ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」のあらすじの感想!(ネタバレ注意)

この記事では、ヤングアニマル 2025年 No.5で連載された、ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」のあらすじと感想を語っていきます。

一部ネタバレを含んでしまうので、苦手な方は雑誌を読んでからご覧ください。

前回ガッツのもとにラクシャスが迫る……!?






ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」のあらすじ(ネタバレ注意)

ラクシャスにより襲撃を受けたクシャーン。
一時は怯えていた民も、シラットの演説で立ち上がり、妖精島の人々たちと戦い、オークを退けた。
しかし、地下牢で眠るガッツは、現れたラクシャスの攻撃を受け入れてしまう……!?

ガッツ
(やっと…来たか……
オレの…死神が)


380話(ヤングアニマル 2025 No.5収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社


一方その頃、シールケは霊体となり、ファルコニアでキャスカを探していた――。






ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」の感想(ネタバレ注意)


ここからは、個人的な感想を語っていきます。

ベルセルクの380話の感想:これはキレていい


【悲報】ガッツ、死を受け入れる


うわーやられた!

前回の、ガッツが言ったラクシャスへの「やっと……来たか……」ってそういう意味かよ!

確かにガッツは、現在グリフィスに敗れて非常にネガティブですが、まさかここまで弱気になってるとは思いませんでした。


ガッツ
(やっと……来たか……




オレの…死神が


380話(ヤングアニマル 2025 No.5収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社



これは悪い意味で意表をつかれました。
こんな弱気なガッツ、見たくなかった。


これに関しては、シラット(若)がブチギレたのに凄く共感します。

それだけはしちゃならねぇよ。



シラット
「何故!
受け入れた!!

何故 死を受け入れた!!!

答えろガッツ!!」

380話(ヤングアニマル 2025 No.5収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社



これまでガッツは、敗北することは多々あれど、「諦める」ということだけは一切ありませんでした。


不死のゾッドと初めて対峙したときも、

蝕で全てを失ったときも、

モズクス様と蝕の再現で絶望的な状況に陥っても、


ガッツは決して、敗北や死を受け入れるということだけはありませんでした。


彼がファルネーゼに言った言葉は、今でも印象的で、強く心に残っています。



ガッツ
「祈るな!!

祈れば手が塞がる!!」


21巻より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社



繰り返しになってしまいますが、本当にシラットが怒ってくれて良かった。

この読者(というか僕)の代弁が入ってなかったら、モヤモヤしてしょうがなかったです。

シラットがキレてくれたからこそ、ちょっと冷静になれました。






もちろん、ガッツがこうなってしまった理由は痛いほど理解できるし、やむを得ないとも思います。

それでもやはり、ガッツには決して折れずに、再び立ち上がることを期待します。

そう。かつて蝕の直後に見せた開戦ののろしのように。



ガッツ
「生贄だ!? 供物だ!? 運命だ!?

小むずかしい理屈並べてんじゃねえぞ!!

要するにこいつは戦だ!!いつもと何も変わっちゃいねぇ!!

戦ってのは最後に立ってたもん勝ちなんだよ!!



オレは殴られたら必ず殴り返す!!


あの腐れバケ物どもも、一匹残らずオレが狩り殺す!


これが! 開戦ののろしだ!!!!


13巻より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社





――さて、ストーリーのほうに目を向ければ、霊体となったシールケがファルコニアに侵入。

キャスカの居場所を探っています。


シールケ的にはちょっと複雑かもしれませんが、なんとか彼女にはキャスカの居場所を突き止めて、ガッツに伝えてほしいです。

多分、今のガッツが立ち直るには、キャスカの情報しかありません。





相変わらず、ストーリーは非常に重厚で、見てて本当に面白いです。

ここまで心が揺さぶられる漫画、そうそうないと思う。

まだ見てない方は、是非とも雑誌でチェックしてみてくださいませ。




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まとめ


ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」のあらすじと感想でした。

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