今回は、キングダムの桓騎について紹介します!
秦の将軍の中でも異質な、元野盗の荒くれ者。
拷問、略奪、虐殺と、勝つためになら何でもする残忍な男ですが……あの六将にも匹敵する才能を持つ、戦いの天才です。
桓騎が敵将を手玉に取る強さを見せるところや、自信に満ちた姿がマジでかっこいいので、彼のかっこよさや活躍、名言をご紹介していきます。
一部ネタバレを含むので、苦手な方は公式アプリのヤンジャン!をどうぞ。
キングダムの漫画が、基本無料のゴールドで最新話まで読めるので、桓騎の活躍を原作で読んでみたい方は落としてみてください。
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【キングダム】桓騎がかっこいい!強さや性格を解説
第198話より
(C)原泰久・集英社
CV(声優):伊藤健太郎さん
桓騎は秦軍の将軍。
ほかの将軍たちとは違い、もともとは秦の南にいた、大野盗団の首領という特殊な出自の男です。
そのため、将軍としての誇り高さなどに一切興味はなく、とにかく残虐。
野盗時代に攻め落とした街の住人全員の首を落としたことから、「首斬り桓騎」と恐れられ続けています。
第203話より
(C)原泰久・集英社
将軍になった今でもその残虐さは変わらず、勝つためなら、拷問、略奪、虐殺をためらわずに行う無法者。
そんな桓騎のかっこよさについて、詳しく解説していきますね。
桓騎の強さ・かっこよさ:とにかく頭がキレて、めちゃくちゃ頼れるカリスマ
桓騎の強さの真髄は、その知略・軍略。
野盗として独自に培った兵法と、どんな軍師にも思いつかない奇策を以って敵を倒します。
野盗時代は、秦の討伐軍が桓騎たちを倒すことは一度もできなかった上……彼の参戦した山陽、函谷関、黒羊での戦いでは、その全てで彼が劣勢をひっくり返しています。
敵陣に敵兵のふりをして紛れ込んだり、敵将の心の拠り所をピンポイントで潰して脅したりと、
その上で、桓騎は普通の軍略家のように細々と考えるのではなく……全てを見透かして、自信を持って振る舞うところがマジでかっこいい。
第474話より
(C)原泰久・集英社
最初から最後まで状況を読み切って、勝つための作戦を遂行する。
時に大胆すぎて成功するのか不安になるようなことでさえ……彼は不敵に笑って「勝てる」と断言する。
そんな同じく野盗の荒くれ者ばかりの桓騎隊が心酔し、全てを任せる圧倒的なカリスマ。
荒っぽいのに冷静な頭脳を持っていて、根拠のある自信に満ちた表情が、
ゾクゾクするくらいかっこいいです……!
というわけで、桓騎についての簡単な解説でした。
次に、具体的なシーンとともに桓騎のかっこよさや活躍、名言をご紹介していきます。
ストーリーのネタバレを含みますので、苦手な方はヤンジャン!を落としてご覧ください。
【キングダム】桓騎のかっこいいシーンや名言!これまでの活躍を解説!(ネタバレ注意)
それではいよいよ、桓騎のかっこいいシーンや名言をご紹介します。
山陽での戦い(アニメ2期)、合従軍編(アニメ3期)、黒羊(4期以降)での活躍をそれぞれまとめて、解説していきますね。
桓騎の山陽でのかっこいいシーン・名言:玄峰を討つ
桓騎の初めての活躍は、山陽での廉頗たちとの戦いのとき。
森に隠れて不意打ちを繰り返して、魏軍をジリジリと追い詰めていた桓騎軍ですが、玄峰によって本陣を見つけられてしまいます。
しかし、桓騎は魏軍が本陣を狙ってきたのを見計らって、
魏軍の伝令役に変装し、玄峰のもとを直接襲撃!
第212話より
(C)原泰久・集英社
「敵兵に扮して潜入など、軍略と呼べる代物ではないぞ」と的外れな非難をする玄峰を鼻で笑う。
「弟子にしてやってもよいぞ」と不遜に言う玄峰の首を、一刀両断。
「いるかよ、雑魚が」と吐き捨て、彼を殺します。
野盗らしい奇襲でめっちゃかっこいいし、現実見えてない爺を「雑魚」と見下すのが最高なシーンです。
桓騎の山陽でのかっこいいシーン・名言:総大将・白亀西を討つ
第239話より
(C)原泰久・集英社
そして、秦本陣が廉頗と戦っている隙を突いて、桓騎は魏の本陣へと潜入。
魏本陣の下に桓騎軍を配置して、敵がそちらを見ている間に……桓騎は後ろから潜入。
一瞬のうちに敵の総大将、白亀西を捕縛して命乞いを強要します。
命乞いせず、誇り高い死を選んだ白亀西を、一度解放するフリをして、
嘲笑うように後ろから胸を刺し貫く。
秦軍が窮地の中、敵将をきっちり討つという頼もしさと、容赦なく敵を弄ぶ残虐さがイカス。
桓騎の合従軍編でのかっこいいシーン・名言:井闌車に火矢を放つ
第277話より
(C)原泰久・集英社
合従軍との戦いでは、桓騎は函谷関の守りを担当。
呉鳳明の井闌車によって、函谷関が渡られそうになり慌てふためく秦軍。
――しかし、ただ一人落ち着き払った桓騎は、いつもの不敵な笑みを浮かべて言うのです。
「仕方ねェな、遊んでやるか」と。
大量の兵士が送られてくる井闌車。微動だにしないそれに、桓騎が取った行動は。
――油と火矢を放ち、逆に攻め入っていた魏兵たちを一網打尽にする。
窮地を一気にチャンスに変える一手で、マジで見事。一切動搖せずに、すぐさまこの作戦を実行する知力がすごい。
しかも使った油はパクってきたものと、まさに野盗だった桓騎だからこその策って感じなんですよね。
辛酸を舐めた呉鳳明に対しての「てめェははしゃぎすぎなんだよ」って言葉も最高にイカス名言です……!
