼を”喰う”ことを決意する!

―――――――――――――――

再びの3rdステージでは、
馬狼を制御できずに苦心する潔たちが描かれます。
が、それに対する答えが
まさにブルーロックらしくて、めっちゃ興奮する。
他人が合わせてくれることを期待するんじゃなくて、
勝手に動くことさえ踏まえて、利用して、支配する。

その方針がまずかっこいいし、
具体的な動きがどこまでも合理的なのがヤバすぎる。
個人プレーのせいでマークが薄い馬狼に、
ボールを出すフリをすることで、
警戒されている凪をフリーにする。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


勝手にボールに食らいつこうとする馬狼を壁にして、
潔が凪からのパスを受け取り、ゴールする……!

浮いた駒の馬狼を完全に利用して、
自分の理想のシナリオのために踏み台にする。
この全員を思うままに使って出し抜く感じが、
めっちゃ気持ちよくてベストバウトまであるプレーです。

で、事実として得点に全く貢献できない馬狼に対して……
「ヘタクソ」と意趣返しするの、めっちゃ熱い。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

完全に”上を行った”感覚が最高です!

展開・見どころ:絶望から学ぶのがすごすぎる


一人でゴールのために動こうとする馬狼。
しかし、その動きは全て潔に利用され、
王様としてのサッカーはできずにいた。


そして、馬狼は自らの非力に絶望し、
潔に自分からパスを出そうとしてしまう。けれど……


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

土壇場で自らの能力を活かし、
ゴールへの道筋を見つけ出す――!

―――――――――――――――

散々煽り散らかされた上、
実際にゴールを取ることができなくなった馬狼。
……が、ちゃんと心が折れた後、
それを受け止めて、
さらに成長する馬狼がマジでスゴイ。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

自分にできるフェイントとドリブル
そして「潔に注目が集まってる」という状況で、
今度は潔を囮に使ったり、目隠しとして使ったりする
という、ちゃんと「自分でゴールする」ために、
必要なことを考えた上でのプレーを、
土壇場で見つけ出すのが熱いです。

ちゃんと自分の至らなさに絶望して、
その上で学んで、改善できる
のが生半可じゃない精神力。


原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

やけくそになるのでも、諦めるのでもなくて、
ちゃんと「今のやり方じゃ勝てない、
勝つためにはどうするか」

って考えることで進化していくのが、
マジな強者で今後が楽しみです!


結果



原作8巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


馬狼の覚醒の結果、5対4で潔チームが勝利。
千切をチームメンバーに迎えて、
いよいよ4thステージへと駒を進めます。





4thステージ:潔&凪&馬狼&千切 VS 凛&蟻生&時光&蜂楽



原作9巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


そして、4thステージでの潔たちの相手は、
初戦で敗北を喫した、凛たちのチーム。
ここで勝てば二次選考はクリアだが、
果たして潔は完全上位互換の凛に勝てるのか……!?

潔&凪&馬狼&千切チーム


原作9巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


馬狼が覚醒し、潔は「ヘタクソ」発言を撤回。
和解した上、少しずつ相互理解が進んでいく。
そして、チーム内でぶつかり合って伸びていく人材として、
千切を迎え入れて、
凛たちとも渡り合えるチームに
なりました。

凛&蟻生&時光&蜂楽チーム


原作9巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


そして、対戦相手は凛たちのチーム。
3rdステージ勝利後からメンバーの入れ替えはなく、
トップ3+蜂楽という強敵です。

潔との再戦を喜ぶ蜂楽ですが、
試合の中で自らのプレイスタイルに疑問を抱き始める……?


見どころ:上位互換・凛への対抗策が面白い


化学反応によって進化したプレーで、
先制点をもぎ取ったのは潔チーム!
全く読めない動きで意表をつくことに成功するも、
凛はたった一人で、全員を完封する。


原作9巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


潔はそのプレーの意図を理解できることに気づくも、
身体能力の差で追いつくことができない。
しかし、チームとの連携と新たな発想で凛に対抗する――!

