かぐや様は告らせたいの270話「天才たちの」のあらすじの感想！（ネタバレ注意）

1 かぐや様は告らせたいの270話「天才たちの」のストーリー・あらすじ（ネタバレ注意）
2 かぐや様は告らせたいの270話「天才たちの」の感想！（ネタバレ注意）
3 かぐや様は告らせたいの270話を読むなら
4 かぐや様は告らせたいの単行本を揃えるなら
5 まとめ

今回は、かぐや様は告らせたいの270話、
「天才たちの」の
あらすじと感想を語っていきます。

ネタバレを含んでしまうので、
苦手な方は公式アプリのヤンジャン！で
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かぐや様は告らせたいの270話「天才たちの」のストーリー・あらすじ（ネタバレ注意）

秀知院学園の卒業式前日。
秘密で来日していた白銀は、
四条帝に呼び出ばれて再会していた。

帝は彼に期末テストでの勝負を挑もうとするが、
白銀は、もう1位を取ることに興味がないと断る。

そんな彼を羨ましそうに見つめ、
「天才とはなにか」と問いかける帝に――白銀は言う。
「天才は個性なのだから、自由にすればいい。
四宮は自由にしたし――俺はそんな彼女を、愛している」と。

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

そして白銀は逆に、才能を活かして起業することを明かしながら――
帝に対して、ガッチガチに対策をして挑んだ
期末テストの答えを手渡す。

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

あくどい表情を見せる白銀と、呆れ果てる帝。
そんな様子を、もう一人の天才が隠れて眺めているのだった……。

かぐや様は告らせたいの270話「天才たちの」の感想！（ネタバレ注意）

それではここからは、
270話の感想を語っていきます。

かぐや様270話「天才たちの」の感想：終わってしまう……

やばいって。

なんか真面目な話をしだして、今まで以上に、凄い終わる雰囲気をだしてきたよ。

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

俺知ってるよ！
これ、銀魂とかで締めにいい話をしだす雰囲気だよ！！

い、いやだー！
終わってほしくない！

俺はもっと、
藤原の馬鹿なところとか、
藤原のやべぇところとかもっと見たいんだよ！！

うう……
最終回が近いのは、当たり前にわかってたけど
いざこうやって目の当たりにすると、
やっぱりキツいものがある。

マジで終わってほしくないんだけど、
こればっかりはしょうがないよなぁ。

かぐや様270話「天才たちの」の感想：白銀御行の成長

駄々をこねてても仕方がないので、
ちょっと真面目な感想を喋るけど、
まず、御行（会長）がもの凄く成長を感じられていいよね。

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

以前は、かぐやの隣に立つために、
文字通り命を削って成績に拘ってたわけだけど、
『勉強で一番になる』は、彼にとって手段（道具）にすぎなくて、
『本当に大切なもの』（四宮と幸せに過ごすこと）をしっかりと自覚できているのが強い。

以前は、『付き合ったあとも、弱い自分は見せられない、完璧な自分でい続けなければいけない』
と思っていた白銀御行が、
もの凄く成長したな、と感じる。

150話より
（C）赤坂アカ・集英社

かぐや様270話「天才たちの」の感想：天才とは何か

そして、この作品における、
『天才とは何か』という問への答えも描かれた。

『天才』とは、『歪さ』であると。

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

これはもの凄く、納得できる答えだと思う。

御行の言う通り、全方位に秀でた、完璧な人間など殆どおらず、
皆何かしらの欠陥や、『普通』とは言えない何かを抱えている。

そのうえで、かぐやと御行が、全く違うの道を選んでいる、
というのが面白い。

かぐやは自分の才能よりも、
自分が本当にしたいことを選んだ。

御行は、自分の才能を伸ばして、
自分のやりたいことに活かすことを選んだ。

↑一見、全く違う生き方を選んだ二人
270話より
（C）赤坂アカ・集英社

この二人の歩く道は、
一見、御行の言う通り真逆に見えるけど、実際は違う。

二人に共通しているのは、
ただひたすらに、
自分のやりたいことに真摯なこと。
そして、そのやりたいことのために、ひたすらに考え続けていること。

才能も、財力も、もって生まれた運も、
そんなものは些細な問題ではなくて、
自分のやりたいことのために、配られたカードで一生懸命に考え、動き続けること。

そんな二人の生き方が、
もの凄くこの漫画らしくて、
素晴らしいメッセージ性を感じる。

これまでの社会の価値観の変化を振り返ってみると、

一昔前の社会の価値観は、
『勉強して、いい学校に入って、いい仕事につく』
『いかに他人と同じことを、他人よりも優れて行えるか』
が至上だった。

最近の社会の価値観は、
『いかに自分の才能を使って生きるか』
『他人にはできない、自分の得意を活かして、どう楽に過ごしていくか』
に変わり始めている。

きっとこれからも、
社会の価値観は変わっていくけれど、
変わらないことが一つだけある。

一人ひとりの、独立した個人が、
自分の価値観に従って、
周りに流されずに、
自分で考え、自分の思うように生きていくこと。

そして、自分の価値観を共有できる恋人や仲間と共に、
歩き続けること。

きっとそれこそが、
いつの時代も、
幸せになるため唯一の道なんだろう。

かぐや様270話「天才たちの」の感想：次回がただただ楽しみです

そんな真面目なことも考えてみたけど、
俺のこの話に対する感想は、やっぱり一つしかない。

頼む、終わらないでくれ……

ほんとに毎週の楽しみで、
毎週の生きがいだったので、
終わるのがマジで辛い。

とりあえず、次回はかぐやがなんだかサプライズを用意しているみたいだし……

270話より
（C）赤坂アカ・集英社

最後の恋愛頭脳戦、全力で楽しませていただきます。

最終回の感想はこちら。
→かぐや様は告らせたいの最終回・271話「グッバイ秀知院！」のあらすじや結末の感想！（ネタバレ注意）

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まとめ

かぐや様は告らせたいの270話の感想でした。
終わってしまうのが本当に惜しい……！

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