この記事では、ヤングアニマル 2024年No.22で連載された、ベルセルクの最新話・378話「招かれし刺客」のあらすじと感想を語っていきます。
一部ネタバレを含んでしまうので、苦手な方は雑誌を読んでからご覧ください。
前回、クシャーンの会合にラクシャスが襲来……!?
目次
ベルセルクの最新話・378話「招かれし刺客」のあらすじ(ネタバレ注意)
クシャーンの会議・クリルタイに現れた夜魔(ラクシャス)。彼は、幽世の門を開き、クシャーンは魔物に包まれていく。
民はトロールに襲われ、妖獣は制御を失っていく……。
しかし、そんな中でもガッツは絶望の淵にいるのだった……。
ベルセルクの最新話・378話「招かれし刺客」の感想(ネタバレ注意)
ここからは、個人的な感想を語っていきます。
ベルセルクの378話の感想:もーめちゃくちゃだよ
【悲報】前回、平和だったクシャーンの街、一瞬で幽界の闇に呑まれる
そうだった……これベルセルクだった……。
平和っぽい所に逃げたところで、逃げ出した先に楽園なんかありゃしなかった…………。
ちょっと前回、「よ~し、これでもう安心!クシャーンの皆と力を合わせて、グリフィスに反撃だ~(^O^)」とか平和ボケなこと抜かしてた感想投稿者をぶっ飛ばしたいですね。
ただ、今週のセルピコめっちゃカッコよかった!
俺、セルピコ本当に好きなんですよね。
基本的に最後はフィジカルや武器でゴリ押しになる頭グルールなキャラが多いベルセルクにおいて、地形や相手の武器を利用して戦おうとするクレバーな振る舞いがすごく好き。
加えて、ファルネーゼとの歪で禁断な関係も好きすぎるというか、
ファルネーゼはガッツに惹かれていてそこを歯がゆく見るしか無いポジションも含めて、ちょっと歪さと複雑さが天元突破してる関係も好き。
すんません、話がそれたので、改めて今週の話に戻りましょう。
前回、突然現れたラクシャス。なぜ急に、このタイミングで?
実はずっとリッケルトに張り付いていたのか?
夜魔
(……?
…………
私は……
一体…………?
ここは……
…………思い……出した
あの時 私は………………死………………)
378話(ヤングアニマル 2024年22号収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社
おー……本人もわかってないパターンですか。これ新しいな。何が起こってるかさっぱりわかりません。
ここでちょっと、ラクシャスについて簡単に振り返っておきましょうか。
なにせ最後に出たのが38巻の話――もう約10年前の話なんでね。ぶっちゃけ、覚えてない読者も多いと思う。
ラクシャス(夜魔)はもともと、バーキラカ一族から追放されたはぐれもの。
(バーキラカ=若とかがいる暗殺集団。
もともとクシャーン帝国に属していたが、最近まではほぼ奴隷扱い。
そのため、クシャーン帝国でも鼻つまみ者の扱いを受けている。
ラクシャスはそんなバーキラカの中でもさらに鼻つまみ者の快楽殺人者)
彼(彼女?)は使徒であり、その属性から光の鷹に惹かれるも、同時に、「いつか鷹を殺す」ことを夢見ている模様です。
で、38巻ではリッケルトがグリフィスをひっぱたいて決別したわけですが、(おそらくは)それを快く思わなかったロクス(グリフィスの側近の騎士)の差し金で、ラクシャスはリッケルトを暗殺に動きました。
リッケルトはこれを、若やダイバ(爺さん)と協力することで撃退。みんな仲良くなって(平和的な表現)、クシャーンの地まで流れた……というのが、38巻で描かれたあらすじです。
(関係ないけど、確認のために久しぶりに38巻とか読み返したら、ちょっと面白すぎた。改めて、三浦先生の表現力すげぇ……ってなったよね)
で、俺はてっきり、ラクシャスは死んだのではなく、なんとか追手を振り切った程度に考えてました。
最終的にリッケルトが大砲をぶっ放して撃退はしたわけですが、使徒なら、あれぐらいじゃ死ぬことはないだろうと。
あれかな?隠密とスピードに長けた使徒だから、装甲は紙なのかもしれない。
とにかく、本人が自分で自分を死んだと認識しているわけですから、多分本当に死んだんでしょう。
だというのに、ラクシャスは復活。さらには幽界をクシャーンの地に呼び出すという、普通の使徒じゃできない(なんなら多分、カミナリオヤジでも短時間じゃ無理)なことをやってのけています。
う~ん…………これ、普通に考えたら、ゴッドハンドが関わってるよねぇ?
ゴッドハンドならば、瀕死のラクシャスに力を与えて、場所を移動させるなんて朝飯前でしょう。
ただなぁ……仮にそうだとすると、
ゴッドハンドがラクシャスを復活させて、
でもってクシャーンのお偉いさんにとりつかせて、
そこで要人を爆発させて会議をめちゃくちゃにした、
……ということになるんですけど……
なんか俗っぽすぎない?
あいつらって、基本的にその辺漂ってるだけというか、あんまり俗世の細かいことには興味が無い気がするんですよねぇ。
例えば、テキトーにクシャーンの地に幽界を発生させる、ぐらいはゴッドハンドなら誰でもやりそうなんですけど、こんなピンポイントに会議のシーンをめちゃくちゃにする、みたいなタイミングで介入するかっていう
(それもまた因果と言ってしまえばそれまでですが)
一応あれですか、ガッツに興味津々なエロエロのねーちゃん(スラン)なら、ギリギリあり得なくもないですか。ガッツにちょっかいかけたいし、彼女は割と俗世に詳しそうだし。
今回発生した幽界、クリフォト(幽界の闇)も、あのねーちゃんの領域なんで、あのエロ女が関わっているとすると、今回の事態も納得がいきます。
だとすると……これはまさか、ガッツを立ち直らせるのは、あのスランということもあり得るのか?
ガッツはゴッドハンドのフェムトことグリフィスを撃つために、同じくゴッドハンドの娼姫、スランの加護をうけて戦う!……みたいな
流石に飛躍しすぎですかね。
ただ、ゴッドハンドは多分一枚岩じゃないし、正直何考えてるか未だにさっぱりわからないので、なにやらかしてもおかしくない、って気はします。あまりに精神構造が人間と違いすぎて、行動や全く読めん。
今回の話は、久しぶりの連続掲載で、ベルセルクらしい絶望シーンも多く、
逆にセルピコがすごくカッコよかったり、考察しがいのある展開だったりで、かなり満足度が高かったです。
続きも早くみてー!
スタッフの皆様、大変だとは思いますが頑張ってください!!
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(今回登場したラクシャスの話は38巻のエピソードで読めます)
まとめ
ベルセルクの最新話・378話「招かれし刺客」の感想でした。ベルセルクの378話が掲載されている、ヤングアニマル2024年22号はこちら。
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