この記事では、Gファンタジー 2025年10月号で連載された、地縛少年花子くんの最新話・129話「邂逅 其の二」のあらすじと感想を語っていきます。
一部ネタバレを含んでしまうので、まだ読んでいない方は雑誌で読んでからご覧ください。
前回、時を遡った先で、寧々は中学生の柚木普と遭遇する――！？
目次
地縛少年花子くんの最新話・129話「邂逅 其の二」のあらすじ（ネタバレ注意）
「花子くんの4歳の誕生日」までタイムスリップした寧々。時計守の改変を止めようとする彼女だったが、中学生の柚木普とも遭遇する。
ふたりで柚木家に潜入するものの、4歳のあまねくんに発見されてしまう！
――その時、中学生の普は4歳の自分自身に告げる。
普（中学生）
「俺は泥棒じゃなくて殺人犯だよ
お前の弟を殺しに来たんだ」
129話（Gファンタジー 2025年10月号収録）より
（C）あいだいろ・SQUARE ENIX
念入りに、つかさから目を離したら彼を殺しに行く、と伝える普。
その目的は、つかさくんが”ニセモノ”にならないよう、助けるためだった。
それを聞いた寧々は、改変を止めるということは、彼の望みを止めることだと気づいてしまう――……。
地縛少年花子くんの最新話・129話「邂逅 其の二」の感想（ネタバレ注意）
どうしよう、何から話せばいいんだ……。
いやまず幼つかさくんの表紙がヤバいじゃん？
129話（Gファンタジー 2025年10月号収録）より
（C）あいだいろ・SQUARE ENIX
無垢なのにあんなに妖しい感じの表情、ズルすぎじゃないですか。
魔性のかわいさですよ。
赤い家燃えてるけど。あのシーン思い出してやっぱ怖くもあるけど。
ていうか先月、先々月（本編は休載）と、連続で表紙ってすごすぎません？
供給がとんでもない量……今月と先月はアニメとリンクしてるのも粋ですよ……ありがとうございます、あいだいろ先生……！！
で、本編は普くん（中学生）が花子くんすぎてヤバいし、
あまねくん（幼）が可愛すぎだし、
運命があまりに残酷すぎてしんどいし……。。。
言いたいこと山盛りすぎるって！！！！！
というわけで、今月も感想を語っていきます！！
普くんが花子くんすぎてヤバい
まずね。
普くんが花子くんすぎて最高なんですよ！！
明日はＧファンタジー10月号の発売日！ 花子くんは表紙で登場🔥🔥
— あいだいろ@24巻発売中！ (@aidairo2009) September 17, 2025
懐かしさを感じる本編もよろしくお願いします✨🍭 pic.twitter.com/CjTWoXvphb
最初にあまねくん（幼）を脅した時とか、「あ！またやってる！」って思いましたもんねｗｗｗ
こういうことするんですよ、花子くんは。
「お前が見守ってないと、俺がつかさを殺す（＝つかさから目を離さず守ってて）」みたいに、自分を悪者にして大切な人を守ろうとするんですよね。本心を伝えずに。
エソラゴトの時とか、断絶の時とか、ずーっとそう。
こういう花子くんらしい習性を見るだけでニヤけちゃいます。
で、寧々ちゃんにも全部を明かそうとしない彼ですけど、慣れっこな寧々ちゃんがしっかり怒ってくれるのも、二人らしいやり取りでほっこり。
寧々ちゃんがちゃんと聞いたら、観念して素直に話してくれるところとかも、彼女には弱いんだなぁって思えて嬉しい。
やっぱり、この二人が一緒じゃないと、って思っちゃいます。
……その後、普くんのお腹が鳴っちゃったり、奢ろうとするけどお金が使えなくて逆に奢られる寧々ちゃんとか、締まらないところも二人らしくていいよね……ｗｗ
あまねくん（4歳）可愛すぎでは？？？
で、普くん（中学生）の演技に見事に騙されちゃうあまねくん（幼）の可愛さよ。
挙動が4歳児すぎてヤバいです（当たり前）。
だって、おっきくコクコク頷いたり、とてとて後ずさって、あたまぶつけちゃって……。
