ベルセルクの最新話・374話
「眠れる黒の獣は ただ静かに佇むのか」
のあらすじの感想を語っていきます。
43巻のネタバレを含んでしまうので、
まだ読んでいない方は374話が掲載されている
ヤングアニマル 2023 No.19を読んでください。
(※雑誌のバックナンバーは、販売期限が過ぎている場合があるのでご注意ください)
目次
ベルセルクの最新話・374話「眠れる黒の獣は ただ静かに佇むのか」のあらすじ(ネタバレ注意)
クシャーン帝国の兵に襲われた船。
兵士たちはガッツの眠る船倉へと乗り込んでいく。
鎖をかけようとする兵士たちに、
倒れ伏すガッツは反応できるか――……?
ベルセルクの最新話・374話「眠れる黒の獣は ただ静かに佇むのか」の感想(ネタバレ注意)
ここからは、個人的な感想を語っていきます。
ベルセルクの374話の感想:リッケルト!リッケルトじゃないか!!
リッケルトきたああああああああ!!
え、嘘!?
見間違いじゃないよね!?
君、リッケルトだよね!?
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リッケルト……だよな!?
374話(ヤングアニマル 2023 No.19収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社
良かった……
前回の掲載から、はや4ヶ月。
あまりにもいいところで終わりすぎて、ヤキモキがMAXだったんですが、
そんな苦労が全て報われた気がします。
なんてったって、これでガッツ復帰の糸口が見つかりましたから!!!
バンザーイ!
これで勝つる!!
……えー、我ながら興奮しすぎて、
ちょっとまともな日本語になってないと思いますので、
少し落ち着いて話していきます。
まず、改めて現在の状況の確認ですが、
前回のあらすじとしましては、
ガッツがゲロ吐いてる所に、
チンピラみてぇなツラしたクシャーンがやってきた
というのが、簡単なあらすじとなります。
![]()
素敵な笑顔を浮かべる、クシャーンの兄貴達
373話(ヤングアニマル 2023 No.11収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社
で、問題は、このクシャーンはどっちなのかということです。
どっち、というのは、
鷹の団の部下のクシャーンなのか、
それとも、リッケルトやシラットが亡命した、バーキラカの隠れ里と繋がっている、
鷹の団と敵対しているクシャーンなのか、
ということです。
推理の糸口としては、以下のとおり。
なにせ、グリフィスが妖精島に現れ、魔女たちが魔法の力を失った直後の襲撃。
一連の流れが、すべてグリフィスの計画によるものと考えるのは、至極当然である。
・しかし、それにしては、クシャーン達の人相が悪すぎる。
鷹の団の部下ならば、その瞳には使命感や義務感が溢れているはずである。
・そうなると、こいつらはむしろ、
リッケルト達が亡命した勢力……
鷹の団と現在敵対している勢力のクシャーンではないか?
……と、いうところまでは、
前回の感想で書きました。
正直、自分で書きながら、リッケルトが絡んでる可能性は相当低いと思ってました。
クシャーンの表情についても、勿論、作画スタッフの方々を信じてはいましたが、
同時に、やはり三浦先生の作画ではないので、違和感が出てしまう可能性も0じゃないかな、と思っていました。
そんな状況に、このサプライズ!
これでテンション上がるなってのは無理ってもんです!!
スゲー面白い!!!
ベルセルクの374話の感想:反撃の狼煙
で、ここでガッツとリッケルトが出会うことに何の意味があるかといえば、
ガッツがグリフィスに逆襲するきっかけになるんですよね。
まず、現在ガッツは、絶賛グリフィスに負けてトラウマ中ですが、
もしもここから立ち直ったならば、当然、キャスカを救いにグリフィスの元へ向かうはずです。
以前は、【キャスカを守るか】、【グリフィスに挑むか】の二つに一つしかなかったガッツですが、
奇しくも、今の状況は、ガッツがやりたかったことが一つにまとまった形です。
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今や、目標はただひとつ。
28巻より
(C)三浦建太郎・白泉社
そうなると、当然、ガッツはグリフィス率いる鷹の団へと挑むわけですが、
現状の戦力では、逆立ちしてもグリフィスにたどり着くことはできません。
なにせ、今や鷹の団は、世界に現存する唯一にして最大の軍団。
ガッツやセルピコがどんなに強くてもあまりに多勢に無勢です。
ガッツがキャスカを取り戻し、グリフィスに打ち勝つためには、
どうしたって、こちらも軍レベルの勢力と繋がる必要があります。
だというのに、現在、世界の殆どの人間はグリフィスを盲信しています。
夢のお告げ――託宣により、ほぼ全ての人間は、光る鷹を救世主とあがめています。
そんな鷹に弓をひける軍など、世界に存在するのか?
その、唯一と言ってもいい存在が、リッケルトと繋がっているクシャーンなんですよね。
彼らは、おそらくですが、
バーキラカの首領、シラット(若)と、志を同じにしているはずです。
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人外に仕える事に抵抗を示すシラット
38巻より
(C)三浦建太郎・白泉社
ここで、ガッツ達とクシャーンが接触したのは、決して絶望ではありません。
むしろ、希望の始まりと言える――そう、私は考えます。
一つだけ気になることといえば、新章の名前が不穏すぎる点でしょうか。
東方流離――東をさまよい歩くとあります。
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不穏すぎる章題
374話(ヤングアニマル 2023 No.19収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社
ただ、正直、ガッツ達がさまようのはいつものことといいますか。
絶望のさらにその下まで叩き落されて、そこから立ち上がるのがガッツだと思うので、私はそこに期待しています。
ある意味、今回の話が、ベルセルクの作画が変わってから、一番面白く感じました。
未来への期待感がありますからね。
個人的に、どん底から這い上がる物語が好きすぎるので、続きが楽しみでなりません。
ベルセルクはもうすぐ、最新刊の42巻も発売されます。
私の周りでは、三浦先生が亡くなってから、読むのをやめてしまった、という人も多いです。
勿論、故三浦先生の作品はあまりに偉大であり、違和感を覚えるのは当然だとは思いますが、
それでもなお、新スタッフによるベルセルクは、このように素晴らしいものだと私は思っています。
もし、読むのをやめてしまった、という方がいらっしゃいましたら、
是非ともこれを機に、また読んでみてほしいです。
三浦先生の作った素晴らしい世界感が、そこには広がっていますので。
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まとめ
ベルセルクの最新話・374話「眠れる黒の獣は ただ静かに佇むのか」の感想でした。
ベルセルクの374話が掲載されている、
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