黒執事の最新話・209話「その執事、欺罔」のあらすじと感想!(ネタバレ注意)

今回は、黒執事の最新話・209話
「その執事、欺罔」のあらすじ感想
を語っていきます。


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黒執事の最新話・209話「その執事、欺罔」のあらすじ(ネタバレ注意)


スネークは思い出す。
サーカスでの日々と、
ファントムハイヴに拾われた日のことを。

違和感を抱きながらも、
家族に、本当の仲間になりたいと思ったことを。

そんな彼の魂は、
淡々と査定されていく……。






黒執事の最新話・209話「その執事、欺罔」の感想(ネタバレ注意)


ここからは、個人的な感想を語っていきます。

黒執事の最新話・209話の感想:嘘でしょ?



枢やな先生は悪魔か

いや……わかってた。
わかってたけどさ……

ここまで容赦が無いとは思わなくない?


スネークの過去がさ……
最近は少しずつ明かされてさ……

やっと、やっとスネークがもっと掘り下げられるんだ!
シエル達と真の仲間になれる時が来たんだ!!

とか思ってた矢先の出来事よ?

こんなあっさり死ぬとか思わないじゃん。


前回果たしてスネークは、どちらの手をとるのか?
とか考えていたのが遠い昔のようです。

むごい……余りにむごすぎる……。

それこそ、スネークに倣うなら、
「こんなことになるなら、なんでスネークを仲間にした?
なんでこんなにもスネークを魅力的に描いたんだ?」


と言いたくなります。


あー……
ちょっと、頭の中が真っ白で、うまく言葉が出てきません。

あまりにもショックすぎる……






黒執事の最新話・209話の感想:2日経って



上の文章を書いてから、2日経ちました。

だいぶ落ち着いてきたので、209話の感想を、改めて進めていきます。


時間がたった今、私が最もかきたいと感じているのは、
【なぜスネークが死ななければならなかったのか?】

言い換えると、
【彼の死は、黒執事という作品のテーマにどう関わっているのか?】
ということです。


私がどんなに悲しんでも、スネークの死は変わりません。
もう、戻ってくることはないんです。

(正確に言うと、動く死体になって戻る可能性はあります。
先生ならそれぐらいやってきそうで、今からそれが怖い)


ただ、改めてスネークの死について掘り下げ、
「彼の死は、この黒執事という物語にとって、こんな意味があったんだ」と納得することは、
私にとってとても意味があることに感じたので、
彼の死について考えてみようと思います。


さて、スネークは黒執事という作品のテーマにどう関わっているのか?を考えるならば、
当然ですが、
黒執事のテーマとは何か?
を考える必要があります。


あくまで、個人的解釈になりますが、私は、黒執事のテーマは大きく分けると2つあると思っていて、
その一つが、
「嘘もつけないバカは死ね」
と感じています。


もう少しマイルドに表現するなら、
「嘘も方便」
「目的のためには、手段にこだわるよりも、あらゆる手を尽くしてでも目標を達成することが必要だ」
あたりになるでしょうか。


思えば、黒執事のキャラクターは嘘だらけです。

シエルはずっと、自分が死んだ兄弟とをついていました。
エリザベス(リジー)はずっと、自らの剣の実力をっていました。
劉(ラウ)は、表向きは中国の貿易会社を営んでいることになっています。


勿論、味方だけではありません。
敵もみんな嘘つきだらけです。

自らの立場をいていた、赤い死神グレル・サトフ。
サーカスの皮を被って、幼子を攫うドール達。
天才を村一つを使ってしぬき、毒を作らせる科学者。
医療団体やアイドルを隠れ蓑にして、血を集める葬儀屋一味……。


黒執事という作品ほど、
」「暗躍」「陰謀」といった言葉が似合う作品も、そうそうありません。

(こうした中で、作品一の”正直者”がセバスというのは皮肉なことです。
彼は”あくまで”執事であり、主人のシエルに対して、決して嘘をつくことはありません。
勿論、嘘をつかないというだけで、それが誠実というわけではないのですが……)