―――――――――――――――

マジで、凛が化け物すぎる。
なんでもできるし、潔以上の解像度で読んで、
全員を操る
のが無敵すぎるんですよね。

が、それに対抗できるようになった潔たちも面白い。
まず、絶対に読めない馬狼の存在。


原作9巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


味方と競って利用し合うという、
3rdステージで全力でぶつかり合って身に付けたそれが、
サッカーのセオリーとは真逆で、
だからこそ通用する

っていうのがクソ面白い。ちゃんと納得もいくし。
ちゃんと絶望して学び取ったことが、
次にも生きてるのがよくできてる。


それに加えて、
凛個人への読みを深める
潔の思考
も面白い。


原作10巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


1.凛なら、絶対にここまで読んで、
ギリギリでシュートを止めてくるはず。

2.なら、そこでシュートを撃たずに、
ワンテンポ遅らせて、反応できないように撃つ。
この「できてしまう」からこその弱さを突く感じが、マジで天才的。
めっちゃしっかり「起きたこと」に適切に対処して、
攻め筋を見つける

この読み合いの密度がヤバくて、見応え抜群。面白すぎる……!


見どころ:蜂楽の覚醒と、それを読む潔、最後の『運』


そんなふうに、凛に対しても渡り合い、
読み合う事が可能になった潔。

そんな彼らを見て、
蜂楽は自らが二人の眼中にないことに気づいてしまい――
自らの「かいぶつ」を探すサッカーを捨てる!


原作10巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


一人独走する彼に、唯一、潔だけが反応する。
しかし、勝負の行方は……!?

―――――――――――――――

そして、最後のプレーとなった蜂楽のボール。
全然眼中に入ってないことに気づいて、
「かいぶつ」にパスばっかしてた蜂楽が、
ついに自らのエゴを手に入れたのが熱い!

で、そんな彼の覚醒をひとり「読んで」、
潔だけが追いつくのも痺れる。


原作10巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介

誰かにパスを出すはず、という一般的な予想ではなくて、
今この瞬間、蜂楽が一人でゴールを奪うはず
と信じて止めに行くのがかっこいい。
今フィールドで起きていることをちゃんと理解して、
その場で考えて動いてる
感じが、
凛とはまた違った強さで感動
かなり実戦的な強さで、これからの成長がマジで楽しみになります。


しかし、そんな実力は『運』によって覆されてしまう。
弾いたボールが凛のもとへ行き、
彼がゴールを奪います。


原作10巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


……一見完全に運ゲーじゃねえか、
って文句を言いたくなる結末だし、
実際潔もそう悔やむんですけど……
『運』さえちゃんと、実力の出る要素だと
説明してくれる絵心がいいんですよね。


原作11巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


最後は運で決まったのは事実。
でも、「こぼれたボールでそのままゴールを取れる場所に、
意識して位置取りできた」
という、
凛が「最大限得点するための努力」を怠らなかったからこそ、
運が味方をした、っていうのが、
勝負事の真理すぎて、マジで痺れる。納得しかない。

最後の最後まで、互いの強さに納得のいく試合だったし、
拮抗してるからこその読み合いが死ぬほど面白かった……!
しかも、潔がちゃんと読みで凛の上を行き続けてたのが、
成長を感じてめっちゃ熱い。
そして最後は運だったけど、
それも込みで実力が出た
って感じの決着で、
もうね、濃度がヤバい。
かなり見応えがあって、ずっっっと楽しい試合でした……!


結果



原作10巻より
(C)金城宗幸・ノ村優介


4対5で潔チームは敗北。
しかし、凛の指名によって潔が選ばれ、
二次選考をクリアする
という結果となりました。


こうして二次選考をクリアした潔たちですが、
今度は世界レベルの選手や、
日本代表選手たちとの試合に挑む
ことに……!?
まだまだ熱い成長と、手に汗握る神試合が続くので、
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