桓騎の合従軍編でのかっこいいシーン・名言:「心配すんな、全部上手くいく」
一度は井闌車を追い払ったものの、毒と床弩による網によって再び攻め入られる函谷関。
火矢を対策した井闌車に対して、桓騎は……火矢と煙玉で再び火攻めを演出。
逃げ惑う魏軍の後ろから、桓騎たちは張唐とともに堂々と地上へ降りるのです。
魏の不意を突いて旗と鎧を奪って、敵軍へと紛れ込むのです。
魏と韓が混じった15万人もの軍の中に紛れ込むことになり、部下の雷土は怖気づくも……桓騎はそれに気づき、一言で不安を拭う。
「心配すんな、雷土」
第301話より
(C)原泰久・集英社
「全部、上手くいく」と。
その一言と、色気さえ感じる自信に満ちた表情に……桓騎軍は文句も言わず、ついてゆく。
そして、狙うは――大将首。
函谷関の上から観察し、手薄な成恢の首を取ることを決断し、この計画を実行。
そして――張唐にその首を討たせることに成功するのでした。
度胸と戦術眼によって為される大胆な戦術と、
それを疑わせないカリスマが、最高にかっこいい瞬間。
将軍であることに誇りを持ち、邪道を嫌う張唐でさえ……その実力を認めざるを得ないほどの成果を示します。
桓騎の黒羊でのかっこいいシーン・名言:「ウケるだろ」
そして、黒羊での戦いでは、桓騎軍と飛信隊が趙軍と交戦。
この戦いでは総大将となった桓騎の知略が、いよいよ本領を発揮します!
相手は麃公とも渡り合った本能型の武将・慶舎。
慶舎は絶好のチャンスをわざわざ作って、桓騎軍を攻め込ませようとするものの――……
第461話より
(C)原泰久・集英社
何もせずにその日を終え、「ウケるだろ」と慶舎を嘲笑う!
敵将の思惑を全て見透かし、狙いを外す。完全に上を行く立ち回りがクレバーすぎてヤバい。
そして更に……それに激昂し突っ込んできた慶舎を逆に狩る。
完全に慶舎の動きをコントロールしていて、
この言葉どおり、きっちり手のひらの上で踊らせる。歴戦の武将を弄ぶほどの強さを発揮するのでした。
桓騎の黒羊でのかっこいいシーン・名言:「俺のやってることはいつも、完全勝利の結果につながっている」
……しかし。慶舎を討った後、桓騎は有利になった戦場から撤退します。
せっかくの有利を手放すような行動に、さすがの桓騎軍の部下たちからも不満が漏れます。
「丘から撤退したのは、丘を取って勝利するため」と、一見矛盾する答えしか言わない桓騎に、詰め寄る雷土たち。そんな彼らに、桓騎は言う。
「お前ら最近、考え方が”軍”に染まってきてねェか?……理由だの、戦術だの。どうでもいいだろが」
そういってから、彼らの目を見て桓騎は断言する。
第475話より
(C)原泰久・集英社
「四の五の言わずに、昔みてェに俺を信じろ。俺のやってることはいつも、完全勝利の結果につながっている」
――その一言で、全員が勝利を確信するし、納得する。
勝つから黙ってついてこいという自信に満ちた名言で、最高にかっこいいんだ……!
桓騎の黒羊でのかっこいいシーン・名言:紀彗の弱みを突き、黒羊を制する
そして、桓騎が「完全勝利につながっている」と言い切った作戦は――桓騎らしく、悪魔のような作戦でした。
黒羊にいた、何の罪もない集落の人々を襲撃。
死体を弄び、敵将紀彗のもとへと贈り――紀彗が最も大切にしている、離眼城の民を同じように狙うという文を送るのです。
そうして、離眼城を狙うように桓騎は移動を開始。
紀彗が離眼城を守るために黒羊を去ったところを……
第483話より
(C)原泰久・集英社
悠々と丘を登り、黒羊を占拠。戦わずして完全勝利を収めるのでした。
敵将の弱点を拷問で探り、脅しのために黒羊の民を苛烈に殺して弄ぶ。
「桓騎なら本気で離眼城で殺戮しかねない」と思わせているからこその悪魔的な作戦で、めちゃくちゃかっこいい。
河了貂に「あの李牧でも昌平君でも絶対にできない」と言わしめるほどの計略。
しかも、自軍の被害を最小限に抑えての勝利ということで、”完全勝利”となる唯一の道を選び取ったという、軍師の中で最も結果を出したことに。
手段を選ばない作戦を繰り出すので、見てて最高に面白いですし……それを堂々とやるかっこよさがたまらないので、ぜひ原作漫画でも桓騎の活躍を読んでみてください!
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特に黒羊での戦いは桓騎の行動すべてが意外で面白いですし、不敵に笑ってみんなを率いる姿がマジでかっこいいのでぜひ読んでみてください。
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まとめ
キングダムの桓騎についてでした。
残虐な武将ではあるものの、とにかく頭がキレて、敵の狙いを読んで弄ぶ知略を持ちます。
そして、その作戦で最高の勝利へ導くだけの実力と、それを信じさせる自信とカリスマが最高にかっこいい……!
合従軍のあとの黒羊戦(41巻~45巻)で魅力が爆発しますし、その後の鄴での戦いでも活躍するので、気になる方は漫画版をどうぞ。
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