そんな、敵も味方も嘘を付き合う世界の中で、スネークはあまりにも正直すぎました
幼い、と言ってしまってもいいかもしれません。

彼はあまりにも素直で、実直で、そして、世間の汚さを知らなすぎた

結果、ドールとフィニ(シエル達)のに打ちのめされ、
それが命を落とす、きっかけの一つとなったのは、間違いないところです。





ただ、ここまでの話だけだと、
まるでスネークが馬鹿だから死んだと言っているように聞こえてしまうかもしれませんが、
そういった意図は、もちろんありません。
(そもそも、馬鹿が死ぬなら、真っ先に脱落するのはフィニの方です)

ここでもう一つ、この黒執事で私が大切だと感じるテーマが、
「自分自身の意思で、自らの人生を切り開いていけ」というメッセージです。

言い換えるならば、
「自分の尊厳を大切にしろ」
「自分自身の人生の選択を、他人に委ねるな」

といった言葉になるでしょうか。

そしてこれが、シエルが主人公足り得る理由だと、私は考えます。

敵も味方も嘘をつく、卑怯者たちが騙し合うこの世界で、
なぜシエルは勝ち続け、主人公でいられるのか?


それは彼が、自らの誇りを取り戻すために、戦い続けているからです。


そもそも、シエルがセバスと契約した理由は、一言で言えば復讐です。
自分自身をひどい目に合わせた奴らへの報復が、彼の第一の目的です。

これは一般的、現代日本の感覚からすると、歓迎されることではありません。
復讐などせずに、悪いことをした人間は法に裁いてもらうべきで、私刑(リンチ)はご法度です。

しかし、彼は止まらない。
なぜなら、それが自分の尊厳を取り戻す唯一の方法だから


ここで人狼の森の事件における、シエルの言葉を振り返ってみましょう。


シエル
(そうだ。
僕が悪魔と契約したのは……
僕が誰にも負けない力を欲した理由は――)

「――僕は、
誰かのために命を賭けられるほど高潔でも、
誰かに踏みにじられたままでいられる程、寛容でもない。

僕はどうしようもなく利己的で、
独善的な人間だ!

だから!!

僕は、
僕自身への汚辱を晴らすため、
悪魔の手をとった!

誰のためでもない!
僕のために!!



20巻より
(C)枢やな・SQUARE ENIX


すなわち、大切なのは、倫理や常識ではありません。

大切なのは、自らの心に従い、自分自身で人生を選択すること。

そして、誰かの言葉に従うのではなく、自分自身で道を決めること


そういった観点から見た時、
残念ながらスネークは、悲しいまでに、自分というものが希薄な青年でした

彼の人生は常に、誰かに手を引かれていくものでした。

それに加え、日常の言葉でさえも、自分自身ではなく、蛇の通訳者でしかありません

それでは、駄目なのです。

どんなに辛くても、差し伸べられた手を、ただ盲目的に信じるのではなく、
あくまで自分自身のために、その手を握りしめ、そのうえで、自分の足で立って進んでいくことが重要なのです。


――勿論、この解釈は完全に私の個人的なものであり、
これが正解だというつもりも、人に押し付けるつもりもありません。

また、当たり前ではありますが、「スネークなんて死んで当然の男さ」などというつもりもありません。
(むしろ、黒執事の世界の中では、アグニの次にクリーンな男だったとすら言えます)

ただ、私は個人的に、
「人生は常識や、誰かの言う事を鵜呑みにせず、自分自身で考えて進んでいくべきだ」という価値観は大切だと感じますし、

今回のスネークの死を通して、私自身が、そのことを強く学べ、意識できるようになったということは、

あくまで私の中での話として、スネークの死には、とても意味があったように感じています。



改めて、スネークの冥福を、心から祈ります。


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まとめ


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