で、怖さと痛さで、ちょっとずつ涙が出ちゃって……決壊しちゃう、みたいな一連の流れ、あまりにも4歳児……！！！
愛くるしさに完全にやられちゃいました。全ページ可愛い。
なんでこんな残酷な仕打ちを……？
しかし、ですよ。
最後の最後で特大の爆弾が。
この過去を改変したのはどうやら、時計守じゃなくて普くん（中学生）のようで。つまり……。
普（中学生）
「俺は弟を助けて未来を変えるためにここに来たんだ」
（中略）
寧々
（だったら私は…あまねくんがつかさくんを助けるのを
止めなきゃいけないってこと…？）
129話（Gファンタジー 2025年10月号収録）より
（C）あいだいろ・SQUARE ENIX
寧々ちゃんは、彼の望みを止めなきゃいけない、ということ。
……いや、でも、そうだよね。
改変された未来は、普くんは花子くんになっていなくて、柚木先生（青年普くん）が赤い家に囚われてたわけですから……やっぱり、つかさくんが本来のルートとは違う未来を辿っていたわけで。
その未来を変えて元の世界に戻すということは、つかさくんがカミサマに囚われるようにしなきゃいけない、ってことなのは、確かにそうだよなぁって。
ここに来て、また改変されたばかりの頃（117話頃）が思い返される展開……！
元の世界に戻るということは、”改変された後”の人たちや、それを望む人たちの幸せを壊してしまう、というしんどさが、また襲いかかってきました。
しかも、寧々ちゃんが一番大切に思ってる、花子くんの願いという形で。
つら！！！！
えー……どうすればいいんだろう。
元の世界に戻さなきゃ、もう二度と花子くんとは会えない。
でも、元の世界に戻すということは、つかさくんはカミサマに取り憑かれて、赤い家に囚われて……花子くんが、つかさくんを殺してしまう。
どっちに転んでも苦しいじゃん！！！
でもなぁ……やっぱり、元の世界に戻れば、まだ花子くんとつかさくんは、話し合えるって思っちゃうよね。
つかさくんは、ニセモノじゃないかもしれないから。
時計守の境界（108話）で、幼女寧々ちゃんに見せた面倒見の良さとか「（あまねは）来てくれたことないもん」ってセリフとかに、カミサマじゃなくて”つかさくん”を感じちゃったんですよね、なんの根拠もないけど。
だから、元の世界に戻って、花子くんがつかさくんと思いっきり本音をぶつけ合う……っていうのが良い、とは思います。
だけど、中学生の普くんはその未来のことを知らないし、純粋につかさくんが助かってほしい、って思ってるだけ。
それを説得するのは難しすぎるし、頑張ってタイムスリップしてきた普くんに、「つかさくんのことは諦めて」なんて残酷なこと言えないよ！！
うえーん、難しすぎるししんどすぎる～～～～！！！
そんな感じで、普くんがほんっっっとうにつかさくんのことを大切に思ってるのが伝わってきたり、あまねくんがとんでもない愛くるしさだったり、どうなっちゃうのか分からなすぎる苦しい展開だったりで、最高にドキドキしちゃう……！
尊さとしんどさが一斉に押し寄せてくる、ものすごい回なので、ぜひGファンタジー 2025年10月号で読んでみてください！
次回の感想はこちら。
→地縛少年花子くんの最新話・130話「邂逅 其の三」のあらすじ・感想！（ネタバレ注意）
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まとめ
地縛少年花子くんの最新話・129話「邂逅 其の二」の感想でした。
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→【地縛少年花子くん】のアニメ2期続編（13話以降）は7月から！ストーリーは漫画の何巻から？（ネタバレ注意）
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