この記事では、週刊少年サンデー 2024年42号で連載された、メジャーセカンドの最新話・287話「踏ん張り所」のあらすじと感想を語っていきます。
ネタバレを含んでしまうので、苦手な方はご注意ください。
前回、道塁がピンチを乗り越える覚悟を見せる……!
目次
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の最新話・287話「踏ん張り所」のあらすじ(ネタバレ注意)
準決勝・港東戦。
ツーアウト満塁のピントを、道塁は魚住の助けでなんとか乗り切った。
そして、迎えた5回裏。風林・大尾の攻撃は道塁から始まる。
287話より
(C)満田拓也・小学館
順調に塁を進めた道塁は、点を取り返すべくホームへと走っていく――!
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の最新話・287話「踏ん張り所」の感想(ネタバレ注意)
ここからは、個人的な感想を語っていきます。
メジャーセカンドの287話の感想:ミッチーの在り方
ミッチーがクソ熱い
凄いです。なんかもうミッチーが主人公なんじゃないかってぐらい、とんでもない活躍を見せています。長年のミッチーファンとしては、こんなに嬉しいことはないよ。
まずはピッチング!マジでよく投げた!!同点満塁という、とんでもないピンチのプレッシャーのなか、力の入った球を投げきったのはお見事です。結果的にはポテンヒット気味で一点とられましたが、2点以上とられてもおかしくない状況の中、このピンチを一点で抑えたのは本当に大きい。
結果的にはヒットだが、打者がミッチーに力負けしたようなあたり
287話より
(C)満田拓也・小学館
で、そこからさらにシングルヒットを飛ばし、送られてからの走塁が凄い!!二塁からホームまで、一気に駆け抜けました!自分で取られた1点を、自分の手で取り返すという展開が激アツです。
とっしーの言葉通り、自らで点を取り返す道塁
287話より
(C)満田拓也・小学館
今回の話は、ミッチーのプレイスタイルというか、大げさな言い方をするとミッチーの在り方、生き方を象徴する話だったのかな、と思いました。
というのも、今回のミッチーの得点って、冷静にみると、あんまり褒められたものでもないと思うんですよ。三塁コーチの千葉(キノコ)も止めてましたし、ちょっと暴走気味の得点でした。
千葉による冷静な静止。次がクリーンナップ(3番からの好打順)と考えると、得点期待値的には悪くない指示に見える
287話より
(C)満田拓也・小学館
しかしミッチーは、静止を無視してダッシュ!結果、見事一点を獲得しました。これこそまさにミッチーらしいというか、彼女の負けん気の強さ、誰よりも強くありたいという向上心あってこそのプレーだと思います。要は、常人ならブレーキを踏んでしまうようなところでも、躊躇なくアクセルを踏めるのが、ミッチーの強さなのかなと。
僕みたいなオッサンは、つい最近のミッチーに対しては、「そんなに焦ることないぞ。他人と比べるのをやめて、勝ち負けに拘らず楽しくやるのが大事だぞ」なんて枯れた考えを持ってしまうわけですが、むしろ、この負けん気こそミッチーの長所であり、この情熱こそ彼女の武器なんだと、今回の話で改めて感じました。
もちろん、この負けん気が良くない方に出てしまうことはままあって、それこそ今回の試合のように気持ちがはやり過ぎて体調を崩しチームに迷惑をかけたり(場合によってはガチで大会敗退だったからね?)といったデメリットはあります。なので、そこはしっかり反省すべきだし、改善すべき点です。
ただ、そのうえで、野球という競技、戦いをするうえで、ミッチーの前向きな闘争心はむしろ称賛されるべきだし、その力をうまく使えば、もっともっとミッチーはすごい選手になるなと、改めて今回の結果をみて想像させられました。
結果的にミッチーは、この試合を通して、とても大きく成長したと思います。
さて、残るは千代姉ですね。試合前から懸念されてたとおり、正直、ミッチー以上に千代姉が戦いに向いてなさすぎるので、この後の試合が非常に不安です。果たして千代姉がどんな成長を見せるのか?注目してます。
次回の感想はこちら。
→MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の最新話・288話「畳み掛けろ!」のあらすじと感想!(ネタバレ注意)
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まとめ
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の最新話・287話「踏ん張り所」の感想でした。
次回の感想はこちら。
→MAJOR 2nd(メジャーセカンド)の最新話・288話「畳み掛けろ!」のあらすじと感想!(ネタバレ注意)
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初コメ失礼します。
いち道塁ファンとして前話から2週間ずっとヒヤヒヤしていました笑
リトルのときに光を敬遠するように言われても”勝負して抑えたい”と言ったシーンで道塁のことが好きになり、ブログ主さんと同じくマウンドで再び熱い道塁が見れて嬉しく感じています
走塁に関して仮にストップしたら1アウト1,3塁で次のバッターは沢さんです。ベースコーチを無視してホームに帰る場面ではないと思われます。
それでも絶対ホームに帰るんだという闘志が表れた走りで、まさに茂野吾郎に憧れた選手のプレーだと思いました。
吾郎の息子、大吾は割とクレバーで令和感が強いですが、今週のミッチーはまさに吾郎を彷彿とさせる熱いプレイでしたね!