
この記事では、ヤングアニマル 2025年No.4で連載された、ベルセルクの最新話・379話「阿鼻無間に踊る者たち」のあらすじと感想を語っていきます。
一部ネタバレを含んでしまうので、苦手な方は雑誌を読んでからご覧ください。
前回、ラクシャスの襲撃により、クシャーンが窮地に……!?
目次
ベルセルクの最新話・379話「阿鼻無間に踊る者たち」のあらすじ(ネタバレ注意)
ラクシャスの襲撃により、闇に包まれたクシャーンの街。逃げ惑う民だったが、シラットの演説により立ち上がる。
そして、イシドロやファルネーゼ、セルピコたちも戦う中、ラクシャスが向かった先は……
ガッツのいる地下牢だった――!?
ベルセルクの最新話・379話「阿鼻無間に踊る者たち」の感想(ネタバレ注意)
ここからは、個人的な感想を語っていきます。
ベルセルクの379話の感想:ガッツはどこ…?ここ…?
今回のカラー表紙、めっちゃいいですね。
トロールに立ち向かう、パックとイシドロの師弟コンビ。
その脇を固める、セルピコと髭のおっさん。
さらに後ろでは、ファルネーゼが全体をサポートしていて、まさに全員集合!って感じのポスターです。
……ガッツは?
すごいです。これまで散々主人公を痛めつけたあげく、まだガッツは前線に出させてもらえないようです。
どんだけ登場を引っ張るんだよ!……とやきもきしていたら、最後に嬉しいサプライズ!
なんだかんだあって若達に追い詰められた夜魔(ラクシャス)が、ガッツの持つ”闇”に惹かれて、ついに二人が出会いました。
やばい。これはテンション上がるわ。多分この二人、初会合ですよね?どんなやり取りするんだろ?
あり得るパターンとしては、ラクシャスがいきなりガッツに襲いかかって戦闘に入ったり、逆に会話をすることで意気投合したりと、いろんな可能性があり得て、考えるのが楽しいです。
個人的にはこの二人、実は割と気が合うんじゃないかと思っていて、なんならラクシャスが仲間になってくれないかなとすら思ってます。
ほら、ラクシャスはもともとグリフィスの首狙ってるし、もともとはバーキラカを追放されたハグレモノじゃん?
ガッツとゾッドじゃないけど、割とガッツは敵の一部とは波長が合う方だとも思うし、これからガッツがバーキラカやクシャーンと一緒に戦うなら、ついでにラクシャスがダイバとかの横にチョコンと居ても違和感ない気はするんですよね。
(グリフィス率いる新生鷹の団が人間+使徒の混成軍に対し、
ガッツ側も人間+裏切った使徒の一部だといい対比になって熱い最終決戦にならね?というオタク的発想)
まぁ、あんだけ人を殺したラクシャスを仲間にするのは倫理的にいかがなものか、みたいな考えもあると思うんですけど、大量虐殺の過去で言えばファルネーゼも負けてないから…
なんなら、この女はマジで自分の快楽、オナニーのために殺してた節があるからね。ヤベー過去度合いでいえば実はトップクラスです
(僕はそんなゆがんだ過去にコンプレックスを持つファルネーゼも、
セルピコと歪に支え合うファルネーゼも、
ガッツに淡い恋心を抱くファルネーゼも全部ひっくるめて彼女が大好きです)
ところで、最後のシーンのガッツのセリフ、けっこう意味深ですよね。
ラクシャスの気配を感じたところで彼は……
ガッツ
(……やっと
来たか…)
379話(ヤングアニマル 2025 No.4収録)より
(C)三浦建太郎・スタジオ我画・森恒二・白泉社
基本的に現在のベルセルクのセリフは、すべて故三浦建太郎氏が言い残した台詞ということなので、(42巻 巻末おまけ参照)このセリフも三浦先生が意図したものという前提で話を進めますが、状況的には割と違和感があるセリフです。
というのも、ガッツは現在、文字通り剣を折られて意気消沈の真っ只中。積極的に敵と戦う自信などないはずです。
そんな中、敵の気配がきて、「来たか」とまるで歓迎するような態度を見せるのは違和感があります。
可能性の一つとしては、シールケの働きがあって、ガッツが既に精神的に立ち直っている、というのがあります。
既にガッツは戦士としてのメンタルを取り戻し、使徒を倒す気満々という状況。
ただこの場合、ガッツは現在武器もないし、手も鎖で繋がれて動けないしで、めっちゃガン不利の状況で戦わなきゃいけないわけですから、ちょっと考えにくい気もします。
もう一つは、単純に言葉のとおり、「使徒であるラクシャスを待っていた」という可能性。
ガッツは、使徒に会いたかったんですね。
ただ、こうだとすると次は勿論「なんでわざわざガッツが使徒の来訪を待つ必要があるのだ」という話になります。
ここからはかなり突拍子もない話になっちゃうんですが、ガッツとラクシャスのこの二人、ともにお互いの”闇”を欲しがってるんじゃないかなと。
ちょっと抽象的で意味不明な表現になりますが、まず大前提として、ラクシャスがガッツの下に向かった理由は、ファルネーゼが光の結界をクシャーンの街中に張り巡らせた結果、ラクシャスが”闇”を求めたからです。
使徒であり、影に生きるラクシャスからすると、光の結界は居心地が悪すぎて、力が弱まるから、贄であるガッツに闇の気配を感じて、そこに惹かれたという話ですね。
じゃあ、ガッツはというと、現在黒の鎧(狂戦士の甲冑)も失い、現在戦うメンタルにないわけですが、使徒の来訪の気配は既に感じ取っていました(377話参照)
ガッツは改めて、使徒を打ち倒し、戦士としての自信を取り戻そうとしているのではないでしょうか?
戦いに敗れて失った自信は、戦いの中で取り戻すしかない。
だからガッツは、ラクシャスという”闇”を待ち望み、それを迎え撃つことで、自らの戦士の誇りを取り戻そうとしているのでは――と感じました。
個人的には先程いったとおり、二人が割とうまがあって、仲間になるという展開が一番ムネアツなのは間違いないので、そういった展開に期待したいところです。
なんと予告を見る限り、次号に続くとありますので、2週間後には続きが見られるとのこと。これも熱い。
話の内容はマジでテンション高いですし、緊迫感あって盛り上がってきましたので、まだ見てない方は是非とも雑誌などで読んでみてくださいませ。
次回の感想はこちら。
→ベルセルクの最新話・380話「影は二度死ぬ」のあらすじの感想!(ネタバレ注意)
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(今回登場したラクシャスの話は38巻のエピソードで読めます)
まとめ
ベルセルクの最新話・379話「阿鼻無間に踊る者たち」の感想でした。ベルセルクの379話が掲載されている、ヤングアニマル2025年4号はこちら。
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