今回は、連載が再開したベルセルクの最新話・365話「十六夜のしじま」~366話「潮流の目」について!

41巻の続きとなるエピソードが2話同時に連載されたので、そのあらすじと感想を語っていきます!


ネタバレを含んでしまうので、苦手な方はヤングアニマル 2022年 No.13をご覧ください。

(※雑誌のバックナンバーは、販売期限が過ぎている場合があるのでご注意ください)






ベルセルクの365話「十六夜のしじま」のあらすじ・ストーリー!(ネタバレ注意)



365話(ヤングアニマル 2022年 No.13収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社


その正体を顕にした月下の少年――グリフィス

ガッツと対峙する彼を見たキャスカは、生贄の烙印からの痛みに悲鳴を上げる……!

そして――唐突なグリフィスとの再会に、ガッツは怒りと憎悪に囚われ、我を忘れていく。

激昂し、グリフィスへとドラゴンころしを振るうガッツ!


果たしてその刃は、グリフィスに届くのか――!?



ベルセルクの365話「十六夜のしじま」の感想!(ネタバレ注意):スタジオ我画の描くガッツやパック、グリフィスが凄すぎる


ここからは感想です。

まずは、何をおいても、これを言わねばなりますまい。

スタジオ我画の皆様、本当にありがとうございます。

絵がすごい。凄すぎる。めちゃくちゃクオリティが高い。


最初の1Pからびっくりしましたもん。
パックが空を飛んでるところの雰囲気、ベルセルクみが高すぎる。


↑最初の1P目から凄くワクワクする
365話(ヤングアニマル 2022年 No.13収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社


パックだけでなく、グリフィスの美しさ、ガッツの激昂、キャスカの叫び、どの表情をとっても一級品です。

まさか、三浦建太郎先生が亡くなった後に、これだけのものが読めるとは、夢にも思っておりませんでした。


ストーリーについても色々語りたいんですが、それは次の項目で述べます。










ベルセルクの366話「潮流の目」のあらすじ・ストーリー!(ネタバレ注意)



ガッツが狂気とともに振るったドラゴンころしは……グリフィスに届かない。

傷一つつかないグリフィスに、それでも何度だって大剣を振るい続けるガッツだったが、それも長くは続かった。

彼らが争う場所に、不死のゾッドが現れる――!

ベルセルクの366話「潮流の目」の感想!(ネタバレ注意):ストーリー監修の森恒二先生のキャラへの理解が深すぎる!シールケとファルネーゼのやりとりが神…!!


さて、感想です。

この回で強く感じたのは、ストーリー監修である、森恒二先生自殺島創世のタイガ等の作者)への深い感謝です。


実は当初、私はこのベルセルクが再開すると聞いて、大きな不安が一つありました。

それは、

あんなに面白くて濃厚なストーリーを、三浦建太郎先生以外の他の人間が書けるわけがない。

という不安です。

ベルセルク再開は、確かに嬉しい。
でも、出てきたものが、もしもベルセルクとは似ても似つかないものだったならば、私はきっと好きになれない。それは、何よりも辛い。

と感じていました。

しかし、今回の連載再開のエピソードを見て、そういった不安は全て消し飛びました。

ストーリー監修の森恒二先生は、ご自身でも仰っているとおり、確かに三浦先生からベルセルクを高い精度で受け継いでいる

これなら、安心して楽しむことができると、強く感じました。


特に私が感動したのは、ファルネーゼとシールケの対話です。


366話(ヤングアニマル 2022年 No.13収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社


派手なシーンではありません。
むしろ、ガッツとゾッドが相対するところに比べれば、非常に地味なワンシーンです。

しかし、こういった細かい台詞のやり取りを、三浦先生がいなくても描けるというのは、とんでもないことだと思うのです。


監修の森恒二先生は、このように公言しています。

『皆さんにお断りと約束があります。 なるべく詳細を思い出し物語を伝えます。そして三浦が自分に語ったエピソードのみやります。
肉付けはしません。 はっきり覚えてないエピソードもやりません。 三浦が自分に語った台詞、 ストーリーのみやります。』

ということはつまり、こういった細かいセリフも全て三浦先生から受け継いだものだということです。

三浦先生、どんだけ森先生に詳細に語ったんだよ!?
そして森先生、どうしてそんなに細かい所まで覚えてられるんだよ!?



この再開したベルセルクという作品は、間違いなく、この偉大な漫画家二人がいなければ成立していません。

三浦先生がベルセルクを生み出してくれたこと、

三浦先生が森先生にベルセルクを最後まで語ってくれたこと、

森先生がベルセルクをこうして語り継いでくれたこと、

スタジオ我画の皆様が、ベルセルクを描いてくれること。

この全てに、深い感謝の意を示します。



最後に、ストーリーについて触れますと、ゾッドも現れ、急激に話が動き出した感があります。

グリフィスはなぜ現れたのか?目的はいったい何なのか?

グリフィスとゾッドの出現に対し、妖精王や島の魔術師はどう対応するのか?

少なくとも、幼子の姿であったグリフィスには悪意がなかったということですが、
正体を見せた今、グリフィスにとって最も障害となる魔術師達を、グリフィスはこのまま放置するのか?


この『先が気になってしょうがない』感覚は、まさしく当時、ベルセルクが連載していた時の感情そのままです。

次回が待ちきれません。早く読みたい!


続きとなる367話が掲載されました!感想はこちら。

ベルセルクの最新話・367話「桜散霧消」のストーリーと感想!(ネタバレ注意)





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まとめ


ベルセルクの最新話・365話「十六夜のしじま」と366話「潮流の目」の感想でした。

スタジオ我画の皆様と、森恒二先生に深い感謝を。


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